【PS4】ソードアート・オンライン フェイタル・バレット
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2018-02-08 |
価格 | 8856円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:TPSRPG ■ プレイ人数:1人(オンライン:1~8人) 【PS Plus加入必須】オンラインマルチプレイを楽しむにはPlayStation®Plus(有料)への加入が必要です。 【廉価版】 ■ 発売日:2019/01/17 ■ 価格:7,776円 |
- 総合ポイント
- 59
- (難易度)
- 2.25
- レビュー数
- 4
スコアチャート
GOOD!
・SAOシリーズにて自分自身が主人公に
これまでのゲームシリーズはキリトが主人公を務めていたが今作は自分自身が主人公になるというものが心に響いた。自分自身がSAOシリーズの主人公にっていうものはなかなかなかった(SAO IFを含めて)のでよかった。しかも自分のアバターのカスタマイズなども豊富。なのでオリジナリティに五点をつけた。
・キャラが豊富
アスナ、シノンなど原作キャラをはじめ、SAO IMやSAO HR…などのゲームで登場したキャラも登場しているのでキャラが多いと思われる。キャラの設定だがBoB開催前なのにシノンがキリトと知己である、マザース・ロザリオ編のヒロイン「ユウキ」が生存しているなど原作とは違う展開でゲームシリーズが初めてな原作ファンには戸惑うかもしれない。どうやら第一作SAO IMからのストーリーをベースとしているようだ。また添い寝イベントがあるが主人公も添い寝してもらえるし添い寝してくれるキャラは女性キャラが多い。つまり「キリトだけ女性ホイホイでずるい」などはない。
・幅広いカスタマイズ要素とやりこみ要素
今作の相棒のアファシスも主人公と同様アバターカスタムしたり、服装を変えたりできる。モードによって着せ替え出来るキャラは異なるが、登場キャラの着せ替えも行える。ステータス振りも自分次第でパワーごり押し脳筋ステや狙い撃つことに重視したDEX型でもいい。しかも振り分けポイントは限られているからなかなか悩ましいものである(ステ振りをリセットするアイテムは存在する)。やりこみ要素といえばオンラインのタイムアタックやアファシスに上げたお小遣いの額のランキングがあるので興味があればトップランカーを目指してもいいだろう。
BAD/REQUEST
・ストーリーが短い
おそらくぶっ通しでやっても一~二日で人によっては終わるだろう。中身がないというわけではないが尺が短い。
・トゥルーエンドに必要なキャラの友好度を上げるのがめんどくさい
トゥルーエンドを迎えるには複数のキャラの友好度上げをしないとならないが、それをするのがめんどくさい。具体的にいれば強敵の前にキャラを待機させてダウンしたら蘇生を繰り返すものだが人によって耐えられないことは間違いないだろう。しかも二週目に入ると友好度はリセットされる仕様だからそれを知らずに二周目に入ると面倒なうえ辛い。リセットは直してほしいところ。
・AIがあまり役に立たない。
アプデ前にボス部屋の前で棒立ちって情報はあったが今のところそれはない。が、火力ソースとしては全然役に立たないといっていい。弱点を狙うわけでもないただボスに弾を送り込むという仕草だけである。しかしバフ役や蘇生などのサポートはそこそこ優秀であるのは否めない。
・原作キャラのサブイベントが少ない
これは主人公サイドに限るのだが友好度2まではサブイベントがあるがそれ以降は存在しない。とはいっても私は十分にやりこんでいるわけでもないしフラグを踏んでいないのかもしれないが。ゲームシリーズのキャラ、またフェイタルバレットオリジナルキャラには友好度2以降のサブイベントがあるのに残念である。私としては原作キャラもサブイベントがほしかったというのが本音。
・登場する銃がそれっぽいって感じで再現ってわけでもない
M14EBRや、FN5-7…UZIやドラグノフという感じに見た目はそれっぽいって感じではあるが何か違うというところがある。おそらくそのまま実銃モデルを出せばメーカーからライセンス料を払えという事情などが絡んでいるからだろう。とは言っても特徴はとらえているからこれは違うってことはないだろう。
・アファシスの待機モーションがやかましい。名前が変えられない
これは設定でおとなしくできるがそうではない場合はSBCグロッケンで「その通りです!」などとうるさい。名前は変えられるとアファシスいっていたが変更できない。後のアップデートで変更できるかもしれない。
COMMENT
総評としては「痒い所に手が届いてはいないが良作」といったところだろうか。偶然にもTwitterでSAO FBは面白いっていう旨のツイートがあったので購入に至った。私としては「SAOは全然知らないし、GGOなんて見たことない」とか「しかもゲームシリーズもやったことがない」っていう不安要素があったがどうしてなかなか面白い。撃ち合いするのも楽しいし、役割分担で火力支援、バフ役…回復役と飽きさせない。そしてSAOシリーズにて数少ない「キリトなどの原作キャラになりきって物語を進める」のではく「VRMMOの一プレイヤーとして自分自身が登場させることができる」という点が斬新であった。不満な点はあるが私にとっては些細なことでしかなかった。
私としてこのゲームを向いているのは
・SAOのIFという世界で自分自身を登場させたい方(原作のようにソードスタイルはできるが使い勝手があまりよろしくない。UFGというガジェットを使えば幾分使いやすくはなるが…)
・銃が好きで気軽に撃ち合いたいという人
・キリトだけではなく自分もハーレムの中に入りたいor作りたい
という方にはお勧めできるだろう。