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GOOD!

前作アガレスト戦記、アガレスト戦記ＺＥＲＯ　プレイ済みです。
混沌ルートクリア記念にレビューを書きます。真ルートはこれから攻略予定です。

[戦闘]
前作とは非常にシステムが変わり総じて良くなりました。前作は一気に入力し後は見てるだけでしたが、今作は状況に応じてスキルを入力する必要があります。通常スキルは上方向、横方向、下方向、共通の４つに大別され、どの攻撃から始めるかによって後々の複合スキルの発動に影響を与えます。また敵の弱点や耐性が方向にもあり、属性の弱点と複合スキルの組み合わせを考えるので戦闘に飽きがこないです。
またオリジナルスキルという必殺技も前作同様あり戦闘に爽快感を与えてくれます。ただ前作みたくカットインが入らないので少し迫力に欠ける気がします。

[音楽]
主題歌アンチフィアナ（英語が分らない；）が非常に気に入りました。
戦闘の音楽はどれも迫力があり、フィールド用　ダンジョン用　中ボス用　ボス用が各２種類ずつあり良いです。特にダンジョン用が好きですね。
シリアスの音楽も力が入っており、街の音楽も世代ごとに変わりますので音楽は今回結構凝ってますね。

[グラフィック]
女性キャラを売りにしているだけあって女性キャラには非常に力が入っています。もちろん男性キャラも良いです。第一世代の主人公はカッコよすぎです。ただ第三世代の主人公が鼻が太く感じたの私だけでしょうかｗ

[やりこみ]
ハンターズギルド依頼や鍛冶屋での強化・補強・作成などなどやりこみ度は非常にすばらしいです。ヴェルダファードは是非作っておきたい。

[秘伝書]
スキルを覚えるのに使いますが前作と違って誰でも好きなように習得できるので、自分好みに育てられます。フィオナのように如何にも魔法ってなキャラでも物理系にできます。実際スキルは一つに統一したほうが強い複合技ができるので、私は全員を物理系スキル習得させてましたね。

[種族]
エルフ、シリアム、ハルピュイア、ネルス、グリアーズ、オネルテス、ネオコロム、ユリシース、様々な種族がいて良かったですね。個人的に好きなだけですが・・・。
普通の人間以外はすべて長寿なので、街の人たちは全世代を通して出てきます。ただ普通の人間のはずなのに一人だけ魔器の力も使わずに容姿も変わらない人物がいるのは伏線ですかね。

[物語の自由度]
非常に自由ですね。選択肢によっては順序が変わる箇所もあり良かったです。某有名ゲームのように一本道ではないです。

[エロ]
これを大きく宣伝していますが、それほどでもないです。ギャルゲのように甘々な展開があるわけでもなく見ていて別に普通。マッサージとかも能力が上がるほうが主なので、目の包容程度に考えれば結構かと。ただ親の目は気にした方がいいかも。

[声]
私は声を結構重要視します。前作はまぁまぁだったので期待はしていなかったのですが、有名どころが多く下手に感じた人は誰ひとりいなかったですね。サブキャラも上手かったですよ。ただイヴァのしゃべり方は最初は非常にうけつけなかったです。ストーリが終盤にいくと、あ〜仕方ないっかって気分になります。

[ドット絵]
グラフィックで言ってもよかったのですが、ドット絵が良いです。細かいところまで良くできていてジュードのマフラーが良い動きをしていますｗ
武器も細かくかわりますので戦闘がより映えますね。

[ＤＬコンテンツ]
お金がかかりますが前作のレオンハルト、ヴァレリア、エリスがダウンロードできます。進化したドット絵のレオンハルトはかっこいいですね。オリスキの「シャイニングブレイズ」や「クリスクロスリジュネイション」もそのままで、前作プレイ済みの私にはたまらないものでした。

