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【PS3】NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge レビュー

発売元 コーエーテクモゲームスオフィシャルサイト
発売日 2013-04-04
価格 7140円(税込)
レーティング 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:アクション
■ プレイ人数:1人(オンライン:1~8人

総合ポイント
69
(難易度)
4.50
レビュー数
10
スコアチャート NINJA GAIDEN 3: Razor's Edgeレビューチャート

NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge 購入する
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【60点以上】
60%
【標準偏差】
20.13


327人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 3pt
総合点
80pt

GOOD!

<忍者という設定を誇張しながらも、現世界と融合させたアクションゲーム>
もう発売から何年も経っているので、細かい部分のレビューは他の方を参照して貰って
このゲーム特徴を簡単に説明しますと、まず沢山の種類の武器を持って
迫り来る賢いAIを備えた敵キャラと本気の死闘を繰り広げる、難易度高めの戦闘ゴリゴリ
アクションゲーム。
実在の世界を、忍者と言う架空のキャラクターが悪の組織と闘い、世界を救う話で
ストーリーは至って王道。
今までは敵が魔王だったり人外の者だったが、今回は敵があくまで
人間の組織となっている。

<戦闘におけるシビアな駆け引きと、人知を超えた敵とのハイパーバトル>
敵は軍事訓練されたアーミーなどがメインで、一対一だけではなく、組織的な攻撃も仕掛けてくる。
賢いAIを備えているので、雑魚といえど中々手強い。
また、怪物のような敵も出現するので、人並み外れたハイパーバトルも展開する。
相手は人間離れした攻撃を仕掛けてくるが、こちらも人間離れした能力を持っているので
いかにその能力を引き出すか、プレイヤーの腕の見せ所となっている。
そういった戦いを、いかに攻略していくかが醍醐味のゲームでもある。

<他のゲームに類を見ず、こだわり抜いた武器の数々>
特に特筆すべきは、その武器の種類と細部へのこだわりだ。
モーションや音に至るまで、あらゆる部分にそれが見える。
それぞれの武器を考慮に入れたハヤブサの動きの変化、特徴を生かした攻撃
的に当たった時の打撃音や斬撃音、壁などにぶつかった時の金属音まで
違いや個性をくっきりと際立たせ、製作者側のこだわりをひしひしと感じる。
この辺は、多の追随を許さないと言って良いだろう。
素晴らしい。
このゲームの武器は、全6種。
前作より減ってしまったが、それでもその種類の豊富さは、魅力の一つであると言える。
どれも三者三様の性能で、使っていて面白く、しかも使えない武器が無い。
また一定条件を満たす事で、その性能を個別にパワーアップさせる事もできるので
それらを考えながら進めていくのも攻略の一つと言える。

<容赦のないリアルで激しい残虐描写>
この手のゲームには他に、筆者が経験した所では、ゴッドオブウォーやベヨネッタなどがある。
ニンジャガイデンはこれらと双璧をなす程の残虐描写のあるゲームだ。

闘い方が凄まじく、持てる武器と体術での容赦のない攻撃は熾烈を極める。
それだけに、人を選びかつ賛否の分かれるところではある。
しかし、このゲームは単に残酷なだけではなく、敵攻略に直結しているところが特徴だ。

相手の四肢を切断する事で、トドメを刺す事のできるシステム「滅却」
相手の特定の攻撃に対して、カウンターで当てる事で一刀両断する「断骨」
また、最大の特徴でかつ初作から続いているニンジャガイデンの代名詞的技(と、勝手に思っている)
敵限定だが連続攻撃で相手を空中にかち上げつつ自分も上昇し、そのまま抱き込んで
きりもみつつ地面に脳天から叩き落とす「イズナ落とし」は豪快かつ残虐で、熾烈な技だ。
これらの技を、スピーディーかつカッコよく決めていくのも、このゲームの醍醐味である。

