■キャラクター ・RPGにしては固有キャラクターは多目であり、立ち絵のあるキャラクターがほぼ全て使用可能というのは嬉しいところ。個性も様々できっとお気に入りのキャラクターが見つかる事請け合いである。 ・自身でもキャラクリエイトが可能であり(髪型・声・顔・肌の色等)好みのキャラクターが作成できるようになっている。 ■戦闘システム ・「萌え殺し」「アイテム化」といった要素があり、ただダメージを与えて敵を倒すという戦法に新たな選択肢を追加している(※BADに後述)。萌えというものを戦闘システムに昇華したこのシステムは斬新かつ大胆な発想だと思う。 ■やりこみ要素 ・キャラゲー(笑)と思うなかれ、圧倒的なやりこみ要素が用意されている。全てを遊びつくすにはかなりの時間を要する。まさに圧倒的 ■グラフィック ・立ち絵は非常に綺麗です。モーションポートレートもあまり違和感がなくかなりいい出来です (※BADに後述) ■音楽 ・非常に良いです。BGMも耳障りなものはなく自然と聞き入れる。歌詞付きの曲に関しては素晴ら しい出来だと思う。個人的には「圧倒的なGo!!」がお気に入りです。 ■声優 ・思わず「このキャラの声当ててる人誰なんだろう」と調べてしまうくらいに興味を惹きました。詳しい方からすれば「知らないの〜?」って言われそうですが、こういった方面に疎い自分で も引き込まれる素晴らしい演技でした。これがプロの仕事か…。
■ストーリー ・せっかく主人公に7種類の性格を用意したのなら、そこをもっと上手く掘り下げて欲しかった。 ほとんどストーリーに絡まない6種類が勿体無さ過ぎる。どれも魅力的なだけに残念。 ■ロード ・本当にヒドイです。拠点を中心に活動するゲームなのですが、拠点に戻る度に4〜5秒のロードが入ります。拠点に戻る頻度も高いため非常にストレスを感じます。 ・敵とエンカウントする度に3〜4秒の読み込みがあります。まスキルやアイテムを選択すると2〜 3秒の謎の読み込みの後に発動するためテンポが最悪です。 ■システム(戦闘・UI周り含む) ・細かく言ってしまうとかなりの長文になってしまうため割愛しますが「これ本当にテストしました?」レベルの不便さが目立ちます。パッチでだいぶ改善されましたが、アイテムソート機 能なんてパッチで当てるレベルじゃないと思うし、一部はまだソートできない(マテリアル)状態である。 ・同一性能である武器・防具は纏まらないため無意味にアイテム欄を圧迫(アイテムも所持数と所 持限界数の表示が一切無い為整理を怠ると捨てるハメになる)そのくせ売却時に売却個数を聞いてくるという意味不明な仕様。結局1個しか売却できないため99個所持ならば99回売る作業が発生する(なぜか購入時は1〜99でまとめられているように表示されるがアイテム欄ではそうなっていない) ・全体的に操作がワンテンポ遅い。なんだか自分が口頭でプレイヤーに「上押してください」と伝えてそれを実行しているようなそんな遅さ。仮にもやりこみゲーを謳うならこのモッサリ感は致命的。 ・GOODで書きましたが、萌え殺し・アイテム化が主人公しか使用不可能な為、戦闘メンバーのターンが無駄になる(倒してしまわないようにターンを飛ばすため)かなりの格下のモンスター以外は萌え殺し・アイテム化に3〜5ターン費やすため戦闘のテンポが非常に悪くなる。また、萌え殺し・アイテム化によるメリットが大きいため、強敵に対しては倒すより萌え殺し・アイテム化が優先される…結果ただ倒す事がデメリットになり、装備強化=俺ツエーというよりは萌え殺しを行う間耐えるために装備強化という図式になりがちである。 ■グラフィック ・同社のゲームはいくつかプレイしていますが確実に良くなってきています。が、BADに書いたの はそういうことです。やはり次世代機のグラフィックかと言われるとNoといわざるを得ません。 ・3D時のキャラクターモーションがPS時代かと疑ってしまうレベル。違和感がありすぎるというか…シンボルアタックを採用するならそこは改善して欲しい。振りがかなり遅いので敵が近づいてくるかなり前にアクションボタンを押さないと先制が取れない。 ■やりこみ要素 ・どこまでを「やりこみ要素」ととるかは個人によると思うのだが、Lv9999にするまでに12回もキャップを解放(それもキャラ毎)しなくてはいけないのは延命にしか見えない。 10名以上の固有キャラが参加するのに12*10以上のポイントが必要になる。さすがに一律解放で良かったのでは?12回もさせるなら…。 ■スキップ機能 ・なぜか2種類のスキップが用意されており、場面によって停止可能の低速スキップor停止不可能の高速スキップに勝手になる。もうちょっと何とかなりませんかねぇ…。
続編を期待したい作品です。作品としての伸び代はかなりあります。 不満点を解消して頂ければ文字通り神ゲーとなれる資質を持った一品です。それだけにこの未完成具合が非常に惜しい…。 発売時期からみても大人の事情があったのではと邪推したくなりますが、続編に期待したいところです。キャラゲーとして買うなら一級品、RPGとして買うならある程度覚悟はいるかと思います。 やりこみゲーは完成されたシステムがあってこそだなと改めて思いました。
GOOD!
