オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 2pt | 4pt | 2pt | 1pt | 3pt | 2pt |
39pt
GOOD!
・戦闘
わらわら湧いてくる敵を、コンボを組み立てて倒していくことがやはり楽しい。疾走感や爽快感がある。テンポも良し。このゲームの肝。
・サウンド
シリーズ従来のギターとデスボイスや、ダブステップというのかクラブミュージック系の戦闘音楽が自分的にツボだった。きっと気分が高揚するはず。
BAD/REQUEST
・若干の物足りなさ
挑発の廃止。無くなって分かったが、あった方がよかった。
スタイリッシュコンボ?もなくなった。コンボ途中で敵が死んでしまい寂しい思いをすることが多々ある。
天使武器、悪魔武器があるのだが、そのどちらか一方しか効かない敵がいてストレス。他の武器で攻撃すると弾かれる。
・画面が蛍光色
実世界と異世界の差を出したかったのか知らないが、真っ赤だったり真っ青だったり真オレンジだったりと、とにかく目に悪い。
・ストーリー
それほど問題がある訳ではないが、希薄で、印象に残らない。そのためムービーなどが冗長に思えてくるところも。他色々あるが下に記す。
・アトラクション要素
ステージ中、飛んだり跳ねたりして足場を渡っていくような部分は自分なりにいらなかったと思う。
COMMENT
ここからはこれまでのシリーズが大好きな自分の偏った感想。
これまで積み上げてきたシリーズの実績を、もちろん悪い意味で根こそぎぶち壊してくれた。ダンテのビジュアルが公開された時期からかすかに臭ってはいたが、それでもどこか期待していた自分が愚かだったのだろう。
作中でダンテに銀髪のカツラが飛んできて、それを偶然かぶったとき、ダンテが鏡で自分の顔を見てダサいと言うシーンがあった。つまり開発陣はわざわざこのセリフを自分の作った黒髪でアジア風の“かっこいいダンテ”に言わせた訳だ。これにはさすがにどうかと思って失笑した。
またストーリーの運びも過去作のデビルメイクライを髣髴とさせる展開で、開発陣が考えた“かっこいいデビメイ”を過去作のステージを借りてまで作りたかったんじゃないだろうかと思わせられる。
キャラクターは名前と設定を借りているだけで性格は全然違う上にストーリーも微妙。
これまでデビルメイクライらしいキャラクターや世界観、ストーリーに魅力を感じていた自分としては、全部最高にダサかった。
なんだかんだ言ったが逆に考えると、デビルメイクライであるということを考えないようにするとそれなりにこのゲームは良作。自分がいろいろな部分にイライラさせられながらも、問題なく最後までプレイできたことがそのことを裏付けているはずだ。
初めてプレイする人や、ストーリーなんて知らん俺は派手なアクションゲームがしたいんじゃーという人は全くプレイして問題ないと思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
47pt
GOOD!
●シンプルで爽快なアクション
DMCシリーズらしく簡単な操作で非常に気持ちのいい、爽快感あふれる派手なアクションが楽しめます。
プレイしてすぐにはデーモン・エンジェルモードの使い分けにややこしい部分もありますが、基本的にエンジェルは広範囲と手数、デーモンは高火力という武器の違い。あとはエンジェルモードでの移動、デーモンモードの引き寄せを覚えれば簡単に空中に浮いたまま気持ちよく、安全に戦う事ができるようになります。
●ノリのいいBGM
BGMはかっこよく、戦ってる最中のBGMを気持ちよく盛り上げてくれました。
BAD/REQUEST
■ストーリー
ストーリーのボリュームはちょっと少なめ。10時間もあれば大抵の人はクリアできるかと。
またちょっと無理やりな展開を感じるラストバトル。もう少し丁寧にラストバトルに至る経緯はあったほうが良かったと思う。
■特定モードでしか倒せないエネミー
敵の中にはエンジェルかデーモン、特定のモードでしか戦えない。別のモードや普通に攻撃すると攻撃が弾かれる、当たらない敵が存在。
モードが固定されると武器も2つの内から固定になってしまうため、自由に気持ちよく戦えるアクションが売りなハズなのにとても自由度の低い戦闘になってしまいます。デーモンモードでしか戦えない敵の場合、デーモン武器では攻撃速度は遅く、空中コンボはあまり楽しめない武器なため爽快でスピード感あふれる気持ちのいい戦闘を演出することも困難。楽に倒すだけならDTを使うといった対処方法もあるものの、戦い方が制限されざる負えない敵というのはやはり戦っててつまらないもの。難易度が上がる程このような敵が増えるのは非常に面倒に感じてしまいます。
熱中度や満足感が非常に低くなってしまったのはもっぱらこの敵が原因です。
COMMENT
