ギリシャ神話を題材とした神に抗う男の物語。 まずゲーム性に関しては満点の評価。個人的にアクションゲームに求める3要素として「敵との戦闘」「アスレチックアクション」「謎解き」この3つがどれか1つが多すぎず少なすぎず、バランス良く配置されていることを望みますが、2本とも非常にいいバランス配置でした。 戦闘に関してはボタンを押すだけで簡単に進める一方、レベルアップとともにいろいろなコンボが解放されていき、複雑なラッシュを叩きこむことがコンボ入力が苦手な初心者でもできます。また、一撃必殺や大ダメージを与えることができるCSアタックも戦闘のテンポを崩さずいいアクセントになっています。 アスレチックアクションでは、私の好きなインディ・ジョーンズシリーズばりのトラップが登場したり(制作陣も参考にしたそうで)、そういった冒険物作品が好きな人にとっては楽しいのではないでしょうか。難易度もゆるすぎず無理ゲーすぎず、いいシビアさを感じることができます。謎解きも同様で、宝箱やゲーム進行に関わる謎など、じっくりと考えられる解きがいのある謎が仕込まれています。 ストーリーですが、後述の「ギリシャ神話ベースでわかりにくい点」を差し引いても、「大作映画」として見ることができます。グラフィックもHDリマスターされたため「これは実写映画か?」と思うシーンも多数あります。音楽はふつうの1個上ほど。素晴らしいと言うほどではありませんがリトライで何回聞いても苦痛になったりしないレベル。 ゲーム中のロードは裏読みのため、変に行動を起こさない限りはシームレスでロード待ちはありません。このこともゲームがサクサク進む要因の1つでもあり、ハマッていく要因ではないでしょうか。 周回プレーや隠し要素もたっぷりで、一度クリアしても2度3度チャレンジしたくなるほどのやりがいがあります。
確かにムービーはきれいなのですが、一部ムービーはリマスターがされていないので、それを見てしまうと他のムービーとの落差からか余計汚く見えてしまったと感じた。 日本人にはあまり馴染みの無いギリシャ神話ベース(もちろんゲームをやりこんでいる人はある程度知っているとは思いますが)ということで理解するのには時間がかかるとは芋ますが、そのあたりはPCなどで復習しつつプレーしていくと楽しめます。 戦闘のコンボの中に「ガードボタンを押しながら攻撃ボタンを押す」と言うのがあるため、ガードしながらの攻撃をしていると誤爆することがちょいちょいありました。 この点については作者も反省していたそうですが、GOW1ではなかなか鬼畜なアクションが求められたり、日本版の仕様変更により予想外の難易度になってしまったステージも登場するので、アクションが苦手な人は心が折れる可能性あり(アクション好きの自分ですら一瞬折れかけた)。なぜかアクションゲームの1作目って難易度めちゃくちゃ高いよなぁ…ですが2では難易度もいい感じに設定されていたのでOKでしょう。 レーティングD(17歳以上推奨)ということで、なかなかのグロ&エロ表現あり。ゲームをやるにつれ慣れてきましたが、それでも時折「うわぁ…」となることも。これでも日本版は北米版より抑え気味ということで北米版はどれぐらいなんだと。一部では「アクションゲームと言えば日本のマリオ、アメリカのGOW」と言われていますが、マリオと同じ感じでやると戸惑う可能性大。 ややネタバレになりますが、主人公のクレイトスがなかなかの自分勝手な利己主義。そうなった理由も理解できますし、ゲームの進行上仕方ないとは思いいますが、「主人公に感情移入してプレーする」というスタイルは難しいかな…
PS+のフリープレイで購入。 購入前から「海外アクションゲームの中でもトップクラスの良作」とか「海外らしいエログロゲーム」という噂は耳にしていましたが、プレーしていると無骨な外見に伴わずなかなか丁寧なつくり。2005年ゲームオブザイヤー獲得もうなづける良作を堪能させていただきました。 3月には新作も出るようなので、ぜひ1から楽しんでいただきたい1本です。
GOOD!
