○オリジナリティ 3Dフィールドで乱戦格闘と言うのは珍しい。 マップ上に置いてあるオブジェクトを投げたり強力なアイテムをつかったり等、中々お祭り感が出て良い。 各キャラクターも個性的で、弱、強攻撃とは別にゲージを消費して行うキラーウェポン攻撃も他ではあまり見ない要素。 ○BGM こちらも個性的なBGMが揃っている。 耳障りな曲はほぼなく、ノリノリな曲が多い。 ○オンラインのルール ルールが非常に多い。 1対1、4対4、16人デスマッチやタッグバトル、キャプチャーザフラッグ、このゲームオリジナルのデスボールというもの等がある。 上で挙げたルール以外にも他にもある。 ○キャラクター ジャックという主人公は一見ワイルドで好戦的で血も涙もないように見えるが実際には言葉使いはそんなに悪くなく女性にはちょっと優しいなどの面がある。 他のキャラクターも個性的。 ○グラフィック 解像度も低くフレームレートも低いのだが各キャラクターのキラーウェポン構えがカッコいい。 L2ボタンを押して構えると納刀していた武器が音をたてながら変形して行く様は見ているだけで気持ちいい。
×シングルモード 非常に出来が悪い。というか単純に手抜きとしか思えない作り。 ・シングルモードのマップがマルチプレイのマップと全く同じ作りになっており無駄に広く無駄に多く移動を強いられることになる。 ・メインミッション(ストーリー)を進める為には無限湧きする雑魚を蹴散らすかつまらないサブミッションをやるしかない。 ・そのストーリーも突拍子もなく展開し、マックスという重要キャラは昔は優しかったのに今は狂暴になってしまった、というキャラなのだが狂暴になった理由が実にしょうもない。 ストーリーモードがないほうが悪いところが減って済んだのにと思えるほど酷い。 ・無双シリーズのような雑魚戦はこのゲームとは非常に相性が悪いと感じた。 というのもこのゲーム勝手に敵をロックオンし、基本的に敵一体にしか攻撃できないのだ。 勿論近くに別の敵が居れば巻き込める訳だが、敵と敵の間に攻撃と言ったことが出来ないのは敵が大勢居るなかでかなり不便だと思う。 ・ストーリーの流れで2対2になることが何回かあったが敵2体はほぼプレイヤーしか狙わず、味方CPUはほとんどそれを近くで見守るだけなのはかなりストレスが溜まった。 ×オンライン 本作の売りであるマルチプレイはバランスの悪さや不便さが目立つものとなった。 ・無意味にランクマッチ、プレイヤーマッチに分けたせいでただでさえ少ない人がバラけてしまいマッチングがしづらくなってしまった。 ルールの多さも相まって狙ったルールを検索してもまずマッチング出来る部屋がありませんでした、という返答が返ってくる。 ・1人一個装備出来るアビリティのバランスが悪すぎる。 例えば地上に立っていれば殴られながらも発動出来る範囲攻撃は言わば敵からコンボを受けている時の緊急脱出のようなシステムだが、これを発動するにはHPを少し消費するというデメリットがある。 しかしこのデメリットを消すアビリティが存在する。 ただこれは警戒していればそこまで苦しめられるものではない。 問題は投げ無効や回避を連続で何回でも出せるアビリティで、ガードを多様する敵にはどうするか?と聞けばまず投げが思い浮かぶがこのアビリティさえ装備すれば絶対に投げが効かない。 回避の無敵時間が長いので間髪いれずに3連続で回避をすると大きな隙が出来るというシステムはアビリティを装備すれば無限に回避をだすことが出来てしまう。 例え相手が1人でこちらが複数でも捉えるのは難しいだろう。 ガードに対しては投げだが、回避に対する攻撃はない。 これら強力極まりないアビリティのなかにダッシュ速度アップや物を持ち上げている時の移動速度が上がるなどたいしたことがないアビリティがある。 勿論装備出来るのはどれでも一個までだ。 ・レベルによるチーム分けがない。 そのお陰で高レベルチームと低レベルチームになることが多々ある。 