【PS3】バイオショック インフィニット レビュー
発売元 | テイクツー・インタラクティブ・ジャパン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-04-25 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 ■ PlayStation Move:対応 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
75pt
GOOD!
シリーズは1のみプレイ済み。
1と比べて、世界観が明るくなった。1は常に暗くてシュールな世界におかれることになるうえ、まともな会話ができる人が出てこないので、人を選ぶ感じだった。しかし、インフィニットは明るい世界なのでシュール感が薄れ、普通の会話ができる人物もいっぱい出てくるため、「狂気」感が薄れた。これは賛否が分かれるところだと思うが。
1でわずらわしかった、ハッキングが大幅減。やらなくてもいいがやったほうが良いというこのハッキングは、1ではあまりに多すぎたし、戦闘中にそれをやる羽目になるのは緊張感が薄れるので。
1よりも圧倒的に銃の出番が増えた。1は弾が少なすぎて強敵との戦いにとっておくような感じだったため、ほぼレンチで殴るゲームだったが、弾がいっぱい手に入るため、ガンガン撃てるようになった。シューティング好きの自分としてはうれしい変化。
オリジナリティーはある。この世界観と戦闘システムは他にない。
キーコンフィグでCODと同じような操作にできる。これはとても重要で、素晴らしい点。
主人公がしゃべるようになった。
操作性がいい。自分はFPSをよくやるが、CODシリーズと同じぐらいヌルヌル視点が動いてくれて、戦闘時に思うように動かせない、というストレスが全くない。
戦闘自体が面白い。銃と、ビガーという超能力みたいなものを使って戦うのだが、このビガーがバリエーションに富んでいる。そのため、それを駆使して戦っている感じが出てかっこいい。エフェクトや効果音に迫力があるのも高評価。
お金で武器を強くしたり、アイテムを拾って自分自身を強化していくのが楽しい。また、そのお金やアイテムはいろいろな所に隠されたりしているので、探索する理由になるし探索があることで戦闘一辺倒なゲームにはなっていない。
ヒロインがやたらと役に立つ。戦闘のサポートをしてくれて、全く足を引っ張らない。仲間に勝手に死なれてゲームオーバーとなるのが嫌いな自分にとって、これはとてもうれしい。
難易度ノーマルが、初見プレイ時としては理想的な難易度だった。
字幕がでかくて読みやすい。
序盤、初めて戦闘するまでの道のりが面白かった。人の話を聞いたり、出店でミニゲームをやったり。そして、初戦闘のショッキングさも良かった。
BAD/REQUEST
ストーリーが難解。でも周回プレイすれば理解できるレベル。
英語音声に切り替えできない。洋ゲーなのになぜこの仕様なのか、理解できない。
某キャラがムカつく。理屈っぽすぎて意味不明。その声優の演技も声もムカつく。
グラフィックは、最近のゲームとしては微妙。最近のゲームなら実物にしか見えないところが多々あるのが普通だが、それが無かった。
回復アイテムが持ち歩けなくなった。このせいで強敵がなかなか倒せなかったり、体力満タンなのに周囲に回復アイテムだらけでもったいない、ということが起きる。
死ぬとお金が減る仕様。
持てる弾の数が少ない。弾切れの原因。
武器が2個しか持てない。これも弾切れの原因。その上、状況に応じて柔軟に対応できない。
ギアという自分を強化する装備アイテムがあるが、それが置いてある場所は決まっているが、どのギアが置いてあるかはランダム。しかも当たり外れが激しく、高難易度ではいいギアが出るまで何度もやり直さないと戦闘がきびしい。めんどくさ。
COMMENT
バッドもいろいろ書いてしまいましたが、とても面白いゲームでした。1のダメな所を大幅に削り、いい所を少し削り、新要素をちょっと加えたゲームという感じがしました。よって、プラスマイナスで言うと大幅にプラスです。シリーズとして飛躍的に進歩を遂げた良作だと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
シリーズ初プレイです。
【ボリューム】
探索しながら進めて、初回クリアまでおよそ12時間。
オートセーブで2週目引き継ぎ無し。収集物集めで万が一取りこぼしがあっても、収集状況はプロファイルに保存されるので、不足分をチャプターセレクトから取得れば大丈夫。但し「インフュージョン」という強化アイテムは一度の通しプレイで集めないとトロフィー解除にならないようです。
1999モードという最高難易度がトロフィー解除に関わってくるので、初回プレイとあわせて2周することを想定して、総プレイ時間は20〜30時間程度になると思います。
