【PS4】ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2019-09-26 |
価格 | 8580円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:錬金術RPG ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 73
- (難易度)
- 0.75
- レビュー数
- 8
スコアチャート
GOOD!
◆新しい調合スタイル
以前のテトリスからガラッと変わって、スキルツリーみたいに指定素材を入れると隣のマスに素材が入れられるようになり効果が増えたり強化されたりするという流れ。同じマスに段階があることもあり、どの素材をどこに入れるか考えるのが楽しい。
◆派生レシピ
上記の調合ツリーの中に新レシピのマスもあり、そこに素材を入れると新しいレシピを覚えます。ただ本を買って覚えるよりこの方がどこから開くか、どの素材が必要かが分かるので採取が楽しみになります。
◆多様な採取法
同じポイントでも、鎌・ハンマー・杖など採取する方法によってとれるものが変わります。これによりマップを増やすことなく素材の広がりを演出されています。
◆声優
いつも通り演技力も高いですし、キャラにぴったり合っている声でゲームの盛り上げに一役買っています。
◆音楽
いつもアトリエの音楽はとてもいいのですが今回は少し作風が変わっています。それでもアトリエ音楽として新風を感じられていい感じ。
BAD/REQUEST
◆レベルを上げて物理で殴ればいい
アイテムもそれなりにあるのですが、リアルタイム戦闘であることとアイテムのウェイトが大きすぎることから少々強いアイテムを使うより通常攻撃し続けたほうが強いです。同じ理由でスキルも使わないですし超必殺技にあたるものも使えません。
通常攻撃でAPが溜まりタクティクスレベルが上がれば攻撃回数+1となるので、ダメージもAPも加速し、ますます攻撃回数が増えるというサイクルが強すぎました。ボス戦で回復アイテムを1回も使わなかったアトリエは初めてです。
◆ルルアみたいなマップごとの一覧がほしい
採取法が多様化したことによりマップで何を取ったかが分からなくなりがち。全部取ったと思い込むと素材が手に入らず困ることになります。
◆コストカット
キャラや舞台は結構いいのですがイベントが少なくクエストも少なく話の広がりもイマイチ。キャライベントはボイスなし。パメラも出なかった(?)のですが声優コストを減らしたからかなと邪推しガッカリしちゃいます。起承転結の転が何度かあるのですが、そこももっと広げられたと思うのにあっさり終わります。エンディングも広がりなく個別エンドもなし。少ないイベント絵も似たような雰囲気のものばかりでもうちょっとパターンが欲しかったです。
◆特性
これまでだと強い特性は、組み合わせて上位特性にする、後半のマップで栄養剤を使って採取する、ラスボスに匹敵するような強敵を倒して得る、といった形でしたが今作はそう言うのがなくなり種類も減りました。その代わりに導入されたのがレベル。たとえば品質上昇++は最大でLv50まで上げることができ品質が50%上がります。ところが新調合システムと相まってアダに。例えば調合して水系が3つできる⇒それを素材に水系を作る、で品質上昇++Lv3になります。次はLv9になり中盤で一つでも手に入れればあっという間にカンスト。さらに調合品の複製が簡単にできるので一度作ればそのまま無限に使いまわせます。これがまたレベルを上げて物理で殴ればいいに拍車をかけます。
◆胸
動きが気持ち悪いです。重力の上下を逆に計算しているんじゃないかと・・・。
COMMENT
Badが多いですがシステムを一新することにチャレンジした作品でしたしエラー落ちもなく楽しかったです。初心者向けを意識しているのか従来のファンには物足りないかも。クリア後もボスが2体追加される程度でダンジョンもなし。クリアまで賢者の石もエリキシル剤も作らなかったアトリエは初めてでした。
アトリエに興味があったけどシステムが複雑になりすぎて二の足を踏んでいた方には入門編としてオススメです。