【PS3】真・三國無双7 レビュー
| 発売元 | コーエーテクモゲームス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2013-02-28 |
| 価格 | 7560円（税込） |
| レーティング | 【Ｂ】12才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：タクティカルアクション ■ プレイ人数：1〜2人（オンライン：1〜2人） ■ ダウンロード版：6,600円 |
- 総合ポイント
- 66
- (難易度)
- 1.56
- レビュー数
- 27
475人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt |
61pt
490人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 3pt | 0pt | 1pt |
60pt
GOOD!
まず今作は、6を基盤とした作品になっています。基本的に、システム・グラフィック関連では、従来のナンバリングの2→3、3→4といったような大きな変化はなく、6のものに足し合わせていった感じだと思ってもらえばいいかと思います。
そこで私は、システムの面に関して、6からの大きな変更点・追加点に観点を置いて記述していきたいと思います。
○過去最高の爽快感
敵の群がる数などはほぼ6同じようなものになっていますが、敵の表示数が相当上がっていると思われます。6では敵が密集している状態で無双乱舞を発動するなどして敵を一掃すると、一呼吸おいたら 周囲に表示しきれていなかった敵兵がパッと現れる、所謂ステルス現象が問題となっていました。これが今回はほぼ改善されており、ほぼ発生しません。全く気にならないレベルです。
更にかなり遠方の敵まで表示されるようになっているので、一度に表示される敵の数は、おそらくシリーズ最大級だと思われます。狭い砦内や、火計が起きている場合に限り、多少の処理落ちが発生しますが、そこまで気にならないレベルです。1000人斬りなども多くのステージで達成可能で、ステージによっては3000人以上も簡単に達成できるので爽快感は過去最高です。
○士気ゲージの復活
6で突然廃止された士気ゲージ。公式の情報では内部処理では士気が存在するとのことでしたが、やはり表示がないと現在の戦況がはっきりと分からないので、味方の敗走するタイミングなども分かりづらかったと思います。今回では従来通り、士気ゲージが復活したので戦況がよく分かります。
○ストーリーモード
かなりのステージが用意されており、相当なボリュームがあります。魏呉蜀に加え、前作から追加された晋伝、更に今回は他伝も追加されています。そして大きなポイントとなるのがIFストーリーというもので、特定のステージで特定の条件（例：○○敗走前に○○を撃破し、○○の作戦を成功させる等）をクリアすると史実ストーリーと分岐し、本来とは違う展開となる、というものです。斬新な試みですが、よく練られていて良かったと思います。そしてこのifの条件となるものが意外と難しいもの多く、達成感も得られると思います。
また6ではストーリーモードでの操作キャラはすべて固定されていましたが、今回はステージ毎に2〜4人の中から一人選んでプレイ出来るので、そこも嬉しい点ですね。
○武器の大幅追加
今作の新武器として22種類の武器が増えています。武器システムは6と同様ですが、6では得意武器（＝EX攻撃が発動可能な武器）が何人かの武将でかぶっていましたが、今回は全員異なる武器で、登場キャラ全77人に対し、得意武器が一人一つずつ割り振られています。武器はすべて異なるモーションなので、77モーションが用意されています。過去最大級のボリュームですね。色々なモーションで楽しむ事が出来ます。
○新アクション
全員の無双乱舞が3つとなりました。ジャンプチャージ攻撃が復活しました。更に新たな「覚醒乱舞」「ヴァリアブルカウンター」「ストームラッシュ」が追加されました。
乱舞については全員が地上2つと空中1つの3つとなり、平等になりました。広範囲技、集中技、投げ技、突進技、色々あるので戦況に応じて使い分けられます。
