【PS3】End of Eternity(エンド オブ エタニティ)
発売元 | セガ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-01-28 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2010/12/09 ■ 価格:3,990円 |
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発売元 | セガ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-01-28 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2010/12/09 ■ 価格:3,990円 |
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GOOD!
辛口な意見の多いこのサイトのレビューで、高評価を受けていたのでやりました。確かに良作でした。個人的にはあまりにハマってしまったために、攻略本、漫画、設定画集も購入してしまいました。
【統一された世界観】
機械式の時計をモチーフにした世界観、上層から下層にかけての社会階層のグラデーションなど、統一感があります。
【全17話のアニメのような物語】
物語の背景を理解するのに苦労しますが、それを主人公たちの日常を通して表現している所が好感です。全17話のオリジナルアニメのような印象です。
ときにわざとらしく、ときに自然なセリフ回しで、間の取り方がうまく、いずれの登場人物にも感情移入ができます。とくに戦闘中の会話は「こういうのを求めてた!」と言いたくなります。
ストーリー部分の映像演出も王道的で、とくに「Chapter 6:病」でメインミッションを終えた後でアジトに戻った際の映像表現はお気に入りです。
回想シーンも尺が短いので飽きません。
その他にも個々のエピソードはいずれも良いものになっています。「Chapter 11:感情を置く場所」での主人公三人のそれぞれの振る舞いは、これ以外にないだろうと思うほど共感できるものでした。
【話しかけるのが楽しみなNPC】
ChapterごとにNPCの会話内容が変わるのも、主人公たちと日常を共にしていることを感じさせるもので、ゲーム的な意味で非常にリアルでした。次の章ではこのNPCは何を語るのだろうか?と楽しみでした。
【たくさんの要素を構成してシンプルに錬成された戦闘システム】
ISゲージを資源や資金だと考えれば、本作の戦闘システムは、俗に「TowerDefense」と呼ばれるストラテジーゲームにアクション要素を組み込んだものといえます。
部位破壊、属性攻撃、スクラッチダメージとダイレクトダメージ、障害物、チャージ、追撃、撃ち落としなど、戦闘に関わる様々な要素があるため、とっつきにくいのですが、理解すればシンプルで、まさに「詰将棋」です。
こちらの攻撃の手数が少ない序盤、攻撃方法が充実してくる中盤、敵の火力が即死級になる終盤、と戦い方がどんどん変わってくるのも非常に面白い。レベルが上がってHPが回復することを狙ったり、あえてその場で攻撃したりと、誘爆させたりと攻略法も多彩。
【やっている感がある】
殺るか殺られるか緊張感とパズルが組み合わさった斬新な戦闘システム、日常を描いた説明しすぎないストーリーと、このゲームは「やっている感」が非常に強かったです。本当にハマったゲームでした。
BAD/REQUEST
【ありえない銃のカスタマイズ】
武器のカスタマイズは興ざめでした。
バレルって銃身のことですけど、上向けて付けられたり、複数付けられたりといただけない。拳銃に狙撃ライフル用のスコープを2個つけたりとか(笑)
パズル要素はエナジー・ヘキサがあるのだから、バレル / スコープ / マガジン / グリップはそれぞれ一種類ずつしか付けられないとか、素材を集めてパーツだけでなく、銃もつくれるとか、そのあたりもう少しスタイリッシュであってほしかった。
【微妙に少ないコスチューム】
北斗の拳に出てきそうな出で立ちのヴァシュロンとか、背広を着た凛々しいリーンベルとか、SWAT風戦闘服のゼファーとか、そういうのも見たかった。
リーンベルのヘアバンドの少なさに対し、カチューシャの豊富さはいただけない。
髪型も変えたかった。
【その他】
■もう少し投擲武器を合成しやすくしてほしかった……もっと使いたかったので。
■ワールドマップ移動中のシンボルをキャラクターにしてほしかった……ワールドマップを移動している感じが欲しかった。
■FullHDで遊びたかった……せっかくの良作ですからね!
COMMENT
【ゲームらしいゲーム】
とにかく良作です。難易度の高さも魅力です。
戦闘システムは戦略性が高く、ワールドマップがパズルになっているのもアイテム集めやターミナル効果の発動といったご褒美につながるし、NPCの会話がChapterごとに変化していくし、ゲーム性がちゃんとあって満足感が高い作りになっています。