<計算された緻密で多様なゲーム攻略>
こう言った局面局面での戦闘の攻略は、単にプレイヤーのスキルを要求するだけでなく
また、ある程度計算された、計画的なプレーも要求してくる。
どの敵を先に倒すか、後ろに回られないように敢えて壁際で戦うか、大技でまとめて倒すために
狭い足場に呼び込んで戦うか、残り体力が少ないので大技は狙わずゲージを溜めるのを狙うか
などなど、その場の状況に合わせた、戦略的な戦い方が必要だ。
それらを手助けする細かなスキルが存在し、それらは一定条件を満たし身に付けていく。
覚えればそのまま使えるのもあれば、一定のゲージを消費する事で使えるものもある。
これらを上手く使っていく事も攻略のカギ。

また、ステージ全体を通した長期的で戦略性を持った攻略を必要とするのも
個人的には好きな所だ。
このゲームの各ステージ進行は至ってシンプル。
基本的には開始地点からゴールまでを目指し、途中現れる多勢の敵を屠りながら
進んで行く。最後にはボスが待ち構えている。
その為に攻略するには、残り体力の管理が非常に重要になってくる。
当然ながら、数あるゲームの中でも難易度が高いとされるこのゲームを
無傷で進む事は非常に困難だ。
セーブポイントで体力全回復だが、他にも回復手段が幾つか存在する。
このゲームの体力回復は少し独特なので、ある程度の理解と慣れが必要に
なってくるだろう。

<おまけと楽しませるための工夫>
そして、周回プレイが楽しいのもこのゲームの魅力の一つ。
このゲームの本当の魅力は、周回プレイからといっても過言ではない、と勝手に思っている。

難易度が同じ事が条件で、ゲーム再開時に一度クリアしたセーブデータを選ぶと
その能力値で再び最初からプレーできる。
一週目よりも楽に、且つ効率的に攻略できるので、いかに自分のプレーが成長したかを
実感できるのが面白い。また、余裕があるからこそ挑戦できるモードもあるので
そこら辺の、気の利いた作りはニンジャガイデンならでは。

そうやって徐々にプレイヤーのスキルそのものを高めていって
さらに高難易度に挑戦する。
古き良きゲームプレイを今も大切にしている古参プレイヤーにとっては嬉しい所だ。
また、コレクト要素もあるので、それらを回収するのもいいだろう。

他にも、違うゲームモードでの録画、オプションでのガンマやコントラストなどの
画面の調整等、プレイヤーを快適に、より面白くプレーできる環境づくりに手を入れて
くれているのは好印象だ。
また、おまけ要素として、同じデッド・オア・アライブの参戦キャラクターとして
登場する、あやね・もみじ・かすみが使えるのも、魅力だ。
別モードだが、(ムービーなどを除いた)ストーリーモードと同じ内容をそれぞれでプレイできる。
リュウとは、また違った感触と見た目でプレイできるので、それなりに楽しめる。

<よく改善された快適性>
その難易度の高さから、死ぬ(ゲームオーバー)を繰り返すことを前提とした
いわゆる死にゲー、であるこのゲーム。
こういうゲームでは、ゲームオーバー後もすぐにリトライできるかどうかは
非常に大事だ。その点が今回はかなり改善されている。
ソフトをハードにインストールすることが前提だが
今回ロードが入る箇所はそれぞれのチャプターの開始と、一旦終えてセーブデータから
続きを始める時の少し長めの読み込みくらいで、あとは殆ど無かったように思う。
また、ゲームオーバー後のリトライは、ステージ途中なら最も近い直前の
キリの良い場面で、ボス戦なら開始後で即再戦できる。その時のロードは、ほぼ無しだ。

BAD/REQUEST

<人を選ぶ難易度と独特の攻略>
このシリーズを一通りプレイしてきた筆者から見て
共通する悪い点はといえば、独特の攻略を必要とする所。
難しい事で知られるゲームだが、それが面白い難しさなのかそれとも理不尽なのか
判断が難しい。