■キャラクター
・RPGにしては固有キャラクターは多目であり、立ち絵のあるキャラクターがほぼ全て使用可能というのは嬉しいところ。個性も様々できっとお気に入りのキャラクターが見つかる事請け合いである。
・自身でもキャラクリエイトが可能であり(髪型・声・顔・肌の色等)好みのキャラクターが作成できるようになっている。
■戦闘システム
・「萌え殺し」「アイテム化」といった要素があり、ただダメージを与えて敵を倒すという戦法に新たな選択肢を追加している(※BADに後述)。萌えというものを戦闘システムに昇華したこのシステムは斬新かつ大胆な発想だと思う。
■やりこみ要素
・キャラゲー(笑)と思うなかれ、圧倒的なやりこみ要素が用意されている。全てを遊びつくすにはかなりの時間を要する。まさに圧倒的
■グラフィック
・立ち絵は非常に綺麗です。モーションポートレートもあまり違和感がなくかなりいい出来です
(※BADに後述)
■音楽
・非常に良いです。BGMも耳障りなものはなく自然と聞き入れる。歌詞付きの曲に関しては素晴ら しい出来だと思う。個人的には「圧倒的なGo!!」がお気に入りです。
■声優
・思わず「このキャラの声当ててる人誰なんだろう」と調べてしまうくらいに興味を惹きました。詳しい方からすれば「知らないの〜?」って言われそうですが、こういった方面に疎い自分で も引き込まれる素晴らしい演技でした。これがプロの仕事か…。
BAD/REQUEST
■ストーリー
・せっかく主人公に7種類の性格を用意したのなら、そこをもっと上手く掘り下げて欲しかった。
ほとんどストーリーに絡まない6種類が勿体無さ過ぎる。どれも魅力的なだけに残念。
■ロード
・本当にヒドイです。拠点を中心に活動するゲームなのですが、拠点に戻る度に4〜5秒のロードが入ります。拠点に戻る頻度も高いため非常にストレスを感じます。
・敵とエンカウントする度に3〜4秒の読み込みがあります。まスキルやアイテムを選択すると2〜 3秒の謎の読み込みの後に発動するためテンポが最悪です。
■システム(戦闘・UI周り含む)
・細かく言ってしまうとかなりの長文になってしまうため割愛しますが「これ本当にテストしました?」レベルの不便さが目立ちます。パッチでだいぶ改善されましたが、アイテムソート機 能なんてパッチで当てるレベルじゃないと思うし、一部はまだソートできない(マテリアル)状態である。
・同一性能である武器・防具は纏まらないため無意味にアイテム欄を圧迫(アイテムも所持数と所 持限界数の表示が一切無い為整理を怠ると捨てるハメになる)そのくせ売却時に売却個数を聞いてくるという意味不明な仕様。結局1個しか売却できないため99個所持ならば99回売る作業が発生する(なぜか購入時は1〜99でまとめられているように表示されるがアイテム欄ではそうなっていない)
・全体的に操作がワンテンポ遅い。なんだか自分が口頭でプレイヤーに「上押してください」と伝えてそれを実行しているようなそんな遅さ。仮にもやりこみゲーを謳うならこのモッサリ感は致命的。
・GOODで書きましたが、萌え殺し・アイテム化が主人公しか使用不可能な為、戦闘メンバーのターンが無駄になる(倒してしまわないようにターンを飛ばすため)かなりの格下のモンスター以外は萌え殺し・アイテム化に3〜5ターン費やすため戦闘のテンポが非常に悪くなる。また、萌え殺し・アイテム化によるメリットが大きいため、強敵に対しては倒すより萌え殺し・アイテム化が優先される…結果ただ倒す事がデメリットになり、装備強化=俺ツエーというよりは萌え殺しを行う間耐えるために装備強化という図式になりがちである。
■グラフィック
・同社のゲームはいくつかプレイしていますが確実に良くなってきています。が、BADに書いたの はそういうことです。やはり次世代機のグラフィックかと言われるとNoといわざるを得ません。
・3D時のキャラクターモーションがPS時代かと疑ってしまうレベル。違和感がありすぎるというか…シンボルアタックを採用するならそこは改善して欲しい。振りがかなり遅いので敵が近づいてくるかなり前にアクションボタンを押さないと先制が取れない。
■やりこみ要素
・どこまでを「やりこみ要素」ととるかは個人によると思うのだが、Lv9999にするまでに12回もキャップを解放(それもキャラ毎)しなくてはいけないのは延命にしか見えない。
10名以上の固有キャラが参加するのに12*10以上のポイントが必要になる。さすがに一律解放で良かったのでは?12回もさせるなら…。
■スキップ機能
・なぜか2種類のスキップが用意されており、場面によって停止可能の低速スキップor停止不可能の高速スキップに勝手になる。もうちょっと何とかなりませんかねぇ…。
COMMENT
続編を期待したい作品です。作品としての伸び代はかなりあります。
不満点を解消して頂ければ文字通り神ゲーとなれる資質を持った一品です。それだけにこの未完成具合が非常に惜しい…。
発売時期からみても大人の事情があったのではと邪推したくなりますが、続編に期待したいところです。キャラゲーとして買うなら一級品、RPGとして買うならある程度覚悟はいるかと思います。
やりこみゲーは完成されたシステムがあってこそだなと改めて思いました。