【PS3】HITMAN ABSOLUTION(ヒットマン アブソリューション) レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-01-24 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ステルスアクション ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt |
56pt
GOOD!
グラフィックは素晴らしい。
建物、人などはリアルでいて破綻しておらず、矛盾点もほぼない。
質感や濡れ、人々のバリエーションなども実に豊富。
BAD/REQUEST
・扉の前に銃や道具が転がっていると非常に扉が開けづらい
扉を開けたいのに道具を拾ってしまったりしてしまい、素早く行動するためにわざわざ扉の周りを綺麗にしなければならないなど
アクションに不都合がある
・自由に見えて行動の自由度が低い
建物に登ったり降りたり通過するポイントがインスティンクトで分かるが
『それ以外の場所』からは絶対に登ったり降りたりできないという線引きには
少々行動に枷を嵌められている気分になる。
・殴り合いになったときにその場から逃走ができない
周囲に存在がバレ、銃撃されてる中でのんきに倒れるまで殴り合いは非常に不自然
・変装で同じ服装の相手にはバレるが違う変装なら見破られることはない
両極端過ぎる気がします(武器商人の衣装を奪ったらほとんどフリーパスとか)
・サイレンサー付きの狙撃銃の遠距離狙撃でもあっさり発見され、拳銃で反撃してくる
反応が超人的です、47より強いんじゃないかな・・・
・キルすればするほどスコアペナルティが発生する
ヒットマンが人をキルしてペナルティが発生する矛盾
既に余計な人をキルすれば異常事態として行動しづらくなるペナルティを負うのに
スコアでもペナルティを科される二重ペナルティ
COMMENT
個人的には面白いは面白いのですが
正直パズル的であり、爽快感や隠密感は足りません
私のヒットマンのイメージがずれていることもあるかもしれませんが
『どれだけの命を奪うのか、たった一人を守るためにー』
というCMやムービーに引かれて買った身としては
銃撃戦になったらほぼ終わりかリスタート、というのはストレスが溜まります
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
80pt
GOOD!
〇グラフィックが綺麗。
今作では暗いところから明るいところに出るときに前が見えにくい、影や鏡がリアル、雨に濡れると主人公47の顔や服が湿った状態になる等細かいところまで作られています。また、チャイナタウンやディスコでは人の多さと綺麗さに驚きます。キャラクター同士の会話も見どころですね。
〇暗殺スタイル
ターゲットを暗殺する方法は一つではありません。銃で狙撃するも良し、食べ物に毒を入れて毒殺するも良し、物を落として事故死にみせかけるのも良し、すべて自分で決めれます。また、各ステージごとにチャレンジがあり、武器収集・変装をせずにクリアする・証拠を集めてクリアする等がありやり込み度も高いです。
〇BGMが良い
敵が近くに迫ってきた時、周りの音が静かになり緊張感が増す演出や脱出するときはハラハラするようなBGMで盛り上げてくれます。私が好きなのは、暗殺寸前のところ(毒を入れた食べ物をターゲットが食べようと近づいて行く瞬間等)でたまにBGMが変わるのでそのBGMを聞きながらターゲットが苦しんでいるのを見ることもなく悠然と背を向けて立ち去って行く事です。完全にヒットマンになりきって楽しんでいます。
BAD/REQUEST
×字幕が小さい
私としてはヒットマンは英語の字幕付きの方が雰囲気がでて内容にのめり込めるだろうと思っていたのですが、字幕が小さすぎて見えにくく結局日本語でプレイするはめになりました。ゲームの開発中に誰か一人でも見にくいと思わなかったのか不思議です。
×違和感のある物・敵の行動
死体や気絶した敵を隠すために、ところどころにタンスやゴミ箱があるのは場所的に違和感のないところならば良いのですが、明らかに変なところ(部屋の一室に空の大きな箱等)にあり気になりました。また、敵の行動パターンの使い回しがみられます。立ちションするターゲットは何人いるんですか?それも高圧の電気がながれているところで(笑)料理をつまみ食いするターゲットも何人いるんですか?毒が入っているのに(笑)と、これでは暗殺方法も同じパターンになりやすいです。されに、敵を気絶させた後、運ぶことができますが体がふにゃふにゃし過ぎです。人間の体なのでもう少し重みを感じる運び方をして欲しかったです。
COMMENT
これほどまでのステルスアクションゲームをプレイしたことがありませんでした。変装してもバレる・敵の多さと敵一人一人の動き、はっきり言って誰にも見つからず・不審がられず・ターゲットを暗殺して脱出することは一回では無理です。だからこそ何回もプレイして達成できた時の嬉しさはこのゲームの魅力的なところだと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
38pt
GOOD!
