【PS3】地球防衛軍4 レビュー
発売元 | ディースリー・パブリッシャー (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-07-04 |
価格 | 6980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:オンライン対応3Dアクションシューティング ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン時:2〜4人) |
- 総合ポイント
- 48
- (難易度)
- 3.25
- レビュー数
- 28
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 1pt | 0pt | 3pt |
31pt
GOOD!
・爽快感
敵や建物、金網や外灯に至るまでくまなく吹き飛ばせる爽快感は今回も健在。
・兵科が4種類に
お馴染みのレンジャー(陸戦兵)、ウイングダイバー(ペイルウイング)に加えて
新兵科、エアレイダーとフェンサーが登場。
特にフェンサーはスピア(パイルバンカー)やガトリングガン、巨大ハンマーなど
男の浪漫の塊の様な武装満載で個人的にお気に入り。
・街の景観
グラフィック自体はそこそこと言った所だが、店先のポップや
看板等の作りこみが細かく、見ていて楽しい。
BAD/REQUEST
・バグ満載
快適さ0点の理由はここです。
1:フリーズ、強制終了
爆発やビル崩壊等の処理が重なると上記の症状が出ます。
2:一部の敵に追加された噛み付き拘束攻撃関連のバグ
・拘束を逃れた際に下記の様々な症状が発生。
■天高くふっ飛ばされる。戦場への復帰が面倒。
■関節が変な方向に曲がって数分間痙攣し続ける。
■上の状態から連続で噛まれる。(ダウンしたまま連続でダメージを食らう場合も)
■建物が重なっている時に拘束から逃れるとそのまま建物にめり込む。
■これはバグでは無いが、拘束を逃れる際に爆発物を使用すると当然自爆するので
大半のステージで非爆発系の武器を持ち込まざるを得ず、装備の選択肢が狭まる。
■しかも序盤のエアレイダーは非爆発系の手持ち武器を所持しておらず、噛まれるとほぼ詰む。
3:敵が壁に埋まる(透明化する?)バグ
これが起きるとクリア不能になります。自分は3回連続で発生して怒髪天を衝く状態でした。
4:突如空中へ
突然天高くへワープします。もうここまでいくと笑えるレベル。
他にも様々なバグが報告されているようですが、発売直後に若干の修正があった程度で、
8月17日現在これら全てを改善する目処は立っていません。
・視界妨害
爆炎が上がる時間を長くして視界を塞ぐ
敵の死骸が消えるまでの時間を長くして視界を塞ぐ
敵の攻撃によるエフェクトで視界を塞ぐ
血しぶきで視界を塞ぐ
シューティングゲーで「見せない」事で難易度上げるのってどうなんでしょう?
・アーマー上昇率、武器ドロップ率の低下
「長く遊べる」と「長く遊ばせる」を勘違いしている感が。
COMMENT
フルプライスなのにいつまでもシンプル時代の気分で作っていると言った感じ。
自分は未体験ですが、オンの環境もあまり良い評判を聞かないので
バグを許容(もしくはパッチ待ち)でき、オフで一緒にプレイする
友人がいる方以外には正直おすすめ出来ないかと。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 0pt | 5pt |
62pt
GOOD!
プレイ時間はオン・オフ合わせて140時間ほど
兵科レンジャーで一通りクリア
シリーズ経験は外伝のEDF INSECT ARMAGEDONのみ
今更ながら少し説明すると、
本作はオフライン(ソロと画面分割による対人戦)と最大4人のオンライン協力プレイモードを有した、ステージクリア型の三人称アクションシューティングゲームである。
・・・まぁ、ぶっちゃけていうと「無双シリーズ」のゲームで剣の代わりに銃を持たせて、ワラワラと群がる巨大なアリだのクモだのロボットだのと戦うゲームだと考えよう。ちなみに選べるキャラは4キャラと少ない代わりに膨大な数の武器が用意されており、より良い武器の入手とアーマー値の増加による育成要素も備えている。
[オリジナリティー]:4pt
[熱中度]:4pt
[満足度]:4pt
○絶望感とそれに抗う興奮
先ほどワラワラと群がる敵たちと書いたがそのワラワラぶりたるや尋常ではない。一言でいうと、画面内の全てが敵・敵・敵そして敵、である。本作(特に高難易度)をプレイすれば「絶望的などと言っていられる間はまだ絶望的ではない」という言葉の意味を、これでもかと噛みしめることができるだろう。
何より、そのような状況下に置かれれば「そんなこと言っているヒマがあるなら、とにかく撃て!撃ちまくれー!!」というコンバット・ハイに似た興奮を感じることができると思われる。
○確かなゲーム性
そのような興奮を支えている要因の一つにザコ敵一体一体が手強いということにある。大抵この手の無双系ゲームの雑魚敵というものは、カカシみたいに突っ立っているだけでたまに思い出したように攻撃してくるというものだ。
しかし本作は違う。最低難易度こそそのような感じだがそれより上ともなると、敵はまさしく“敵らしく”プレイヤーに襲いかかってくる。・・・しかも、同時に、たくさん。