バッドの部分が長くなってしまいましたが、良い部分であるシンプルで爽快なアクションという部分に関しては、アクションゲームの中でも優れてるかと。普段においてはスピード感よく、空中コンボで見栄えいい戦闘が手軽に楽しむ事ができます。
ただしバッドにも書いた戦闘方法が制限される敵との戦いにおいては、折角爽快なアクション部分が薄れてしまっているのが非常にもったいなく感じる作品。ここさえなんとかなければもっともっと満足感もでてたかと。
かなうならばアップデートか何かでこういった部分のバランス改善がなされることを願いたいですね。
最後にシリーズをプレイしての比較。
3や4に比べると全体的なデザインの落ち着きはやはり残念。黒髪で性格的にも情に厚い普通に良い兄ちゃんなダンテもそうですが。シリーズにあったような弾けたノリは抑え目でアクションシーンに派手さやユーモアはあまりなく、敵のデザインもグロテスクな外見をした悪魔らしいデザインの敵ばかり。武器に関しても非常に無骨な、武器らしいデザインのものばかりだったので私の中の中2ハートを擽られるようなモノが今回はほとんどありませんでした。
3や4でのユーモアあふれるデザイン、ダンテのはしゃぎっぷりに笑わせてもらったので今回の落ち着き具合は少し物足りなかった。落ち着いた魅力というのもあるといえばあるんですが、やっぱり折角ならDMCにしかなかったあの独特なノリは持ってきて欲しかった。初報のPVでは確かに感じられたDMCらしいノリなシーンが公開されてただけに、ああいったシーンが一切なくなってたのは残念です。
後はよくも悪くもシンプルという事で、アクション面では武器の形は変われど攻撃方法が似たり寄ったりのはやや気になりました。
連続攻撃 / 打ち上げ / 打ち落とし / 突進・遠距離攻撃
どの武器でもやれる行動はコレが基本になっており、あとは武器毎に1つ2つの個性がある感じ。どの武器でも戦える基本を抑えてるというのは自由に戦いやすくはあるのですが、ユニークな攻撃方法がないというものは戦闘の演出、見栄え的な部分で少し寂しくも感じます。また攻撃方法だけでなく立ち回りに大きく影響していたスタイルといった要素もなくなった為、立ち回りの部分でも戦闘を演出できるものが少なくなってしまってるのも残念。
戦闘は自由に戦いやすくなった反面、攻撃方法を使い分けてコンボを組み立てるといった楽しみはちょっと薄れたかなーと感じる所。4のリアルタイムスタイルチェンジの難易度を下げ、ボタン押してる間モードチェンジにしたのが今回な感じなんでしょうが。デーモンやエンジェルモードはもっと癖がある感じにしてくれても良かったんじゃないかなーとも思いました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt |
49pt
GOOD!
・爽快なアクション(特に空中戦)
・快適な操作性
・DMC1、2、3、4になかったアクションが増えた。
・発売前から騒がれてた顔グラ(名倉)は正直気にならなかった。
これぐらいでしょうか。
アクション好きにはいい出来だと思いません。
BAD/REQUEST
・ロードが長い。ホントに長い。
・グラフィックが少し荒い。
・フリーズが多い気がする。
・進行不能バグがある。(気合で乗りきれる感もしたが)
・ストーリーが糞(なんか適当)
・そしてストーリーが短すぎる。一つ一つのミッションが異様に短い。
車に乗ってる見方を助けて進むだけでミッションが終了したときは唖然とした。(所要時間5分ほど)
・挑発がない(個人的には超絶がっかり)
・武器デザインが正直ださすぎる。リベリオンェ・・・・
・エポニー&アイボリーの発射音がちゃちい。豆鉄砲。そしてダサい。
・演出だと思うが、非常に見づらいステージ(発光が多すぎて)があった。目が痛い。
・難易度が低すぎる。特にボス(楽しくなさすぎる)
まだある気がするけどm¥、とりあえずここまで。
COMMENT
正直がっかりしました。
僕は、過去のDMCシリーズ全作プレイ(やりこみ含め)しましたが、がっかりです。
まあ完璧にパラレルワールドという位置づけなので嫌な予感はしましたが、的中です。
ダンテといえば時はクールに、時は熱く、という感じがあったのでなおさら・・・
アクションは評価できます。
とくに空中戦。これはいいです。
雑魚戦は地上に降りなくても済むほど。
今回、前作のネロにあった敵を引き付けるアクションに加え、敵をつかみ急速に接近するといったアクションが増えアクションの幅が広がりました。
これまでのDMCが好き!ダンテがかっこよくて好き!という方には正直おすすめしません。
ただ、純粋にアクションゲーとしてコンボを楽しみたいという方はおすすめします。
ストーリー目当てで買うと痛い目みます。(元々ストーリーに評判があるわけじゃないが、DMC3が一番熱かった)
最後に、このようなDMCシリーズが続くなら少し様子見になるかもです。
カプコンさん!次は頼んますよ!
