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【PS3】The Elder Scrolls IV: オブリビオン Game of the Year Edition

発売元 ゼニマックス・アジアオフィシャルサイト
発売日 2010-04-22
価格 5040円(税込)
レーティング 【D】17才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:RPG
■ プレイ人数:1人

【廉価版】
■ 発売日:2012/04/26
■ 価格:2,940円



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
5pt 4pt 4pt 5pt 5pt 4pt 2pt
総合点
93pt

GOOD!

オリジナリティ:5
 非常に多くのポイントがあるが、あえて挙げるなら、住人の設定が良くできていて、本当に生活しているかのように振る舞る事。また、それらのほぼ全てと会話ができ、好感度を上げたりスリをして怒らせたりできるのも素晴らしい。
 それから、キャラクターのレベルが、敵を倒した経験値ではなく、スキルを使った経験値で上がっていくのも斬新だった。
 そして、特筆すべきは、魔法を自作する際の自由度の高さである。
6系統の魔法(各系統平均14種)を、威力・範囲・時間等の数値を設定しつつ、魔力の許す限り組み合わせて作ることが出来る。ただし召喚出来るモンスターは1体まで、しかし幻惑で多くのモンスターを見方にすることは出来る。複数の攻撃魔法を最大威力で放ったり、麻痺と少量ダメージを長時間与えたり、商才と魅力を上げ商品を買いたたいたり、透明になって運を上げてスリをしたりと妄想が止まらない。
ただし、自由に魔法を作れるようになるには、ある程度ゲームを進める必要がある。


グラフィクス:4
多少古いPCのゲームなので、あまり期待されては困るが、大変綺麗な風景が多く、特に山道や水辺からの夕日や朝日、高い山から見下ろす森や街、灯台から見下ろす港町等々、お気に入りの風景が見つかるはずだ。


サウンド:4
オーケストラで、しっかりと作られた曲が20弱使われていて、どれも雰囲気に合っている。


熱中度、満足感:5
 これは、いかにロールプレイを楽しめるかに左右されるのだが、剣と魔法のファンタジーな世界でキャラを想像(創造)できる人なら、かなり熱中できると思う。全てのスキルやパラメータを極めることも出来るが、弓と練金による毒薬のみで戦ったり、夜しかまともに移動できない吸血鬼(病気の一種であり、どの種族でもなれる)になって各地に巣くう吸血鬼を狩ってみたり、自分は一切戦わず敵を幻惑し同士討ちさせたり、強力な魔力と引き替えに敵の一撃で落ちる魔導師を作ってみたり、ひたすらトレジャーハントしてアイテムを集めたり、家を買って色々なオブジェクトを飾ったりと、色々な楽しみ方が出来る。
 あと、オリジナリティでも書いたが、魔法の自作では、一時的に自分の魔力を上げることも出来るのでチャージして大呪文とか、特別な組み合わせでおかしな強さになる呪文とか、モンスターの敵対心を永続的に無くす呪文などなど、かなり熱中する。そして呪文の名前を考えるのも楽しみの一つである。
 また、メインストーリーも終盤の盛り上がりは一見の価値有りで、各ギルドクエストもそこそこのボリュームがある、さらにこのGOTYエディションには、ストーリー分岐のある大きなクエストと専用の異世界が追加されていて、メイン世界とは違った雰囲気も楽しめる。
 そして、もう一つこのゲームには大量の(300冊位)本が登場し、ストーリーを補完したり、世界観をより深く理解したり、オブジェクトとして飾ったり、することが出来る。中には中編小説もあり、本を集めて読むだけでも、かなりの時間楽しめるだろう。


快適さ:4
 ファストトラベル(FT)といって、マップから一度いったダンジョンや集落に1ロード(体感3秒〜8秒)で移動できる。この際、ゲーム内部の時間は計算されているので、馬に乗ってFTすると早く着いたりする。
 また、その場で好きなだけ待機出来るので、クエストで指定された日時まですぐに飛ばすことが出来る。
 マップには、アクティブクエストの目的地の他に、任意の場所に一つだけ印をつけることが出来るため、それほど迷わない。
 クエストログがあるのでクエストを放置しても、思い出しながら続けることが出来る。
 あとは、TPSとFPSを切り替えられるので、私は普段はFPSで敵に囲まれたらTPSに切り替えて応戦したりしている。


難易度:2 普通
いつでも、一時停止とセーブが行え、難易度も100段階で変えることが出来るので、自分のロールプレイに合わせて設定できる。
慣れるまでは、最低難易度で遊び、その後は徐々に上げていくのが良いだろう。
最高難易度ともなると、ステータスMAXの高レベルキャラでも苦戦する。

BAD/REQUEST

グラフィクス:-1
ダンジョンの数はかなり多いが、見た目が単調で、飽きる場合もある。
水に潜ることが出来るが、暗くてよく見えず、綺麗ではない。せっかく潜れるのだから、もう少し透明度を上げて欲しかった。

サウンド:-1
自分のスキルレベルに応じて、住人が声を掛けてくれるのだが、スキルレベルが上がるほどパターンが減っていく。

初心者の取っつきにくさ:快適さ-0.1
説明書をある程度読んでいても、システムを理解するために数時間を要する。
初プレイでは、練習と割り切って色々試してみると良い。

ロードの長さ:快適さ-0.1
たまに、10秒近いロードが起こることがある。

フリーズの多さ:快適さ-0.5
特に、自己強化で速度を極端に上げた場合に起こる。
また、普通にプレイしていても、フリーズすることがある。
こまめに、セーブすることで、対処するしかない。
ただし、オートセーブがあるので、自分は1時間以上のデータが失われたことはない。

幾つかのバグ:快適さ-0.3
クエストのフラグ管理が膨大なようで、クエストが進行不能になる致命的なバグも起こりえる。
ネットで、ネタバレしない程度に調べるなどして、回避するのが望ましい。
私の場合は、100時間程度何も見ずに遊んだが、気になるバグには遭遇しなかった。

難易度:
日本人好みの顔を作るのは、難易度が高いと言える。これは、美男美女にこだわらずに、オークやネコ、トカゲなどを選べば気にならないだろう。

COMMENT

プレイ時間
オブリビオンはPC、箱○、PS3と累計で2000時間以上遊ばせて貰った、このGOTYエディションに関しては200時間程度である。
2006年の3月に発売されて以来、ゲームは殆どこれしか遊んでいなかったほどである。

プレイ環境
19インチのPCモニタと32インチのTVで遊んだが、文字も見やすく快適だった。
安物(15k程度)の5.1chサラウンドスピーカー、これもあれば、後ろから迫ってくる敵に気がついたり、人が多いところでは誰がしゃべっているのか分かりやすかったりと、恩恵は大きいだろう。

総合評価
確かに、人を選ぶゲームではあるが、剣と魔法のファンタジー世界が好き、キャラクターの設定を思いつく、広大なフィールドを探検したい、一本道のRPGに飽きた、などの人々に是非オススメしたい。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
tkさん  [2011-04-02 掲載]

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総合ポイント
66
(難易度)
2.00
レビュー数
15
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【60点以上】
60%
【標準偏差】
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