これにより立ち回りや効果的な武器の選択・使用といった戦術性が生まれ、本作をただの草刈りゲームではない、確固としたアクションゲームとしてのゲーム性が保証される。
さらに高難易度もしくは後半ステージともなってくると、もはや「避ければどうということはない」が通用するような甘い世界では無くなってくる。そこにおいては、ステージ全体を通しての被ダメージの管理・火力集中のタイミング・進軍ルートの選定といった戦略性をも要求されるだろう。
そして、そういった戦術・戦略性を駆使した戦いの後には、(かなり不確実だが)より強力な武器の入手という報酬が待っている。
・・・まさしく良きゲームのセオリーに沿ったゲームデザインだ。完璧にセオリー通りかと言われればアレだが、それでも本シリーズが高い熱中度を誇りゲーマー層から確たる支持を受けているというのは大いに納得できることである。
○セリフの多さ
アツいセリフの無線がうるさいくらいに飛び交う戦場に身を置けば、否が応でも気分は盛り上がるものだ。例えば、ミッション「赤色」などは阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられ背筋がゾクゾクすること請け合いである。
全体を通して無線の内容、そして声優さん方の演技はそつがなく無難なものとなっており雰囲気作りに大きく貢献している。
○ボリュームの多さ
特に評価したいのは4つのキャラの特色が際立っていること。ステージ数が多いという点である。
4つのキャラすなわちレンジャー・ウイングダイバー・エアレイダー・フェンサーはそれぞれに特徴がよく出ており、キャラごとで別のゲームになったような印象を受ける程だ。例えばレンジャーは至って普通のTPS(三人称シューティング)だがウイングダイバーはよりシューティング寄りでスピード感がある。フェンサーは武装によるがまさに無双ゲームのようなプレイをすることができる。気分転換には丁度良く、本作を末永くプレイできる要因の一つである。
ステージ数の多さについては賛否両論があり、特にただの水増しではないかという批判については共感できるが、今回はギリギリ許せる範囲内だと自分は思う。やはりゲーム性がしっかりしているというところが大きい。
概して本作の満足度は高い。
ただし、この項目については手放しで評価することはできず、度を超した水増し開発コンセプトが本作の評価を貶めている所があるのは明らかだ。(詳細はBADで)
[サウンド]:3pt
[グラフィックス]:3pt
例えば、サウンドについては無線・グラフィックスについてはポスターや自販機といった細部の作り込みなど評価できるところはある。
しかし、逆を言えばそれ以外は無く凡庸そのものだ。むしろBGMは少なすぎるし、爆炎やレーザーといった演出はやりすぎで画面が見辛い。
ゆえに、これらの項目はプラスマイナスゼロで平均点とした。
BAD/REQUEST
[快適さ]:0pt
[難易度]:5pt
本作の快適さについては最低評価を付けざるを得ない。理由はバグ・フリーズなどの多さがかわいく思えるほどの、多数の意図的な不愉快仕様にある。
他のレビュアー諸兄の二番煎じはしたくなかったが・・・
とにかく腹立たしいので主なものを以下列挙する。
○指揮下に入ったEDF隊員の挙動
プレイヤーが特定の味方EDF隊員に近づくと彼らは以後プレイヤーに随伴し護衛してくれる。
・・・ということなのだが、その実態はプレイヤーの銃口にまとわりつき誤射・誤爆を誘うという、極めて効果的な妨害行為を展開する恐るべき敵方のスパイである。・・・わりと、マジで。
恐らく本作プレイヤー全員がEDF隊員を誤射し爆破に巻き込まれて死亡した経験が有るかと思う。本作をプレイしていない人はこう思うだろう。「この手のゲームで味方AIに誤射してしまう確率は、トーストを落とした時にバターを塗った面から落ちるのと同じ確率だ。」と。
自分もそう思っていたのだが、少し戦闘が落ち着いた時に彼らの挙動を観察し一つの結論を得てしまった。「彼らは本気で誤爆を狙いにきている!!」と。
もはや開発者の悪意を感じるほどだ。「よくもまぁ、こんな挙動にわざわざしたもんだ。」と怒りを通り越し呆れるしかない。
○理不尽な敵の攻撃
何度も言われているがレタリウスという敵のことである。いくら仕様と言われてもやはり、ビルや山を一気に貫通して攻撃してくるのは理不尽であり納得がいかない。見えないところからの一方的な攻撃なため対処がしづらい。その上、とんでもない遠方から狙撃してくる。そして、攻撃がヒットしたときの結末はほとんどの場合“死”あるのみ。という恐怖の三点セットである。
(この脅威を分かる人には分かるように説明すると・・・ その昔ニンテンドー64というゲーム機で「パーフェクトダーク」というゲームがあり、それに登場する武器「ファーサイト」と同じようなものと考えてくれて良い。この「ファーサイト」をそこいらのちょっと硬いザコ敵に持たせてバカスカ撃たせるようなものだ。ちなみにこの「ファーサイト」はその凶悪さから、ある海外のテレビ番組で最も強い架空の武器ベスト10入りしたとかいう話がある。・・・少なくともザコ敵が使って良いレベルの攻撃手段ではなかろう。それを本作はしてしまっているのだ!)
