【PS3】三國志12 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-12-13 |
価格 | 9240円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:歴史シミュレーション ■ プレイ人数:1人(オンライン:1〜2人) ■ ダウンロード版:8,000円 |
Amazonレビュー
レビュー者: makyo-a
レビュー日: 2016-12-20
レビュー日: 2016-12-20
このシリーズをプレイしたのは、信長の野望・天道に続き、2作目です。レビューを見ていると、過去作のほうが面白いようですが、そういった予備知識のない私にとっては、この三国志12は非常に面白いと感じました。
まず秀逸だと思ったのは、兵力差があっても戦に勝てること。例えば篭城して城壁から弓や投石で攻撃できたり、敵部隊1つ1つを集中攻撃して瓦解させたり、自陣深くまで攻め込ませておいて、その隙に迂回して敵本陣を落としたりと、戦略を立てるのが楽しいです。また、例えば敵国に100万の兵力があったとしても、一度に連れて行けるのは30万まで。本軍と援軍あわせて10隊がマックスです(予備兵も連れて行けますが、そのぶん兵糧を消費します)。ですから最低でも30万は自国にいたら、簡単に攻め落とされることはありません。上記のような方法で返り討ちにし、傷兵を取り込み、敵兵力を消耗させた状態で逆に攻め込んで落とした時の爽快感は素晴らしいです。
国の配置も戦略の上で重要です。一見隣り合っているように見える国でも、よく見たら道がつながっていない所が結構多いです。道がつながっていなければ攻め込めず、援軍を送ることも出来ません。ですから、道がつながっている自国2つに対し、つながりあっている味方国がない他国1つという配置ならば、敵国が援軍なしの本軍マックス6隊で攻め込んできても、こちらは援軍もあわせて10隊で対応できるため、やはり兵力差があっても有利にことを運べます。あえて兵力を少なくして攻め込ませ、わざと国を占領されたところで同盟国に攻めてもらって占領し返し、敵兵力がほぼゼロになったところで国を2つ3つ攻め滅ぼすなんて戦略も立てられます。
戦自体は部隊をオートで動かせますので、見てるだけのことが多いですが、たまにウロチョロするだけの部隊が出てきたり、「何でそっちの拠点を攻めんねん?」という部隊も出てきますので、手動も半分くらいですかね。操作性は確かによくはありませんが、慣れたら大丈夫ですし、慣れないうちは一時停止させてゆっくり指示を出すとよいと思います。戦術や秘策もオートで発動させることも出来ますが、「そのタイミングちゃうやろ!」ということが多いので、この二つだけは手動固定でいいと思います。特に人中の呂布、神火計、伏兵の策などは非常に効果的です。
内政ですが、作った施設に武将を配置しなければ、あまり生産性はよくありません。例えば兵舎で言うと、武将を配置しなければ募兵力は月80人ぐらいですが、武将を配置すれば10倍になります。各国には施設を8~12は設置できますが、施設の数だけ将が必要になり、慢性的に人材不足に陥りがちです。それを緩和するためなのか、武将抜粋システムというものがあり、1年に1回くらいのペースで簡単な新武将作成が出来ます。まあ、寿命でお亡くなりになる武将も多いので、ほぼプラマイゼロですけど、他国を滅ぼせば、その国の武将達を多数任用できるので、一気に人材を増やすことが出来ます。
システムやインターフェースはシンプルですから、初心者にはとっつきやすいでしょうし、中身は意外と奥が深いので、気がつけばハマっていると思います。酷評レビューは気にせず、一度はやってみることをお勧めします。
追記:
全シナリオをクリアした後に感じたことを少々。やっぱり魏、呉、蜀の軍勢が強いですね。初期兵力が多い、優秀な武将が多いというのはどうにかなるのですが、どうにもならないのが技術研究。上記のような強国ならば、一つの技術をレベル5まで上げられますが、例えば厳白虎とか弱小勢力ではレベル3が限界。ゆえに兵力差はあっても、相手国と同等以上の優将がいても、技術の差で戦に勝てない、なんてことになりかねません。相手の技術が高まりきる前に攻め滅ぼせたらそれがよいでしょうが、さすがに初期兵力的にそれも難しい。弱小勢力でプレイするならば、なるべく速攻策が必要でしょう。
