・オリジナリティー ゲーム内に登場する武器、特に投擲系の武器はいままでにない効果があるものがあったりして良かった。機銃も種類こそ少ないものの、物語の時代に合わせた近未来的なデザインは、ワクワクさせるものを感じさせた。敵も種類が豊富、かつそれぞれ違った方法や武器で襲ってくるため自分的にはこれは好印象だった。 ・グラフィック そこそこ。悪いわけでもなくしかし飛びぬけて良いというわけでもない。これはこのゲームに限ったことではないが、建物や空など、対象物が遠くなればなるほどグラがひどくなる傾向がある。このゲームは特にその傾向が強かったような気がする。 ・サウンド これもそこそこ。戦闘時のBGMには引き込まれるものがあった。でもそれだけ。 ・熱中度 このゲームはそもそもそこまでやりこみ要素が多いゲームではないので、自分も熱中はしなかった。だた、自分はこのゲームには最初からそれは求めてはいなかったから、そんなに落胆もしなかったし、サクサクっとプレイしてあー面白かったで終わるゲームも全然ありだと思うので別に問題なし。ただ、あるにこしたことはないので、BADに挙げないだけで良いとは言ってないよ。 ・満足度 敵がロボットということで、射撃をすることによって吹き飛ぶ装甲や手足、破壊した部位によって敵の行動が変化するシステム、それらすべてが今までにないもので、このゲームをプレイしていて一番面白いと思えた所だと言っても過言ではない。足を集中射撃してすっ転ばしたり、頭を破壊して仲間を攻撃させたりと、爽快感あふれる表現は、心を大いに躍らせた。また、敵を倒すとクレジット(要するにお金。これで弾薬やキャラの強化アイテムなどを購入できる。)を取得できるのだが、部位を破壊するたびにそのクレジットが加算されていくというシステムも非常に良かったと思う。 ・快適さ 操作性はそこまでストレスを感じない。難易度はどちらかと言えば簡単な方に入ると思う。倒されても救急キットを使えばすぐに復帰できるので、良くも悪くも、倒されることにそこまで敏感にならなかった。
・武器の種類が少なすぎる GOODで書いたことの裏をかくのだが、デザインが良いからこそ、もっと武器の種類を増やしてほしかった。持てる数も、主人公専用アサルトライフル、ハンドガン、投擲物、が固定で持たされていて、自由に装備できるのはたったのひとつ。ちょっと少なすぎなる。これでは状況に合わせた柔軟な戦い方ができない。こういうところに作りの甘さを感じた。 ・死亡するのが遅すぎ 救急キットが切れた状態で倒される、つまり死亡になるわけだが、倒されてから死亡してゲームオーバーになるまでが遅すぎる。倒されて、ゲームオーバーだと分かっていながらいつまでも死亡せずに白くなっていく画面をただジーっと見つめ続けることになんの面白みがあるのか。ただのイライラ要因でしかない。倒された時に、CODのように「死を受け入れる」的な提案がでても良かったと思う。 ・ミッションによって連れて行ける仲間の人数が限定される ミッションによってというかほぼ最後を除くすべてのミッションで人数制限あり。謎。折角ラストクルーという小隊で任務にあたるのだから、全員で攻略させてよ。なんでわざわざ小隊をさらに分けるのか本当にわからない。ゴメンネー容量的に追いつかないんだよぉこれで我慢して、ね?と、製作者の甘えがもろに聞こえてしまったようなそんな感じ。連れていける仲間を選べるからってそんなの関係ないよ。そもそもこのシステム自体いらない。しかも中盤から終盤に至ってはもはや選択すらできずに強制的にある仲間と行動をともにすることに・・・。後に書くがこのゲームの肝であるリップルリンクシステムにこの強制はめっちゃ痛いんじゃないか?万遍なく仲間の信頼度を得たいなと、購入前から考えていた自分からしてみればこんなのたまったもんじゃない。やめてほしい。 ・仲間の作戦提案がただの妨害行為 強敵が現れたり、敵の数が多く戦況がよくならないと判断した仲間AIが、「今からフラググレネードを投げる、いいな?」とか、「こちらの敵はお任せください、よろしいですね?」など、作戦を提案してくることがあるのだが、この行為は一生懸命戦っている自分からしてみればただの妨害でしかない。なぜならこれ、提案されると「OK]か「STOP]かをプレーヤーである自分が決めなければならないからだ。自分で指示したならまだしも、なんで仲間の指示をこっちが判断しなくちゃならないのか。早く投げてくれ。こちら側の敵はって当たり前でしょ早く戦ってくれ。