高レベルチームと低レベルチームでは一方的な試合になることが目に見えているが、もう一回戦ってもボロ負けするだろう。 何故ならチームシャッフルがないからだ。 そのせいで負けたチームは抜け、誰かが入ってくるのを待つしかない。 先述したようにこのゲームは無意味にランクマッチとプレイヤーマッチに分けている。そしてルールが非常に多い。 ・ATE 一度戦闘が起きればずっとそこでしか戦闘が起きなくなるという理由で人をバラけさせる為に入れたシステムらしいが、あるのはいいが発生する頻度が多すぎる。 異常に硬い装甲を持つクトゥルフ召喚や全エリア爆撃はバラけさせる要素となにも関係ないただストレスが溜まるだけのATEだ。 ×オンライン、シングル共に共通する悪い点。 ・カメラの酷さ。なにが起きているか解らないくらいにガタガタ震える時が多々ある。 ・攻撃の追尾性能が悪い。コンボ攻撃は敵を追尾するときもあればしないときもあったり不安定。 アナログを入れながら攻撃してもそのまま直進しながら空振り、というのが多々ある。 ・中国人女性キャラの手抜き。 キラーウェポン攻撃以外は同じモーションで同じ技というのは流石に手抜きだと感じた。 16人のキャラの内3人がこの手抜きキャラで埋まっている。
惜しい、という感想にすらならないゲームだった。 足りない要素がありすぎてこれでも書ききれていない。 体験版は大分プレイしたが製品版はあまりにも纏まりがなく、調整も甘い印象。 オンライン部分を売りにしているにも関わらずネットワーク関連が悪すぎる。 マルチプレイ前提でキャラが作られているのでシングルモードはアクションゲームとしては楽しめないだろう。 自分が期待し過ぎたというのもあるが期待を遥かに下回った。 同社のベヨネッタ、ヴァンキッシュは非常に楽しめたが本作はプラチナゲームスの信用に大きく関わると思う。 色々書いたがプラチナゲームスは好きなメーカーなので頑張って欲しい。
GOOD!
○オリジナリティ
3Dフィールドで乱戦格闘と言うのは珍しい。
マップ上に置いてあるオブジェクトを投げたり強力なアイテムをつかったり等、中々お祭り感が出て良い。
各キャラクターも個性的で、弱、強攻撃とは別にゲージを消費して行うキラーウェポン攻撃も他ではあまり見ない要素。
○BGM
こちらも個性的なBGMが揃っている。
耳障りな曲はほぼなく、ノリノリな曲が多い。
○オンラインのルール
ルールが非常に多い。
1対1、4対4、16人デスマッチやタッグバトル、キャプチャーザフラッグ、このゲームオリジナルのデスボールというもの等がある。
上で挙げたルール以外にも他にもある。
○キャラクター
ジャックという主人公は一見ワイルドで好戦的で血も涙もないように見えるが実際には言葉使いはそんなに悪くなく女性にはちょっと優しいなどの面がある。
他のキャラクターも個性的。
○グラフィック
解像度も低くフレームレートも低いのだが各キャラクターのキラーウェポン構えがカッコいい。
L2ボタンを押して構えると納刀していた武器が音をたてながら変形して行く様は見ているだけで気持ちいい。
BAD/REQUEST
×シングルモード
非常に出来が悪い。というか単純に手抜きとしか思えない作り。
・シングルモードのマップがマルチプレイのマップと全く同じ作りになっており無駄に広く無駄に多く移動を強いられることになる。
・メインミッション(ストーリー)を進める為には無限湧きする雑魚を蹴散らすかつまらないサブミッションをやるしかない。
・そのストーリーも突拍子もなく展開し、マックスという重要キャラは昔は優しかったのに今は狂暴になってしまった、というキャラなのだが狂暴になった理由が実にしょうもない。
ストーリーモードがないほうが悪いところが減って済んだのにと思えるほど酷い。
・無双シリーズのような雑魚戦はこのゲームとは非常に相性が悪いと感じた。
というのもこのゲーム勝手に敵をロックオンし、基本的に敵一体にしか攻撃できないのだ。
