◆グラフィック全般 ・ムービーシーンの出来は素晴らしいです。毛穴の一つ一つまで見えるかのように丁寧に描きこまれていて、PS時代のっぺらぼうだった思い出のキャラクター達がハリウッド級の美男美女に。なけるぜ。 ・プレイシーンの出来も悪く言う方もいますが充分満足のいくレベルで、グラフィックはよく出来ているなあという印象です。(処理落ちが発生しなかったので、解像度なんかよりそっちの方が重要)2・3で登場したおなじみのMAPも歩ける箇所があり、忠実に再現されていてニヤリとできます。 ◆キャラクター レオン・エイダ・クレア・ニコライのほか、オンラインで選択できるプレイアブルキャラクターの中にはジル・カルロス・ハンクなどラクーンシティを彩るお馴染みのメンバーが揃う。各キャラクターのモデルはナンバリングタイトルとは少々タッチが異なるもののよく出来ていて、レオンやカルロスはイケメンだし、クレアもジルも可愛いです。 ◆武器・スキルのアンロック順序が自由 ・欲しいと思った武器を割りとすぐに解禁できるので、チマチマいらない武器を開放していかなくて良いのはストレスがなくて○。 ◆バグ発生なし ・良いところではなく、「あたりまえの品質」ですが、海外レビューサイトで言われていたようなバグに遭遇することはなく、改善されていたようでした。
ア○ゾンレビューが荒れてますが、そこで良く言われている「前提」論争に付き合うと面倒くさいので、はじめにスタンスを明らかにしますが自分は「バイオハザード」シリーズとして評価します。タイトルに名前を冠する以上、ターゲット層には明らかにバイオハザードユーザーが含まれることは明らかですし、シリーズのファンをがっかりさせるような内容は批判されてしかるべきだと思います。 ただ、本格TPSという新しいことに挑戦している本策に対し、「今までのバイオハザードらしさ」を求めてこれがない、あれがないと言うのはお門違いというのは正論ですので、そのあたりには配慮して書きます。以下、BADの理由。 ◆ストーリー(キャンペーン) オンライン主体で作っていることは百も承知ですが、「劇場版」とか「新訳」とかそういうものを超越した、ラストの唐突なやっつけ究極の2択に唖然。漂うド三流臭に薄々感付いていましたが、それが決定的になった瞬間でした。 ◆キャラクター(キャンペーン) プレイアブルキャラクター空気。説明書に生い立ちみたいなものが書いてありますが、ストーリーの中で掘り下げられることもありません。後述しますが、AIが頭悪すぎて邪魔なだけなので、愛着も湧きません。 ニコライはキャラクターが崩壊しているうえに途中から忘れ去られます。 ◆オリジナリティ(オン・キャンペーンともに) 普通のTPSでしかありません。よく言われている謎解きがない点に関しては、ジャンルが今までの作品とは異なりますし、マイナス評価はしません。 「バイオハザード」であるところから、差別化を図ろうと ・感染(ゾンビ化) ・出血するとゾンビが群がる(敵を出血させてゾンビに襲わせる) ・敵勢力、ゾンビとの三つ巴の戦い といった要素を取り入れようとした努力は見られます。が、 ⇒感染の条件がよく分からず、しかもすぐ治せる ⇒出血の条件がわからず、しかもすぐ治る(敵を出血させるのも、特定部位を撃つなどして狙って起こせるものではないので、戦略として組み込めない。そのまま倒れるまで撃ってしまった方が早いし) ⇒敵がわらわら湧くうえにやたらと堅いため、ゾンビを盾にするとか悠長なことをやっている余裕なし。 ◆快適性 ・敵味方ともに耐久力と怯み耐性の設定がおかしい 敵は基本的にいくら銃弾を受けても怯みません。そのため、敵スナイパー等が配置されているMAPでは、「撃たれながら撃つ」ことを強制されます。敵が撃つ前に素早く最高威力のライフルでAIM、ヘッドショットを決めても、全く怯まず撃ってくるので、華麗なスナイパープレイは不可能です。ゴリ押しVSゴリ押しです。オンラインの対人でも同じ仕様なので、ゴリ押しVSゴリ押しです。頭にライフル弾を十発以上打ち込まれても怯みもしないで生きているレオンやクレア。