ある事を覚えれば劇的に良くなってくるのだが、しかしそれは攻略サイトなどを見ずに
ナチュラルに覚えられるかと言うと、謎だ。
アクションゲームは一通り楽しんで来ている筆者だが
私自身、そういうものを見ずにここまで楽しめる自信はない。
このゲーム特有の立ち回りと言うか、テクニックは説明書には載っていない。
そういうのを許せない人は、敷居の高いゲームだ。
だからはっきり言って、人を選ぶと言うのは否めない。

また、アクションが苦手な人が、はたしてどこまで上達できるのかも微妙。
一定の反射神経、反応を要するであろうシーンがてんこ盛りだからである。
そう言ったプレイヤーが対抗できる余地は、何度もプレイして敵などのパターンを
覚える事くらいしかない。
私のように、死んでも何度もトライして地道に出来る、その間何度も同じ事をやる事になるが
それでもヘコタレずにやらされる事を許容できるか。
ゲームに時間をかける余裕がなければ、ちょっと進んだだけで終わってしまうだろう。
古いタイプのマゾヒストなプレイヤーなら、下手でも根性でクリアするかもしれない。
しかし言っておくと、今回はその点はかなり改善されているのは確かだ
(難易度ノーマルに限る)。

<前作不評の部分の改善があまりされてない>
また、魅力的なザコ戦に関して、そうでもない、同じゲームかと思うくらい違ってくるのが
ボス戦だ。このゲームは歴代でその点に関しては不評。
と言うのも、ボス戦に関しては、ザコ戦で培った様々な攻略テクが(ボスにもよるが)
ほとんど通用しないからだ。
これはこれで、独特の攻略を強いられ、かつ理不尽なので、キレる人はキレるだろう。
歴代のニンジャガを知ってる人なら、クリアできるだろうが、他の人はどうか。
その点に関して、QTEを使用する事によって、多少改善しているが
これも賛否はある所だろう。
もう一度言うが、それでもまだ今回はマシになってると感じた。

兎に角、一定の忍耐と継続性を要求するゲームであるという事は、言える。

そして相変わらず、一部で遅延の感じるプレイ感。
PS3はUSBで接続してても、若干良くなったとは思うが感じる遅延。
その所為だろうか?タマに一つの攻撃が暴発してしまい、なんども同じ動作を
繰り返してしまう事が、ちらほらとあった。0コンマを争うゲームではイタイところだ。
慣れればそれなりに、気にならないが。

COMMENT

今回プレイしていて、今作の主役であるリュウ・ハヤブサが歴代と比べて若干変わった所がある。
少し人間臭い部分が出た所。それを表す一端のシーンがある。

これまでの作品で、必ず出現するヒロイン的な女性キャラクター。
彼女らは、とてもセクシーで色っぽく、物語の核に関わってくる。
そして必ずリュウに惚れてしまう。
しかし、あくまで真面目で硬派な漢、リュウ・ハヤブサは、絶対に恋に落ちない。
いや、あんな魅力的な女性を目の当たりにして、揺らがない事はないはずだが
最後は何も言わず去っていく。それが忍びの道なのだろうか。
今作も例に漏れず、ヒロイン的な女性が登場する。
しかも、今回は子持ちである。そして、リュウに惚れる。
さらに、子供にも好かれる。途中「パパになって」何て言われて
思わずたじろぐ、忍者。はは、まいったな、なんてデレちゃう超忍ハヤブサ。
なんやこれ、と言わず、どうか見てやってほしい。
これまでにない、人間ハヤブサを・・・。

とまぁ、冗談はさておいて、今作もまた非常に楽しめました。
まだ、ノーマルクリアだけですが、他のモードも含めてやりがいがあるかと。
経験者からすると若干ライトに寄った感のある今作は、少し簡単に感じます。
そのぶん、温いなぁと思う反面、すごく爽快感を感じるようにもなっています。
もともとのモーションが優秀なので、あの動きで戦えるだけでも、一見の価値ありかと。
もっと詳しい、テクニカルなレビューは他の方を参照か、自分のブログにのせてるので
知りたければ、どうぞそちらの方を。

プレイ環境は、22型TV・HDMI接続
コントローラーはUSB繋ぎっぱなし(これで遅延がなくなるのかどうかはわからないが)。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
KONAさん(Webサイト)  [2017-10-23 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

358人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 3pt 3pt 4pt 3pt 4pt
総合点
70pt

GOOD!

