謎に包まれた島「セイレン島」を舞台に繰り広げられる壮大なストーリー。 今作もアドルをはじめとする多くのキャラ達が、さまざまな出会いや出来事を通して、物語の展開が進んでいきます。 孤島を舞台にしたストーリーでありながら、多くの謎や真相が登場し、最終的に大きな展開へと続く内容に感動しました。 戦闘をはじめとするゲームシステム・デザインは、基本的に7やセルセタの樹海のものに近いところ。 良作として名高い両作品のゲームシステム・デザインをうまく昇華して、今作でも直感的で遊びやすい内容となっています。 また追加要素としてフラッシュムーブやフラッシュガードといった、戦闘をうまく立ち回れる要素もあり、戦闘での戦略性もパワーアップしています。 高画質ではないものの、出来映えの良いグラフィック。 元がPSVitaの作品ということもあってか、グラフィックはPS4作品として考えたら、画質そのものは特別良いわけではありません。 ですが、従来の作品以上に草木や河川などの風景やオブジェクトの造形はパワーアップしており、見事です。 BGMは従来のシリーズ作品と同様に、今作も大変素晴らしいものばかり。 イベントでの音楽もさることながら、今作ではダンジョン・フィールドでのアップテンポの効いたBGMが特に素晴らしく、どれも耳に残るぐらいの良曲でした セルセタの樹海同様、やりこみ要素として「クエスト」があるところ。 掲示板に出された数々の依頼を達成することで、さまざまな報酬をもらうことができます。 報酬には装備品やアイテムなどの攻略に必要なものがかなり手に入り、クエスト自体の数も多いです。 今作のやりこみ要素の1つとして、漂流村の発展があります。 クエストをこなしたり、迎撃戦の設備を強化したりするなどして、特定の条件を満たすことで村がどんどん発展していきます。 村の発展によって、数多くの特典を得たり、村自体のビジュアルが変化したりするので、とてもやりがいがあります。 今作のミニゲームである「釣り」が面白かった。 基本的な操作として、ボタンを連打しつつ、表示された左スティックの動作に合わせて操作して、ゲージを貯めていく仕様。 釣った魚の記録に応じてアイテムが手に入り、特定のキャラに一定数の魚を渡すことで特典をもらえます。 全体的に親切なユーザーインターフェースやゲームデザイン。 ゲーム内でのシステムに関する説明はもちろんのこと、移動のショートカットやフィールド内の体力回復ポイントなどの配置がちょうど良い。 セーブ自体も基本的にいつでもどこでもできる仕様であるため、プレイにおける快適さは大変良かったです。 PS4版の追加要素として、「ギャラリーモード」があるところ。 作中で披露されたイベントシーンやムービーなどを自由に閲覧することができます。 難易度はEASY・NORMAL・HARD・NIGHTMARE・INFERNOの5段階あるところ。 ゲーム開始時に上記の選択肢の選ぶのですが、INFERNO以外はゲーム開始後でも難易度を下げるだけなら変更可能。 初心者から上級者まで幅広くプレイすることができます。
残念ながら今作でも、キャラのセリフはフルボイスでないところ。 セリフによっては全文読まれるものもあるのですが、それ以外はちょっとした掛け声程度のセリフか無音のみ。 過去に発売されたPSPの「フェルガナの誓い」がフルボイスだっただけに、今作でも音声はフルボイスで聴きたかった。 一部のクエストの達成条件が分かりにくい。 私は終始攻略サイトを参照しながらプレイしていましたが、「これは攻略情報が無いとさすがに分からないな…」と思えるものがありました。 セルセタの樹海:改でもそうでしたが、クエストの達成条件についてはもう少し内容を緩和して欲しかったです。 「ギャラリーモード」ではBGMの鑑賞ができないところ。 GOODの項目でも記載したとおり、今作のBGM自体かなり出来が素晴らしかっただけに、自由に鑑賞できないのは少々残念。
PS4pro(CUH-7200BB01)・32型液晶TV・HDMI端子使用。 イースシリーズはI&IIChronicles、フェルガナの誓い、セルセタの樹海:改、ナピシュテムの匣(特別版)、7、PS4版オリジンをプレイ済みです。 今作は難易度EASYでプレイし、約57時間でクリア。 2019年6月に発売された廉価版(スーパープライス版)を購入しプレイ。 PS4でプレイするイースはオリジンとセルセタの樹海:改を含めて、今作で3作目となります。 クリアしてみての感想ですが、今作も大変素晴らしい作品でした。 日本ファルコムが手掛けた作品ということで、従来のシリーズ作品と同様に手堅く造りこまれているのはもちろんのこと、パワーアップしている要素もいろいろあります。 従来のシリーズの作品と比べるとクリア時間がかなり長くなりましたが、途中でダレることなく最後まで楽しくプレイできたのも、今作の素晴らしいところ。 初心者から上級者まで幅広く楽しめるゲーム作品として、従来の作品と同様に完成度はかなり高いです。 イースシリーズが好きな方、据え置きハードで8をプレイしたい方にオススメです。
GOOD!