ジャンプチャージに関してはコンボの締め、追撃、高所からの奇襲など幅広く使えます。戦国のようなドスンと地面に着地するものが基本ですが、武器によってモーションは様々なので性能を比べるのも面白いでしょう。
「覚醒乱舞」は従来の無双乱舞のように○ボタンを押しっぱなしで続けるタイプの物です。懐かしくもあり、新モーションなので新鮮です。また一度に大量の敵を巻き込めるので一気に数百人撃破、なんてこともしばしばあるでしょう。
「ヴァリアブルカウンター」は特定の敵将のチャージ攻撃に対し、タイミングよく武器を武器チェンジを行うことによって、一瞬の無敵状態＋自己強化、また前述した覚醒乱舞の発動に必要な覚醒ゲージを大量に貯めることができます。「ストームラッシュ」は広範囲にラッシュ攻撃を繰り出し、締めに吹き飛ばします。発動中は無敵です。かなり爽快です。
BAD/REQUEST
×新アクション
GOODにも書きましたが悪い部分もあります。
まずストームラッシュについてです。効果自体はいいのですが、任意で発動するのではなく「自動で」発動されます。最後に吹き飛ばしてしまうのでコンボが途切れてストレスが溜まります。発動したい時に発動すると嬉しいのですが、したくない時にも勝手に発動するのでかなり厄介です。任意発動できたら最高でした。
続いて覚醒乱舞。威力があまりにも高すぎます。調整ミスか？と思うくらい威力が高いです。普通に戦っても全然削れないような攻撃力でも、覚醒乱舞さえ発動すれば一瞬で溶ける、とう感じです。こちらも今作のバランスブレイカーとなっているのですが、自制すればいいものでもありません。覚醒乱舞で敵兵を倒すと経験値アイテムを落とすので「たくさん使った方がお得」なのです。
そして6で出来た「ヴァリアブルキャンセル」が廃止された武器が沢山あります。ヴァリアブル攻撃を軽功でキャンセルするテクニックでしたが、何故か殆どの武器でこれができなくなっています。理由は不明です。別に不要なものでもなかったと思いますが、廃止する必要はあったのでしょうか、それともミスなのでしょうか。ヴァリアブル攻撃に限らず、一部C攻撃では軽功が出来なくなっている物があります。
また、当たり判定がおかしい技がある、攻撃エフェクトや衝撃波エフェクトが消える、と言った細かい不具合もあります。気になる人には気になるのではないでしょうか
×武器の仕様
武器につく属性の仕様なのですが、相当酷いものになっています。種類は全40種類あり、武器に付与されるのは最大で6種類のみです。従来の炎や氷などの効果の属性に加え、瀕死状態に強化、特定の状態で攻撃力増加、攻撃力低下するが防御力増加、ガード崩し耐性といった特殊なものが全て武器の「属性」となっています。一見すると問題はないように見えますが、武器に付与される属性を選択する手段がありません。通常、武器を入手するには店で買う・武将からドロップといった方法がありますが、付与されている属性は全てランダムに決定していますので、自分の希望の属性を選択することはほぼ不可能です。
進行する事によって、武器の強化が出来るようになりますが、強化する度に属性が全てランダムで書き換えられます。数種類の中から選ぶのでしたら楽でしたが、今回は「何故これが属性なんだ？」といったものが非常に多く、それらのせいでお目当ての属性が来る確率は相対的に下がってしまう形となっています。この仕様はあまりにも酷いのではないでしょうか。
また武将を倒すごとに武器をドロップするので、すぐに手持ちがいっぱいになります。破棄・売却することもできますが、数が多いのに複数選択・一括売却などができず、ソート機能などもありません。必要なものとそうでないものを管理するだけで相当時間がかかります。武器の管理が不便すぎです。管理するだけで非常に時間も掛かりますし、テストプレイしたのかと疑うレベルです。
×属性の仕様
前述の通り武器の仕様が最悪ですが、その根源たる属性も相当酷いものとなっています。強すぎるもの、弱すぎるもの、効果が発揮されているか分からないもの、バランスがあまりにも悪すぎる。そして前回6であった割合ダメージ＋ガード無視の属性ですが、今回もまた割合ダメージ＋ガード無視を継続してバランスブレイカーとなっています。4以前も割合ダメージはありましたが、最近の作品ほど高威力ではありませんでした。今回の割合ダメージは高レベルだと難易度修羅の敵将の体力を10割削ります。4以前では精々2割3割だった気がしますが、これはやりすぎな気がします。自制すればいいだけの話と思われるかもしれませんが、今回の武器の仕様上、自制できないのが問題です。