サバイバルホラーどころか、TPSとしても受け入れられません。 タイラント・ネメシスはともかく、ハンターも銃弾ではほとんど怯まないので苦戦を強いられます。 さらに、銃弾は何発受けても怯まないのに、体術を受けると自分は必ず大きくのけぞります。そのため、キャンペーンではハンターやタイラントに一度攻撃を受けると高確率で「ハメ」が発生し、ゴリゴリ体力を削られる上に、オン対戦で一度体術を食らってしまうと誰かが助けてくれるまで延々とハメ続けられます。二人がかりで体術連打されたらもう死亡確定です。さらに、その体術コンボがタイミング関係なくただボタン連打するだけで成立するから恐ろしい・・・ 敵ゾンビ、敵兵士、プレイアブルキャラクター、オン対戦すべて体力が無駄に高く、銃で撃ってもなかなか死にません。オン対戦も、ガンガン向き合って打ち合ってもなかなか倒れない上に救急スプレーが使用可能・リスポーンするため、死にそうになったら逃げる⇒回復で悪戯に勝負が長引きます。 ・AIが馬鹿 ラクーンシティでは、至る所で火事が起きています。炎に近づくと体が燃え出し、ダメージを受けるのですが、AIはなぜか火を見るとテンションがあがるのか、戦闘そっちのけで炎に突っ込んでは死んでいます。 まじめに戦っていても、自分の射線に入ってきたり、自分を撃ってきます。 AIのフレンドリーファイアで気がついたら体力がゴリゴリ削られていたりします。 また、救急スプレーでの回復は近くにいる味方を同時に回復できるため、戦闘が終わって傷付いた仲間を回復してやろうと近づくのですが、近づくと離れていきます。 バイオハザード4・5であったAIへの簡易指示(カバー・アサルト)すらできなくなっているため、仲間を呼び集めることもできません。結果、仲間たちはストレスの種に。 オンラインCOOPをすれば解消できる問題ですが、バイオ5にあった簡易コミュニケーションすらないので、センキューもカモンも気軽に言えないのは少々心苦しいものがあります。 ・アクションが乏しい カバー・リーンなどの動きは実装されていますが、せっかく広いラクーンシティーをTPSで駆け回れるにも関わらず、段差の乗り越えすらできません。バイオ3の時代からできたこと(ゴミ箱への昇り降り)すらできないのは、非常にストレスが溜まります。 遮蔽物に素早く隠れたい!と思っても乗り越えられません。 目の前の柵を乗り越えれば行ける!場所も、いちいち迂回して進む必要があります。 また、しゃがみ動作すらありませんので、銃弾飛び交う中、身を低くしながら動くこともできません。 「スキル」についても、特に使おうと思うシーンなし。戦術の幅が広がるような中身でもなし。 ・手ぶれがひどい 銃の命中精度にイライラ。スナイパーライフルの照準も微調整が利きづらく、CodやBFといったFPSの名作ゲームがいかに操作性のクオリティを頑張って作りこんでいるかということに気づかされます。そもそも、HSしても一撃で敵を倒せないのであまり意味がないですが。 ◆熱中度 キャンペーンは複数周回する気が起こらない出来。 オン対戦も、前述の耐久力と怯み設定のおかしさ、 マッチングにかかる時間の長さもストレスとなってやりこむ気が起こりません。 武器のアンロックは、自由な順番でできるのは良い点でもありますが、 はじめからキャラクター・武器ともに出揃っているようなものなので、解禁していく楽しみは薄いです。
バイオハザードシリーズは0〜5、ベロニカ、ガンサバイバー1をプレイ 40型フルHD画質 ヘッドフォン有 オンライン有でプレイ。 FPS・TPSともにそれなりにプレイ経験があるので、最初から難易度ベテランでスタート。 難易度は、初見殺しの仕掛け以外にも数回はゲームオーバーしたので、程よいと感じました。 根幹部分がダメなので、オンもDLCも追いかけません。 はじめから「バイオハザードらしさ」は一切求めずにプレイしたつもりですが、 そんなこと抜きに紛うことなきクソゲーでした。 海外レビューサイトの評価は、確かでした。即売りで。
GOOD!