謎に包まれた島「セイレン島」を舞台に繰り広げられる壮大なストーリー。
今作もアドルをはじめとする多くのキャラ達が、さまざまな出会いや出来事を通して、物語の展開が進んでいきます。
孤島を舞台にしたストーリーでありながら、多くの謎や真相が登場し、最終的に大きな展開へと続く内容に感動しました。
戦闘をはじめとするゲームシステム・デザインは、基本的に7やセルセタの樹海のものに近いところ。
良作として名高い両作品のゲームシステム・デザインをうまく昇華して、今作でも直感的で遊びやすい内容となっています。
また追加要素としてフラッシュムーブやフラッシュガードといった、戦闘をうまく立ち回れる要素もあり、戦闘での戦略性もパワーアップしています。
高画質ではないものの、出来映えの良いグラフィック。
元がPSVitaの作品ということもあってか、グラフィックはPS4作品として考えたら、画質そのものは特別良いわけではありません。
ですが、従来の作品以上に草木や河川などの風景やオブジェクトの造形はパワーアップしており、見事です。
BGMは従来のシリーズ作品と同様に、今作も大変素晴らしいものばかり。
イベントでの音楽もさることながら、今作ではダンジョン・フィールドでのアップテンポの効いたBGMが特に素晴らしく、どれも耳に残るぐらいの良曲でした
セルセタの樹海同様、やりこみ要素として「クエスト」があるところ。
掲示板に出された数々の依頼を達成することで、さまざまな報酬をもらうことができます。
報酬には装備品やアイテムなどの攻略に必要なものがかなり手に入り、クエスト自体の数も多いです。
今作のやりこみ要素の1つとして、漂流村の発展があります。
クエストをこなしたり、迎撃戦の設備を強化したりするなどして、特定の条件を満たすことで村がどんどん発展していきます。
村の発展によって、数多くの特典を得たり、村自体のビジュアルが変化したりするので、とてもやりがいがあります。
今作のミニゲームである「釣り」が面白かった。
基本的な操作として、ボタンを連打しつつ、表示された左スティックの動作に合わせて操作して、ゲージを貯めていく仕様。
釣った魚の記録に応じてアイテムが手に入り、特定のキャラに一定数の魚を渡すことで特典をもらえます。
全体的に親切なユーザーインターフェースやゲームデザイン。
ゲーム内でのシステムに関する説明はもちろんのこと、移動のショートカットやフィールド内の体力回復ポイントなどの配置がちょうど良い。
セーブ自体も基本的にいつでもどこでもできる仕様であるため、プレイにおける快適さは大変良かったです。
PS4版の追加要素として、「ギャラリーモード」があるところ。
作中で披露されたイベントシーンやムービーなどを自由に閲覧することができます。
難易度はEASY・NORMAL・HARD・NIGHTMARE・INFERNOの5段階あるところ。
ゲーム開始時に上記の選択肢の選ぶのですが、INFERNO以外はゲーム開始後でも難易度を下げるだけなら変更可能。
初心者から上級者まで幅広くプレイすることができます。
BAD/REQUEST
残念ながら今作でも、キャラのセリフはフルボイスでないところ。
セリフによっては全文読まれるものもあるのですが、それ以外はちょっとした掛け声程度のセリフか無音のみ。
過去に発売されたPSPの「フェルガナの誓い」がフルボイスだっただけに、今作でも音声はフルボイスで聴きたかった。
一部のクエストの達成条件が分かりにくい。
私は終始攻略サイトを参照しながらプレイしていましたが、「これは攻略情報が無いとさすがに分からないな…」と思えるものがありました。
セルセタの樹海:改でもそうでしたが、クエストの達成条件についてはもう少し内容を緩和して欲しかったです。
「ギャラリーモード」ではBGMの鑑賞ができないところ。
GOODの項目でも記載したとおり、今作のBGM自体かなり出来が素晴らしかっただけに、自由に鑑賞できないのは少々残念。
COMMENT
PS4pro(CUH-7200BB01)・32型液晶TV・HDMI端子使用。
イースシリーズはI&IIChronicles、フェルガナの誓い、セルセタの樹海:改、ナピシュテムの匣(特別版)、7、PS4版オリジンをプレイ済みです。
今作は難易度EASYでプレイし、約57時間でクリア。
2019年6月に発売された廉価版(スーパープライス版)を購入しプレイ。
PS4でプレイするイースはオリジンとセルセタの樹海:改を含めて、今作で3作目となります。
クリアしてみての感想ですが、今作も大変素晴らしい作品でした。
日本ファルコムが手掛けた作品ということで、従来のシリーズ作品と同様に手堅く造りこまれているのはもちろんのこと、パワーアップしている要素もいろいろあります。
従来のシリーズの作品と比べるとクリア時間がかなり長くなりましたが、途中でダレることなく最後まで楽しくプレイできたのも、今作の素晴らしいところ。
初心者から上級者まで幅広く楽しめるゲーム作品として、従来の作品と同様に完成度はかなり高いです。
イースシリーズが好きな方、据え置きハードで8をプレイしたい方にオススメです。