【PS2】実況パワフルメジャーリーグ2009
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-04-29 |
価格 | 5980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:メジャーリーグベースボール・育成 ■ プレイ人数:1〜2人 |
- 総合ポイント
- 49
- (難易度)
- 2.80
- レビュー数
- 5
スコアチャート
GOOD!
・WBCモードの搭載
・エディット機能の搭載
・顔グラの変更が可能になり、選手の個性が表現できる
・キャッチャーモード等が追加された
特に顔グラの変更とエディット機能の搭載はシリーズを通して見ても大きな進歩だと思います。
コナミがようやくユーザーの声を反映してくれた事を嬉しく思います。
BAD/REQUEST
肝心の野球部分が最低でした。
マイライフやシーズンモードをプレイすると分かりますが、超が付くほどの打高投低です。
ピッチャー陣はどこのチームも軒並み防御率4〜5点台で、C.Cサバシアなどの一流投手でも防御率は3点台半ばでした。
逆にバッター陣は高打率が多すぎで、ミートDの選手がシーズン終盤で打率4割を超えているのには呆れました。
一度でもテストプレイをすればバランスが狂っている事などすぐに分かるのに、開発は何をしていたんでしょうか?
マイライフをプレイしていても、難易度パワフルにも拘らず相手投手は殆ど真ん中付近にしか投げてきません。
体感球速を調整しても、しばらくすると慣れてきて簡単に打ち返せてしまいます。
また打ち返した時の音も良くありませんでした。
真芯で捉えても「カンッ」と言う気持ちの良い音ではなく、「カシュ」と言うような掠った様な音で、爽快感がまるで感じられませんでした。
マイライフのシステム自体も、何故かうつわシステム以前の旧形態に戻っていました。
成長が遅い上に選手には成長限界値が決められていて、選手育成の快適さや自由度は大幅に損なわれていました。
進行のテンポも最悪です。
試合前には必ず「ロッカールームに移動した」と表示されて場面が切り替わるのですがそこで何かあるわけでもなく、「さあ、試合だ」と言うだけ。
ほぼ毎日のように試合があるのに、毎回この意味の無い場面が挿入されるおかげで時間が掛かり、次第にマイライフ自体やる気がしなくなりました。
COMMENT
エディットや顔グラ変更の実装は評価できます。
ですがそれだけです。
野球部分は2009や15の方が遥かに優れていました。
マイライフのシステムも何故わざわざ古いものを使うのか理解できません。
サクセスは相変わらず屑シナリオです。
MLBが好きで、WBCモードをプレイしたいと言う人なら買っても損ではないかも知れませんが、
それ以外の方は見送った方が無難です。