・・・まぁ、レタリウスは仕様だからというので百歩譲ろう。さらに問題なのは当たり判定の作り込みが甘いのか、他の敵の攻撃も割と貫通してくることがあるということだ。確かにそういったことが起こる状況は少ないが、「稼ぎ」をするのに重要なステージで頻発するため腹立たしく思っている人は少なくないだろう。
シンプルなゲーム性ゆえにこういった点がおろそかであると、なにより萎える。
○低すぎるアーマー値の上昇
これはプレイ時間水増し開発コンセプトの最たるものだ。先ほど「避ければどうということはない」が通用しない世界と書いたがこれは誇張表現ではない。多くのミッションにおいてノーダメージクリアは不可能であり、ある程度の被ダメージはどれほどテクニックを尽くそうが絶対に不可避である。
つまり、アーマー値を上げなければいけないのだが、その異様な上げづらさは他のレビュアーの方が指摘されている通りである。
高難易度のステージをクリアしたときならアーマー上昇値にボーナス倍率をつける。アーマー増加アイテム〈大〉の出現(実際、アーマー回復アイテム〈大〉はあるのに)。など、いくらでもアイデアはある。
なのに、それらをしない。・・・そこまでしてプレイ時間を水増しさせたいか? やはり呆れるしかない。
○エアレイダーが特化しすぎ
エアレイダーとは空爆誘導兵のことで他のゲームでいうところの工兵である。
なんと彼は護身用の武器(ハンドガンとかサブマシンガンとか)を持たせてもらえない。おかげで、アカアリとかドラゴンとかに噛み付かれた時点でほぼアウトである。
また、彼は装備枠が3つ用意されているがそのうちの1つはビークル要請支援で固定されている。そして、支援要請は洞窟や一部のステージでは使えない。全くの無駄である。(一体何回、輸送ヘリの女性に「気安く呼ばないで!」と怒られなければならないのやら)
ちなみに、そのビークルも一々クセのあるものが多く使っていてストレスの溜まるものが多い。(ヘリのホバリングは手動で調節せねばならない。戦車砲しかない戦車・・・それって自走砲では? 極めつけは、田畑を走るだけで壊れるバイクとかジョークか!?)
つまり、エアレイダーはオフラインのソロプレイが(そりゃ、できなくはないが・・・)事実上不可能なキャラでありソロだけでプレイする人にとっては無きに等しい。
ソロプレイが辛い以上育成も難しく、オンラインに持って行くのもまた一苦労である。そのくせ、オンラインの上級難易度のミッションを攻略するにはビークルの運用が強く推奨されるなど、まるで狙い澄ましたかのような苦行仕様である。
◎厳し過ぎるオンラインの制限 『貴方はこのゲームでオンラインフレンドを誘えますか?』
本作最大の欠点といっても過言ではないと思われる点である。
おさらいしておくと、本作のオンライン協力プレイではステージごとに次のような制限を受ける。ちなみにオフラインには当然このような制限は無い。
1.武器レベル・アーマー制限
(アーマー制限は言わずもがな、最大アーマー値に上限が設定されるということである。
武器には性能の良し悪しによりレベルがあり、ステージが指定する以上の高性能な武器はもっていけないということになる。)
2.敵強化
(主に敵HPが人数に比して倍加される。詳しい倍率はわからないが相当硬くなる。
なお、HPのみならず攻撃頻度・移動速度・復活サイクルといった点においても強化がされる。)
これらはゲームプレイをする上で単純にデメリットである。繰り返すがオフラインにこのような制限は無い。
ではオンラインプレイをするメリットは何だろうか?
