【PS3】バイオハザード6 レビュー
発売元 | カプコン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-10-04 |
価格 | 7990円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 セクシャル 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:サバイバルホラー ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン:2〜4人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
82pt
GOOD!
・グラフィック
5より落ちたかな?と思いますが、PS3ではトップクラスですね。5もそうでしたが、ただ綺麗なだけじゃなく質感が独特でいい味出してる。
・オリジナリティー
ただ撃つだけでは弾切れを起こすため、危険でも接近して体術を絡めなければならない。
この点が4・5より強調されていて良かったですね。
普通のゲームだとヘッドショットはダメージが大きいだけですが、強力な体術に繋げるために頭を狙う重要度が非常に高いのも良い。
あと本編の内容ですが、色々なシーンがとにかく派手で、過去のバイオを脱却しようという意気込みが見られて非常に好感が持てました。5でもその点は見られたのですが、いかんせん空回りしている感が多々ありました。が、今回は概ね上手く行っていると思います。
過去のバイオらしからぬという部分も合わせて5点。
・熱中度
今回はマーセナリーズが熱いですね。正直やりこみ度に関しては5程の奥深さは無いようなのですが、その分敷居は低くなったと思います。爽快感と操作性が向上して非常に楽しい。
BAD/REQUEST
・熱中度-1
言うまでもなく即死QTEですね。いくらなんでも多すぎます。後半そればっかりといっても良いほどです。追いつかれたら即死というシチュエーションもくどい程あります。
あと死んだらちょっと戻されるだけで体力が全回復するので敵にやられる緊張感が全く無いのもちょっと・・・
・快適さ-1
オプション画面のインターフェイスがキャラによって違うのですが、BSAAのお二人のが非常に使い辛い。武器選択で画面の中央が隠れてしまうのもいただけない。
COMMENT
個人的にレビューを書くにあたって、良い点を上げるより悪い点を上げるほうが圧倒的に簡単なのですが、悪い点があまり思いつかない・・・それぐらい熱中してしまいました。
シンプルなストーリーラインに息もつかせぬアクションの連続。正直、勢いに飲み込まれて一周目はくどいQTEもさほど気になりませんでした。現在二週目でげんなりしてますがw
カバーアクションの空気さを除けば、単純にTPSとしても良くできていると思います。
バイオは一作目からやってますが、正直「バイオらしさ」って良く分からないんですよねぇ。ゲームとして面白ければそれで良いじゃん!って感じで脳天気に向き合うのが一番の楽しみ方だと思います。うん、面白かった。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt |
80pt
GOOD!
前作に比べるとゲームシステムが大幅に変更されて、前作を槍なれている人は取っつきにくいかもしれませんが、遊んでみてよかった所を上げると。
・前作は、集めた弾薬は、パートナーも使うため、パートナーの弾薬切れを防ぐため、分配しなくてはいけなかったが、今作のパートナーの弾薬は無くならないので、いちいち弾薬を渡さなくて良い。
・今作の回復手段はハーブをタブレット状にしたものを使って回復するが、R2を押せば瞬時に回復できるので、いちいちメニュー画面を開かなくても良いのがよかった。
ハーブの調合もR2+□同時押しで自動で調合してくれたりとかなり親切。
・ストーリーも3人の主人公それぞれシナリオがかなりやりごたえがあり、面白かった。
・前作は頭や足を撃ってよろめいた時しか使えなかった近接格闘が今作は単体で使えるようになったのが、よかった。
基本的に前作より遊びやすく簡略化されていたので。オリジナリティは4点です。
・独立していた主人公が共闘してボスと戦うシーンは最高です。
BAD/REQUEST
・難易度かかなり上がっているように思われます。
・今作はゾンビが復活していて、新たなる攻撃方法が追加されたが、それが難易度を上げる要因になってしまった所。その中でも、飛び付く動作が厄介で、頻繁に使って来るうえ、予備動作がかなり早く、銃で狙いを付けづらい為、かなり苦戦すると思います。
しかも、今作は殆ど夜の為、ゾンビがどこに居るのか、非常に分かりづらく、いつの間にか攻撃を食らっていた事が多々あってクリアするのに苦労しました。
・レオン編での異常なまでの即死トラップや即死イベントの多さに嫌気がさした。
イベント中に突然QTEっぽい選択肢が出てきて、失敗したら即死亡、民間人を助けていたら車に押しつぶされて死亡、電車にぶつかり死亡と多すぎだろ。
・後半のロープで上まで登る場面でのQTEは難しすぎて登れない。何度落ちそうになったことか。
COMMENT
バイオハザードは1、2、ベロニカ、4、5、クロニクル2作品はプレイ済み。
なんか、違う人のレビューでグラフィックが前より酷くなったと書いてあったが、私個人的に十分綺麗だと感じました。
・海外版より規制が緩めですが、それでも十分グロいのでそういったゲームが嫌いな人以外の人は買って遊んでみては如何でしょうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 3pt | 5pt | 4pt | 2pt | 4pt |
80pt
GOOD!
