オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
60pt
GOOD!
101体ものボスを探して地獄を散策→体力、バリアを0にする→QTEやミニゲームで処刑の流れ。いわゆる「悪魔城ドラキュラX月下の夜想曲」タイプです。古臭いですが、面白いジャンルは残って欲しいので良い点としました。
ブラックジョークな世界観。コミカルな容姿のキャラ達(主人公もウサギの姿をしている)が残酷な事をしたり、言ったりします。好き嫌いはわかれそうですが、それがこのゲームのすべてかと。愛や友情や深いストーリー?そんなものは全く無いです。パロディは満載ですが。
豊富なコスチューム。着せ替えを楽しめます。主人公のウサギちゃんを可愛くもかっこよくも、おバカにもできます。
ボスそれぞれに、解説文付(なぜ地獄に落ちたかなど書いてある)。倒したご褒美といった所ですね。ついでに言うと、倒したボスは島(本編と別モード。お金などをつくらせる)で労働をさせる事もできるのも面白い点ですね。
BAD/REQUEST
28種類あるとはいえ、101体ボスがいるので同じQTE、ミニゲームをやらされる事がやはり多いと感じます。101体もボスがいれば当然かもしれませんが、職人魂をみせて欲しかったですね。
アクション部分は大味。序盤は武器が少ない為、工夫してやらないといけませんが、中盤以降は遠距離武器で攻撃が届かない所からチマチマと攻撃→勝利ができてしまったりします。さらに超火力武器も存在している(バリアをしていなければ、ボスも瞬殺できる)のでアクションとしてはどうなのかと思います。
バリアを張っているボスが同じフロアで3体。同じバリア破りのアクションを連続でやらされると少しイラッとします。違う種類があれば良かったのですが。
ロードは長め。2Dだし、グラフィックも格別すごい訳でもないのにどうして短くできなかったのかなと思いました。
大ボス戦から勝つまで大ボス部屋から出られない。最終ボスも含みます。自動セーブなので、コンティニューしてもそこからです。後戻りもできるよう大ボスの扉前にして欲しかったですね。
ミニゲームが説明不足。ミニゲーム自体はシンプルなものだから見ればわかるだろ?的な感じ。でも、ヘルプの遊び方説明の所に書いておいてくれるくらいの親切心が欲しいです。
面倒なだけのミニゲームが1つ存在。視野が少なくモザイクの単調な背景の中、短い制限時間内でターゲットの模様を探し撃つというもの。運要素が強いだけで何の面白みも無かったです。
エンドロールが無意味に長い。字だけ延々と見せられるこっちの身にもなってほしいです。キャンセルできますけどね。字だけならせめてギャグをいれるとかして下さい。
COMMENT
1500円で購入。値段相応のボリュームと内容でした。
世界観が独特なので、それが好きな人はもう少し点数が上がるかと。
私はノリに乗れなかったので凡作といったイメージで終わりました。
ジャンルは好きなので、違う世界観で続編がでれば良いなと思います。
GOOD!
地獄の王子が、パパラッチ写真を見た100体の魔物を地獄に叩き落すアクションゲーム。
まあ、あらすじを紹介しただけでもなかなかの狂いっぷり。さすがSEGA。ストーリーの骨組み自体はしっかりしているのですが、ところどころにいろんなネタを仕込んでいる(時に超ギリギリなものも)。それ以前に死に方が某有名アクションゲームというのも意識しているのだろうかw
ゲーム自体はオーソドックスなフリースクロール2Dアクション。丸ノコと銃を使って進んでいくスタイルの一方、一部エリアでは武器使用不可能なところもあり、そちらはそちらで違う趣が楽しめる。
魔物を倒す時には某メイド・イン・○○○風のミニゲームが挟まり、それをクリアすれば魔物討伐。種類も豊富で単純に倒すだけの作業にはならないのがいい。もちろんただ火力だけではなく頭を使って倒すエリアもあり、そのバランスはちょうどいい。
ステージも豊富で、宇宙(宇宙船)や海(潜水艦)を操作するステージもあるなどバリエーションに富んでいる。また、途中からワープを使用して過去のステージの探索を行うなど、飽きさせない作り。
倒した魔物に関しては図鑑が用意されており、凝った設定を見ることができる。
BAD/REQUEST
元々海外輸入物と言うことで、相当なゴア表現。もちろん元が2Dキャラということで引くほどではないが、完全攻略までに100回の血しぶきを見せられる様に耐えられるかどうかがポイント。
一部ミニゲームは操作方法の説明がほぼ無く、訳の分からないまま終わることもいくつか(これは元のやつも同じですが)。
ダメージは負いやすいが回復しにくいので、多くの時間でギリギリの状態で戦うケースが多い。ミス時にHPが極端に少なかった場合は20%程度まで回復してスタートするが、それでもほぼ変わんないという状態。
倒した魔物は「モンスターパーク」に送り、お金やアイテムの生産ができるようになるが、生産効率が悪い上、効果も薄いので存在意義が不明。せっかく作った魔物を活用したいというのもあっただろうが、もうちょっと凝ったつくりであれば面白くなっただろう(モンスターごとの特性を活用するなど)。
攻撃は近接用の丸ノコと遠距離用の銃があるが、終盤になるととにかく銃で力押しというシチュエーションが多く、丸ノコに至ってはゲーム序盤の方から「敵が金属製」「敵が電気を帯びている」という理由で使用できないことが多く、死に武器になってしまっている(魔物討伐には生かされてはいるが)。そのバランスをもうちょっとしっかりしてほしかった。
やりこみ要素としてチャレンジがあるが、ご褒美が少ないのでやる気が起きない。
ロードが他のゲームに比べ遅い。
COMMENT
SEGAによるセールで購入。
見た目からは想像もつかないストーリーとゲームに面喰いましたが、実際にプレーすると粗はあるもののついついやりたくなってしまう中毒性がありました。
好き嫌い分かれるゲーム性ではありますが、2Dアクションが好きな人であれば楽しめる一本ではないかと思います。