伝統的な日本の風景の中を、多彩な武器を片手に自由に暴れまわるという部分がこのゲームのひとつの柱だと思いますが、そこのところは十分表現されていたと思うし、実際楽しめました。しかしもうひとつの柱であろう、複数回遊ぶことでストーリーの変化を楽しむという部分に関しては、欠点のところに書かせてもらいます。 風景描写に関しては総じて普通だと思います。ただゲームの中に出てくる2つの城は規模こそ大きくないものの、堀や郭を備えたしっかりした造りになっており(1つは半壊してますが)、見る価値のあるものだと思います。
このゲームの醍醐味の1つであるはずの「ストーリーの変化を楽しむ」という部分ですが、端的に言わせてもらうならば、変化するのはストーリーではなく結末だと感じました。話の主要な部分は変化に乏しく、途中の些細な選択肢の違いによっていくつもの簡単なエンディングに振り分けられる、というのでは繰り返し楽しむことは難しいと思います。 このシリーズの伝統ともいうべき、世界の狭さは今作にも受け継がれています。体育館をランニングさせられているかのような印象です。繰り返し遊ぶのだからこれくらいが丁度いい、という考えかもしれませんが、上記の理由により単なる欠点になってます。
やたら憎たらしい子供達、ムカツク悲鳴をあげて逃げる野菜泥棒など、ユニークな言動のNPCに代表されるこのシリーズの変な魅力も健在で、不満は小さくないものの結果として色々楽しめました。自分がこういう時代物が好きなことと、そもそも数が多くない和風ゲームに高望みしていないことがその理由かもしれません。「お城」とか「農民」「槍」といった言葉に反応しない方にとっては定価の価値は無いと思います。
GOOD!
伝統的な日本の風景の中を、多彩な武器を片手に自由に暴れまわるという部分がこのゲームのひとつの柱だと思いますが、そこのところは十分表現されていたと思うし、実際楽しめました。しかしもうひとつの柱であろう、複数回遊ぶことでストーリーの変化を楽しむという部分に関しては、欠点のところに書かせてもらいます。
風景描写に関しては総じて普通だと思います。ただゲームの中に出てくる2つの城は規模こそ大きくないものの、堀や郭を備えたしっかりした造りになっており(1つは半壊してますが)、見る価値のあるものだと思います。
BAD/REQUEST
このゲームの醍醐味の1つであるはずの「ストーリーの変化を楽しむ」という部分ですが、端的に言わせてもらうならば、変化するのはストーリーではなく結末だと感じました。話の主要な部分は変化に乏しく、途中の些細な選択肢の違いによっていくつもの簡単なエンディングに振り分けられる、というのでは繰り返し楽しむことは難しいと思います。
このシリーズの伝統ともいうべき、世界の狭さは今作にも受け継がれています。体育館をランニングさせられているかのような印象です。繰り返し遊ぶのだからこれくらいが丁度いい、という考えかもしれませんが、上記の理由により単なる欠点になってます。
COMMENT
やたら憎たらしい子供達、ムカツク悲鳴をあげて逃げる野菜泥棒など、ユニークな言動のNPCに代表されるこのシリーズの変な魅力も健在で、不満は小さくないものの結果として色々楽しめました。自分がこういう時代物が好きなことと、そもそも数が多くない和風ゲームに高望みしていないことがその理由かもしれません。「お城」とか「農民」「槍」といった言葉に反応しない方にとっては定価の価値は無いと思います。