従来の作品同様、スタイリッシュに繰り広げられる爽快な忍者アクションは今作にも健在。
特に、3無印からの新システムである断骨のシステムがかなり爽快。
タイミングよく発動させれば、一撃で敵を倒せるだけでなく、付近の別の敵にも続けて攻撃を繰り出すことができます。
敵の血のしぶきを浴びながら豪快に敵を叩き切る演出も迫力があります。

グラフィックは従来の作品に比べて、かなりパワーアップ。
人物やオブジェクトの造りがより精巧になりました。
イベントや戦闘中の演出の表現(爆発など)もよりインパクトのある出来に仕上げっています。

ステージ内での収集要素として、「黄金のスカラベ・水晶ドクロ」があるところ。
黄金のスカラベは一定個数集めるごとに、特定のスキル開放の特典がもらえます。

難易度はHERO・NORMAL・HARDの3段階あるところ(特定の条件を満たせば更なる高難易度も追加)。
特に難易度HEROは体力が低くなった状態の時に、自動で主人公がガード・回避アクションを取ってくれるアシスト機能が発動される仕様になっています。
この仕様のおかげで、敵との戦闘で負けることはほとんどなくなりました。

BAD/REQUEST

従来の作品同様、難易度はかなり高め。
難易度HEROではアシスト機能があるため戦闘で負けることはほぼありませんが、それでも敵の攻撃はかなり激しいです。
そのうえ、敵も回避やガードをかなり多用してくるので、こちらの攻撃を当てることすらかなり難しくなっています。

道中ではクイックタイムイベント(以下:QTE)の場面が多くあり、タイミングや足趾の条件もかなりシビアになっています。
特にボス戦ではQTEの場面が多くあり、場面によっては成功しないと即ゲームオーバーになることも。
正直、戦闘で負けて力尽きるよりも、QTEでタイミングを誤ってゲームオーバーになることの方が多かったです。

ストーリーのボリュームが前作であるΣ2に比べて、若干減りました。
ネタバレ防振の範疇で言いますと、操作キャラ・武器・ステージ数の減少が主な内容。
一応やりこみ要素として、「SHADOWS OF THE WORLD」や「黄金のスカラベ・水晶ドクロ」の収集などがありますが、要素全体の減少は少々物足りなさを感じます。

NINJA SKILLSで獲得できるスキルの数が全体的に少ない。
スキル獲得に必要なポイントも数万から数十万とかなり高めなので、周回プレイしないとすべてのスキルを獲得するのは難しいです。
個人的にはもっといろいろなスキルの種類を増やして、操作キャラがより強化されるような育成要素を盛り込んでほしかった。

今作で操作できるキャラとしてあやめ・紅葉・かすみが追加されているのですが、操作できる要素は各々バラバラ。
公式サイトに明記されていますが、あやめは専用ストーリーがあるのに対し、紅葉・かすみは無しという不遇。
Σ2の時のように、彼女たちがストーリーでしっかり活躍できるような専用のステージを作ってほしかったです。

COMMENT

32型液晶TV・HDMI端子使用。
ニンジャガイデンシリーズはΣ1、Σ2をプレイ済み。
難易度はHEROでクリア、オフラインのみのプレイです。

『YAIBA NINJA GAIDENZ』と同封された忍者パックを購入し、そこに入っていた今作の廉価版でプレイ。

一通りプレイし終えた感想ですが、面白かったです。
特に難易度HEROのおかげでクリアするのがだいぶ容易になり、最後まであまり負けることなく、ストーリーを楽しむことができました。