◆グラフィック全般
・ムービーシーンの出来は素晴らしいです。毛穴の一つ一つまで見えるかのように丁寧に描きこまれていて、PS時代のっぺらぼうだった思い出のキャラクター達がハリウッド級の美男美女に。なけるぜ。
・プレイシーンの出来も悪く言う方もいますが充分満足のいくレベルで、グラフィックはよく出来ているなあという印象です。(処理落ちが発生しなかったので、解像度なんかよりそっちの方が重要)2・3で登場したおなじみのMAPも歩ける箇所があり、忠実に再現されていてニヤリとできます。
◆キャラクター
レオン・エイダ・クレア・ニコライのほか、オンラインで選択できるプレイアブルキャラクターの中にはジル・カルロス・ハンクなどラクーンシティを彩るお馴染みのメンバーが揃う。各キャラクターのモデルはナンバリングタイトルとは少々タッチが異なるもののよく出来ていて、レオンやカルロスはイケメンだし、クレアもジルも可愛いです。
◆武器・スキルのアンロック順序が自由
・欲しいと思った武器を割りとすぐに解禁できるので、チマチマいらない武器を開放していかなくて良いのはストレスがなくて○。
◆バグ発生なし
・良いところではなく、「あたりまえの品質」ですが、海外レビューサイトで言われていたようなバグに遭遇することはなく、改善されていたようでした。
BAD/REQUEST
ア○ゾンレビューが荒れてますが、そこで良く言われている「前提」論争に付き合うと面倒くさいので、はじめにスタンスを明らかにしますが自分は「バイオハザード」シリーズとして評価します。タイトルに名前を冠する以上、ターゲット層には明らかにバイオハザードユーザーが含まれることは明らかですし、シリーズのファンをがっかりさせるような内容は批判されてしかるべきだと思います。
ただ、本格TPSという新しいことに挑戦している本策に対し、「今までのバイオハザードらしさ」を求めてこれがない、あれがないと言うのはお門違いというのは正論ですので、そのあたりには配慮して書きます。以下、BADの理由。
◆ストーリー(キャンペーン)
オンライン主体で作っていることは百も承知ですが、「劇場版」とか「新訳」とかそういうものを超越した、ラストの唐突なやっつけ究極の2択に唖然。漂うド三流臭に薄々感付いていましたが、それが決定的になった瞬間でした。
◆キャラクター(キャンペーン)
プレイアブルキャラクター空気。説明書に生い立ちみたいなものが書いてありますが、ストーリーの中で掘り下げられることもありません。後述しますが、AIが頭悪すぎて邪魔なだけなので、愛着も湧きません。
ニコライはキャラクターが崩壊しているうえに途中から忘れ去られます。
◆オリジナリティ(オン・キャンペーンともに)
普通のTPSでしかありません。よく言われている謎解きがない点に関しては、ジャンルが今までの作品とは異なりますし、マイナス評価はしません。
「バイオハザード」であるところから、差別化を図ろうと
・感染(ゾンビ化)
・出血するとゾンビが群がる(敵を出血させてゾンビに襲わせる)
・敵勢力、ゾンビとの三つ巴の戦い
といった要素を取り入れようとした努力は見られます。が、
⇒感染の条件がよく分からず、しかもすぐ治せる
⇒出血の条件がわからず、しかもすぐ治る(敵を出血させるのも、特定部位を撃つなどして狙って起こせるものではないので、戦略として組み込めない。そのまま倒れるまで撃ってしまった方が早いし)
⇒敵がわらわら湧くうえにやたらと堅いため、ゾンビを盾にするとか悠長なことをやっている余裕なし。
◆快適性
・敵味方ともに耐久力と怯み耐性の設定がおかしい
敵は基本的にいくら銃弾を受けても怯みません。そのため、敵スナイパー等が配置されているMAPでは、「撃たれながら撃つ」ことを強制されます。敵が撃つ前に素早く最高威力のライフルでAIM、ヘッドショットを決めても、全く怯まず撃ってくるので、華麗なスナイパープレイは不可能です。ゴリ押しVSゴリ押しです。オンラインの対人でも同じ仕様なので、ゴリ押しVSゴリ押しです。頭にライフル弾を十発以上打ち込まれても怯みもしないで生きているレオンやクレア。サバイバルホラーどころか、TPSとしても受け入れられません。