それから、毒によるダメージ、敵を爆発させる、といった効果の属性が存在しますが、比較しても属性の効果が全く発揮されていないことが分かります。こちらはもしかしたらパッチで修正されるかもしれませんが。
また発動率が極端に低いものや効果が分からないものなど、実用性は皆無と言えるような効果の属性が20種類以上あります。
COMMENT
無双シリーズは三国、戦国、OROCHI全てプレイ済です。
かなり楽しめています。しかしシステム・インターフェイス周りでかなり悪い面が目立つので、惜しい作品だとは思います。取り敢えずシリーズが好きな人、6が楽しめた人は買って損のないものとなっていると思います。爽快感は過去最高です。
520人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
３すくみのシステム
・・・武器を切り替える意味をより鮮明にしてくれた。
また、ただただ面倒だったオーラ武将撃破を多少軽減させてくれた。
多彩な武器
・・・通常はいまいちだけど、ヴァリアブル攻撃に特化した武器があるのが良い。
鉄舟や破城槍、爆弾など、トンでも武器だけど、モーションが派手で使ってて楽しい。
武器とキャラの組み合わせ
・・・武器とキャラクターの組み合わせを自由に選択できる。
魔法のステッキで戦う黄蓋や、豪快な投げ技を放つ大喬など、
キャラメイクをしているような新しい楽しみ方ができる。
個人的には大きいポイント。
ifストーリーと秘蔵武器
・・・1ステージ15分程度なので、
ifストーリーに進むためのフラグ立てや秘蔵武器獲得が、
ゲームを進める良いモチベーションになる。
全キャラ空中無双を装備
・・・どんなタイミングでも無双を発動できるため、お手玉殺しがなくなった。
個人的には大きいポイント。
キャラ消え軽減
・・・前作は、処理落ちでキャラが見えなくなってたイメージがあるが、
今回は遅くなる事はあっても見えなくなる事は無かった。
ロード時間の短縮
・・・インストール対応になったためか、ロードが前回に比べ早くなった。
個人的には大きいポイント
BAD/REQUEST
武器のソート機能が無い
・・・武器の売却で寝てしまうこともたびたび
武器の属性
・・・無駄に多い。
高難易度だと割合ダメージが全てなので、旋風以外いらなくなる。
火炎も氷結も雷撃も割合ダメージにすれば良いものを・・・
武器の鍛錬
・・・強化鍛錬というシステムはあるが、結局つく属性がランダムなため、
上記の属性の多さと相まって、ただただ面倒くさい。
また、下位互換武器は資金の足し程度にしかならない。
自己強化系のEx技の効果時間が短い
・・・使いどころが難しい。キャラクターらしさ（武将らしさ？）を感じられない。
乗り物
・・・赤兎馬や絶影は、クエストで入手可能にしてほしかった。
しかも入手方法が面倒。
ストーリーモードでは装備できない。
COMMENT
4,6,7プレイ済み（ただし、猛将伝やエンパイヤーズは除く）。
一通りのモードとストーリーをクリアしたので投稿。
6のストーリーは魏呉蜀晋全て好きだったので購入。
今作は、スポットライトを全キャラにあてるようにしたためか、ifも含めて正直ストーリーは微妙。
ただ、そこは本筋では無いので良いのだが、キャラ毎の演出は強化してほしかった。
楽進・李典・張遼の仲良くなる？イベントがあるが、楽進や張遼は猛将的な印象が私は強かったので、一騎当千的なイベントが見たかった。個人的には、誇張や創作でも良いので・・・
また、武将ごとの系統適正があるが、転身の使いどころがわからないのと、武器ごとに系統がつけられているので、手甲で無影脚などができないのが残念。
毎日１〜２時間づつやっているが、一月程経過した今も普通に楽しめている。
662人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt |
75pt
GOOD!