まず秀逸だと思ったのは、兵力差があっても戦に勝てること。例えば篭城して城壁から弓や投石で攻撃できたり、敵部隊1つ1つを集中攻撃して瓦解させたり、自陣深くまで攻め込ませておいて、その隙に迂回して敵本陣を落としたりと、戦略を立てるのが楽しいです。また、例えば敵国に100万の兵力があったとしても、一度に連れて行けるのは30万まで。本軍と援軍あわせて10隊がマックスです(予備兵も連れて行けますが、そのぶん兵糧を消費します)。ですから最低でも30万は自国にいたら、簡単に攻め落とされることはありません。上記のような方法で返り討ちにし、傷兵を取り込み、敵兵力を消耗させた状態で逆に攻め込んで落とした時の爽快感は素晴らしいです。
国の配置も戦略の上で重要です。一見隣り合っているように見える国でも、よく見たら道がつながっていない所が結構多いです。道がつながっていなければ攻め込めず、援軍を送ることも出来ません。ですから、道がつながっている自国2つに対し、つながりあっている味方国がない他国1つという配置ならば、敵国が援軍なしの本軍マックス6隊で攻め込んできても、こちらは援軍もあわせて10隊で対応できるため、やはり兵力差があっても有利にことを運べます。あえて兵力を少なくして攻め込ませ、わざと国を占領されたところで同盟国に攻めてもらって占領し返し、敵兵力がほぼゼロになったところで国を2つ3つ攻め滅ぼすなんて戦略も立てられます。
戦自体は部隊をオートで動かせますので、見てるだけのことが多いですが、たまにウロチョロするだけの部隊が出てきたり、「何でそっちの拠点を攻めんねん?」という部隊も出てきますので、手動も半分くらいですかね。操作性は確かによくはありませんが、慣れたら大丈夫ですし、慣れないうちは一時停止させてゆっくり指示を出すとよいと思います。戦術や秘策もオートで発動させることも出来ますが、「そのタイミングちゃうやろ!」ということが多いので、この二つだけは手動固定でいいと思います。特に人中の呂布、神火計、伏兵の策などは非常に効果的です。
内政ですが、作った施設に武将を配置しなければ、あまり生産性はよくありません。例えば兵舎で言うと、武将を配置しなければ募兵力は月80人ぐらいですが、武将を配置すれば10倍になります。各国には施設を8~12は設置できますが、施設の数だけ将が必要になり、慢性的に人材不足に陥りがちです。それを緩和するためなのか、武将抜粋システムというものがあり、1年に1回くらいのペースで簡単な新武将作成が出来ます。まあ、寿命でお亡くなりになる武将も多いので、ほぼプラマイゼロですけど、他国を滅ぼせば、その国の武将達を多数任用できるので、一気に人材を増やすことが出来ます。
システムやインターフェースはシンプルですから、初心者にはとっつきやすいでしょうし、中身は意外と奥が深いので、気がつけばハマっていると思います。酷評レビューは気にせず、一度はやってみることをお勧めします。
追記:
全シナリオをクリアした後に感じたことを少々。やっぱり魏、呉、蜀の軍勢が強いですね。初期兵力が多い、優秀な武将が多いというのはどうにかなるのですが、どうにもならないのが技術研究。上記のような強国ならば、一つの技術をレベル5まで上げられますが、例えば厳白虎とか弱小勢力ではレベル3が限界。ゆえに兵力差はあっても、相手国と同等以上の優将がいても、技術の差で戦に勝てない、なんてことになりかねません。相手の技術が高まりきる前に攻め滅ぼせたらそれがよいでしょうが、さすがに初期兵力的にそれも難しい。弱小勢力でプレイするならば、なるべく速攻策が必要でしょう。
GOOD!
初オンライン対応PS3で綺麗な画面、パソコンから改良されプレイ環境は優遇されてます。ロ−ド時間、クリア時間短縮、簡単戦闘と初心者が入りやすい内容。
BAD/REQUEST
初心者対応になり歴代三国志プレイヤ−には退屈の極みです。細かい対応もできず弱小勢力は詰み状態、内政にやりがいが無い、大幅武将リストラ、歴代プレイヤ−には我慢できないでしょうね。
COMMENT
シリ−ズで遊んでる人にはオススメしません。あくまで新規獲得の三国志と考えるしかないです。ちなみにパソコン版にくらべ災害の追加、シナリオ追加、戦場に要塞追加、人材強化、AI強化されてます。しかし元が元なので全シリ−ズプレイした自分には耐えられない駄目ゲ−です。