【PS3】テイルズ オブ エクシリア2 レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-11-01 |
価格 | 8380円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:選択が未来を紡ぐRPG ■ プレイ人数:1人(戦闘時のみ最大4人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
67pt
GOOD!
・ストーリー
ちょっと分かりにくい部分、納得できない部分もありましたが(BADに記述)、間違いなく前作より心に響くストーリーです。
テイルズにしては重く、暗い話でした。
・キャラクター
新キャラクター(ルドガー、エル、ユリウス)に好感が持てます。前作キャラの成長が目当てで購入しましたが、新キャラが良すぎてあまりそちらには目がいかなかったほどです(笑)
エルは最初、幼女ヒロインという狙いすぎな感じがありマイナスイメージでしたが、ラストにいくにつれ本当に守ってあげたくなるような存在になりました。
ルドガーが喋らないのはやっていくうちに慣れました。
・グラフィック
前作同様美麗なグラフィックでした。
アニメーションも綺麗でよく動き見ていて飽きません。
・戦闘
前作より分かりやすく、爽快で面白かったです。
どうしてもルドガーばっかり使っちゃう仕様ですが(笑)
・やりこみ
借金返済による特別EDや隠しダンジョン等やりこみも充実していると思います。
・ネコ派遣
猫好きにはたまらないサブイベでした。
・ロード
ほぼ快適でした。
BAD/REQUEST
・ストーリー
ストーリー自体は良かったのですが、EDが納得できませんでした。
「運命を選択できる」のに、どの選択でも誰かが犠牲になるなんて(しかもそれが続く)プレイヤーを鬱にしたいとしか思えません。
テイルズには、主人公が先頭に立って困難な道を切り拓いていく王道ストーリーを期待していただけに非常に残念でした。
それと分史世界やクルスニク一族等説明不足な感じがしました。
・キャラクター
喋らない主人公はやっていくうちに慣れましたが、2週目でつくボイスが何故1週目から付けなかったのか分かりません。選択肢喋るだけなのに。
そして他の皆様もおっしゃるように、キャラができている主人公が喋らないのはただ不自然なだけでした。選択肢制度があっても主人公が喋って問題はなかったはずです(特に戦闘)。
ルドガーに対して前作キャラが一線を引いている感じが嫌でした。
そのくせ親密度を上げると凄く親しそうに接してくるのでギャップに違和感があります。
・使い回し
街・マップが半分以上前作の使い回しです。もうちょっと新規に増やすか、完全使い回しではなく1年前から街等少し変えてればいいのにと思いました。
・クエスト
つまらないものが多かったです。何を何匹倒せとか何持って来いとか。
サブイベ的なクエストがもっとあってよかったと思います。
COMMENT
前作クリア済みです。
前作がTOL以来久しぶりのテイルズで、まあまあ楽しめたが不満点だらけだったのに対し、今作はストーリーの一部を除いてかなり満足できる出来でした。
前作はやっていたほうが楽しめると思いますが、メインストーリーはルドガーの話ですのでやっていなくても問題ないと思います。
前情報特に無しで前作キャラの成長を見るために購入しましたが、新キャラ・クルスニク家に心を持って行かれました。その分ラストに不満が残りましたが(人によると思います)。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
初レビューです。前作プレイ済みです。
一般的なRPGと比較して、このゲームを自分がどう感じたのか書きました。
・グラフィックス
前作同様、アタッチメントという機能があり、キャラクターに服飾品を
とりつけたりできて、ある程度見た目を自由にカスタマイズできます。
そういった視覚的に楽しめる要素があったのでグッド評価とさせて頂きました。
ムービーアニメも中々綺麗だったと思います。ただ通常のプレイング画面は
他のPS3のゲームに比べると並かそれ以下かと思われます。
・熱中度
やり込むことで称号というものを得ることができ、グレードというポイントが
貯まるシステムになっています。このポイントに応じて、再度ニューゲームする
ときに有利な状態でゲームが始められるようになります。
今作は選択肢で会話の内容がやや変化したり、エンディングが分岐したりします。
1週目では選ばなかった選択肢を2週目で選択してみたりといった、
