PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

グラフィックは美しい。
景色はもちろん、敵も含めたキャラクター達の身に着けているものや建物などのデザインが素晴らしく、キラットという架空の国の実在感がよく出ている。

キャラも立っていて魅力的。
ミン陛下はもちろん、個人的には側近のポール“デプルール”ハーモンやタバコ（笑）で酔っ払っているヨーギーとレジーなど、大人が見ても楽しめるブラックなユーモアのあるキャラクター達で、イベントシーンなども楽しめた。

３に比べて、敵のＡＩの賢さも上がっているように感じた。
また、マーキングをしても消えてしまう敵の存在もあり、良い意味で先頭に歯ごたえが生まれた。

もちろん、戦闘を避けつつ進むステルスプレイも楽しめるが、本作含めこのシリーズはどちらかというと戦闘して敵をせん滅することに重きが置かれており、バトル好きは楽しめる。

音楽も世界観にマッチしており良い。

BAD/REQUEST

ストーリー性が非常に薄い。
母親の遺骨を、祖国に持ってきたことが最初のきっかけであるが、そもそもこのレジスタンス組織になぜ主人公がここまで肩入れするのかがわからない。最後まで感情移入ができなかった。
起承転結みたいなものはなく、基本的には敵の拠点を一つずつ潰していくのみ。

前作でも思ったことだが、進めていくうちに敵の倒し方がワンパターンになっていく。
最初は楽しめるものの、「一度も発見されない」「銃火器を使わない」など、自分で枷をつけてプレイしないと、弛緩した雰囲気のまま戦闘をすることになる。

オープンワールド上に散らばったものを収集する要素もあるが、単純で面白くはない。

COMMENT

個人的には、３からプレイしている。
良くも悪くも３からあまり変わっていない印象で、ちょこちょこと改良されている程度。
ストーリー的なつながりはないので、こういったゲームが好きであれば、シリーズ未経験でもＯＫ。
特に戦闘が好きな方にはおすすめ。