オンラインをプレイするメリットは
・・・
・・・・
・・・・・あえて言おう、無い と。
当然、メリットは有るという反論はあろう。大体次のようなものだと思われる。
1.倒れたチームメイトを復活させる「救助」が可能となる。
2.共同使用が前提となる一部の武器・ビークルが使用できる。
3.生身の人間と連携することで戦術・戦略性が無限に広がる。
4.敵撃破時のアイテムドロップ率・ステージクリア後のより高レベルなアイテム出現率が向上する。
・・・しかし、本当にこういったメリットはもたらされるのだろうか?
123についてはまさしくそのプレイヤー次第である。つまり、このゲームをよくわかっていて、確かな腕を有しており、ちゃんとキャラを育てている人がチームメイトならもたらされるだろう。そして、その逆もまた真なりである。(・・・思うのだが、これらの条件を満たしている人はすでにオンラインをプレイする必要性が無いと思う。)
4については確かにそのような傾向が見受けられるが、確証のある話ではない。・・・ぶっちゃけオフラインだろうがオンラインだろうが、出る時は出るし出ない時は出ない。リアルラックな気がしてならない。
このように、オンラインをプレイするデメリットばかりが目立ちメリットが見えてこない。デメリットは確定事項だがメリットは不確定事項だ。
さて、では改めて問おう。
『貴方は本作をプレイするうえで、大人しくオフラインをプレイしておけば良いのに、デメリットしかないオンラインプレイにフレンドをわざわざ誘いますか?』
・・・是が非とも本作の開発者たちに問い質してみたいところだ。
・・・いや、少し待って。大変重要なオンラインのメリットを失念していた。
5.共闘感
これがあった。ただこれはゲーム内容上のメリットではないのだが・・・。
とすると、先述の問いはこう直すべきか。
『貴方はただ共闘感を得たいがために、オフラインと比べれば苦行でしかないオンラインにフレンドを誘いますか? (もちろん共闘感というのは何より、その人と気が合っていないと得られるものではありません。)』
・・・何というか、フレンドとの親密度を計測されそうな勢いだ。
多少は知ったる間柄とのフレンドでさえこうなのだ。野良プレイでは更に心理的ハードルが上がるのは言うまでもないだろう。
別に、制限をかけるな。と言いたいわけではない。言いたいのは、制限をかけても良いがそれに見合う報酬を設定して欲しい、ということだ。
ニンジンをぶら下げられているわけではないのに、ムチでしこたま叩かれる。これでは走る気にはなれない。
COMMENT
本作を一言で言うと、
「傑作クラスの作品になるはずが、最後の詰めを盛大に誤ったため凡作と成り果ててしまったまさに惜作」と言える。
それとも良作を作ってはいけないという開発方針でもあるのか知らん?
あの不愉快仕様の数々を見ればそんな気がしてくる。
現状では気になるなら買っても良いが、他に買いたいゲームがあるなら本作は後に回して置いた方が良い。というレベルか。
とにかく、オンラインの仕様に関しては早急に改善して欲しい。
BAD欄で長々と書いていた割に自分の評価が高いわけは、オンラインの仕様以外はどうにかしようと思えばどうにかできるからだ。
EDF隊員は指揮下に置くのを避ければ良い。最悪、射殺すれば良い。幸か不幸か軍法会議はない。
レタリウスはそれが出現するステージの攻略を諦めれば良い。そのステージだけは低難易度で済ませば良いだろう。
エアレイダーも使用を諦める。そもそもそんなキャラはいないと考える。
アーマー値の育成の辛さも、INFERNO攻略を諦めるのならばそこまで法外なものではない。
しかし、オンラインプレイで即物的なメリットがない、という仕様についてはどうにもならない。自分は気の合うフレンドが偶然本作をプレイしていたので、無理矢理誘ってオンラインプレイを楽しんでいる。
しかし、「オレ様が楽しければそれで良い。他は知らん!」というジャイアニズムを振りかざすのも、さすがにそろそろ心理的にキツくなってきた。メリットさえあれば・・・。
最後に一番歌っていきますか・・・
兵士は敵より少ないぞ〜♪
弾薬敵より足りてない〜♪
装備も敵より劣ってる〜♪
だ〜けど闘志は負けてない〜♪
いやもう、オンラインはまさにその通り過ぎて闘志が負けてしまいそうです・・・。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 2pt | 3pt | 4pt | 2pt | 0pt | 3pt |
51pt
GOOD!
