【PS3】ソウルキャリバー V
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-02-02 |
価格 | 8380円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:武器対戦格闘 ■ プレイ人数:1〜2人 |
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発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-02-02 |
価格 | 8380円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:武器対戦格闘 ■ プレイ人数:1〜2人 |
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GOOD!
格闘ゲーム好きのレビューです、シリーズはちょくちょく触ってますが特にやりこんだ事はありません。
【ネット対戦環境】
今まで出ている格闘ゲームとは一線を画す出来です。
ラグなどは国内であればほぼ問題ありませんし、アジア圏の人とも普通に楽しめます。
格闘ゲームは1対1で相手と対戦するゲームなのでその性質上どうしても気持ちが殺伐としがちでしたが今作は挨拶したり、質問したり、自分の行動の意図を説明したりしながら対戦を楽しめるのでとても気楽に時間を忘れて対戦を楽しむ事が出来ます。
格闘ゲーム初心者の人にも複雑な操作は少ないですし、教えてくれる人が沢山いて、教えることも教わる事も気楽にできるシステムなのでおすすめだと思います。
【キャラクタークリエイション】
格闘ゲームのキャラクタークリエイションでここまで出来るのかと驚きました、顔のパターンこそ少ないですが衣装やデコレーションだけでなく身長や体格まで変えれるというのは格闘ゲームとしては思い切ったチャレンジだと思います。
色々なパーツを柄や色や付ける場所、角度、大きさなど変えれるので創意工夫で他のゲームやアニメのキャラなど作り出す事ができるので他の人のキャラクターを見てるだけでも楽しいです。
【クイックバトル】
疑似ネット対戦のようなモードで、沢山のキャラクリエイションされたキャラクター達と対戦し勝てば称号が貰えるというモードです。
このCPU戦がよくできていて特にAランクの敵なんかは対人戦の基本を理解していないと勝つ事は難しいでしょう。こちらから先に手を出そうとすると超反応で返してくるので必然相手の行動をしっかりガード、もしくは避けてから反撃をしていくということになりますが、そういう行動をしているとCOM側も大ぶりな攻撃なんかを出してくるので先に攻撃を当てれるようになったりします。
某モンスターを狩るゲームなんかと同じで最初の内は闇雲に攻撃をしていても勝てるのですがそれでは勝てなくなる壁があり、その先に格闘ゲームの楽しさがつまっていると思います。対人戦だと相手に気を使う事もありますがCPU戦なら好きな時にやりたいだけ同じ相手と練習できるのでいいと思います。
【トレーニングモード】
よく考えられていてショートカットキーでいくつかのモードを簡単に切り替えて練習ができるようになっています。
初心者の人にはそのキャラクターの主力技をコマンドと技の特徴などが書かれたウインドウを出したまま練習出来たり、コンボもコマンド表示させたまま練習できるモードなどがあります。また、技表で○ボタンを押せばCPUによるその技・コンボのお手本も見せてくれるのでわかりやすいです。
自分で技を覚えさせるレコーディングもありますし、技を1段ガードして反撃などの設定もできるので色々調べたり練習するのにも便利です。
BAD/REQUEST
【ストーリーモード】
お話を観ながら決められたキャラで決められた対戦をしていくだけなので1度やったら十分です。お話自体は個人的には楽しめましたが主人公格の姉弟以外のキャラクターの掘り下げなどはなく、ほとんど出てこないキャラクターも大勢いるのでストーリーモードに期待していた人の失望はうなずけます。
【CPUの難易度】
最初癖でアーケードモードから始めたのですが技もよくわかってない状態だと最後のボスが鬼のように強くてなんだこのゲームってなりました。
GOODでも書いたクイックバトルのAランクなどもそうですが格闘ゲームを分かっていれば面白くもなりますが分かってる人はとっとと対人戦にいくと思うのでそうなると誰の為のモードなんだと言う事になります。
格闘ゲームとか苦手だけどやってみようと思った初心者の人がいきなりこれを丸投げされても面白さにたどり着くわけがありません。何回か負けたらアドバイスが出るとか、チュートリアル的なモードをいれるとかもう少し工夫が欲しかったと思います。
COMMENT
冒頭に書いたように格闘ゲーム好きからみた感想ですが全てが「ネットで対戦を楽しむ」この一点に集中している作りになっていると思います。
ネット対戦環境は他に類をみない今後これがスタンダードになってもっと進化してくれたら嬉しいと、心の底からそう思う出来ですし、オフラインのモードも対人戦を楽しめるようになる為の練習場といった趣です。
キャラクタークリエイションにしても作る過程も楽しいですがそれを人に見てもらって色々話すのが楽しいというのもあるのでこれもオン要素とも言えます。
シリーズはやりこんでないので格闘ゲームとして見た感想ですが、やっていく内に使っているキャラクターに愛着がでてきて、もっとこのキャラクターの事知れたら良かったのにという思いも出てきました。
キャラ愛や世界観は大事なので次回作は更なる進化とその辺りの掘り下げも期待したいと思います。