【PS3】マックス・ペイン3 レビュー
発売元 | ロックスター・ゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-09-06 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:シネマティック・アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:2〜16人) |
Amazonレビュー
レビュー者: お漬け物
レビュー日: 2014-09-26
レビュー日: 2014-09-26
ロックスターゲームズはこういううだつの上がらない中年の物語を描かせるのがかなりうまい。どんどんストーリーに引き込まれていく、チャプターも多くボリュームもありフリーエイム、難易度ミディアムでもなかなか難しく場面場面に難所があり死んでばかりでもなんとかクリア。
代名詞のバレットタイムはくせになるし爽快感は半端なく感じる。敵の種類、行動パターンもいろいろあり飽きが来なくて楽しめる。
ムービーはできるならスキップさせてほしかった。続編があるよう期待してます。
代名詞のバレットタイムはくせになるし爽快感は半端なく感じる。敵の種類、行動パターンもいろいろあり飽きが来なくて楽しめる。
ムービーはできるならスキップさせてほしかった。続編があるよう期待してます。
GOOD!
*初代マックスペインをやったことのある視点での評価です。
グラフィックはまあ何も問題ないし、瓶や棚の中なども作り込まれていて文句はない。
アクションはハードがPS3になったこともあり前作とは比べ物にならないほどリアルだ。今作からは壁に隠れるのが基本となり戦闘が長くなる傾向にある。さらに敵の行動がかなりリアルな動きをし(お互いにフォローし合ったり、的確なカバー位置転換、チームプレーなど)よりリアルな銃撃戦が可能になり、カットシーン以外の通常戦闘すべてが自分の動き方によっては映画のシーンになるようなリアリティだ。もちろん主人公のマックスも進化している。このゲームの最大の特徴であるシュートドッチはよりシネマティックな演出になっており、マトリックスのごとく、弾のひとつひとつがくっきり見え、音も深く響くような、いわゆるスローモーションが味わえる。さらに特殊演出のシュートドッチシーンもある。このシーンに関しては、エアガンを持っている人なら必ず真似したくなるほどかっこいい。マックスの武器に関しては多種多様とまではいかないが品薄を感じることはないはずだ。しかし好きな銃があったとしても毎回現地調達が基本なのでいろんな武器で戦う、といったことはできない。そしてなにより特筆すべきは銃撃戦のリアリティである。背後から主人公の背中を見ながらのシューティングゲームの中では最高と言っていいリアルさだ。マックスが持てる武器は小銃×2と大型銃×1で、ゲームならではの『何もないところから急に銃が出る』ということがなく、リアルな武器変更ができる(マガジンはやはり四次元ポケットからでるが…)また、照準システムは常に一定の方向へ向けることができ、マックスをどちらへ動かそうと身体をひねり、また寝転がった状態でも的確な射撃ができる。また、他のゲームでは無視されがちな「防弾チョッキ」が猛威を振るう。
とにかくまとめてみるとすれば、映画のようなリアルかつドラマティックな銃撃戦が自分の腕次第では常にできる、と言った感じだ。スローモーションで飛び出してクールに決まったら何とも言えない心地よさがある。
BGMはこの世界感を引き立たせてくれる。そして最後のミッション中には歌詞付きの音楽がかかり、映画のクライマックスシーンのような演出もある。銃の銃声もリアルでこの世界感を崩したりはしない。また妙な足音などもなく「まあ、ゲームだしね」といった所を極限まで省いている。
あとは名言が多い、非常に。かっこいい台詞ばかりなのでなぜか真似したくなる。
こんな感じだ。
BAD/REQUEST
ロードの長さ、難易度の高さ、ストーリーの簡単さだ。(後はポルトガル語の難しさ、か?)
ロードが長いのは頂けないことこの上ない。二週目以降はストーリーをのんびり見る気が無いときには非常にいらいらする。
難易度は食らってなんぼ的なところが多いゲームなのに即死はつらい。さらに回復薬になるペインキラーの数が少なく、ハード以上はかなりつらい。
ストーリーは、『あ、こいつが黒幕だ』がすぐにわかり案外概要はさらっと流せる。しかし、王道ではあるが演出やオチへのたどり着き方は楽しめる。また前作をやっていないとわからないところがある。特に妻と息子の絡みは正直前作をやらないかぎりまったくわからないと思う。これはすごく痛いところである。
銃の種類は甲乙難しい。自分が気に入ったのはDEとソードオブだったが、この二つ、全くでないのである。まあ他のでもいいができれば…的な思いもある。
これはまあGOODでもいいのだが、基本的にみんなポルトガル語を喋る、そして翻訳されない。そのため何言ってるかまったくわからないのだ。しかしこれは制作者の意向だし、マックスの気持ちになれていい演出ともいえる(マックスは英語しかわからないため、何言ってるかわからない)
COMMENT
人を選ぶ、だが好きな人は必ず楽しめる。これにつきる。リアル指向なシューティングゲームファンなら楽しめるが、リアルさより爽快さなどを求めるなら他のゲームがいいと思う。とにかく渋いので華やかさやど派手さは0、ハードボイルに、クールに、だ。