なんだかんだいってもバイオハザードの続編。その辺のアクションゲームとは、グラフィック、演出、システム、全て一つ抜けている感じがします。
グラフィックは服の汚れなど細部まで表現され、BOWのグロテスク度のUPにも貢献してます。
演出、ストーリーはハリウッドの派手なアクション映画を思わせる出来です。
敵のバリエーションや動きの細かさは1から見ると比べ物になりません。
プレイヤー対ゾンビだけでなく、COM対COM(パートナー対ゾンビ)や住民がゾンビに襲われる様子など、プレイヤーの動作と関係のない所で色々な事が展開されていて、そこに本当にその世界があるみたいでリアルです。
もちろん悪い所も色々あるんですけどね。
ストーリーではクリス編がいいですね。かっこいいです。
今までのバイオの、主人公単独潜入型とは違った切り口で、軍隊でBOWに挑んでいく感じは新鮮でそこもよかった。(といっても、もちろん主人公がほとんど全て敵を倒すわけですが。)
敵をバタバタ倒していく感じも、今までのバイオの感じではなかったけれど爽快で楽しかった。
BAD/REQUEST
色々ありますが、特に気になる部分を2点。
?サバイバル感が全くない
コンティニューが何度でもできる(ライフも全快する)、体術でゾンビは楽に倒せる、仕様のため、限られた戦力で闘っている感じが全くありません。
難易度が年々上がってるので、ライフ回復できないと詰みやすいのはわかるんですが、何か違う。
せっかくシナリオが4つあるので、使い分けてほしかった。
(レオン編・ジェイク編:サバイバル、クリス編:アクション重視、エイダ編:謎解き など)
?ボス戦が不満だらけ
戦闘中にイベントが多すぎる。弾を撃ち込んで倒すのではなく、どうしたらイベント発生するのか探している感じ。
時間が経ったからイベント起きたのか、ダメージ与えたから起きたのかよくわからないことが多く、いつも弾を無駄にした気分になる。何と闘ってるのかよくわからなくない。
どのボスも倒しても倒しても甦るので、前述のことと合わせて、勝っても達成感がまるでない。
また、ボスが年々巨大化して迫力は十分なのだが、戦う相手の主人公は人間サイズなので、すごい無駄な巨大化に思える。
戦いが、クリス対巨大化した敵!・・の触手、みたいな感じで、一部分だけ攻撃に使ってくる敵との戦いなので、すごい違和感。
かといって、あんな巨大な敵が全身使って人に攻撃できるわけもなく、無駄な巨大化に思える。
COMMENT
バイオ1〜6までクリア済。
ぼくはかなり楽しめたので、評価もいいです。
確かに不満に感じることは多いですが、全体的なレベルはかなり高いと思う。
シリーズ物の難しさなのかなあとここの評価見ていて感じます。
1でこのゲームが出てきたら、完成度の高さと要素の多さに、すごい大作が出てきたなあと感じたと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2013-06-17
しかし今作は弾薬に苦労することは殆どない上に、スキルの利用でパートナーが無制限に回復アイテムを使ってくれるのでこちらがゾンビになったかのような戦法がとれ、高難易度でも通常の敵との交戦で死ぬことはほぼありません。
その反面QTEの多用によりイベントシーン内でミス操作をすると残りの体力等に関係なく死にます…。
この仕組みによってイベント下での操作を覚えた二週目以降では殆ど苦労することもなく、非常に味気のないものになってしまいました。
長く続くシリーズ物は各々の好みもあり、万人に受けるゲームを作ることは不可能に近いと思いますが、次作では今回集まったユーザーの意見を参考にし、新しいバイオハザードの魅力を作り上げることを願っております。
GOOD!
5pt:満足度
ボリュームあり。水増しじゃないストーリー。歴代主人公の初会合は見ものです。
偏見は避けたいのですが、いわゆる和ゲーにありがちな神経質なこだわりを捨て(アイテムを「拾う」のだから「しゃがま」ないと現実的じゃない!みたいな)、体験を重視したプロットを引いたのが功を奏したものだと思います。
これはゲーム全体通してそうであり、几帳面なグラフィックスとか貼ってたら追いつかないよね? ムービーとプレイ画面の整合性とか結構どうでも良くない? と、こだわるべきところとこだわらなくて良いところの線引きがしっかりしたので、贅肉をそぎ落とし、プレイヤーが味わえる部分がグンと増えた、と思います。
それがボリュームというかたちでプレイヤーに還元されました。有難い。
オフラインプレイは20時間以上確実。オン、やり込み、含めたらどうでしょうね。
僕が仮に犬であったなら、バイオ6は肉汁たっぷりの骨付き肉ですね。
あらかたストーリーを終え、マーセのためにスキルを用意しようかってとこです。
クリス編:5pt
レビュー項目に無いですがね。
クリス編が最高です。
流行りのFPSにバイオを加えて優秀な副隊長をミックスしてみたら? みたいな。
BAD/REQUEST
弾がない:-2pt
大事なところで。
物資の枯渇を演出に使う前提条件は、物資がなくても逃れられる状況が用意されていることです。
逃れられないボス級と対峙する状況でこの状況に陥ると、ナイフを振って踊るしかねぇ! という白けになります。
シリーズを重ねたチームがどうしてこの状況を見過ごしたのか、すごく疑問。
今更増えたQTE:-1pt
反射神経への挑戦は限定的にすべきであって、ゾンビに掴まれた程度で人体の中枢へ過酷な警戒を鳴らすべきできない。
スティックを反時計まわりにグルグルする体験は果たしてそんなに楽しいことなのでしょうか?
QTEを採用すべきところは反射神経への挑戦に限定すべきだと思います。
だって、咄嗟にボタンを押したことで、良い結果が得られたら嬉しいですし。
COMMENT
GoodとBadに書いたことを総合すると、なにやら新旧ゲームのせめぎ合いみたいな印象を受けます。
ともかく緊急下でダイエットしてバイオにしよう。
これは成功しました。
そしてそれはトロくさいゾンビではないし、アグレッシブなL4Dでもない。
撃ちまくりではないアクションシューター。
なんだかんだ、バイオです。
ある種のスパイスが効いているようですが、熱中しといてなんですし、総評は各々、絶賛は出来ます、酷評も出来るでしょう。
事前に海外レビューで酷評されたようですが、まさか! バイオ6は健全なゲームです。この細やかさが今後のメインになると僕は感じます。
複雑なダイエット、みたいな……。