【PS4】NBA 2K15
発売元 | テイクツー・インタラクティブ・ジャパン (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2014-11-27 |
価格 | 6804円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:バスケットボール ■ プレイ人数:1~4人(オンライン:2~10人) |
- 総合ポイント
- 73
- (難易度)
- 2.67
- レビュー数
- 3
スコアチャート
GOOD!
・選手の挙動がリアル。
動画サイトなどで見ても前作との違いはわかりませんが、実際に触ってみると雲泥の差があります。接触やゴール下のせめぎあいなどとてもリアルです。
・ジャンプシュートの重要性が増した。
これまでだとプレイヤーとCPUのジャンプシュートの正効率の差を納得しかねる時があったのですが、足元にあるシュートメーターがディフェンスからのプレッシャーの度合いを視覚的に分かるようにしているため、自身のセレクションのせいだと納得でき、また、1対1になった時などにジャンプシュートを選択する機会が増しました。
・スピードのミスマッチがある。
大きな選手と小さな選手ではスピードのミスマッチが生じるものですが、前作まではこちらが大きな選手の場合は簡単に抜かれていたのに逆の場合はほぼ抜くことができない、という状況でした。ところが今作は横のミスマッチがしっかりと再現されています。それも簡単にぬけるのではなく、クロスオーバーで振ってからジャンプシュート、あるいはステップバックシュート、ドライブすればファウルを貰いやすい、とバリエーションや駆け引きを楽しめます。また、上手く守られて抜けない時もあり、リアリティがあります。
・ディフェンスAIが進化した。
これまでは逆サイドからカバーに来てパスを捌かれドフリーで3Pを打たれてましたが、今作はそれはなくなりました。またディフェンスローテーションも賢くなり、ヘルプなども素早くなりました。またピック&ロールに対するディフェンスも賢くなり、単純なプレーは通用しにくくなりました。ただしスキを見つけてアリウープを叩き込むなどの駆け引きが熱く、オフェンス、ディフェンスともに楽しめます。
・ベンチローテーションがリアル。
前作まではスターター、シックスマン、ロールプレイヤーやベンチウォーマーといったロールが存在していましたが今作ではプレイタイムの割り振りだけです。さらにベンチプレイヤーのうち3、4人はデフォルトでプレイタイムが0分に設定されており、いわゆるガベージタイム(勝敗の決した時間帯)にしか出てこず、このため接戦で、「ここでそいつ出すの?」といった現象がなくなりました。
BAD/REQUEST
・アホパスが存在する。
ポストアップした味方にパスを出すとき、バウンズパスを目の前にいる敵ディフェンスの足元に当ててターンオーバーします。パスミスや、好ディフェンスなどではなく、現実にありえない行動なので非常に腹が立ちます。
・難易度=チート
難易度を上げればそれだけCPUのチート率が上昇します。いい加減スポーツゲームは難易度=チートの図式を改めるべきではないでしょうか。シュートが入ればいいといものではありません。
COMMENT
当方GMモードのみプレイしています。
良いところに対して悪いところが極端に少なくなってしまいましたが、それだけ今作は出色の出来です。はっきり言ってNBA2K史上最高傑作といって間違いないでしょう。今作のリアルさは見た目以上に中身のリアルさが進化しており、動画を見ただけではわかりません。
また、PS3版と比べて違いがないとか、PS4の2K14と比べてただのアップグレード版だとかの意見を見ることもありますが、はっきり言って虚言、妄言の類です。
NBAが好きで、リアルなバスケゲームをしたいなら、これがためにPS4を購入しても損はしない。そういえるだけの作品です。