PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

・結末の意外性
これについては一般的な意見と全く逆になっていますけど。
……（ネタバレにより削除しました）……。

・モンスター育成と寄り道の楽しみ
今回、PTが2人+モンスターになりそのモンスターを仲間にしてシフトに配置することでバリエティを増やすシステムです
個人的にはこちらの方が編成の自由度も探す楽しみもあり、今作で拡がった寄り道要素にもうまく合っています。
（前作は専らヴァニラ+ホープ+ファングがスタメンたったし）
前作で有効活用させて貰ったジャマーやエンハンサーの一部はモンスターでないと使えません。

BAD/REQUEST

・やり応え
もともとヌルかったFF10の続編であるFF10-2ではボスやラスボスも含め歴代最弱というぐらい簡単になった前例があり
やり応え十分だったFF13の続編であるFF13-2ではどうなるかが危惧されましたが…やっぱりでした
前作をプレイした時の記憶では、中盤以降のボスは全般に、ザコの3分の1ぐらいにもかなり苦労した覚えがあり、
12章からラストダンジョンにかけては一瞬の油断も許されないといった、緊張感のあるラストにふさわしい内容だった記憶があります。

が、13-2はエンカウント頻度が多めなだけでかなり緊張感が薄かったですね。
今作でのイージーモードなど必要性を全く感じなかったです。
13のラスボスはたぶんFFで1番強かったんじゃないかってぐらいだったけど、今回はちゃんとモンスター選んで普通に成長させれば簡単にエンディングまで辿り着くことが出来てしまいました。
（前作のラスボスがドラクエでいうシドー並なら今作はさしずめドラクエでいうゾーマ並）
これではクリアしてもそれほど達成感がありません。個性的なボスも弱いとインパクトはなくなりますし、ただなんとなく前作の懐かしかった場面がこう変わったのを色々巡ってで終わってしまった感じです。

ここまでバランスの様変わりしたFF13-2でありながらも、FF13にはない戦闘システムがそんなにあるわけでもないのもさらにマイナスです。
そしてこの低難易度・・・はっきり言って馬鹿にしています。どう考えても難易度はFF13くらいで丁度良かったはずです。

COMMENT

まあ、プレイする楽しみをそれなりに見せてくれたゲームではありますよ。
一本道の続編が自由度を付けた軽い内容であるというのはFF10-2と同じパターンでした。

FF13のファンの人ほどゲーム内容に期待するのは危険。
逆に未経験の方なら無難に遊べるRPGでしょう。戦闘システム的にもバラエティがありFF作品入門としてはこの13-2は最適です。