PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

まず驚いたのが、散々言及されているワラワラ感です。1ステージを始めて少し進むと、前方には敵、敵、敵…。数が多く、ついつい1ステージを長くプレイしてしまいます。どんなステージでも1000人斬りは普通に可能、普段の1000人斬りくらいの注意深さを持てば、2000人撃破ができるステージも多くあります。これほど1000人斬りのセリフを聞いた無双シリーズはほかにありません。近くの敵だけではなく遠くの敵がはっきりと見えるのも高評価です。また、これだけ敵が多くともCPUの戦闘は体力制ではなく士気制なので、理不尽な味方の敗走はありません。その点が不安な方も心配無用です。

本作のオリジナリティではなく魔王再臨からのオリジナリティですが、3人チーム制・合体技・援護攻撃といったシステムはどれも使いやすいです。特に便利なのが援護攻撃で、これは控えの無双ゲージ（＝使用してもすぐに回復する）を利用したカウンターなので、技タイプ以外の使い勝手がかなり向上しました。もちろん、強力なSPを持つ技タイプの無双ゲージ温存にもなる事は言うまでもありません。また、合体技は戦国無双3の皆伝を彷彿とさせる威力・演出です。

ドラマティックモードの出現条件緩和・プレイキャラ自由化は◎。また、武器収集・全ステージ全難易度クリア・特技収集など、諸々のやり込み要素がリンクしているので長くモチベーションが保てます。データインストールのおかげか、ロードや処理落ちはほとんど感じません。

BAD/REQUEST

敵が多いので、雷・斬・旋風・神速・頑強といった属性・能力がない序盤は敵の殲滅に時間がかかり、攻撃をつぶされやすいです。
また、敵の数が極端に多いとさすがに処理落ちします。ただ前述の通りで、プレイに影響を与えるという感じは受けません。
無双シリーズにおいてワラワラ感を実現するという最大の目的を達成したうえでの欠点なので、贅沢な悩みではありますが。

矢だろうが鉄砲だろうが雑兵だろうが、一撃受けただけで容赦なく馬から吹っ飛ばされる仕様は問題だと思います。馬上攻撃の方が範囲が広いという武将もおり、属性が揃う前はそちらをメインに戦うことも十分にありですから。

COMMENT

HDMI接続。無双シリーズは三国4・5、戦国2・3、OROCHI2作をプレイ済みです。

執筆日は三国無双6の発売前日なのですが、現時点では最高の無双だと思います。前2作をプレイしたのがだいぶ前だというのもあると思いますが、キャラの追加があり、2作を足したことで外伝やドラマティックモードを気軽にプレイできるので、かなり新鮮な気持ちでプレイしています。
最速時間に加え、最高撃破人数が記録されるのも長々と遊んでしまう理由です。
ただし、さすがに史実ネタというものは期待できません。