【PS3】無限回廊 光と影の箱
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2010-12-23 |
価格 | 3980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:影絵のパズル ■ プレイ人数:1人 ■ PlayStation Move:専用 |
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発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-12-23 |
価格 | 3980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:影絵のパズル ■ プレイ人数:1人 ■ PlayStation Move:専用 |
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GOOD!
*備考
無限回廊シリーズ初プレイです。トロフィー取得率33%です。
46インチフルハイビジョン液晶テレビでプレイしました。
このゲームは22年度文化庁メディアアート芸術祭優秀賞作品です。
(ちなみに『naruto‐ナルト‐ナルティメットストーム』は21年度優秀賞作品です)。
*ゲーム説明
モーションコントローラで遊ぶ迷路ゲーム(+だまし絵)です。
迷路は影でカタチづくられます。モーションコントローラを懐中電灯に見立てて遊びます。
プレイヤーは影(迷路)のカタチを懐中電灯(モーションコントローラ)で操作します。
影でカタチづくられた迷路で、迷子になっているのは、キャスト(人形の影)です。
プレイヤーが操作するのは、迷子(キャスト)ではなく、迷路のカタチです。
約100ステージの迷路があらかじめ収録されています。
さらに1つのステージにつき3つの遊び方を自由に選べます。
1つ目はゴールをみつけ、迷子をゴールに導く遊び方です。
2つ目は迷子に3つのチェックポイントを通らせる遊び方です。
3つ目は迷子に迷路を歩きまわらせ、ブロックを着色する遊び方です。
またプレイヤーが影(迷路)のカタチをライト(モーションコントローラ)で
操作すると、影絵(トリックアート)が映し出されるステージも、30ほどあらかじめ収録されています。
さらにユーザーはステージを気軽に製作して、
コンピュータネットワークで共有できます。
*オリジナリティ:5pt
1.モーションコントローラを懐中電灯に見立てて遊ぶ。
2.影が迷路をカタチづくる。
3.迷路ゲームと影絵(トリックアート)が1つになっている。
4.影の性質(光の向きによって形・位置が変わるなど)を迷路ゲーム・だまし絵に活かしている。
などなど…オリジナリティいっぱいです。
*グラフィックス:3pt
大胆に省略されたグラフィックスです。
照明(光)・白い壁・ブロック・ブロックの影・押しピン・紙などのシンプルな世界です。
温かそうな照明やひんやりした影が印象的です。
影のみで表情のない主役(人形の影)のアクションが、オーバーで微笑ましいです。
ロード中の記号は3D表現の立方体と2D表現の図形をともに表しており、ユニークです。
*サウンド:4pt
70分とちょっとの音楽1曲だけです。弦楽器の優雅な調べも特徴的です。
親しみやすいメロディです。
優美な調べをバックに主役の硬質な足音がコツコツと響く世界は、独特の雰囲気です。
主役の落下音もマンガ的で、おもしろいです。
*熱中度:5pt
あるステージのブロックは一見無秩序に配置されています。影もばらばらです。
しかしある向きから光(モーションコントローラ)で照らすと、無秩序に見えた影が、
突如まとまり、影絵が映し出されます。
一見無秩序に見えたブロックは、ちゃんと計算されて配置されていました。
見る者をだます影絵です。そんなだまし影絵が楽しいので、熱中しました。
さらにそのだまし影絵は迷路でもあります。そして迷路には複数のギミックがあります。
キャスト(迷子)がその仕掛けで跳ね上がったり落っこちたりします。
またオンラインのステージクリアタイムアタックランキングもあります。
楽しい遊びが詰まっているので、熱中しました。
*快適さ:4pt
全体的にロード時間が短いです。
初めに遊び方を紹介するステージが、複数あります。気軽に遊べます。
他のユーザーが製作したステージを、簡単にコピーできて、ばらせます。
ステージクリエイトモードではモーションコントローラで白い壁に影を書くことで、
それに対応するブロックが自動で置かれます。影絵を簡単に作れます。
*難易度:3pt
収録ステージの8割くらいしかまだやっていませんが、そこまでなら3です。
序盤から中盤は1〜2で、箱の回転が加わりだすと3くらいです。
ひらめけば、1ステージあたり1分くらいで解けるので、気軽にチャレンジできます。
金魚すくいみたいにキャスト(迷子)を影ですくいあげて運ぶこともできます。
けっこう強引にゴールまでキャストを誘導できるので、
ステージクリアはそれほど難しくないです。
BAD/REQUEST
*快適さ:4pt
プレイ中にキャリブレーションをやり直すことが、ときどきありました。
ほんの少し不快でした。
共有されたステージを条件検索し表示するのに、1分とちょっとかかることもあります。
*満足感:5pt
独特の雰囲気が合わないと、このゲームの評価は下がると思います。
公式サイトのゲーム紹介などで確認してください。
公式サイトに対談や番組放送もあります。
COMMENT
*満足感:5pt
だまし絵と迷路ゲームが1つになった『光と影の箱』に大満足です。
影絵(トリックアート)と迷路を簡単に作れて、それを共有できるのが、楽しいです。
ブロックの形は「!」で、影の形は「?」のトリックアートも簡単に作れます。
一見ばらばらのブロックなんだけど、ある向きからライトで照らすと「うさぎ」の影ができて、
またある向きからライトで照らすと「かめ」の影ができるステージも内蔵されています。
そしてそのだまし影絵(トリックアート)を迷路としても楽しめます。
迷路にはギミックが複数あり、どれも楽しいものです。
1つのステージにトリックアートの驚きと迷路のギミックの楽しさが詰まった『光と影の箱』に大満足です。
まだまだ楽しめそうです。