勿論近くに別の敵が居れば巻き込める訳だが、敵と敵の間に攻撃と言ったことが出来ないのは敵が大勢居るなかでかなり不便だと思う。
・ストーリーの流れで2対2になることが何回かあったが敵2体はほぼプレイヤーしか狙わず、味方CPUはほとんどそれを近くで見守るだけなのはかなりストレスが溜まった。
×オンライン
本作の売りであるマルチプレイはバランスの悪さや不便さが目立つものとなった。
・無意味にランクマッチ、プレイヤーマッチに分けたせいでただでさえ少ない人がバラけてしまいマッチングがしづらくなってしまった。
ルールの多さも相まって狙ったルールを検索してもまずマッチング出来る部屋がありませんでした、という返答が返ってくる。
・1人一個装備出来るアビリティのバランスが悪すぎる。
例えば地上に立っていれば殴られながらも発動出来る範囲攻撃は言わば敵からコンボを受けている時の緊急脱出のようなシステムだが、これを発動するにはHPを少し消費するというデメリットがある。
しかしこのデメリットを消すアビリティが存在する。
ただこれは警戒していればそこまで苦しめられるものではない。
問題は投げ無効や回避を連続で何回でも出せるアビリティで、ガードを多様する敵にはどうするか?と聞けばまず投げが思い浮かぶがこのアビリティさえ装備すれば絶対に投げが効かない。
回避の無敵時間が長いので間髪いれずに3連続で回避をすると大きな隙が出来るというシステムはアビリティを装備すれば無限に回避をだすことが出来てしまう。
例え相手が1人でこちらが複数でも捉えるのは難しいだろう。
ガードに対しては投げだが、回避に対する攻撃はない。
これら強力極まりないアビリティのなかにダッシュ速度アップや物を持ち上げている時の移動速度が上がるなどたいしたことがないアビリティがある。
勿論装備出来るのはどれでも一個までだ。
・レベルによるチーム分けがない。
そのお陰で高レベルチームと低レベルチームになることが多々ある。
高レベルチームと低レベルチームでは一方的な試合になることが目に見えているが、もう一回戦ってもボロ負けするだろう。
何故ならチームシャッフルがないからだ。
そのせいで負けたチームは抜け、誰かが入ってくるのを待つしかない。
先述したようにこのゲームは無意味にランクマッチとプレイヤーマッチに分けている。そしてルールが非常に多い。
・ATE
一度戦闘が起きればずっとそこでしか戦闘が起きなくなるという理由で人をバラけさせる為に入れたシステムらしいが、あるのはいいが発生する頻度が多すぎる。
異常に硬い装甲を持つクトゥルフ召喚や全エリア爆撃はバラけさせる要素となにも関係ないただストレスが溜まるだけのATEだ。
×オンライン、シングル共に共通する悪い点。
・カメラの酷さ。なにが起きているか解らないくらいにガタガタ震える時が多々ある。
・攻撃の追尾性能が悪い。コンボ攻撃は敵を追尾するときもあればしないときもあったり不安定。
アナログを入れながら攻撃してもそのまま直進しながら空振り、というのが多々ある。
・中国人女性キャラの手抜き。
キラーウェポン攻撃以外は同じモーションで同じ技というのは流石に手抜きだと感じた。
16人のキャラの内3人がこの手抜きキャラで埋まっている。
COMMENT
惜しい、という感想にすらならないゲームだった。
足りない要素がありすぎてこれでも書ききれていない。
体験版は大分プレイしたが製品版はあまりにも纏まりがなく、調整も甘い印象。
オンライン部分を売りにしているにも関わらずネットワーク関連が悪すぎる。
マルチプレイ前提でキャラが作られているのでシングルモードはアクションゲームとしては楽しめないだろう。
自分が期待し過ぎたというのもあるが期待を遥かに下回った。
同社のベヨネッタ、ヴァンキッシュは非常に楽しめたが本作はプラチナゲームスの信用に大きく関わると思う。
色々書いたがプラチナゲームスは好きなメーカーなので頑張って欲しい。