PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

・グラフィックが綺麗になった
まあ当然なのですがＰＳ４になり、旧世代機とのマルチもないため綺麗になりました。

・ステルスがより重要になった
直接戦闘能力が低下しており、ステルスがより重要になりました。
見つかったら即シンクロ解除は少なくなりましたが、代わりにタコ殴りで死亡することが多いです。

・一からアサシンになっていくストーリー構成
主人公は身軽な一般人からスタートして師匠に習い、マスターアサシンとなって行きますので
シリーズ未プレイ者に優しい作りとなっております。
シナリオそのものもしっかりとアサシンとしてのお話ですので王道な？アサシンストーリーです。

・墓荒らしのリーダーキル（ＤＬＣのデッドキング限定、無料なのも良い）
訓練された兵士と違い彼らはリーダーが倒されると逃げていきます。
これにより、リーダーだけを暗殺すればその後見つかっても問題ないという少し新しい暗殺プレイが出来ました。
テンポも良いし、決まると爽快感ありますので今作のステルスプレイでは一番のお気に入りです。
※今作唯一の新しいステルスプレイ

BAD/REQUEST

・マスターアサシンの性能が低い
近作はオンライン協力プレイを意識してなのか従来作よりも圧倒的に性能が低いです。
鷹の目：一定時間で切れる。仕様毎にクールタイム有。範囲も装備で強化しないととても狭い。
ダブルアサシン：判定が非常に狭く、敵が少し動くだけで片方だけになる。
エアアサシン：可能な高度も低め。ダブルの判定も厳しく失敗で見つかってステルス終了が多発。
動作：全体的にモッサリしており、爽快感ダウン。マスターアサシン感が低いです。

直接戦闘能力も大幅に下がっていますがステルスの重要性が上がっているのでコレ自体は悪くないです。
消耗品についても同じ理由でなっとく出来るのですが、
アサシンとしての暗殺スキルまで低下しているのはストレスしか感じませんでした。


・ロード時間の長さ
シリーズを重ねるごとに快適になっていたのにまた長くなってしまいました。
ｐｓ３版の初代・２（１作目）よりは早いけど、他より遅くてリトライが苦痛でした。


・収集要素
無駄に多くてやる気が起きないうえ、宝箱は鍵が掛かっており、
序盤～中盤はほとんどあけることが出来ないため、後で取りに来る必要がある。
オンライン認証しないと開かない宝箱ってなんやねん。


・推理ミッション
本作の売りの一つである、推理ミッション
基本的に移動して証拠品収集して各証拠品のテキストを読んで犯人を当てるだけのゲームです。
ほぼ全部が水増しミッション程度のクオリティなので推理クイズ好き以外はプレイもしないと思います。
しかもクイズの内容は某逆転裁判５についていたおまけの推理クイズ以下の難易度です。


・オンライン協力プレイ
マッチングが遅すぎる。一応待ち時間も街を探索出来るのだが何回もやっていると苦痛でしかない。
ソロでプレイしていてもサーバーとの接続が切れると強制終了させられる意味不明さ。
誰か一人でも見つかったらステルスゲームとして成立しないので根本的な修正をしないと厳しい。
ほとんどの場合、敵に突っ込んでいくプレイヤーがいるため野良プレイは厳しい。乱戦を楽しむことは出来るが・・・

また、今作はオンラインミッションが多めに用意されている関係かソロミッションは少なめで一つ一つが簡素なものが多い。
推理ミッションという証拠品を集めて犯人当てクイズがあり、
従来のような暗殺ミッションやアスレチックを駆使するミッションが少ないのでボリューム不足に感じてしまいました。

COMMENT

据置機のアサクリは全プレイ済みですが、今作はコレジャナイ感が凄いです。
オンラインを意識して色々犠牲になっているのにオンラインもイマイチという残念な作品になりました。
従来作の暗殺ミッションやアスレチックアクション、時には一人で無双プレイなど
飽きさせないようにバランスよく作られていたのだなぁと再認識させられました。

出来れば次回作からは従来シリーズの作品とオンライン特化の作品と分けて開発して頂きたいです。
そうして開発陣もユーザーもこなれてから今作のような融合型にチャレンジして頂きたいと願います