【PS3】ファイトナイト ラウンド4 英語版
発売元 | エレクトロニック・アーツ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-01-28 |
価格 | 5040円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ボクシング アクション 【廉価版】 ■ 発売日:2011/01/27 ■ 価格:3,129円 |
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発売元 | エレクトロニック・アーツ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-01-28 |
価格 | 5040円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ボクシング アクション 【廉価版】 ■ 発売日:2011/01/27 ■ 価格:3,129円 |
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GOOD!
グラフィック:5点
これは文句なしの5点でしょう。
肌の質感、したたり落ちる汗、ジムの湿っぽい空気、大きなホールのスケール感や観客など手が抜かれている部分がほとんど感じられません。ゲームとは関係ないですけど、最初のオープニングムービーは圧巻。筋肉の繊維一本一本を演算し表示したかのような質感です。
満足度:5点
ゲーム性のある操作として楽しむのは「試合」と「トレーニング」だけ。
一人のボクサー人生を体験する「レガシーモード」は例外なのですが、普通に試合して楽しむ分には、1ラウンドの時間やラウンド数などもいじれるため、軽くカジュアルゲーム的に楽しんだり、がっつり12ラウンドの消耗戦に挑んだりと、いろんな楽しみ方ができる。そこはストーリーのあるRPGやTPSなどと違って、私のような長時間を確保できない社会人にとっては適度なゲームスケールです。よって、5点。
基本的ゲームシステムは前々作、前作と変わっていないが、より洗練されている。
相手のパンチをタイミングよくよけたのちの一撃や、カウンターはより強力に相手にダメージを与え、演出もはいり、音でも表現される。どのパンチがどれほどのダメージをもたらしたかもパンチの応酬の中でも直感的に伝わってくる。自分の必殺パンチをどう効果的に入れるかという、純粋なボクシングの要素をとおして相手をダウンさせる楽しみがある。そしてやればやるほど自分の試合がよりボクシングっぽくなっていく。相手のアッパーをかわしながら回り込んでフックをお見舞いしたり、スウェーでジャブをよけながら相手のふところにはいってボディーとか。
戦い方も、選手の個性に合わせて変えられる。リーチの長い選手でヒットアンドアウェーのアウトボクシングをしたり、タイソンタイプでインファイトしたり。アウトボクシングで行こうと思っても相手がインファイトをするならこっちは距離をとることが課題となるが、当然相手は懐に入ってこようとするし、アッパーなど一発食らえば一撃で倒されたりする。よくボクシングで言われる「老かいなテクニックで」「今までの努力が一発のパンチでパーに」「間合いのとりかたが絶妙」などの台詞を、自然につぶやいている自分がいましたw
最後に、細かいところですが、相手が完全に倒れるまでパンチを打ち込める。ダウンしても、30度からだが傾いた程度や、片膝ついた程度ならまだ追い打ちできるようになってて、そこがよりこのゲームをボクシングっぽくしてくれている。もちろんそのパンチが、選手の倒れ方に対し物理演算として反映されて、ちゃんとしかるべきように倒れてくれる。これはさすがです!
BAD/REQUEST
前作をさらに進化させた今作だが、まだ試合中に審判がいない。クリンチしたときに引きはがしてくれるとか、バッティングやローブローなどの反則を繰り返すと減点をしてくれるとか、次作がでるならそこをお願いしたい。
ゲームの中が全て英語。ローカライズの作業が無いぶんだけ安くなってるからありがたいといえばありがたいのだが、全員外国人選手なので、解説は英語でもいいけど、画面のメニューくらいは日本語表示にできなかったのか。
私の中で、このシリーズは鉄板ゲームなのに、DSの「DQ」などの大作と同日に、まみれるように発売された。そんな扱いなんですかねぇ。
COMMENT
前作はハイデフ機一発目でグラフィック面の強化が前面に出てましたが、今作では、グラフィックの進化は当然のこと、ゲームシステムもしっかり洗練されました。大作と同時に発売したり、ローカライズをせず「英語版」として出したあたりでこの作品の扱いがなんとなくわかっちゃってちょっと哀しいですが、全ての格闘ゲームを含めて考慮しても、もっとも相手との駆け引きを楽しめる対戦ゲームといって過言ではないと思います。アーケードスティックで0.1秒でも早くボタン入力し、コンボをつなげて一度に大ダメージを与えて倒す、またはそれをじっとガードして耐えて、じゃぁ次は俺の版だとばかりに、のようなコンボの応酬戦にはならない。パンチの連打は純粋なコンビネーションだし、一発食らったら最後まで暗い続けなければならないとかはない。ボクシング好きにとっては必須のゲームだろうし、様々な格闘ゲームについて行けなかった人が再び戦いの駆け引きを楽しめるゲームとしても評価できるのではないか。
私にとっては大正解のゲームだし、やればやるほど腕が反映されるゲームであるし、ゲーム性の敷居も低い(英語力的なことは除くとして)。あとは好みの問題かと。