【PS3】RESISTANCE 2(レジスタンス2)
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-11-13 |
価格 | 6980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション・シューティング 【廉価版】 ■ 発売日:2011/08/25 ■ 価格:2,980円 |
GOOD!
オリジナリティー:4点
FPSとしては珍しくないけれど、FPSの中の「レジスタンス」といえば、こんなFPSという一つの個性はできたのじゃないでしょうか。
「レジスタンス」は「敵AIが賢いFPS」。他機種にもそれぞれ代表されるFPSがあるが、その中で、敵の攻め方が一番流動的。ただ行動が複雑なのではなく、退却したり、こっちが手を止めると深追いしてきたりと、結構気が抜けない。
グラフィックス:4点
特にきわめて美しいというグラフィックではないものの、今回はムービーシーンをかなり取り入れている。そこの部分はきれいだった。あと、舞台美術さんの腕前がよろしく、いい絵がたくさんあったように思う。
サウンド:4点
これは、可もなく不可もなく。
熱中度:5点
前作の続編ということで、オフラインのキャンペーンモードが面白く、とても熱中して終えてしまった。ステージもバラエティーに富んでおり、前作はひたすら孤独な戦いだったが、今回は大勢の見方と戦ったり、やっぱり単独でさびしく戦ったりと内容が大きく広がってて面白かった。
オンラインに関しては、協力プレーがとても楽しい。CODなどの対戦で敷居が高くてどうしても楽しめない人でも十分に楽しめる。これは熱中できます。
満足度:4点
1点の減点は、持てる武器の数が減ったことでゲーム性がちょっと変わっちゃった点。
快適さ:4点
ロードが短くて快適だった。操作性もよかった。
難易度:4点
キャンペーンモードは、イージーでも結構難しい。
これ、初めてやって、一回も死なずにクリアできる人いるの?
敵が強いというのもあって、難易度は、決して易しくはないです。
BAD/REQUEST
いろんなところで「持てる武器が二つになって、らしさがなくなった」という意見が多いようですが、私はそれほど欠点に感じませんでした。
ただ、個性的な武器がなんとなく落ちてて、なんとなく次の敵のパターンが読めてしまうのもどうかと思った。
私が感じる最大の欠点は、ストーリー設定。
ストーリー自体は悪くないと思う。
しかしこういう作品には、どうしてこうも「人類VS侵略者」が多いのだろうか。
宇宙人、ウイルスにおかされたゾンビ、地底人、だいたいこの三つのうちのどれかが、なぜか人類を無慈悲に襲い、それをさらに人類が無慈悲に殺す。
最後のボスが、決まって完全悪として描かれる。だからクリアしても、なんの味も感慨も残らない。もうこんな戦いはいいのでは。
ゲーム業界全体に訴えたい不満でもあります。
COMMENT
前作はPS3のローンチタイトル。開発環境が整わない初期の作品群の中でも割と整った作品だった。今作をやれば、PS3がいかに進化したのかの一面が見られるのではないかと思う。
今作は、結構いい進化を遂げたんじゃないかと思った。BRディスクの容量を生かし、美麗なムービーが挿入された。音声は声優の吹き替えとなり、完全日本語版となった。ゲーム性もいろんなマイナーチェンジがあったけれど、アクション性、ステージのバラエティー、グラフィックなど全部がバランスを保ったまま洗練されている気がした。まとまりはよかったと思う。
今作は「ホラーティスト」が売りなのかな?
暗闇で視界のほとんどきかないところで戦ったり、なにやら不気味な音が聞こえてきたのでそっちを見たら・・・的なことであったり、「おいおいおい!・・・ちょっとちょっとぉ〜」なんて叫びながらハラハラする場面が結構あった。これは従来のFPSではあまり味わえなかった部分。ここはとてもよかったと思う。