さらには、この提案された作戦、成功したとして特に何か戦況が変化するわけでもない。ただフラグが爆発してはい終わり、とか、任せて、というわりにすぐ倒されたり・・・。これなんか意味あんのかな?ってつい疑問に思ってしまう。いつだかはフラグを投げると提案してOKだしたら、「ごめん、外した・・・」というものが・・・。製作者は何の意図をもってこれを導入したのか甚だ疑問。面白みを微塵も感じなかった。 ・リップルリンクシステム それぞれ仲間には信頼度というものがあり、これが高いとその人が囮になってくれたり、自分の指示を聞いてくれたりして、低いとその逆のことが起こったりするのだが、この信頼度は誤って攻撃をその仲間に当ててしまったりすると下がってしまう。にも関わらずあきらかに仲間がこちらの攻撃を受けにきているとしか思えない場面が多々あるのだ。操作ミスで仲間を撃ってしまったのならまだしも、敵を射撃している射線上にいきなり出てきて被弾して、「おい、殺す気か!?」とか言われたりする。いやお前が勝手に・・・。とイラつくことが多くある。敵を殴ろうとしたら突然目の前に現れて殴られて、「ちょっと、どういうつもり!?」ってお前がどういうつもりだよ!!と、叫びたくなる。プレーヤーのことを考えずに仲間キャラを作るとこうなるんだなぁ、と改めて思った。イライラ要因以外の何ものでもない。
正直に言って惜しい作品だと思う。オリジナリティーやアイデアの非凡さはあるのに、細かいところで色々作り込みが甘かった気がした。このゲームのコンセプトとして、「命」というものを挙げているようだが、自分はそれが伝わってこなかった。コンセプトが伝わらないということは、それをプレーヤーに伝えるだけのシステムや作りができていないということだ。それを伝えられるかそうでないかの差は、やはりそういった細かいところでの完成度が分かれ道になってくるのだと思う。オンラインはそこそこ楽しいので、それのみを楽しみたい方はいいと思う。やり込んでいる人との差もそこまでないし、自分の戦い方が分かれば、楽しくプレイできると思うので、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。
GOOD!
・オリジナリティー
ゲーム内に登場する武器、特に投擲系の武器はいままでにない効果があるものがあったりして良かった。機銃も種類こそ少ないものの、物語の時代に合わせた近未来的なデザインは、ワクワクさせるものを感じさせた。敵も種類が豊富、かつそれぞれ違った方法や武器で襲ってくるため自分的にはこれは好印象だった。
・グラフィック
そこそこ。悪いわけでもなくしかし飛びぬけて良いというわけでもない。これはこのゲームに限ったことではないが、建物や空など、対象物が遠くなればなるほどグラがひどくなる傾向がある。このゲームは特にその傾向が強かったような気がする。
・サウンド
これもそこそこ。戦闘時のBGMには引き込まれるものがあった。でもそれだけ。
・熱中度
このゲームはそもそもそこまでやりこみ要素が多いゲームではないので、自分も熱中はしなかった。だた、自分はこのゲームには最初からそれは求めてはいなかったから、そんなに落胆もしなかったし、サクサクっとプレイしてあー面白かったで終わるゲームも全然ありだと思うので別に問題なし。ただ、あるにこしたことはないので、BADに挙げないだけで良いとは言ってないよ。
・満足度
敵がロボットということで、射撃をすることによって吹き飛ぶ装甲や手足、破壊した部位によって敵の行動が変化するシステム、それらすべてが今までにないもので、このゲームをプレイしていて一番面白いと思えた所だと言っても過言ではない。足を集中射撃してすっ転ばしたり、頭を破壊して仲間を攻撃させたりと、爽快感あふれる表現は、心を大いに躍らせた。また、敵を倒すとクレジット(要するにお金。これで弾薬やキャラの強化アイテムなどを購入できる。)を取得できるのだが、部位を破壊するたびにそのクレジットが加算されていくというシステムも非常に良かったと思う。
・快適さ
操作性はそこまでストレスを感じない。難易度はどちらかと言えば簡単な方に入ると思う。倒されても救急キットを使えばすぐに復帰できるので、良くも悪くも、倒されることにそこまで敏感にならなかった。
BAD/REQUEST
・武器の種類が少なすぎる
