PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

ミラ編のみプレイしクリアした上でのレビューとなります。

○快適さ
かなり快適です。
戦闘に移行するまでの時間が短く、敵と接触しても長いロード画面を眺めることはありません。

○簡単な操作で爽快バトル
基本的に攻撃ボタンを連打、時々必殺技を絡めていくことでアクションが苦手な人でも「上手くプレイしてる感覚」が得られるのではないでしょうか。
この敷居の低さは評価すべきところだと思います。

○仲間とのリンク
自分の操作するキャラとコンピューターが操作するキャラがリンクすることによって敵のガードを崩したり、攻撃を当てた際に一定確率でアイテムを盗んだり、といったリンクするキャラ毎に様々な効果が得られるのはいいと思います。
合体技のようなものも色々あって見た目的にも楽しいのでGOOD。

○快適なことによって熱中度がUP
サブイベントが結構な数用意されているのですが、いつでもどこでも行きたい街やダンジョンにワープするシステムのお陰でサクサククリア出来ます。
ついついクリア出来そうなサブイベントはやっちゃいますね。

BAD/REQUEST

×グラフィック
どこをどう見てもPS2レベルのグラフィックは残念と言わざるを得ません。
また、ほとんどのイベントシーンがリアルタイムイベントでカットシーンでのイベントがほとんどありません。
フェイシャルモーションの質の低さも気になりました。
キレイ、と感じる場面はありませんでした。

×戦闘
雑魚戦はただひたすらボタン連打で倒せます。
敵は1回でも攻撃をくらうと仰け反るので仲間全員でタコ殴りにすれば簡単に戦闘終了です。
正直アクションバトルの意味はない。
バックステップには無敵時間があるのですが、余りに短い無敵時間なので回避するには役に立ちません。
敵の攻撃の当たり判定持続時間のほうが長いので。
ボス戦もつまらないです。
基本スーパーアーマーのボス相手に攻撃を受けない様にペチペチと攻撃を当てていくだけ。
前述した通り回避が役に立たないので攻撃→移動→攻撃．．．といった具合。
詰めが甘過ぎます。他のアクションゲームをみて勉強して欲しいですね。

×キャラ
他の方も散々かいているので簡単に
ミラ・猪突猛進だが良くも悪くも主人公らしいと思った。
ジュード・終始ミラについて行くだけで言うことにも一貫性がない。声や喋り方が不快。
アルヴィン・何度も裏切り、仲間に戻り、更にそれを受け入れ続ける仲間には呆れるしかありません。
エリーゼ・あるイベントからはただの腹黒い子供です。
それと喋るのが遅いのでこのキャラだけスキップしてました。
レイア・旅について行く理由も弱い上にストーリーにほとんど関わってきません。ホントになんで仲間になったのか分かりません。
ローエン・おそらくパーティー内で一番まともだと思いますが、策士というキャラには今一説得力が足りない。

×以下細かいところ
・戦闘BGMのボリュームが小さい
・戦闘時の操作をマニュアルにするとゲームにならない
・無駄に広いマップ

COMMENT

初めての据え置きテイルズでしたが正直「これが据え置き機のクオリティ？」と思いました。
しかし最近のRPGにはないどこか懐かしい雰囲気は好きですね。
15周年記念作品ということで期待し過ぎたのかもしれませんが、拘って作っている部分が余り見られませんでした。

プレイしたシリーズ
テンペスト、イノセンス、ハーツ（CG版）