【PS3】キングダムズ オブ アマラー:レコニング レビュー
発売元 | スパイク・チュンソフト (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2012-09-20 |
価格 | 8190円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:オープンワールドRPG ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt |
74pt
GOOD!
・RPGの癖に無双気取りか!! 流石にあそこまででは無いけど爽快な戦闘。
・杖が結構強い!! ドラクエの杖よりこっちはもっと強いぜ!!ご老体プレイ炸裂。
・装備品が多い お洒落なあなたにはたまりません。
BAD/REQUEST
折角ここまでつくり込んだのに…
・ジャンプが出来ない!! アマラーにジャンプは要らないぜ!!ジャンプなんて竜騎士専用だ!!って人以外なら大丈夫です。
・キャラメイクは無理だ!! IKKOが大好きで夜眠れないって方にはBADでは無いでしょう。
・アイテム画面がごちゃごちゃしすぎ 部屋は汚い方が落ち着く。大家族の肝っ玉母ちゃんファミリーのような感じです。
COMMENT
良オープンワールドRPG。RPGの要素は勿論の事、戦闘のアクションもなかなかですね。今年のオープンワールドでは小生の中では随一。バイオハザードを出してる会社の作った中日ドラゴンズみたいな名前のゲームより遥かにユーザー思いなゲームです。フレッツ光!!…否。レッツ アマラー!!
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 3pt | 1pt |
81pt
GOOD!
・他の方々も書かれていますがまずはボリュームです。本編の大陸は大まかに5つにエリアに別れており、それに加えDLCの大陸が2つ有ります。現在、サブクエストを出来るだけ消化していく形で進めていますが、大陸の5つエリアの内の2つエリアとDLC2大陸の内1つをクリアでも50時間ほどかかっています。
・アビリティ振りの幅広さ、アビリティは戦士、盗賊、魔法使いの3つに分かれています、その中の一つをひたすら育てるのは勿論、2つを同時に育てハイブリッドなキャラを作ることも可能です。ゲーム内で手軽にスキルリセットが出来るので色々試せるのも良い。
・武器はメイン、サブと二つ装備することができ、単調なボタン連打攻撃だけではなく、ガードしながら攻撃ボタン、回避後、攻撃中に間を空けて、などで攻撃パターンを分けれるので多彩な攻撃が可能。
・武器、防具作成が楽しい。冒険中さまざまな付加能力の付いた武器が手に入りますが、それを分解し付加能力の付いた部品を取り出し、そこから新たに自分の求める武器を作成することが可能です。部品にはいろいろな付加能力があり、例えばクリ率、クリダメアップの部品を集め、クリティカル特化のダガーを作成したりすることが出来ます。
・サブクエストに単調なお使いクエストが少ない。○○を○匹倒せ、○○を集めろ、のようなクエストは少ないです。サブクエスト中にもストーリーがあります。
BAD/REQUEST
・各々の進め方、育て方にもよりますが、キャラが強くなりすぎて戦闘がぬるくなる。武器防具作成など慣れてくると、非常に強く、しかも自動回復の付いたような装備が簡単に作れます。難易度ハードでもそうそう死ぬことはありません。
・ボリュームに対しレベル上限が低すぎる。レベル上限は40。これも各々の進め方にもよりますが、中盤に差し掛かるころにはレベル30を超えています。レベルが上がると非常に育ちにくいということもなく、30以降もすくすく育ちます。レベル上限になると経験値は勿論貰えません。お金が有り余る中盤以降、良い装備もあまり期待できず、お金もあまり貰えない雑魚戦など非常にめんどくさく感じます。
・ロード時間と頻度にイライラ。一度ダンジョンに入ってしまえば途中ロードが入ることはほとんどありません。ですが、町に帰り、ちょっとアイテムを売りたい、分解したい、クエ報告をしたい時など、
町へのファストトラベル(ロード)町に到着し目的の建物に入る(ロード)建物内での用事を済ませて出る(ロード)出発し次の目的地へファストトラベル(ロード)
のようにすぐに済む用事でもいちいち7〜15秒ほどロードが数回入ります。
・イベントリが非常に使いにくい。冒険を進めていくにつれ、アイテムに捨てることも売ることも出来ないアイテムが貯まっていきます。アイテムを売る場面などアイテムリストが多くなりすぎて重くなります。イベントリに上限があり、そのようなアイテムは上限の数には基本カウントされませんが、整理したい時など非常に邪魔になります。
・BGMは微妙。ボス戦の音楽は好きですが、それ以外の雑魚戦、町のBGMなどはほとんど耳に残りませんでした。
COMMENT
悪い所も多くなりましたが、十分人に勧めることのできるゲームです。
今までオープンワールド系のゲームはskyrim、oblivion、two World 2、ドラゴンズドグマ、アルカニアゴシック4、Falloutシリーズなど、いろいろプレイしてきました。skyrimやoblivion、Falloutシリーズには負けるがそれ以外には勝っているというような位置づけでした。
ですが、BADに書かれているようなことに非常に抵抗を感じる方にはお勧めできません。もしくはプレイスタイルに何かしら工夫が必要です。
中盤以降、強くなりすぎたキャラと経験値が入らなくなるLv40以降のモチベーションの維持が一番の問題になるように思います。
今から始めるのであれば、難易度はハード。DLC装備が最初の町で手に入りますがそれは使わないことをおすすめします。私はDLC装備は分解出来る物は分解し、残りは売り払いました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 1pt |
51pt
GOOD!