ですが、悪い部分もいろいろ目立つので、名作と呼ぶにはまだまだ物足りないです。
前作であるΣ2の方が、ストーリーの展開やキャラの描写、ボリュームの内容などで際立っていたので、それに比べると今作の物足りなさは否めません。

とはいえ、総じて面白い作品なので、プレイしてみて損はありません。
ニンジャガイデンが好きな方、難しいアクションゲームが好きな方にぜひオススメです。

   
プレイ時間:05時間以上15時間未満(クリア済)
CHAGEAS-FANさん(Webサイト)  [2017-04-23 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

580人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 3pt 4pt 4pt 3pt 5pt
総合点
75pt

GOOD!

グラフィックは単純に綺麗かどうかなら平凡ですが兎に角戦闘が始まると血煙が舞い敵もプレイヤーもあり得ない機動力で動き回るので凄まじい臨場感です、
またニンジャガ2に比べれば減ってはいるものの武器の数が多く個性的で楽しいです。
敵も強いですがプレイヤーも圧倒的に強く敵はダメージを負うと腕や足がちぎれ飛びます、それでも這ってでも攻撃をしかけてくるのは相変わらずです。
プレイヤーは戦闘中は無駄に複雑な同時押し前提のコンボやQTEまがいの茶番をやらされずスト2やVF程度のコンボができる腕があれば直感的に戦うことができます、
これにより骨太のアクションを直感的に楽しめます。
協力ミッションも相方がいるなら頭領あたりまでなら非常に楽しいです。

BAD/REQUEST

難易度が高いのはよいがイージーモードがいきなり無敵モードと極端でかつ最高難易度は敵がコンボ抜けをしてくるのでカウンター攻撃の断骨でないと安定しない。
武器が多いとはいえ2にくらべれば幾分かすくない(トンファーなど)
相変わらずボスがつまらない、ストーリーがつまらない
意味がないステルス、クライム。ステルスに至ってはステルス殺害したはずが次の瞬間には敵にみつかる意味のなさ、L1とR1を交互に押すだけのくだらないクライム
全く対戦相手のいないオンライン対戦、相手がいないので評価すら不可能ですがどう考えても面白くなさそう
協力プレイもフレンドがいないと国内ではまずセッションできないと思われます。
バランスが悪すぎる武器、全くいらない女キャラ。正直女キャラ追加するぐらいなら武器を増やしてほしかったです、同様オリジナルキャラもいりません。

COMMENT

360版の無印2にどっぷりはまった反動でΣ2があまりにもつまらなく、3に至ってはΣ2とあまりに悪い評判で手すらだしてませんでしたがフレンドが3REは面白いと絶賛しておりいつの間にか廉価版が出ていたので購入しました。

結果はなぜ発売日に買わなかったのだろうかと後悔するほどの素晴らしい出来でした、無印2には遠く及びませんがいわゆる大作と呼ばれたアクションのどれより格段に骨太な純粋なアクションをどっぷり楽しめました。
もちろんここで言われてる敵がコンボを抜けるなどの不評はその通りなのですがアクション面における不評は最高難易度だけなので、ぶっちゃけそこまでやりこむ人でなければ問題はないです。
むしろこのゲームがつまらないなら何のアクションゲームが面白いのか不思議なほどです、
ボタンを押すだけ、敵の事前調和的な攻撃を回避してコンボを叩き込むアクションは飽き飽きだという骨太なアクションを求めてる人はやらないと絶対ゲーム人生を存するほどの出来です。
ただしニンジャガ無印2には遠く及ばない出来なので無印2に思い入れが強い人は拒否反応を起こす恐れがあります。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
金城ぺぽずさん  [2014-03-15 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

584人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 3pt 1pt 0pt 1pt 5pt
総合点
27pt

GOOD!