後日DLCが配信されるようです。また、オンラインプレイはありません。
【戦闘】
マシンガン、ショットガン、ライフル、RPGなど、シューティングによくある武器が一通り、さらにそれらの上位武器が揃っており、種類は豊富です。お店で武器強化も出来ます。
本作の特徴である特殊能力「ビガー」ですが、敵を操って味方にする、水の力で敵を吹き飛ばす&遠くの敵を引き寄せる、炎や電撃で攻撃、カラスをけしかける等、多彩な攻撃方法があります。
また、全身に「ギア」を装備して近接攻撃の強化などが可能。高難易度では「ビガー」「ギア」の使い方一つで戦局が激変するので、初回プレイでそれらの使い方を学び、高難易度にチャレンジするという流れで楽しむと良いです。
【ストーリー】
幽閉されている少女を助け出し、空中都市からの脱出を図る…というわかり易いストーリーが軸になっていますが、そこに「ウンデット・ニーの虐殺」というアメリカ史の暗部の話やら、並行世界の話やらが深く交わり、話を複雑にしています。それを解き明かすためのヒントはゲーム内のありとあらゆるところに存在します。緻密に作りこまれた世界観に目を凝らし耳を研ぎ澄ませながら進めることで、短いながらも濃厚な体験を得ることができるのが良いですね。
【音楽】
BGMが流れる箇所は少ないですが、それゆえに1曲1曲が耳に残るものばかりです。
【グラフィック】
物語冒頭「ハレルヤ」の声とともに広がる晴天と空中都市の造形の素晴らしさには溜息しか出ませんでした。逆に後半になり話の核に近づくにつれ陰鬱な雰囲気になってきます。前半の開放感との対比を楽しむのも一興です。
【ローカライズ】
文字がでかい!アンチャーテッドのローカライズ並みに親切で読みやすいです。また、街の看板など英文になっているところにレティクルをあてると、翻訳された文が画面左上に出てきます。とても好印象です。
BAD/REQUEST
【ボリューム】
ボリュームは前述の通り12時間程度で普通の長さです。ただし話の内容が複雑でプレイヤーが能動的に理解していく必要があり、そういうのが面倒な人は淡々と進めてエンドロールにたどり着いた挙句「ボリューム少ない、話が意味不明」となる可能性が非常に大きいです。
【戦闘】
ビガーの使い方として、敵に向けて炎や電撃を放つだけでなく罠として地面に仕掛けることが出来るのですが、これの使いどころが難しい。敵の出現タイミングのわかる2周目以降はともかく、初周では罠を仕掛ける間もなくいきなり銃撃戦が始まることが多く、罠の出番があまりありません。また、広い場所の銃撃戦が多いので、蜂の巣にならないよう物陰からの撃ち合いをせざるをえない面もマイナスです。ビガーという面白い戦い方があるにもかかわらず、やってることは戦争物のFPSと大して変わらない。近接戦闘の割合を高めないと、ビガーの良さを生かしきれない気がします。
【ストーリー】
本作を100%楽しむためにはアメリカ史や並行世界への理解がどうしても必要になる箇所があります。キャラのセリフや、ボックスフォン(ボイスレコーダーみたいなもので、収集物としてゲーム内にちらばっている)の音声から断片的に情報を得られるものの、それだけで全て理解するのは難しいです。ゲーム内で得られない情報は外部から得るか想像するしかなく、その点を楽しいと思う人がいる反面、製作者の怠慢・ご都合主義と捉える人も少なからずいるのではないでしょうか。
【ローカライズ】
本体設定を変えないと英語音声に出来ない。私の場合は外国人の面から日本人の声が出てくるだけで「うわぁ…」って思ってしまう性質なので、英語音声日本語字幕でやりたかったです。ただ吹き替えの質自体は非常に優れていると思いますし、なにぶんストーリーがややこしいので、結果的に見れば吹き替えでプレイしたのは正解だった気がします。
【その他】
エンドロール中の演出。洋ゲーってまれに製作者の写真が遺影のごとくエンドロールに出てきたりしますよね。本作はそれとはまた違った演出があるのですが、ああいうのは見たい人だけがwebで探して見たらいいんじゃないでしょうか。
COMMENT
バタ臭い絵柄・FPS・日本人に馴染みにくいアメリカ史観と、日本のゲーマーにとっては正直とっつきにくいゲームだと思います。ただ高いお金を出して買うゲームですから、これくらい尖った感じがないとやりがいがないのもまた事実。クリア後は何ともいえない喪失感に襲われましたね。ああ、終わっちゃったんだ、って感じで。
エリザベスの仕草が可愛くてよいですね。壁にもたれ掛かったり、コインをくれたり、ロックピックに敏感に反応したり、何かを覗き込んだり。声もちょっと演技がくさい気がしたけど、まずまず良かったです。
万人向けではないが、強く印象に残るゲームということで、控えめにおすすめさせて頂きます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