もう1度ゲームをしたくなるキッカケのようなものがいくつか用意されていたので、
個人差はあると思いますが、従来のRPGやテイルズシリーズより
熱中しやすい要素は多く用意されていたと思います。
・満足感
仲間キャラクターに好意を持たれる選択肢を選んだり、戦闘で仲間キャラクターと
パートナーを組むと、仲が深まる 親密度システムというものがあります。
これが上昇すると仲のいいキャラとパートナーを組むと戦闘が有利になったり
アイテムが貰えたりします。親密度を最大まで上げるにはある程度やり込まないと
いけません。また、敵を倒せば倒すほど強くなる武器があったり、レアな素材や
レアな装備が揃わないと手に入らない装備もあります。やり込み要素が
そのまま戦闘の有利性に直結していて、やり込んだ分が形となってあらわれる為
満足感は得やすい仕様になっていると思いました。
BAD/REQUEST
・オリジナリティー
一般的なRPGに比べて最もオリジナリティーを感じるのは
テイルズシリーズ特有のアクション性をもたせたリアルタイムな戦闘ですが
今作もバランスのとれた仕上がりになっていたと思います。
今作はその他のテイルズシリーズに比べてもいくつかのオリジナリティー要素を
取り入れています。主人公が変身する骸殻システム、借金返済システム、
ネコを派遣して素材アイテムを集めさせるネコ派遣システム、親密度システム
クエストシステム、共鳴術技システム、キャラクターエピソード等があげられます。
バッド評価にあたると私が感じたのは借金返済システムとネコ派遣システムです。
借金返済システムはある程度お金をもっていると
借金の返済を催促されます。催促を断っても何度も催促されるので
プレイヤーは一定金額以上はお金を貯められないという状態でゲームを
すすめなければなりません。
次にネコ派遣システムですが、まず派遣する前に各地に散らばっているネコを
探さなければ、その地域にネコを派遣できません。
全部で100匹ネコがいますが、全て探すのは結構苦労します。
しかも100匹集めてもこれといって満足感の得られるごほうびは貰えません。
派遣したネコは15分かけて素材アイテムを拾ってくることがほとんどで、
苦労したり時間をさいた割に、あまり報われない地味なシステムだと感じました。
前作マップの使いまわしはゲームの面白さには影響しませんでしたが、
新マップの少なさと、壁に囲まれた閉鎖感の漂うフィールドマップは
前作をプレイした者としては少し残念に思いました。
・快適さ
テイルズの醍醐味である戦闘はテンポもバランスも丁度いい仕上がりでした。
ボスも初見だと苦労することもあり、トータルバランスはよくとれていると
思います。ただ、ゲームを起動してタイトル画面が表示される前や
セーブデータを読み込む際に毎回ダウンロードコンテンツを読み込むので、
待ち時間が発生します。
また、プレイ中にマップを切り替えて街に入った際に街の人達や店の店員が
読み込まれるまで少し時間がかかる為、アイテムの売買をしたくても店の人が
読み込まれるまでプレイヤーは待たなければなりません。
COMMENT
賛否両論あるかと思いますが、サブイベントがほとんどなくなり
クエストも淡白にこなすだけのものが多いです。
その代わりにキャラクターのエピソードイベントにチカラを入れたゲームに
なっています。
その為、プレイヤーが仲間キャラクターを気に入るかどうかによって
このゲームの面白さは大きく左右されるように感じました。
戦闘はスピーディーでテンポもよく、キャラごとに固有能力があり
難度のバランスもよかったので、シリーズの中でも楽しめる方だと思います。
ストーリーは割とディープでした。暗い部分も多くあります。
浮き沈みの大きいストーリー構成なので、これもキャラクターに
ある程度、感情移入できなければ逆に冷めてしまうかもしれません。
個人的には王道の感動ストーリーだったように感じました。
テイルズシリーズの中でも1、2を争う秀逸なストーリーだったと思います。
総合的な評価としては買ってよかったです。
ただ、前作のストーリーやキャラクターが大きく絡んできますので、
前作をプレイされてからこのゲームをプレイすることをおすすめします。
テイルズシリーズをプレイされていない方にも前作を先にプレイされることを
おすすめします。
戦闘バランスが良く、ボリュームも結構あったので前作をプレイ済みで
前作のキャラクターが嫌いでない人にはおすすめ出来るレベルの
ゲームだと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
32pt
GOOD!