無印3のあまりのクソゲーっぷりに怒り狂って今まで回避していましたが、ようやく値段が下がったのでいまさらですが購入しました。

○断骨による爽快感
3では特定の手順を除いていきなり発生するためコンボができないなどはっきり言って邪魔な存在でした。今作では大体投げに対するカウンターとして使用でき、一撃で倒せるためつながるとなかなか爽快感があります。過去作でも投げには特にはカウンターができなかったためこの変更点はいいと思います。

○空蝉の登場
今作では捌きに近い感覚で敵背後に一瞬で移動する空蝉という技が追加されています。気力ゲージさえあればこれを駆使することにより窮地を脱することができるなどなかなか面白いスキルになっているため、ここも評価ポイントになりますね。

良点はこれだけでした。

BAD/REQUEST

今までの作品と比べても全体的にゲームバランスがあまりにも悪すぎます。
○一部武器の強すぎる技
鎖鎌の△△△などは範囲が広く隙も小さいためスーパーアーマー持ち以外はこれだけで一方的に倒せるほど強いです。ですがこれよりも問題なのは大鎌の回転△でモーションの出始めから途中までに長めの無敵時間が存在するため、スライディングと交互に行うことでほぼ常時無敵状態になることができてしまうほどの超性能を持っています。これら一部の技があまりに強すぎるため、後述の雑魚敵の異常な回避率とガード率のおかげでこれら以外を使う気にもなりません。ニンジャトライアルのミッションでほとんどのプレイヤーがこの大鎌による回転強を使用しているなど完全にバランスが壊れています。
Σ2の時は様々な武器で極みを研究していましたが今回はそんなことは時間の無駄なのでやる気にもなりません。

○一部の弱すぎる技
前作2のトンファーにあった「神薙」特殊な回避アクションが今作では爪に実装されています。しかし使用するとガードできない硬直時間が発生してしまうため回避として成り立っていないという致命的な欠陥があり、タイマンでない限りは隙を消すために使おうとする気にもなりません。
また首切り投げが復活しましたが、後述でも扱いますが高難易度帯では体力を減らしていない限りはかなりの確率で回避されるため死に技になるなど調整が下手すぎて使う意味がないです。挙句の果てに敵を踏みつけて体勢を崩す風路すら回避されるなどどういう考えでこの調整にしたのか理解に苦しみます。

○フレイルとトンファーの復活なし
いくつかの武器が復活しましたが、初代から使用できたヴィゴリアンフレイルやトンファーも使いたかったです。

○ニンジャトライアルのミッションの調整不足
最後の方のミッションになるにつれて、クリアまでに数十分かかるような極めて厳しいミッションが多くなっているため、冗長すぎて途中でダレるだけです。構成も相変わらずボス複数を同時に相手にするものになっていき、煮え湯を飲まされたΣ2+の件でも思いましたが、今回もクリア確認やバランス調整はせずにユーザーに丸投げしただけでしょうね。

○使い回しの多さ
トライアルや殲滅戦のボスは過去作の流用をしています。なんで今更こんな古いボスたちを何回も出すんでしょうか。さらに黄金のスカラベなど数年以上前に作られた1からも流用するのは少々呆れます。まぁこれでも3のあまりに酷かったボスたちよりはマシなんですが・・・

○相変わらずショボイ絶技
ここは人によって評価が分かれると思いますが、私は2の派手な絶技が気に入っていたため物足りなさを感じます。

○敵の回避率とガード率の異様な高さ
今作ではノーマルでも雑魚がこちらの攻撃を回避、ガードする確率が異様なまでに高いです。体勢を崩した状態だけではなく、ダウンさせた状態や□□□〜などの弱連携の地上コンボ中ですら意味不明な超回避をして反撃してきます。このおかげでコンボが決めにくくなってたまりません。
またカウンター技である捌きも、弱捌きですら確実に決まるとは限らず、強捌きはほぼ確実に回避されるなど明らかにやりすぎていると言わざるを得ません。おかげで高難易度帯では被弾のダメージの大きさもあって、実用性が大幅に下がり過去作の敵の攻撃を見切って捌きから反撃という爽快感が完全に消えています。
この異常な回避率のせいで首切り投げなどが死に技化したせいで自分の行動が制限され、アクションの幅が大幅に狭まっています。3同様やればやるほど味がなくなるガムみたいなゲームで、技が多くなってもこれじゃ意味ないです。