修正パッチでゲームとして最低限のレベルになったのでパッチ当て前提でのレビュー。
無双シリーズはほぼプレイ済み。
・武器モーションが半分以上前作と同じ。
これだけだとBADだが、新規追加武器がそれでも十分に多い。
モーション一新して中身すかすかになった真・三國無双5の悪夢を回避している。
・ストーリーモードにIFが追加された。
プレイの幅が広がるだけでなく、三国志好きなら納得の選択でにやり。
ストーリーモード自体も、複数キャラが選択できるようになり、選択キャラによって攻略ルートが変わるため飽きないよう努力を感じる。
反面、前作との差別化のためか、一部主要イベントが簡略化されていて、史実ルートはあっさりぎみ。
ファンの間では、ストーリーモードは6と7セットでと言われるほど。
・グラフィックエンジンが新規。
三國無双6やOROCHI2に比べてとにかく画面が奇麗、そして見やすい。
開発はずいぶんてこずったようで、発売当初はバグや処理オチがひどかったが、最新のパッチでだいぶ安定してきた。
前作猛威をふるった雑兵のステルスがなくなった。
・武器コンパチが解消され、全キャラ差別化された。
全キャラに空中無双乱舞や空中チャージが追加され、立ち回りの自由度が増えた。
ダッシュ攻撃後の硬直がなくなり、ダッシュ攻撃のデメリットがなくなった。
・人によってはBADだが、雑兵の横やりの頻度が少ない。
難易度低下の要因だが、自分は快適にプレイできるので戦国無双などより好感。
BAD/REQUEST
・プレイしてまず誰もが感じるのが、とにかく馬がひどい。
速度が遅いのは当然で、今作は雑兵にもひるむためストレス。
ストーリーモードでは馬が入手できないので、快適になるまでに相当の時間がかかる。
新規搭載された移動しながら乗るのはGOODだが、そもそも馬システムが好きではないので、素直に通常移動速度を速くして欲しいと思う。
・武器の持ち替えを機能させるため追加された三すくみの相性が余計なお世話。
本来有利になるはずの武器がストームラッシュという強制モーションに化けるためテンポが悪い。
秘蔵武器が全て同じ相性など、作りこみ不足を感じる。
・将星モードが面白くない。
効率を考えると広いマップの中で1人のモブだけ倒すという繰り返しになる。
面白くないのに、このモードでしか武器が強化できないためやりこみには必須になっている。
・属性のバランスがひどい。
強制的に敵のHPを20%持っていく武器属性があって、武器のモーションによってこれが5回以上HITするようになっている。
つまりどんな敵にも必中・必殺でゲームとして成り立っていない。
まじめにアクションを楽しむ人は割合属性を使わない縛りが必須になっている。
・敵を倒すたびに武器を落とすが、管理がものすごく面倒。
武器の育成システムはOROCHI2の方がはるかに快適に感じる。
・覚醒乱舞が実は余計。
プレイ当初はワンボタンでドハデなモーションやエフェクトで圧倒されるが、何度もプレイしていると、ただボタンを押すだけというアクション性のなさがむなしく使う気がなくなる。
使わなければいいだけなのだが、余計な開発リソースだなと思う。
・DLCが中古対策に感じる。
比較的低価格なのが多く、DLCの中ではましな部類なのだが、それでも過去音楽や衣装など、毎回同じものが後から配信されるのにいらっとくる。
COMMENT
発売当初は、タイトなスケジュールと新規グラフィックエンジンでバグ・処理オチ・フリーズ祭りと酷評されたタイトル。
何度もパッチが出され、丁寧にバランスが修正されたのをどうとらえるかで企業の印象が決まる。
肝心のアクション部分は、シリーズ恒例の自分で縛ればいろいろ楽しめるバランスになっている。
もはや一つのジャンルとなった無双アクションだが、いろいろな作品をやって、やっぱり真・三國無双シリーズが最高峰だなと感じる。
安心の低難易度搭載で、ライトユーザーからやりこみ大好き人間まで、やる価値のあるソフトだと思う。
Amazonレビュー
レビュー日： 2015-08-31
爽快感があり今やっても十分に楽しめるゲームだと思います。
ゲームとしては完成されていて楽しめます。
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GOOD!
・グラフィック 4点
背景の作りこみやムービーなども6より綺麗です。
・サウンド 4点
相変わらず燃える音楽が多くてテンション上がります。
・熱中度 4点
今作は武器の３すくみ、ストームラッシュ、ヴァリアブルカウンターなどの要素があるので、
ただボタン連打していればよかった前作までと違って駆け引きも多少あるし、
将星モードやifシナリオの実装などでやりこみ度も高まりました。
BAD/REQUEST
・快適さ 1点
これは皆さん言っておられる通りの武器関連システム周りの不便さ、
（並べ替えできない、勝手に武器種類の位置が変わるなど）
いろいろなバグの多さで減点とせざるを得ない状況です。
この辺は今後のアップデートで改善されれば問題なくなるとは思いますが、
初期ユーザーにデバックさせるようなことは避けて頂きたい。
三国志における名イベント（赤壁の火計や虎狼関など）が軒並みあっさりしていたのと、
個人的にファンの司馬懿の出番が少なかったことも悲しかったですね。
COMMENT
久しぶりに無双で飽きずに遊べてます。
もうシステム的に行き詰ったと思っていた三国無双ですが、
工夫次第でまだまだ面白い作品ができることを分からせてくれた作品でした。
もう少し発売を延ばして完成させればシリーズでも出色の出来だったと思いますが・・・