PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

アイデア勝利
多分後にも先にもこれ以外出ないと思うが、弾幕系ならぬ敵幕系シューティングは面白いアイデアだと思う。
火力的にはあまり強くないがそれでも連射や爆風などでざくざくザコキャラを倒す爽快感は楽しいと思う。
特に各エリア最後のボーナスステージ（最終面はスコアが2倍になり、タイムアップまで延々敵編隊がやってくる。が、最終面扱いなので自機が全部やられればゲームオーバー）での、ギャラガ特有の敵を利用した超攻撃（レギオンアタック）は更に爽快感アップ。

前作からのシステム変化
前作は2つのオプション機を敵の軌道上に予め配置し、出てきた敵を撃っていくというパズル的（？）な面が強い感じがするが、こちらは一点集中と三点砲火（前方と右スティックの倒した方向+左右対称位置に対して弾を撃つ仕様）の2パターンを使い分けていく仕様に変わり、あまり深読みしなくても楽しめるようになった。
また、基本的に編隊の中に爆風が広がる敵がいてこいつを倒すことで大半は一編隊全滅、次のパターンに、というふうになってる為しくじって敵に囲まれてもなんとか逃げ切れる事も可能。
さらにパックマンDX同様死にそうになればスローが掛かる仕様も追加されてるため初心者でも楽しめるようになったと思う。

パックマンチャンピオンシップエディションDX（CEDX)のようなやりこみ感
自分はそこまでのやりこみはしてないが今回もスコアアタックがメインなので、敵の軌道が基本的にはパターン化されていている上、点数のシステムが爆風で倒すと通常ショット時の1/2の点数になる（補足として敵編隊群を一定時間内に倒すと7650点加算）為、ある程度は通常ショットで敵を倒し、でも通常ショットに拘り過ぎても敵編隊全滅が遅くなり次の編隊が来ないのでスコアに響き…と底が浅そうで意外とやりこみ感がある。
今作もスコアボードにて上位ランク者のリプレイが見れるので自己のパターン構築の参考になるし、上位ランク者のリプレイはただ見てるだけでも楽しい。

グラフィックとサウンド
とにかく背景の派手さに、敵軌道・敵爆破エフェクト等もド派手なのだが個人的にあまり邪魔にならず、ノリのいいサウンドと相まって気持ちよく楽しめる。（パックマンCEDXのようにグラフィックは今回も数パターン用意）

BAD/REQUEST

システム面の残念さ

パックマンCEDXでもこの問題はあったのだが、今作で言えばタイムアタック。
各エリアは5面構成になっていて、タイムアタックモードはこの各面を何秒でクリアできるかを競う。
購入すれば解ることなので書いてしまうが、エリア1〜9が5面ずつとチャンピオンシップモード5面+チュートリアル面5面の全55面なのだが、
ステージセレクト→ビジュアルセレクト→プレイ→リザルト→ステージセレクト画面…
と毎回戻されてしまう。
せめてリザルト後、オートセーブして次の面に…の仕様でも良かったのでは？

レギオンアタックの仕様
GOOD面で書いた敵機を利用しての超攻撃だが、これは各エリア最後の1編隊目にアメーバみたいな敵がいて、こいつを倒すことでその時残っていた敵機を味方につける事ができる。
が、この敵機は自機・オプション後方にかなり幅広く配置されてしまい、しかも敵や弾に当たればあっさり死んでしまうため、特に後半ステージではせっかく捕まえた敵が次の編隊であっさり全滅…なんてことに。
レギオンは無敵で最終面は常に最高火力で…とかだったらもっと爽快だったのに。

いつやるの？
タイトル画面に燦然と輝く「チャンピオンシップ スコアアタック トーナメント」のメニュー。配信日以降ここがオープンされることはなく、各メニュー下部に簡易説明が出るのだが
「お知らせ！CHAMPIONSHIPスコアアタック大会閉幕中です！」
の文字が。
閉幕中を！で強調せんでも…
このDXシリーズ、公式HPでも1ページ内に簡素化して表示されてるため、一切のアナウンスがない。

COMMENT

今回も大満足の出来だった。が、自分のレビューの点数が前回のパックマンの時に比べて少し低めなのは今作が駄目なのではなく、前作が高めにつけた（と言っても前作を過大評価してるわけではないです。当時は100点の出来だと思ってました）為、それを考慮して採点してます。

なので前作のパックマンCEDXが面白かった！と思った人は全く違うジャンルながらこれも楽しめると思います。