PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

オン未プレイです。

（５点の内容です）
グラフィックス・・さすがにキレイです。特に序盤、アフリカ特有の乾いた空気が伝わってきました。人物もとても自然に表現されていて、動きもまったく違和感なし。というかカッコいい。正直、現時点でグラフィックに関してはこれ以上求めても意味が無いのでは？とすら思えました。表現すべきものは全て出来てるんだし。

サウンド・・何気にバイオシリーズって音楽がかなりいいと思ってます。4では若干印象に残りませんでしたが、今回は場面場面で打楽器などがとてもマッチしており、特に終盤のボス戦などは歴代のシリーズで最高に盛り上がりました。いつもオーケストラの使いどころが秀逸ですが、今回は頭1つ飛び出した感があります。あと何気にＥＤテーマも今までで一番好きです。

(以下、良い点)
パートナー。
アウトブレイクと比較するのもアレですが、個人的にはかなりいいデキと思います。基本自分の後をついてきてくれるので、パートナーが単独で突っ込んで孤立してぼこられて｢ジェバァーーッ！！｣となるケースはほとんどありません。何より一番重要な点は、｢プレイヤー優先で動いている｣所だと思います。常にプレイヤーのそばで戦い、一定以上傷ついたら即座に回復してくれるし、プレイヤーが持っていて自分が持ってない武器の弾薬は要求しなくても渡してくれます。このゲームのポイントである、｢相棒｣の役割は十二分にこなしてくれているとおもいます。・・・ただ、とあるボス戦で武器、弾薬があるのに撃ってくれない点にはさすがに突っ込みを入れたくなりましたがｗ

構え歩きができない。
｢構え歩きができないのはおかしい｣という声も聞こえる中、よくぞ構え歩きを採用しなかった！と思います。おそらくこれを入れられると、４以降の最大のウリである｢スリル｣が激減してしまうと思うので・・・

挙動がイイ。
上でも触れましたが、足の速さ、アイテムを拾う速さ、振り向く早さなど、全体的に動きのテンポがちょうどいいと思います。ストレスを感じることはないです。何気にアクションゲームにおいて重要なことと思うので。

十字キーで武器変更が可能に。
これはかなり嬉しかったです。加えて十字キーの上下左右に優先して武器が入るといった配慮がもあります。4ではトランクという上手い見せ方がありましたが、やはり心の中ではたびたび開くのめんどくさいと思ってましたのでｗ

BAD/REQUEST

アイテム欄を開いても、リアルタイムで戦闘が進む。
おそらくこの点は、このゲームの是非を決める大きなポイントになりえると思います。
敵がいるのにアイテム交換しようものなら、一瞬にしてそろって瀕死になるケースも珍しくありません。おまけに十字キーでアイテムを割り振ってますから必然的にアイテムは９つしか持てません。自分にとっては緊張感が生まれて特に問題に思いませんでしたが、人によっては難易度に大きく関わるので賛否両論だと思います。
完全にオンライン前提で作られているんですよね。

誰に売ってる。
４では武器商人というナイスな人がいて、アイテムを売買できました。もちろん５でも売買はあるのですが・・誰に売ってるんですか？誰から買ってるんですか？別に武器商人出せとは言わないです。せめて取引相手を教えていただきたいと・・・ちょっと、いや、かなり引っかかりました。

文字がちっさい。
ち、小さいです！文字が！３１インチですが読み取りにくいです！アクションボタンも小さいです！ＭＧＳ4にしろ、ＰＳ３のゲームって全体的に文字が小さいような・・気のせいでしょうか。それとも大きくする方法があるとか・・

COMMENT

このゲーム、バイオハザードというゲームのイメージが初期（1〜3あたり）だと信じて疑わない方には受け入れられないかもしれません。初期のバイオハザードと４以降のバイオハザードは、完全に恐怖の方向性が違うと思うので。

４以降は｢集団の狂気｣のコンセプト通り、｢こいつらに殺される｣という恐怖でした。
ただ４ではマシンの制限もあり、あまり大勢を表示することは出来ませんでしたが、この５ではそれを払拭し、画面は黒だかりの山ですよｗ(特に序盤)。さらに動きがみんな前作よりキレてるしｗそれが一斉に殺しにかかるんですから・・画像の表現力のアップもあいまって、４のコンセプトにのっとった「恐怖」を完全に上回っていると思います。


で、この５の感想としましては、

｢極上のバイオレンスアクション｣
率直な感想としてとても面白いです。
この雰囲気はバイオハザードならではと思います。
細かい不満もゲームである以上ありますが、バイオファン、アクションゲーム好きなら買っても損はしないかと。
協力性という点も、いい要素だと思います。
続編が出れば必ず買います。・・出れば。

それにしてもヴェロニカの彼はどうなったんでしょうか。