PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

・各エンディングまでのシナリオがフローチャートで分かりやすくなった。

・各シナリオへ進行するためのヒントが用意されている。

・刀と流派の独立により、好きな武器でいろんな戦い方が出来る。
例えば身の丈ほどある長刀を片手で扱ったり、二刀流やまさかの逆手持ちの忍者二刀流も可能。
特に長刀忍者二刀流はド迫力！

・全難易度通して、敵の捌き頻度が低く、戦闘が割りとゴリ押しでいけるため、難易度は下がっている。

・幕末という時代背景がよく出ている。作りやすい題材ではあるんですけど。
侍道では時代背景はオマケ程度でストーリーにはあまり影響がなかったのですが、今回はしっかり絡んでいます。
この時代背景だから出来るシナリオになっています。

・服装や装飾品の種類が少なく、面白い格好が少ない。ちょっと真面目路線に軌道修正か。悪い点に書こうかと思ったが、正直3はふざけ過ぎだと思ったので、私としては○。

BAD/REQUEST

・刀と流派が独立したまでは良かったが、肝心の刀の種類に応じて個性付けがされていない。
長刀と短刀でも攻撃速度は同じであり、活力の消費も同じ。リーチの差しかない。
それはすなわち長刀が非常に有利であり、短刀はリーチが極端に短く不利である。
そのため、短刀を使う目的が見た目等の趣味武器と化してしまった。

・敵の防御頻度と捌きの的確さが低く、ゴリ押し戦闘で勝てる場合が非常に多いため、押し引きの攻防が好きだった人からすると、戦闘が単調に感じるかもしれない。

・銃の種類、流派が少なく、あまり使えない。
せっかく幕末の時代で、西洋文化が入ってきて、生き方や戦い方まで変わってきているわけだから、刀に拘らず銃の戦闘スタイルももっと豊富に欲しかった。
刀と銃の二刀流というこの時代ならでわの流派もあってよかったと思う。

・道場や夜這いはオマケ。拷問はいらない。
この三つは純粋にやっていて面白くない。
特典解除のために嫌々やる程度。

・ソフトウェアリセット時にフリーズが多い。
よく書かれている、普通に街中を歩いていていきなりフリーズという現象は最新パッチ（1.02）ではおきません。100時間以上やって一度も起きていません。
もし起きるという人はハードがヘタっている可能性の方が大きい。買い替えを検討した方が懸命ですね。ソフトのせいではない。

・戦闘時に重くなる事が頻繁にある。特に野次馬が多いと、敵が一体でも常にスロー状態。これもハードスペックも問題と思われるが、ハードスペックを超えたプログラムを組んでしまうのも問題ですね。腕が悪いと言わざるを得ない。
発売するハードで快適に動作するように組むのがプロの仕事です。

・グラフィックが荒い。テクスチャ解像度が低く、かなり引き伸ばしておりボヤけてます。
開発費の問題でしょうね。莫大な資金を投入する洋ゲーのようにはいかないにしても、もう少しグラフィックにもお金をかけて欲しいですね。

・好きな魅力をつける作業が苦痛な作業でしかない。パーツに好きな魅力がつくまで何百回と繰り返すのはゲームと言えるのか？質を消費して好きなっものをつけるようにしても良かったのでは。

COMMENT

侍道は1〜4全てプレイ済み。
ですが1〜3は評価が高いので買ってみたら、全然面白さが分からなくて、自分にはあいませんでした。分からないなりに、何故か全シリーズやってるんですけどね。
で、4が出たのでどうしようか考えつつも、不安で一杯な気持ちでとりあえず購入。期待せずに始めたら、3までとはかなり変わっていて、自分的には大当たりでした。
いわゆる「簡単で長く遊べる今風」にモデルチェンジしてますね。
この変化がこれまでの1〜3が好きだった人達からボロクソに言われているわけで、理解は出来ますが、1〜3が楽しくなかった私としては大歓迎の変わりようでした。
1〜3のシリーズファンは慎重に、そして新規の方や侍道はやったことあるけどイマイチだった人にはお勧め出来る作品です。
決して駄作ではありません。これまでのマニア向け作品から、一般向け作品に軌道修正しただけです。
これからの侍道に期待が持てるようになりました。