[前作やってる人はニヤニヤ]
種族もそうですが、ガーブルやグルグ、サマリル、神々も登場し始終ニヤニヤしてました。サマリルはバランスボールには乗っておらずカッコよくなってます。今回はグルグはおまけ程度に出てくるだけですが、神々が結構でてきます。カオスが表だって出てくるのは新鮮でしたね。個人的にはレニオンとの全面対決が見たかった。
あとバシュタールをシリーズを通して出して欲しかった。


まだまだありますがこの辺で・・・・。

BAD/REQUEST

悪いところもまぁまぁあります。

[ロード時間が長い]
最初一分間の長いロード。これはまだ我慢できます。しかしゲームを始めても３０分くらいカクカク動きをして時にはフリーズします。まぁ二ヶ月通して３回しかフリーズしてないから、まだ良いのでしょうけどね。

[敵の強さ]
前作ほどではないですが非常に強いです。通常の敵でも下手したらゲームオーバーになります。特に神○○は非常に強い。素早さによっては三回連続攻撃は頻繁にあります。
救済措置としてリヴァイブやＥＸスキル「無畏」がありますし、戦闘不能回復も前作と違ってどのエリアにいてもできます。まぁ実際2回しかゲームオーバーになってないのですが。

[ストーリー]
なんと言いますか、単純というんでしょうか・・・。前作ばかり比較して申し訳ないのですが、前作は各大陸での目的がはっきりしており、それを達成する過程で国や軍が動いて魔物と手を組んだ者がいたりと色々あったのですが・・・。今回は、魔物討伐しかないので何か物足りない感じがしましたね。ラスターであったりダナオスであったり、もしくはキャラそれぞれのサブシナリオはあるのですが、結局魔物を倒すのが使命とそこに集約するので、なんだかなぁって感じです。
もっとレオのように「人のために」とは言いませんが、なんでもかんでも魔物を倒せればいいとしてしまうのが微妙な感じでしたね。

[主人公]
とにかく主人公がしゃべりません。途中でこのゲームの主人公はジェイナスとジュードではないかと錯覚するほどです。まぁストーリー上そうしなくてはならないのですが、それが分るのがラストなので、主人公に感情移入はできませんでした。

[イヴァ]
私は彼女がどうしても好きになれませんでした。ラストまで見ても、イヴァを「理解」できるのですが「好き」にはなれませんね。

[テキスト]
まぁいってしまえばギャルゲー型のテキスト。人によっては抵抗を感じるかもしれませんね。私は別に違和感はないのですが、進行が遅すぎるのが難点。画面には2人しか入らないので喋る人が変わるたびにグラフィックも変更。スキップを使っても大して早いわけでもなく、会話イベントを見るだけで5分、10分は当たり前。細かくやる人には厳しいかもしれません。

[金切り声と大きすぎるＳＥ]
女性型の魔物は戦闘中に喋ります。その中でもエンジェルやサキュパスは死ぬときに高い声で叫ぶのでイヤホンでやってると耳が痛くなります。銃声などのＳＥも同様。
ＳＥは小さくすれば済みますが、声はボイスを小さくすると通常の会話が聞き取れないので、倒したときだけミュートにいちいちしてました。

COMMENT

細かな点は以上ですね。まだまだ言おうと思えばたくさんありますが、キリがないので・・。

アガレストシリーズは戦記１をはじめに購入し、その時点でファンになりましたね。エロというよりは世界観が好きでした。神々の戦いという設定が気に入ったんだと思います。戦記２は同じアガレストシリーズということで購入しました。

ＦＦやドラクエ、テイルズなどとは一風変わった作品で、前作からの良いところを引き継ぎながら悪いところは直してあって非常に良作だと感じました。
まだ追いついているとは客観的に言い難いですが、個人的には上記の有名作品よりも好きなシリーズになりましたね。アガレストシリーズはこれからも期待しつつ必ず購入していこうと思っております。

最後に、アイナが最もお気に入りでしたｗ
それでは失礼いたします。