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-05-06
2のような作業アクション足したような感じ
GOOD!
・ダンテのアクション
通常状態のリベリオンと銃3つ、デビルスタイルの武器2つ、エンジェルスタイルの武器2つを瞬時に切り替えることができるため、過去作と比べても攻撃のバリエーションやコンボが非常に多い。戦闘だけで当分飽きないだろう。スナッチもどきができるのも非常に便利。空中で多くの敵をばっさばっさと切り刻むのは爽快。だが…。
・ダンテの見た目
最初はあのイカした白髪のダンテが…あり得ない…と思っていたが、見た目だけならそんなに悪くはない。
BAD/REQUEST
・ダンテのアクション
ロックオン機能の廃止。これにともなって過去作とコマンドがかなり変わった。ハイタイムと兜割りが○ボタンに変更。過去作をやりこんだ人には困った変更だが、これは慣れればいい。しかし、スティンガー系のコマンドが「2回同じ方向にスティックを倒して△」と非常に入力しづらくなっている。戦闘中に咄嗟に出せないし、他の技が誤発動しやすい。
・デビルトリガー
ゲージが溜まりづらくなった分、非常に強力になった。発動したら敵が無抵抗になって空中に浮く。嫌な敵はこれを使えば楽勝になった。まるで初心者救済措置のよう。過去作のように使用しても戦闘の駆け引きは続くようにして欲しかった。
・ムービーとロード
プレイ中に何度もムービーをはさむし、しかもそれにロードが入る。スキップできないカットシーンも多い。リプレイ性の強いこのゲームではこの上なく最悪だ。これでとことんやる気を削がれた。
・ステージ構成と無駄なジャンプアクション
これも最悪の要素だ。今回は雑魚敵戦が非常に少ない。ステージのうち殆どが無意味な移動である。ひたすらスナッチを使って進むステージがたくさんある。失敗することなんて皆無の無駄でしかないジャンプアクションを何度も何度もやらされるのだ。ただ女の子と歩くだけで数分かかるところもある。外注された会社はこんなものが楽しいと思ったのか。まるでセンスがない。
・ミッションのバランス
配分がテキトーすぎるんじゃないか。一部のミッションはとんでもなく長かったり(30分で評価SSとか)、一部のミッションは殆ど移動するだけだったり。ボス戦だけのミッションは4つもある。ボス戦の前に数分、戦闘もない移動があるのはただの水増しとしか思えない。
・一部の雑魚敵
エンジェルスタイルでしか攻撃できない敵、デビルスタイルでしか攻撃できない敵が出てくるが、それぞれ2つの武器でしか攻撃できないため、非常に単調な戦闘の繰り返しになる。
・ボス戦
燃えるボス戦が一つもなかった。ほとんどのボスがスナッチでの移動や、固定パターンの動きで、外装を破壊したら一定時間本体に攻撃し放題という繰り返し。ゼルダの伝説じゃないんだから…。1のクモや4のベリアルのような熱い駆け引きをするボスが一体はいても良かったんじゃあないか。
・ストーリーとキャラクター
酷い。本当につまらない。B級映画にも及ばないC級ストーリー、そして何の魅力も感じないキャラクター。仲間を助けるのが最優先だ!という人間味のあるダンテもこれはこれでありか、と思ったが最後までプレイしてどうでもよくなった。まるで展開もなく進み、せめて最後は…と思ったら最後がもう酷すぎる。こんなバージルはパラレルワールドであろうと許されない。ストーリーとキャラクターに関しては文句しか出てこない。
・言葉が汚い
やはり外人が作ったせいか、Fuck Youという言葉が何度も何度も出てくる。ファッキューファッキュー言うダンテをかっこいいなんて思えない。
・まさかの後日配信
初回版?を買ったらついてくるバージルが主人公のDLCと、ブラッディパレスは後日配信。『戦闘だけがまだマシ』な今回のゲームでブラッディパレスがいつ配信するか分からないなんてどういうことだ。
・スタッフロール
酷いストーリーが終わった後には、外人達が楽しそうにしているだけのメイキング映像とスタッフロールが流れる。何だか怒りが湧いた。
・音楽
ずっとデスボイスのようなものが何か言ってるだけの音楽ばかり。まるで印象に残らない。
COMMENT
過去のDMCシリーズを全て全難易度をクリアした一ファンとして、このDmCはDMCシリーズと認めたくない。全ての変更が改悪にしか思えない。最早、外人にDMCの同人ゲームを作らせてみた、というだけのゲーム。
ちなみに自分は決して外人が嫌いなわけではない。むしろ洋ゲーは大好きだ。だが、デビルメイクライシリーズに洋ゲーらしさは何一つ必要なかった。それがこのDmCでわかったというだけのことだ。
次回作は外注しないことを祈るばかりだ。
ただもしかしたら、過去作を一度もプレイしていない人にはそこそこ楽しめるかもしれない。