シリーズは1のみプレイ済みです。
☆システム
戦闘は1と同じで銃器、ビガー、近接攻撃の3つの戦闘スタイルがあり、銃器だけで遠くから狙うのも良し、ビガー・銃器を組み合わせてコンボ攻撃も良しと色んな戦闘スタイルがあり面白かった。
☆グラフィック
非常に綺麗です。時折、ボーッと風景を眺めて感動してたぐらいでした(笑)そのくらい綺麗です。
☆ストーリー
アメリカの史実が元になっているということでシナリオは非常に奥深いものになっている。他の方のレビューでもあったように1周目では理解しきれないので、2周以上するか自分みたいにクリア後にシナリオ考察サイトを見て答え合わせをするかがオススメです。読み解きにくいが、理解した時にあ〜なるほどと感動しました。
BAD/REQUEST
☆銃器の所持数
一度に2つまでしか持てないのが残念でした。色んな種類のを使いたい所ですが、結局使い馴染んだもの2つに絞られ全く使用しなかった銃器も中にはありました。
☆ギアシステム
装備することで色んな恩恵が得られるのは良かったですが、どちらかというと純粋にステータス値を上げるような成長システム的なものの方が自分としては良かったなと思います。
COMMENT
以前1をクリアしてましたが、2は評価が低かった為に見過ごしていた所に今回の3の高評価に惹かれ購入してしまいました。
結果的には大正解でした。
テーマがかなり大きな物で史実にある程度沿ったもので非常に現実味を感じさせ、これがもし自分がアメリカ人なら大興奮しただろうなあと思います。ストーリー、システム共によく出来ており1や2をプレイした人には是非是非購入してほしい出来ですね。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-02-07
シューターとしても純粋に面白い。空に浮かぶ都市で銃撃戦になるので、動きのある戦闘が多くなる。入り組んだ街で戦闘になり、遮蔽が多いから考えて動くことになるけど、クリアリング地獄になるということもないのでよく考えてあるなあと感じました。
右手と左手を駆使してどんどん敵を倒していくのはすごく楽しかった。敵の種類がただの人間だけじゃないというのもこういうFPSの面白いところだと思う。
どんなシューターでも銃撃戦でダレることはあると思うが、本作ではそれがなかったのがすごい。いわゆる探索パートと戦闘パートが分かれているからこそかもしれないし、アクションがキビキビとしていてまったくストレスフリーなのも大きいところかもしれない。きれいに作られたコロンビアは散歩していても楽しいですしね。逆にCODのようなキャンペーンが好きな人には向かないと思う。どちらかというとシナリオを構成する演劇の主役を操作する感じで、なんというかプレイする映画という感じがします。(PlayするMovieでは意味が変わっていない笑)
あと、エリザベスというのがヒロインなんですが、この子がとても魅力的だった。正直信じられないかもしれないが本当に良いヒロインだった。沢城みゆきさんの声もよく合っていた。エレノアといい勝負です。
ゲームをやめるときに最後のオートセーブは何時何分ですと教えてくれるのもいい。前作から3年を経て発売されただけあって、そもそもゲームとしてしっかりしている印象です。
いいところしか書きませんでしたが、ここに書いて挙げるほどの欠点はなかったように思います。新品1200円の価値は絶対にあるから買ってみてもいいと思う。フルプライスで買っても損はしなかったなとクリアした今は思っています。
GOOD!
FPSゲームとしては全ての要素が高い完成度でまとまっています。
とにかく世界観の作り込みが半端じゃない。
画面と音から得る全ての物に独特な空気感がありました。
架空の世界をこれほど魅力的にリアルに表現した事が素晴らしいです。
BAD/REQUEST
広告とかでひたすら”少女を救え”というキャッチコピーで押し出していたので
そういうつもりで進めていたらストーリーがだんだん複雑になっていって
あまり疑問も持たずにどんどん二段飛ばしぐらいで展開していくので若干ついていけませんでした。
世界観の作り込みは徹底しているのですがやはり海外の人向けというか
日本人にはウケづらいのではないかと感じました。
COMMENT
肝は空中都市という世界観と少女エリザベスとの物語ですが
どちらも完成度は高いのですがやはり海外向けの作品かなぁと思います。
けどアマゾンとかでは評価が高いので少し驚きました。
バイオショックシリーズとして見るなら怖さは初代と比べたら全然無いです。
初代は深海の暗くてどんよりした雰囲気で閉塞感のあるホラーゲームでしたが
今作は舞台が空という事で開放感があって明るいし
演出も初代の狂気というよりは大作アクションゲームという感じでした。
次回作が出るなら海、空ときて次はどこにいくんでしょうかね。それが楽しみです。