○全体的に硬直がかなり大きい
着地した時や裏風後にも一瞬ガード入力不可の時間があるため硬直がかなり大きくなっています。このおかげで理不尽なダメージを受けることが多く、萎えるどころではありません。攻撃後にも今までよりも長めの裏風不可時間があるためハヤブサが鈍重になったのではないかと思うほどやりにくいです。

○回復アイテムの存在なし
瞑想というスキルや忍法によって体力回復は可能ですが、隙が大きいため当然戦闘中には使えません。もともとノーダメージクリアがほぼ不可能なシリーズにおいて回復アイテムの削除は本当に理解できないです。

○断骨が優遇されすぎている
稼げるカルマや体力、気力ゲージの回復量など断骨が他の技に比べて異常に優遇されすぎています。滅却の方が気力回復がはるかに大きいなど差別化するべきです。

○錬金術師がウザい
ほぼ常時ガード状態、攻撃の回避率が作中屈指の高さ、死ぬ寸前にならないとほぼ欠損しない、投げ技が体力だけでなく気力ゲージも減らす、飯綱を数発決めても死なない体力などあまりに壊れ性能です。特に回避から攻撃をすることが多く、上記の硬直もあってまともに相手にするのが馬鹿らしい敵です。ミッションといい開発陣のプレイを見せてほしいですね。

○余計な演出の数々
クナイクライムとムササビダイブは両方ともほぼ移動用でありこういう演出だけものは、ゲームをする上で邪魔なだけなのでいりません。3に比べて多少調整はされましたが、完全に削除してほしかったです。
また体力が少ない時に画面上に赤いエフェクトが発生しますが、体力の表示されないFPSではないんですからこんな演出はいりません。アクションゲームでこういうのはかえって画面が見づらくなるだけで邪魔で、少し考えれば要らないとわかるものを入れる開発陣にセンスがないのが良く伝わります。

○雑魚の声
あまりに間抜けな声で「大人しくしろぉ!」や「ぶっ殺してやる!」など言いながら攻撃してきますがこれはユーザーを笑わせて隙を作ろうとしているんですか?
しゃべるにしても無駄かつ馬鹿らしい言葉ばかりでうるさくてイライラするだけです。
イベントシーンでもないのにしゃべりまくるこちらのキャラのセリフなども必要ないのでオフにする機能が欲しかったです。

COMMENT

色々なところのレビュ−を見ると欠損や滅却、武器の復活や忍法の復活を良点として評価しているものを見ます。私としては今まであったものを意味不明な変更で勝手に削っておいて単純に戻しただけなので「良点」としては評価しません。ですのでこの点は挙げませんでした。
なんだかんだ言って全難易度とミッションコンプする程度まではやりましたが、正直やっててストレスがたまるだけでした。某プレイヤーが糞はいくら磨いても糞と言ったのが今ではよくわかります。
ヒーローモードなどで新規獲得を狙おうとしているのは伝わってくるんですが、高難易度帯ならまだしも今までのシリーズの中でも屈指のノーマルの難易度の高さやアイテム削除などやっていることが矛盾しているようにしか見えません。
新生チーニン作ニンジャガで三度も煮え湯を飲まされたおかげでこの開発陣には改めて何も期待できないことがわかりました。新規プレイヤーの方でNINJA GAIDENシリーズに興味を持った人は1と2から始めることを強く勧めます。

プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
56513さん  [2014-02-07 掲載]

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【PS3】NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge
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