ギリシャ神話を題材とした神に抗う男の物語。
まずゲーム性に関しては満点の評価。個人的にアクションゲームに求める3要素として「敵との戦闘」「アスレチックアクション」「謎解き」この3つがどれか1つが多すぎず少なすぎず、バランス良く配置されていることを望みますが、2本とも非常にいいバランス配置でした。
戦闘に関してはボタンを押すだけで簡単に進める一方、レベルアップとともにいろいろなコンボが解放されていき、複雑なラッシュを叩きこむことがコンボ入力が苦手な初心者でもできます。また、一撃必殺や大ダメージを与えることができるCSアタックも戦闘のテンポを崩さずいいアクセントになっています。
アスレチックアクションでは、私の好きなインディ・ジョーンズシリーズばりのトラップが登場したり(制作陣も参考にしたそうで)、そういった冒険物作品が好きな人にとっては楽しいのではないでしょうか。難易度もゆるすぎず無理ゲーすぎず、いいシビアさを感じることができます。謎解きも同様で、宝箱やゲーム進行に関わる謎など、じっくりと考えられる解きがいのある謎が仕込まれています。
ストーリーですが、後述の「ギリシャ神話ベースでわかりにくい点」を差し引いても、「大作映画」として見ることができます。グラフィックもHDリマスターされたため「これは実写映画か?」と思うシーンも多数あります。音楽はふつうの1個上ほど。素晴らしいと言うほどではありませんがリトライで何回聞いても苦痛になったりしないレベル。
ゲーム中のロードは裏読みのため、変に行動を起こさない限りはシームレスでロード待ちはありません。このこともゲームがサクサク進む要因の1つでもあり、ハマッていく要因ではないでしょうか。
周回プレーや隠し要素もたっぷりで、一度クリアしても2度3度チャレンジしたくなるほどのやりがいがあります。
BAD/REQUEST
確かにムービーはきれいなのですが、一部ムービーはリマスターがされていないので、それを見てしまうと他のムービーとの落差からか余計汚く見えてしまったと感じた。
日本人にはあまり馴染みの無いギリシャ神話ベース(もちろんゲームをやりこんでいる人はある程度知っているとは思いますが)ということで理解するのには時間がかかるとは芋ますが、そのあたりはPCなどで復習しつつプレーしていくと楽しめます。
戦闘のコンボの中に「ガードボタンを押しながら攻撃ボタンを押す」と言うのがあるため、ガードしながらの攻撃をしていると誤爆することがちょいちょいありました。
この点については作者も反省していたそうですが、GOW1ではなかなか鬼畜なアクションが求められたり、日本版の仕様変更により予想外の難易度になってしまったステージも登場するので、アクションが苦手な人は心が折れる可能性あり(アクション好きの自分ですら一瞬折れかけた)。なぜかアクションゲームの1作目って難易度めちゃくちゃ高いよなぁ…ですが2では難易度もいい感じに設定されていたのでOKでしょう。
レーティングD(17歳以上推奨)ということで、なかなかのグロ&エロ表現あり。ゲームをやるにつれ慣れてきましたが、それでも時折「うわぁ…」となることも。これでも日本版は北米版より抑え気味ということで北米版はどれぐらいなんだと。一部では「アクションゲームと言えば日本のマリオ、アメリカのGOW」と言われていますが、マリオと同じ感じでやると戸惑う可能性大。
ややネタバレになりますが、主人公のクレイトスがなかなかの自分勝手な利己主義。そうなった理由も理解できますし、ゲームの進行上仕方ないとは思いいますが、「主人公に感情移入してプレーする」というスタイルは難しいかな…
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PS+のフリープレイで購入。
購入前から「海外アクションゲームの中でもトップクラスの良作」とか「海外らしいエログロゲーム」という噂は耳にしていましたが、プレーしていると無骨な外見に伴わずなかなか丁寧なつくり。2005年ゲームオブザイヤー獲得もうなづける良作を堪能させていただきました。
3月には新作も出るようなので、ぜひ1から楽しんでいただきたい1本です。