GOODで書いたことの裏をかくのだが、デザインが良いからこそ、もっと武器の種類を増やしてほしかった。持てる数も、主人公専用アサルトライフル、ハンドガン、投擲物、が固定で持たされていて、自由に装備できるのはたったのひとつ。ちょっと少なすぎなる。これでは状況に合わせた柔軟な戦い方ができない。こういうところに作りの甘さを感じた。
・死亡するのが遅すぎ
救急キットが切れた状態で倒される、つまり死亡になるわけだが、倒されてから死亡してゲームオーバーになるまでが遅すぎる。倒されて、ゲームオーバーだと分かっていながらいつまでも死亡せずに白くなっていく画面をただジーっと見つめ続けることになんの面白みがあるのか。ただのイライラ要因でしかない。倒された時に、CODのように「死を受け入れる」的な提案がでても良かったと思う。
・ミッションによって連れて行ける仲間の人数が限定される
ミッションによってというかほぼ最後を除くすべてのミッションで人数制限あり。謎。折角ラストクルーという小隊で任務にあたるのだから、全員で攻略させてよ。なんでわざわざ小隊をさらに分けるのか本当にわからない。ゴメンネー容量的に追いつかないんだよぉこれで我慢して、ね?と、製作者の甘えがもろに聞こえてしまったようなそんな感じ。連れていける仲間を選べるからってそんなの関係ないよ。そもそもこのシステム自体いらない。しかも中盤から終盤に至ってはもはや選択すらできずに強制的にある仲間と行動をともにすることに・・・。後に書くがこのゲームの肝であるリップルリンクシステムにこの強制はめっちゃ痛いんじゃないか?万遍なく仲間の信頼度を得たいなと、購入前から考えていた自分からしてみればこんなのたまったもんじゃない。やめてほしい。
・仲間の作戦提案がただの妨害行為
強敵が現れたり、敵の数が多く戦況がよくならないと判断した仲間AIが、「今からフラググレネードを投げる、いいな?」とか、「こちらの敵はお任せください、よろしいですね?」など、作戦を提案してくることがあるのだが、この行為は一生懸命戦っている自分からしてみればただの妨害でしかない。なぜならこれ、提案されると「OK]か「STOP]かをプレーヤーである自分が決めなければならないからだ。自分で指示したならまだしも、なんで仲間の指示をこっちが判断しなくちゃならないのか。早く投げてくれ。こちら側の敵はって当たり前でしょ早く戦ってくれ。さらには、この提案された作戦、成功したとして特に何か戦況が変化するわけでもない。ただフラグが爆発してはい終わり、とか、任せて、というわりにすぐ倒されたり・・・。これなんか意味あんのかな?ってつい疑問に思ってしまう。いつだかはフラグを投げると提案してOKだしたら、「ごめん、外した・・・」というものが・・・。製作者は何の意図をもってこれを導入したのか甚だ疑問。面白みを微塵も感じなかった。
・リップルリンクシステム
それぞれ仲間には信頼度というものがあり、これが高いとその人が囮になってくれたり、自分の指示を聞いてくれたりして、低いとその逆のことが起こったりするのだが、この信頼度は誤って攻撃をその仲間に当ててしまったりすると下がってしまう。にも関わらずあきらかに仲間がこちらの攻撃を受けにきているとしか思えない場面が多々あるのだ。操作ミスで仲間を撃ってしまったのならまだしも、敵を射撃している射線上にいきなり出てきて被弾して、「おい、殺す気か!?」とか言われたりする。いやお前が勝手に・・・。とイラつくことが多くある。敵を殴ろうとしたら突然目の前に現れて殴られて、「ちょっと、どういうつもり!?」ってお前がどういうつもりだよ!!と、叫びたくなる。プレーヤーのことを考えずに仲間キャラを作るとこうなるんだなぁ、と改めて思った。イライラ要因以外の何ものでもない。
COMMENT
正直に言って惜しい作品だと思う。オリジナリティーやアイデアの非凡さはあるのに、細かいところで色々作り込みが甘かった気がした。このゲームのコンセプトとして、「命」というものを挙げているようだが、自分はそれが伝わってこなかった。コンセプトが伝わらないということは、それをプレーヤーに伝えるだけのシステムや作りができていないということだ。それを伝えられるかそうでないかの差は、やはりそういった細かいところでの完成度が分かれ道になってくるのだと思う。オンラインはそこそこ楽しいので、それのみを楽しみたい方はいいと思う。やり込んでいる人との差もそこまでないし、自分の戦い方が分かれば、楽しくプレイできると思うので、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。