ヒットマン2 サイレントアサシン以降の全てのシリーズをプレイしています。
過去シリーズを考慮した上でとなります。
○前作からさらに向上したグラフィック。
○各種アクションの増加。敵に発見された際に降伏できたり、背後に忍び寄ってからの攻撃が手持ち武器毎に用意されている、など。
○「ポイントシューティング」機能により、多数の敵を瞬時に一掃できる爽快感
BAD/REQUEST
■「変装」システムについて
ヒットマンシリーズの特色の一つであり、面白さを支える重要な要素である本システムが改悪されてます。
過去シリーズならば、その場その場に適した変装をし、かつ怪しい行動をとらなければそうそう変装がバレることが無かったわけですが、今作では余裕でバレます。
同じ服装(警備員の福、など)をしている相手が近くにいる時には、「ブレンディング」(顔を隠す行動)を毎度毎度しなければならず、かつその使用時間も制限があります。ブレンディングをしなければ、通路ですれ違うだけでバレます。その為、変装しようがしまいが、結局コソコソ動き回るのが基本となりました。
さらに、場違いな服装でも、一瞬だけなら姿を見られても大丈夫という謎仕様の為、変装の意味がますますなくなっています。
■ステージ構成について
目的毎にステージが切り替わるため、テンションが持続しません。「目的地に向かう(ターゲットのいる建物に侵入する、殺害現場から逃げる)だけ」を目的にしたマップ、「ターゲットを殺害する」だけを目的にするマップといった具合です。
特に「殺害現場から逃げるだけ」のマップは酷く、いくら静かにターゲットを暗殺しても、必ず警備隊が周辺を捜索している状況から始まり、そんなマップが3つも4つも連続して配置されています。
上記のとおり、変装も無意味ですから、延々とコソコソ逃げ回りながら目的地に向かうこと長時間強いられます。
■「インスティンクト」機能について
本作で追加されたインスティンクト。
「NPCやターゲットの位置、移動する先がわかる」とか「ステージのギミックや重要なアイテムの位置がわかる」などのヒント機能となっていますが、
「この料理に毒を入れれば毒殺できるよ!」とか「ココが狙撃ポイント!」といったように、殺害方法を指定させられているかのような印象を受けてしまい、やらされている感が酷いです。
やり込み機能として「コンプリート」といったものもステージ終了時に表示されますが、
こんな殺害方法もしてみよう!と指示されており、こちらも同様にやらされている感を感じます。
■その他
近作では背後まで忍び寄れば、素手で殺害することも可能になってしまい、主人公「47」のトレードマークのひとつである「ワイヤー」が無用の長物と化しました。この判断はいただけません。
COMMENT
過去のヒットマンシリーズの最大の魅力は、その自由度……自由にみせる方法だったと思います。
大したものを持たない状況からいきなりスタートし、
・建物には何があるか
・侵入ルートはどれだけあるか
・どんな人が建物にいるか
を確認し、
・ターゲットはどこにいるのか
・ターゲットはどんな行動をとるのか
・ターゲット周辺の警備状況はどうか
を覗いた上で、
・どうやって近づくか(変装?他の敵に見つからないルート?いっそ別の建物から?)
・どんな殺害方法が可能か(絞殺?毒殺?事故の偽装?狙撃?)