武器の種類が豊富で様々な戦闘を楽しむことが出来ます
レベルアップによって技や魔法を習得していき、徐々に戦闘の幅が増えていくのもいいです
フォールアウト3のようにNPCキャラを殺せたり物を盗んだりもできて和ゲーにはない自由さを楽しめます
BAD/REQUEST
敵が弱くてハードモードでもサクサク進めてしまいます
戦闘はデモンズみたいなもっさりした感じのものを想像していましたが敵キャラの少ない三国無双みたいなものでした。簡単に敵がひるむためにこちらの攻撃をずっと連続で当て続けることが出来てしまいます。かわす、防御すると言った攻防を楽しむには物足りないです
ストーリーは専門用語が多く抽象的で大雑把な話の流れはわかりますが楽しめるものではないです
何か所かで一時的に仲間が出来ますが戦闘になると仲間が勝手に敵を倒してしまうので自分で戦ってクリアするという達成感が薄れます。共闘感を楽しめる人もいるでしょうが個人的に共闘感は有人とやって得られるものであってCPUと一緒に戦っても邪魔にしか思えません。
COMMENT
デモンズのオープンワールド版のようなものを期待している場合は買わない方が良いです
難易度は低くてやりごたえのあるものを期待していた身としては拍子抜けでした
サブクエストやアイテムが多いのでそれらをこなす、収集するという意味ならやりごたえはあるのでしょうが
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-02-03
ただ、他の方の指摘にも多いですが、主人公含め、登場キャラの顔グラフィックがいかにも海外ゲームらしい濃い顔ばかりで、しかも顔パーツのバリエーションが乏しいので(目、鼻、口など、それぞれ細かくエディット出来ない)、登場人物も同じキャラばかりに見えてしまいます。同じく武具(特に防具)の外見にもバリエーションが少ないので装備品を変える楽しみがありません。
あと、個人的にRPGに最も大事だと思う要素である、「冒険をしている感」がほとんど感じられません。一番の原因は背景グラフィックが「水彩画」みたいなタッチでリアリティが無い事と、それぞれの地域や街、ダンジョンなどの雰囲気がほとんど同じで、これまたバリエーション(地域差)に乏しく、「ずいぶん文化の違う遠い土地に来たなあ」というような遠征感が感じられない事です。また良くも悪くもファストトラベルに制限が無いので、余計に世界が「箱庭」のように狭く感じられます(ただしダンジョン内からは帰れません)。序盤はファストトラベルに制限を設けて、多少は移動に手間が掛かった方が良いと思います。あまりに簡単に街に戻れると冒険の緊張感に欠け、しっかり準備を整えていく意味も無くなってしまいますから。
また、とにかく武器や防具、消費アイテムなどが手に入りまくるゲームなので、序盤から荷物の整理に悩まされます。自宅が手に入れば多少余裕も出来ますが、それでも足りないくらいです。メモや文書なども所持アイテムとしてカウントされるのも困りもの。
武器や防具は鍛冶のアイテム(合成素材)として「分解」も出来るので、そのための作業もけっこうストレスです。分解結果も変わるので、良い武具を分解する時はセーブ&ロードを繰り返さないと無駄にしてしまうこともあるので面倒です。また、装備品を売ったり、分解したりする際にソート機能が無いのもストレス。こういう所をこそ親切設計にすべきでしょう。
ストーリーも最初から造語連発でプレイヤーおいてけぼりの展開。登場キャラとの会話もカタカナ造語が多い割に抽象的な内容なので途中から適当に聞き流しです。レベル上限も何故か「40」で終了なので、飽きるのも早いかも知れません。とは言え、基本的には親切設計のゲームですので、オープンワールドRPGが苦手で敬遠していた人にもお奨め出来ます。★的には3.5点といったところです。
GOOD!
オリジナリティー
よくある中世的な世界観だが、原作者の個性が色濃く出て独自の幻想的な世界観に昇華させている
グラフィックス
現在の最高峰と比べると劣ってしまうが十分に美しく満足できる
サウンド
全体的に落ち着いた雰囲気で邪魔にならず、戦闘やボスシーンでは派手にと場面に合った良いセンス
熱中度
とにかく広い世界と膨大なクエスト、自分だけの装備品を作れたりと果て無きやりこみ
満足感(5の理由)
ベセスダ作品やドラゴンズドグマ等、一般的なオープンフィールドと称されるゲームは一通りプレイしてきたが、それらの良い部分を集めており尚且つそれ等に足りなかった部分を十分に補っていて個性として確立させているのが非常に素晴らしかった
快適さ
開始時のロードが若干長めに感じる物のオープンフィールドゲーとしては驚異的にローディングが速く驚いた
セーブもバックグラウンドで実行されるのでセーブボタンを押して直後にゲームに戻れる新設設計も素敵だった
BAD/REQUEST
あえて書くとすれば
1:ボリュームが膨大すぎて途中でダレそうになる
2:オリジナリティーを追求しすぎて異常なほど造語や固有名詞が多いので自分で興味を持って学んで行くつもりでプレイしないと物凄くつまらなく感じる可能性がある
3:敵が最高難易度でも弱すぎる
4:DLCの追加MAPである巨人の世界で3回ほどフリーズが発生した
(オープンフィールドゲーでその程度しか発生しなかったとも言えるかもしれないが)
この程度かな
COMMENT
このゲームは数あるオープンフィールドゲームを掻き集めて良い所だけを抽出したようなゲームです
ベセスダゲームに足りないアクション面を補い、ドラゴンズドグマに足りない利便性(ファストトラベル等)やボリュームや自由度を補いそれらを更に昇華させたような作品です
色々この手のゲームはプレイしてきましたが、とりあえず現行のオープンフィールドゲームでは一番だと思って良いんじゃないかと思います
残念ながら開発メーカーは倒産しちゃったので続編は期待できそうにないですが不屈の名作として残る事でしょう
BADにも書いてますがボリュームが凄いので気長にまったりと世界観を楽しみながらプレイするのをおすすめします