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【PS3】侍道3

発売元 スパイクオフィシャルサイト
発売日 2008-11-13
価格 7770円(税込)
レーティング 【D】17才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:アクション・アドベンチャー
■ プレイ人数:1人



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 3pt 4pt 3pt 4pt 5pt 2pt
総合点
77pt

GOOD!

いままでのアクワイアゲームのいい所取りをしている。
日数制限が排除され、イベントを発生させなければ物語が進まない。
会話中に自由に行動出来る。
エリア移動は自力で移動するもよし、瞬間移動もよし。
抜刀、土下座、峰打ちなど、自分の行いで結果が変わる。
必殺(連殺)で敵を一撃で倒せる。
装飾品は、大きさ、位置、角度などを細かく設定出来る。
納刀時は普通のアフロヘアで、抜刀すると巨大アフロなんて遊びも。

数々の台詞、言い回しというか表現が素晴らしい。日本語ならではの面白さ。
イベント中の字幕が大きくて見やすい。

人物の表情が、かなり細かく変わる。

自宅のたんすや部品箱に沢山仕舞っておける。所持出来る数も多い。

敵が「合わせ」をしてこない。

渡世(任務)の中には変わったものがあって面白い。標的を誘導してNPCを蹴らせて返り討ちにあわせたり。

操作性が快適過ぎる。
小さな予感で、イベントがある場所が分かる、
足が速くなり、走りながらの納抜刀、立ち止まる事無くアイテムを拾う、ジャンプ中も操作可能、
方向キー一つでアイテム使用や武器変更、二刀流、無手の切り替え、
ボタン一つで所持品を並び替えたり、寝る・タンスなどの切り替え、
落ちている武器の性能表示、スタートを押した時の表示を記憶、
買い物時に所有物の個数が分かる、武器などの分類、
画面表示物の非表示、視点の自動補正軽減、L3長押しで地図表示、武器精錬のやり直し、
視点移動速度の変更、左スティックの左右でページ移動などなど、挙げたらキリがない。

武器を製作出来、名前も自由に付けられる。
二刀流は、好きな刀を組み合わせられる。

見切ノ書が売っている。腐ったおにぎりでも体力回復。

抜刀中に操作せずに居る時の、足をジリジリと動かすのがいい。

大好きなザジが登場!しかも、登場と逃げる時の動きが忍道と同じなのが嬉しい。

イベントの発生は基本的に話しかけるか、近くに行くまで起きない。
エリア移動は○ボタンを押すまで移動しない。

お金を楽に稼ぐ方法があるので、時間が無い人も楽しめる。

天誅4に続き、猫にも力を入れている。土下座した時の反応が可愛いし、渡世をお願いする事も。

エリア移動のロード時間が大体5秒くらいと短い。難易度に一撃死がある。

BAD/REQUEST

ソフトリセットとゲームクリア後は、タイトル画面ではなくオートセーブの注意書きまで戻される。

自分には十分綺麗なグラフィックなんだけど、人物にアクワイア特有の魅力がない。
固有キャラに坪八や京次郎のような魅力溢れる人物が居ないし、主膳は完全に信長のパクリだし。
黒生家弟、チンピラ、貞女武士などを作ってきた会社の作品とは思えない。
1,2の青年主人公は出して、豪次郎は無視とか。

メインシナリオが酷い。一作目は共闘で燃え、二作目は大勢を救うためには金が必要とか、
この街を守るためには多少の犠牲が必要とか、現実と同じ無常さがあって良かった。
今回はどれもこれも中身が無くて酷い。
大団円とか、何あれ?一番盛り上がらなければならないエンディングがあのショボさは無いわ。
水増しは酷いし、実在する人の名前を出して、結局その人は出てこないのもアクワイアらしくない。
アクワイアのゲームにストーリーを求めない俺でも、今回は酷さには黙っていられない。
天誅4といい今作といい、なんだってんだ。

刀は3つまでしか持てない。刀の質と重さは排除して欲しい。

戦闘を小技・大技に戻したせいなのか分からないけど、美帝骨の価値が無くなった。
横斬り・縦斬りの方が好き。

同じアイテムは10個までしか持てない。

攻撃した時、体力ゲージがゆっくり減っていく。

好感度が高いと町人が付いてくるけど、はっきり言って邪魔。

良質な武器を集める、技を覚える、伴侶とともに行動、
特定の条件を満たして人物を出すなど、正直面倒くさい部分がある。

渡世は、受ける受けないではなく、数ある渡世の中から好きなものを選べるようにしてほしかった。
隠れている人を探すなど、一部の渡世は非常にやっかい。

戦闘中の視点がコロコロ変わり過ぎて戦いにくい。戦闘中以外でも人物をロックオンしたい。

プラズマテレビ使用者には画面表示物の非表示はありがたいけど、
欲を言えば操作すると消えて、立ち止まる(防御)と表示されたら便利だった。

落ちている物を拾った時も、「○○を手に入れた」と表示して欲しかった。

NPCが抜刀して暴れているのに、店の用心棒がプレイヤーを襲ってくるなど理不尽。

イベント中の抜刀と土下座は期待したものと違い、
極一部を除いて単に戦闘になるか、イベントスキップにしかならない。

COMMENT

37PX80 HDMI

一作目の「侍」を物凄く進化させた内容。
細かい所まで気を使って、非常に遊びやすい。
ここまで遊ぶ側の事を考えて作られたゲームは珍しい。

シリーズ最高傑作なのは間違いないけど、
侍道2の人物、雰囲気、戦闘時の駆け引き、技の格好良さが忘れられない。

 
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
西一さん  [2008-11-25 掲載]

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総合ポイント
62
(難易度)
2.10
レビュー数
31
スコアチャート 侍道3レビューチャート

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3.2%
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12.9%
40-49
19.4%
50-59
22.6%
60-69
19.4%
70-79
16.1%
80-89
0%
90-100
【60点以上】
58.1%
【標準偏差】
17.22