IFにしては珍しい、「萌え殺し」というキャラを活かしたシステムが良かったと思います。毎回どのゲームでも、キャラを引き立たせる世界観とゲームバランスが、「萌え」という属性で一層特化していたように思えました。 また、キャラを1からメイクできる点や、メインキャラ+メイクキャラ、メイクキャラどうしを融合しての特性強化など、ただ単にレベルを上げるだけでは育たないステータスを強化できる点は良かったと思います。 そして、RPGで最も面倒なレベル上げも、「ムゲンフィールド」内にランダム出現する要塞?(要塞設定=○マトトのパクリ設定ですが…)でサクッと解消されますので、面倒にはならないかと思います。IFお決まりのお色気もあり、RPGで疲れた際に「ちょっと一息」感覚で使えるのも良かったと思います。 最後に、声優陣もなかなか良く、ボス戦ではテンポ良いBGMでノリやすいかと思います。
まず1点目。GOODで挙げた「萌え殺し」ですが、シュシュの変身回数には戦闘中に限り制限があり、戦闘の都度「萌え属性」をあわせる事が難しく、また大したメリットもない為、使用頻度はほぼ0でした。変身回数を設けるなら、ある程度属性の固定化を図るべきでは無いかと感じました。 2点目。レベル上げ自体は苦痛では無かったのですが、各レベル帯にキャップが設けてあり、解除するためにムゲンPを消費するという点が、いまいち理解不能でした。また、最大レベルが5000と、テイルズシリーズですらありえないカンスト上限は、トロフィー獲得を難しくする為の処置以外の何者でもないと感じました(カンスト上限に達するために、貴重なムゲンPを大量消費する点も意味不でした)。 3点目。シュシュの「萌え属性」は多数あり、特定イベントでも各属性が出現しますが、それ以外は登場も無く、戦闘で使い分ける程度しか意味がありません。加えて、得意武器やスキル属性もバラバラの為、その為だけに武器を強化する意味合いが全く感じられませんでした。一言で言うと、強化武器は1種類で属性を変える意味無し、です。もっと有意義にキャラを活かして頂きたかったです。 4点目。戦闘システムはネプmk2+ディスガイアと言った感じで、独創性はほぼ皆無です。トリユニからムゲンまでやってきましたが、トリユニのキャラとシステムを変えて販売しているだけ、という感じがしました。 5点目。レベルやスキルを強化できますが、スキルを強化しても必要APがレベルについていかないので、この点はもっと見直すべきだったかと…。 6点目。バグが致命的過ぎるということです。現在はアプデパッチが配布されており修正は可能ですが、特定の章で勇者が消滅してしまう、フィーバー時特定条件で打ち上げると、4000コンボ程まで敵が落ちてこない、と言った致命的なバグもあり、その修正が2〜3週間後という、メーカーのやる気の無さが表立ちました。 ラスト。入浴シーンでお手伝いできますが、18禁の劣化Verでしかもメリット皆無の為、あえて入れた意味が分かりません。これに時間を割くなら、誤字脱字をしっかり見直しましょう。
総合的にBADがメインになりましたが、癖になると時間を忘れて楽しめるゲームだと思います。操作も直感的ですし、キャラの魅力に惹かれたなら迷わず即買いでOKです。 キャラゲーとして、RPGとして楽しむには十分な一品だと思います。 ただ、ある話数に出現するキャラが「初音ミク」そのものという、原画の腕の無さが丸見えになるので、ミクさんファンは予め覚悟の上、挫折しないことを前提に購入しましょう(間違えても某音楽メーカーへ報告しないように…)。
GOOD!
IFにしては珍しい、「萌え殺し」というキャラを活かしたシステムが良かったと思います。毎回どのゲームでも、キャラを引き立たせる世界観とゲームバランスが、「萌え」という属性で一層特化していたように思えました。
また、キャラを1からメイクできる点や、メインキャラ+メイクキャラ、メイクキャラどうしを融合しての特性強化など、ただ単にレベルを上げるだけでは育たないステータスを強化できる点は良かったと思います。
そして、RPGで最も面倒なレベル上げも、「ムゲンフィールド」内にランダム出現する要塞?(要塞設定=○マトトのパクリ設定ですが…)でサクッと解消されますので、面倒にはならないかと思います。IFお決まりのお色気もあり、RPGで疲れた際に「ちょっと一息」感覚で使えるのも良かったと思います。
最後に、声優陣もなかなか良く、ボス戦ではテンポ良いBGMでノリやすいかと思います。
BAD/REQUEST
まず1点目。GOODで挙げた「萌え殺し」ですが、シュシュの変身回数には戦闘中に限り制限があり、戦闘の都度「萌え属性」をあわせる事が難しく、また大したメリットもない為、使用頻度はほぼ0でした。変身回数を設けるなら、ある程度属性の固定化を図るべきでは無いかと感じました。
2点目。レベル上げ自体は苦痛では無かったのですが、各レベル帯にキャップが設けてあり、解除するためにムゲンPを消費するという点が、いまいち理解不能でした。また、最大レベルが5000と、テイルズシリーズですらありえないカンスト上限は、トロフィー獲得を難しくする為の処置以外の何者でもないと感じました(カンスト上限に達するために、貴重なムゲンPを大量消費する点も意味不でした)。
3点目。シュシュの「萌え属性」は多数あり、特定イベントでも各属性が出現しますが、それ以外は登場も無く、戦闘で使い分ける程度しか意味がありません。加えて、得意武器やスキル属性もバラバラの為、その為だけに武器を強化する意味合いが全く感じられませんでした。一言で言うと、強化武器は1種類で属性を変える意味無し、です。もっと有意義にキャラを活かして頂きたかったです。
4点目。戦闘システムはネプmk2+ディスガイアと言った感じで、独創性はほぼ皆無です。トリユニからムゲンまでやってきましたが、トリユニのキャラとシステムを変えて販売しているだけ、という感じがしました。
5点目。レベルやスキルを強化できますが、スキルを強化しても必要APがレベルについていかないので、この点はもっと見直すべきだったかと…。
6点目。バグが致命的過ぎるということです。現在はアプデパッチが配布されており修正は可能ですが、特定の章で勇者が消滅してしまう、フィーバー時特定条件で打ち上げると、4000コンボ程まで敵が落ちてこない、と言った致命的なバグもあり、その修正が2〜3週間後という、メーカーのやる気の無さが表立ちました。
ラスト。入浴シーンでお手伝いできますが、18禁の劣化Verでしかもメリット皆無の為、あえて入れた意味が分かりません。これに時間を割くなら、誤字脱字をしっかり見直しましょう。
COMMENT
総合的にBADがメインになりましたが、癖になると時間を忘れて楽しめるゲームだと思います。操作も直感的ですし、キャラの魅力に惹かれたなら迷わず即買いでOKです。
キャラゲーとして、RPGとして楽しむには十分な一品だと思います。
ただ、ある話数に出現するキャラが「初音ミク」そのものという、原画の腕の無さが丸見えになるので、ミクさんファンは予め覚悟の上、挫折しないことを前提に購入しましょう(間違えても某音楽メーカーへ報告しないように…)。