戦闘は楽しかったです。
武器変更、共鳴秘奥義の追加
前作にあったボスの強制カウンターを無くすことができる
弱点属性のシステムはよかったと思います。
BAD/REQUEST
使い回し・・・これに尽きます。
変化の無いマップにある謎の壁穴、街、港、ダンジョン、雑魚敵、音楽、
前作キャラの技、秘奥義まで使い回し・・・信じられない
ゲームを進める度「またここか・・・」という感じになりやる気が無くなっていきます。
新規の街、ダンジョンはあるのですが数えるほどです。
正史、分史、という設定が使い回しを増長させています。
全部新規でとは言いません。ある程度なら納得できます
ただ今回はひどすぎです。
COMMENT
ストーリーだけが気になったのでなんとかクリアしました。
前作発売から1年2ヶ月しか経っていない状況で続編の発売は早すぎると思っていましたが
プレイして納得です。
これは続編ではなく 前作の完全版、もしくはファンディスク、といった感じです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-09-06
発売してからそれなりに月日が経ってるのに約3000円でシリアルコードだけしか付いてないのはちょっと残念でした・・・
GOOD!
前作プレイ済みです。
<ストーリーとシステムの融合>
「選択」をテーマにした本作ですが、ストーリーとシステムが見事に融合していました。
システムとして選択肢があること自体はRPGでは普通ですが、左右に選択肢が出て常に二択というのは見せ方として新鮮で、時間制限があったりと飽きさせません。
また、選択による好感度上昇が選択時にわかるのも良いです。ついどっちを選ぶと喜んでもらえるか考えてしまいます。
ストーリーについてはまさに選択することがキーとなります。自らの意志でそれを選び取らなければならないという点。もちろんそれもシナリオというレールに乗った選択ではありますが、その重みを十分に感じるシナリオでした。
シナリオ分岐の少なさを気にする意見もありますが、やはりあの選択でこの作品はあるべきなのです。
<キャラクターの良さ>
新キャラは良かったです。特にいいのがエルと新ミラですね。
エルは正直発表聞いたとき幼女ということで、かなり萎えたのですが、いい意味で予想を裏切る愛すべきキャラクターでした。エリーゼのような優等生キャラクターにしなかったのが良かったと思います。
新ミラは、前作のミラが好きだった自分は、ジュードたちと同様今ひとつなじめなかったのですが、そのうち好きになってきて、最後に泣かされるという見事にはめられた感じです。最後の台詞がすばらしかったです。
あと個人的にはノヴァが好きです。あのウザ可愛さが好みです。
旧キャラは正直丸くなりすぎていまいちな感じがしましたが、このシナリオ自体が過去の行動がわかっているキャラがいないと成り立たないわけで、続編の作り方としてはうまいと思いました。
BAD/REQUEST
<借金システム>
めんどくさいのもあるのですが、シナリオの流れが中断されるのがいやでした。キャラクターイベントも面白いけど、シナリオが深刻な後でおちゃらけイベントをやるのはなんか気分が削がれました。
<戦闘システム>
前作よりはかなり良くなりましたが、アクションゲームが苦手な自分にはシステム的にストレスがたまる部分が多いです。
* できることが多く、全部をリアルタイムにやろうとするため、同時押しが多くかなり複雑に見える。
* セットした技が画面に表示されないので覚えなくてはならない。しかも武器毎に異なる。
テイルスはシリーズを長くやっている人が多いのでどうしても複雑化してしまうように思いますが、もう少し整理できるのではないかと思います。
COMMENT
なんだかんだと言って面白かったです。前作もそうですが、シナリオのアグレッシブな攻めの姿勢は驚かされます。
PS3のあまり多くないJRPGの代表シリーズとして、今度は是非完全新作を出して欲しいものです。