【PS3】信長の野望 Online
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-12-22 |
価格 | 8190円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(天下夢幻の章) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン専用 ■ ジャンル:戦国オンラインRPG 【鳳凰の章】 ■ 発売日:2012/03/07 └ 価格:8,190円 オリジナル版のDLC(2,940円)と同内容です。 【天下夢幻の章】 ■ 発売日:2013/07/10 └ 価格:8,190円 |
- 総合ポイント
- 52
- (難易度)
- 3.50
- レビュー数
- 2
スコアチャート
GOOD!
(信長の野望Online(以下信On)というゲームとして)
・意外にも(最近のゲームでは唯一の?)日本の戦国時代を舞台にしたRPG。それでいて世界観をうまく表現しつつ、和風なファンタジーの要素をうまく取り込んでいると思います。
また、戦闘はネトゲとしては珍しく探索と分かれており、戦闘システムについても行動時間を見つつ単純にコマンドを入れるのが楽しく、自分の役割をしっかり考えて行動するのが楽しい、ということでオリジナリティーは5点にしました。
・BGMはどの場面のシーンもいいものばかり。野外や町でのまったりとした落ち着く音楽、ダンジョン内での不安をあおる音楽、通常戦闘での盛り上がる音楽、ボス戦の緊張感のある音楽。雰囲気がよく出ており、また単品で聞いてもいいものばかりですね。よって音楽は5点。
・初心者〜中級者へのサポートが非常に充実している。初心者ゾーンである隠れ里ではちょっとしたストーリーを交えつつこのゲームの基礎を教わりながら高速レベルアップが可能。そして卒業後も「中級者クエスト」という連続クエストによってある程度戦えるレベルまで一気にレベルアップが可能です。
また、「初期資金10万貫」というPS3版発売までは信じられないほどのボーナスがあるので、しばらくの間は(使い方さえ間違わなければ)しばらくお金に困らずにプレイ可能ですね。
またその後も「毎日かわら版」という2,30分程度で終わるデイリークエストのおかげで時間が取れない人でも確実な成長ができます。
(拡張パック「鳳凰の章」として)
前作である「新星の章」では「ボス戦での固定されすぎた戦法とそれに伴う厳しい職縛り」や「レベルアップの手段がほぼ雑魚狩りのみ」という大きな問題点がありました。
それについては、前者は「固定された戦法の弱体化と全体的な能力の底上げと不遇職の技能(スキル)の見直し」によりある程度の徒党(パーティ)構成を守ればそこまで深く考えなくても十分戦えるように、また後者についても「ボス撃破でも成長ボーナスが得られるように変更」することによって気分によるプレイスタイルの自由度が高まりました。
また今回加わった城下町システムはすでにある自分だけの家「武家屋敷」のように自分だけのオリジナリティを出すことができ、育成できるNPC「家臣団」でソロプレイがだいぶしやすくなり、新ダンジョン「秀吉戦記」は(今なら)昼間でも人が多いのでだいぶプレイしやすくなっています。
BAD/REQUEST
(「PS3版の信On」として)
・グラフィックスについてはPS3のソフトとしても、またPC版と比べても(こちらは高解像度の画面と比べると)どうしても悪いとしかいえないです。
フルHDのPCモニターでやっているからかなんだかぼやけて見えてしまうんですよね。それゆえに画面が見づらく、PC版もやっている自分としてはこちらで積極的にやろうとはどうしても思えないです。
・また処理落ちしたり、文字の入力が遅れることがあるのでどうしても快適さは落ちる。特に戦闘シーンでも処理落ちが発生することがあり、そのおかげでチャットが遅れたり、コマンドを入れるのが遅くなったりするのでどうしても快適とは言い辛い。
(信Onというゲームとして)
・ある程度のレベルまでなら、ソロでも十分に成長することができます。しかしその「ある程度のレベル」を超えるとどうしても徒党を組んだほうが数倍効率がいい。
そうなると、どうしても「周りは高レベルばかりなのに自分だけ低レベル」ということもありがち。その心理的な壁を乗り越えられるかがこのゲームを楽しむ鍵となる。
このゲームは比較的初心者にも易しい人が多い(と思う)が数は少ないながらも初心者に対して暴言をはいたり、上から目線の人もいます。他のネトゲでも同じようなことではありますが、この壁を乗り越えられれば本当に楽しいゲームでしょう。
・前の方も書かれているとおり、生産についてはかなり厳しいです。一応誰もが使う消耗品や装備生産に必要な中間材料の生産でお金稼ぎは可能ですが、自分の銘を入れた装備品を市場に出すのはかなりの根気と資金、そして運が必要になります。
自分も昔は装備生産をしていましたが、時期が進むにつれて敷居がどんどん高くなっていき、ついてこられずにやめてしまいました。
COMMENT
(先に発売のPC版を含めてプレイ歴約3年半、プレイ時間約1600時間。
ただし前々作の「争覇の章」では1000時間以上プレイしましたが、「新星の章」では100時間プレイしていないと思います)
(PS3版プレイ環境は旧型80GB仕様、23型PCモニター)
自分の中では前作の新星の章は熱中度・満足感ともに0点をつけたい出来でした。GOOD!の後半に挙げた問題点、そして前作のメインのダンジョンが複数徒党でないとまともにできない仕様であり、しかも時間・職の縛りがきつかったこと(これについては後の改善)。これによってまともにプレイしていませんでしたが…
しかし大型バージョンアップによって世界が変わるほどに大きく改善されたんじゃないかなと感じます。どうして最初からこうしなかったと言いたい所ではありますが…。
ただ今なら初心者にもおすすめしやすいゲームになったんじゃないかと。
今後はこのような環境を大事にしつつ、更なる広がりを見せて欲しいとこのゲームが好きな一プレイヤーとして思ってやみません。