・どうやって脱出するか
を考えることこそ、本シリーズの魅力につながっていたと思います。
それが、近作ではインスティンクト機能により、ターゲットやその周辺の行動、建物のギミック、重要なアイテムの配置を全部製作者側からご丁寧に説明されている為、その考える要素を奪っています。
さらに各種仕様の改悪により
厳重な警備の中をどうどうと歩き回り、さも当然のようにターゲットの前に立ち、エレガントに殺害し、何事も無かったかのようにその場を去る。
そんなことが出来た47の渋さ、格好良さまでも失いました。
ゴキブリの如くコソコソと敵から隠れながら建物の中を進みつつ、時にはステルスゲームのくせにバンバン派手な銃撃戦したり、製作者が遊び心で入れたやり込み要素が満載のゲームが好きな方には良いのではないでしょうか。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-09-08
自由度が落ちてるけどそう悪くもなかったかな
安いと思ったらダメ元で遊んでみるのもいいかもしれない
以下惜しいと感じた部分
・起動のたびにOP見せられる…OPなんて一回見たら十分だからNEW GAME選んだあとにのみOP流れるようにしてメーカーロゴのあとはさっさとメインメニュー選べるようにしてほしい
・場合によって行動しづらくなる…オブジェクトが近くに増えると狙った行動が取れなくなる。あとカメラワークによってボタンによる行動のガイドが見えなくなるのでちょっと困る
・効果がわかりづらいパワーアップ…設定されたチャレンジをクリアするとその評価によって色々能力が上がるけど、上がるのが微妙すぎてよくわからん。もっと劇的に歩く速度が早くなったりとか、倒した敵を引きずるのが早くなるとかなってくれてればよかった
・どう考えてもばれない状況でバレる…3Dゲームじゃたまにある
・銃が落とせない…銃が落ちてると警戒されるステージがあって銃の処理ができなかった(自分が同じ銃を持っていると交換すらできない)
結構難点はあったけど安かったし結構楽しめた
しかし、こんな古いゲームを今さら参考にする人いるのかな…
GOOD!
■ボリュームが多い。
オフラインで20ミッション、オンラインなら+αでたくさん遊べます。
アイテム収集等、やり込み要素が豊富です。
■オンラインモード(コントラクト)が面白い。
世界中のユーザが作成したミッションをプレイすることができます。
もちろん、自分でマップとターゲットを選んでミッションを作成し、オンライン上に公開できます。
世界中のユーザと得点を競い合ったりできるのが斬新で楽しいです。
中には(失礼ですが)しょうもないミッションや激ムズミッションもあり、オフラインよりこちらの方が楽しいです。
■投擲できるようになった。
物を投擲して敵をおびき寄せたり、気をそらしたり、殺害できるようになりました。
より攻略の幅が広がったと思います。
BAD/REQUEST
■変装が台無し。
「ヒットマン」シリーズの醍醐味である「変装」が台無し。
従来までは、同じ服装に変装して近づいても、バレるかバレないか際どくてハラハラしたものですが、今作はすぐバレます。
今作から「ブレンディング」(顔がバレないような仕草をしてやり過ごす)という機能が搭載されているんですが、使用回数に制限があり、すぐ無くなってしまうので、ほとんど使い道がありません。
物陰にコソコソと隠れながら進むステルスゲーム(「メタルギアソリッド」や「スプリンターセル」のようなゲーム)と化しています。
■洗練されていないマップ。
従来の箱庭型のマップを想像していましたが、大変残念な出来です。
従来よりも明らかに自由度が低いです。
敵の配置も問題あります。敵大すぎ。
オフラインなんて一本道のステージがざらにあります。
上記の変装の改悪と相まって、マップをあちこち散策できません。
散策するころには敵を皆殺しにしているでしょう(笑)
「インスティンクト」(敵の動きや操作アイテムの位置が強調表示される)という機能が搭載されましたが、これのおかげで、攻略方法がネタバレしたようなもので、何でも分かってしまい、面白みがなくなってしまいます。
かと言って使わなければ敵の位置を把握しづらく、すぐバレます。
使わずにゲームをするにはエラー&トライしかないでしょう。
非常にゲームバランスが悪いです。
■武器が少ない。
従来よりも武器が減りました。
ドンパチ戦の武器ばかり勢ぞろいです。
COMMENT
65インチ液晶テレビ 7.1chサラウンド環境でプレイしています。
「ヒットマン」シリーズは全てプレイ済みです。
正直、今作は微妙でした。
シリーズ中で比較すれば最悪の出来ですね。
今作は番外編として、正当な「ヒットマン」シリーズの続編を出してほしいです。