タイラント・ネメシスはともかく、ハンターも銃弾ではほとんど怯まないので苦戦を強いられます。
さらに、銃弾は何発受けても怯まないのに、体術を受けると自分は必ず大きくのけぞります。そのため、キャンペーンではハンターやタイラントに一度攻撃を受けると高確率で「ハメ」が発生し、ゴリゴリ体力を削られる上に、オン対戦で一度体術を食らってしまうと誰かが助けてくれるまで延々とハメ続けられます。二人がかりで体術連打されたらもう死亡確定です。さらに、その体術コンボがタイミング関係なくただボタン連打するだけで成立するから恐ろしい・・・
敵ゾンビ、敵兵士、プレイアブルキャラクター、オン対戦すべて体力が無駄に高く、銃で撃ってもなかなか死にません。オン対戦も、ガンガン向き合って打ち合ってもなかなか倒れない上に救急スプレーが使用可能・リスポーンするため、死にそうになったら逃げる⇒回復で悪戯に勝負が長引きます。
・AIが馬鹿
ラクーンシティでは、至る所で火事が起きています。炎に近づくと体が燃え出し、ダメージを受けるのですが、AIはなぜか火を見るとテンションがあがるのか、戦闘そっちのけで炎に突っ込んでは死んでいます。
まじめに戦っていても、自分の射線に入ってきたり、自分を撃ってきます。
AIのフレンドリーファイアで気がついたら体力がゴリゴリ削られていたりします。
また、救急スプレーでの回復は近くにいる味方を同時に回復できるため、戦闘が終わって傷付いた仲間を回復してやろうと近づくのですが、近づくと離れていきます。
バイオハザード4・5であったAIへの簡易指示(カバー・アサルト)すらできなくなっているため、仲間を呼び集めることもできません。結果、仲間たちはストレスの種に。
オンラインCOOPをすれば解消できる問題ですが、バイオ5にあった簡易コミュニケーションすらないので、センキューもカモンも気軽に言えないのは少々心苦しいものがあります。
・アクションが乏しい
カバー・リーンなどの動きは実装されていますが、せっかく広いラクーンシティーをTPSで駆け回れるにも関わらず、段差の乗り越えすらできません。バイオ3の時代からできたこと(ゴミ箱への昇り降り)すらできないのは、非常にストレスが溜まります。
遮蔽物に素早く隠れたい!と思っても乗り越えられません。
目の前の柵を乗り越えれば行ける!場所も、いちいち迂回して進む必要があります。
また、しゃがみ動作すらありませんので、銃弾飛び交う中、身を低くしながら動くこともできません。
「スキル」についても、特に使おうと思うシーンなし。戦術の幅が広がるような中身でもなし。
・手ぶれがひどい
銃の命中精度にイライラ。スナイパーライフルの照準も微調整が利きづらく、CodやBFといったFPSの名作ゲームがいかに操作性のクオリティを頑張って作りこんでいるかということに気づかされます。そもそも、HSしても一撃で敵を倒せないのであまり意味がないですが。
◆熱中度
キャンペーンは複数周回する気が起こらない出来。
オン対戦も、前述の耐久力と怯み設定のおかしさ、
マッチングにかかる時間の長さもストレスとなってやりこむ気が起こりません。
武器のアンロックは、自由な順番でできるのは良い点でもありますが、
はじめからキャラクター・武器ともに出揃っているようなものなので、解禁していく楽しみは薄いです。
COMMENT
バイオハザードシリーズは0〜5、ベロニカ、ガンサバイバー1をプレイ
40型フルHD画質 ヘッドフォン有 オンライン有でプレイ。
FPS・TPSともにそれなりにプレイ経験があるので、最初から難易度ベテランでスタート。
難易度は、初見殺しの仕掛け以外にも数回はゲームオーバーしたので、程よいと感じました。
根幹部分がダメなので、オンもDLCも追いかけません。
はじめから「バイオハザードらしさ」は一切求めずにプレイしたつもりですが、
そんなこと抜きに紛うことなきクソゲーでした。
海外レビューサイトの評価は、確かでした。即売りで。