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【PS3】うみねこのなく頃に散 〜真実と幻想の夜想曲〜

発売元 加賀クリエイトオフィシャルサイト
発売日 2011-12-15
価格 8379円(税込)
レーティング 【D】17才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:連続殺人幻想ノベル
■ プレイ人数:1人
■ うみねこパック:10,290円
■ 限定版:10,479円



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 5pt 5pt 4pt 4pt 4pt 2pt
総合点
83pt

GOOD!

PC版プレイ済み

・立ち絵、CG等
PC版よりも全体的に映える形に。ただし譲二や真里亜は見た目があまりよくないことを言及されてるのでちょっと違和感があるかも。
CGも豊富で力が入ってる感じがします。
・BGM、サウンドなど
元々曲が素晴らしいシリーズなので、極一部の差し替えを除いてそのまま移植されたのは嬉しい点。追加されたテーマ曲はそこそこといった感じです。
フルボイスで、キャスティングもマッチしてる声優が選ばれているので不満点はありません。
・システム
シーン再生、ボイス再生、履歴など基本的な機能は一通り揃ってます。

・厨二心がくすぐられる設定
世界観とか謎について考察することを楽しい、面白いと受け入れられるかで評価が変わってくるかと思います。
ただ、普通に読んでるだけでは何言ってるのか分からないだろう部分が多い(考察するように作られてるので、色々なEPにある手がかりから考える必要があります)ので、Wikiで調べたり自分で考える必要がありますが。

BAD/REQUEST

・PC版であった誤字等が未修正
ほぼそのまま移植されてるので、作者の誤解だったり誤字だったり間違いだった部分が未修正です。用語の意味がちょくちょく間違ってるのは温かい目で見るしかないと。

・何箇所か納得いかない部分が
ほぼどっかに手がかりがあったり過去の配布冊子なりで解説されてる内容を基に考えていけば何かしら説明できるのですが、4,5個ぐらい完全に投げっぱなしだったり、何の説明もなく話の都合上スルーされたりする部分が残ってます。家庭用でも特に補足されることもありませんでした。

・世界観やルールなどが複雑
ルールや舞台に関する事がかなり複雑な上、GOODの通り考察前提で書かれてるので事件の核にあたる部分(動機、犯人、手口)はかなり曖昧にしか説明がありません。そのためWiki読んで自分で考えないと答え聞いても全く理解できません。
補足・解説編に当たる本作をプレイしても「結局事件ってなんだったの?」と思うこと間違いなしです。

COMMENT

前作はファンタジーvsアンチファンタジー、今作はファンタジーvsミステリーという視点で事件を見ていくことになります。
うみねこはEP1〜4が問題編、EP5〜6がルールに関する追加説明、EP7が解答編、EP8がテーマの問いかけになってるのですが、実際のところ考察ありきの作品になります。
PC版で楽しかったのもコミュニティでの考察でしたが、今からだと時期が時期なので参加するのは難しいのが難点です。
無駄に難解だったり説明できない部分もあり、元が同人作なのでノリが受け入れられない人もいたりと、ちゃんと読むとなると人を選ぶ作品だと思います。

気軽に読みたいなら厨二バトル部分をさくっと読むだけでもそれなりに面白いかもしれません。

 
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
しろさん  [2013-08-19 掲載]

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総合ポイント
83
(難易度)
2.33
レビュー数
3
スコアチャート うみねこのなく頃に散 〜真実と幻想の夜想曲〜レビューチャート

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【60点以上】
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【標準偏差】
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