【PS3】JUST CAUSE 2(ジャストコーズ2)
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-06-10 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アグレッシブ・アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2011/07/07 ■ 価格:3,990円 |
GOOD!
・箱庭ゲーの極み!
いわゆる「箱庭ゲー」は数多く出ていますが、本作の舞台であるパナウ島は1000平方kmに及ぶかつてないほど広大な世界。
ジャングル、雪山、砂漠、摩天楼と何でもありなパナウ島のどこにでもシームレスに行き来できます!
ミッションを受けていなければどこで何をするのも自由なので、戦いに疲れたらこの美しい島を観光気分でぶらつくのもよいでしょう。
・爽快かつ軽快なアクション!
主人公のグラップリングフックと無限パラシュートがじつに便利!
フックを使えば岩山でも超高層ビルでもあっという間に登れてしまうし、パラシュートのおかげで高所からの移動もラクラク。
他にもフックは乗り物を奪うときやオブジェクト同士を連結するのにも役立ちますし、たまに敵を殴るのにも使います(笑)
リアルを追求しすぎるとアクション性の乏しい息苦しいゲームになりますので、これはこれで評価したいです。
・乗り物も豊富!
車はもちろん、豊富な種類のバイク、船、ヘリコプター、航空機があり、その数はゆうに100を越えます。
中には全島に1台しかない乗り物もあるらしく、コレクター心を揺さぶられます。
・やりこみ要素も充分!
広大なマップに大小さまざまなロケーションが無数にあり、その全てに達成度が振られています。
パナウ市など、ランドマークとなるような大きなロケーションを達成した時の喜びは計り知れないものがあります。
攻略済みのマークが増えるのが楽しい人にはぜひ!
BAD/REQUEST
・次から次へと沸いてくる敵
なんと言ってもこれが不満でした。倒しても倒してもイナゴのごとく敵が現れて、装備も凶悪になっていって最後は蜂の巣に…。
一度敵に見つかると警戒が解けるまで結構な時間がかかるのですが、いくら倒しても打ち止めにはならないので、留まって戦うのは最悪の選択肢と言えます。
応援要請から数秒後に武装ヘリ登場というクイックレスポンスぶりもどうかと。
フックで倒した時はステルスキル扱いで警戒モードにならない、とかだったらもっと快適に戦えたと思います。
・よく見ると微妙なグラフィック
遠くから見るこの島はこの上なく美しいのですが、オブジェクトや人物を間近で見ると現行機とは思えないほど貧相な姿をしています。
これだけ広大なマップなのだから仕方ないことでしょうけど。
・消滅する味方
日本版だけらしいのですが、ミッションで一緒に戦ってくれた仲間が、ミッション終了と同時に消滅します。
NPC同士の戦いこそ箱庭ゲーの醍醐味だと思っていますので、これが何のための処置なのか腑に落ちません。
味方の操縦するヘリにぶら下がった状態で戦うミッションがあるのですが、クリアと同時にパイロットが消滅してあらぬ方向へ飛んでいくヘリには苦笑いするしかありませんでした。
・カオスのその後は…?
破壊活動を繰り返してカオスを巻き起こすゲームです。独裁者の石像や軍事基地なんかは心置きなく破壊できますが、都市や集落の貯水タンクやガソリンスタンドを破壊することに意味はあるのでしょうか…。そこに住む人にとって迷惑なだけに思います。
もはや気分の問題ですが、破壊後にその地域の勢力組織の手でより良い施設が建設されるなどのフォローがあれば良かったかなと思います。
あと、制圧済みの軍事基地でも普通に見つかるのはどうかと。
COMMENT
自由度の非常に高いゲームです。ストーリーを追うだけの一本道なら2,30時間で終わってしまうでしょうが、拠点制圧や宝探し、更には単なる観光が楽しすぎて既に100時間以上遊んでいます。
洋ゲーにはありがちなことですが、メインストーリーすらもひとつのミッションに過ぎず、クリア後も何事も無いようにゲームは続きます。
セスナで美しい島々を巡ったり、街を歩いてそこでの暮らしを想像したり、各地に用意されているレースに挑戦したりと、むしろ観光旅行ゲーと言った方が近い気がします。
個人的には、乗っているだけで島をぐるっとひと回りできる列車でもあればいいなと思いました。