PS3パッケージ版の購入者です。地球防衛軍シリーズは初めて
・豊富な武器
兵科が4つあるので、様々な武器を試すのが面白い。新しい種類の武器が手に入った時はうれしいはず。
・敵を倒す爽快感 and 豊富な種類の敵
とにかくデカイ敵を吹き飛ばしたり、撃墜できるのでそれだけで楽しいはず
爽快感は無双シリーズを超えているかも
敵の種類も多く満足してます。
・オンラインでの楽しさ
とくにフレンドと一緒にミッションを進めていけばしばらくは盛り上がりつつ進めます。
新しい巨大生物が出た時などは非常にもりあがりました。
BAD/REQUEST
・処理落ち・フリーズ・ロードの長さ
本作は常に処理落ち・フリーズに苦戦するゲームです。
処理落ちは特にひどく、ビルが破壊されるだけで大きな処理落ちが発生します。
また敵の大レーザーなどが飛んでくるステージは強制的に処理落ちです。
処理落ちでたまに武器の持ち替えがままならないことも。
元々EDFシリーズは処理落ちゲーと聞かされてましたが、PS3でもここまで酷く、同じことが起きると思いませんでした。予想以上にストレスになります。
フリーズも多く、3時間プレイしていれば一回はあるかも。フリーズまたは、ホーム画面に戻されるバグなどもありモチベーションをそがれます。
ロードも長さも目につきます。1・2分はかかっています。初プレイ時にも一発で感じるほど長いです。熱中している間は我慢できたけど一回離れたら、ちょっとな・・・と感じるレベル。
・兵科バランス
個人的な感想ですが、よろしくないです。
レンジャー>ウイングダイバー・フェンサー>エアレイダー
といった感じです。
レンジャーは万能な武器をいくつか持っているため、どの状況にも対応しやすいです。
ダイバー・フェンサーは特化されている要素が多く安定はしませんが、マップに対して適切な装備を選べば、十分通用します。
しかしエアレイダーは設置系の武器が多く、使いやすい武器は少ないうえどれも貧弱です。遠距離で上空に対して火力出せる武器が0なのも酷い。円盤を破壊するのにとても時間がかかる。
そこでエアレイダー特権の支援要請と乗り物に頼ることになるのですが、これがまた使いにくい。産廃武器が多すぎる。
乗り物は頼りになるのですが小回りが利きにくく、高難易度だと囲まれたら一瞬で大破な上に壊された瞬間にGAMEOVERでしょう。
支援要請は、リロードに対して性能があってないように思える。さらに多人数マルチだと敵体力が増えるため、時間対火力を考えると全く足りていない。
またその特殊な性能からソロで高難易度を攻略は難しいと思えるステージもちらほら。私はほとんどマルチでやりましたが。
・やりこみ要素が強すぎる
特に武器ドロップをもう少し甘い判定にしてほしい。
ステージにもよるが基本は3〜7程度は落ちるが、高難易度でクリアしても
低レベルな武器が出ることが多く、また既に手に入れている武器でも容赦なくリザルトに出現します。稼ぎなどを行っていてもイラっとさせられることが多いです。
ステージクリアの達成度もソロとマルチで別れています。
というよりプラチナトロフィーとれるひと絶対いないだろレベル。
とってる人いたらすごいを越して、若干引くかな。効率プレイしてたら絶対飽きるし。
・ストーリーが・・・
不完全燃焼ですね。すっきりしない。追加コンテンツでもだすのかな。
COMMENT
仲間内でプレイを前提に購入したので、オンラインを含めたプレイでかなり楽しみはしました。
けれど途中から楽しいからプレイするというより、とりあえずクリアしたいからプレイしていた気がする。
その分クリアした瞬間、結構冷めました。(私の中では)
かなり期待していた分、若干がっかり要素が多く感じてしまったのが原因かな。
友人とのマルチは盛り上がるのは間違いない。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-21
まず町の作り込みが細かくて見てまわると楽しいです武器や装備が充実してるのも魅力的
昔のポリゴンゲーでよく見られたようなバグも多く個人的にツボですね
難易度は高くなったように感じました
GOOD!
○ ボリューム
ステージ数、キャラクター、武器の数など、かなり増えてました。
○ ステージ
破壊出来るものが多くなり、かなり細かく破壊出来るようになってます。
○ 絶望感
コンセプト通り、絶望だと思える内容でした。
BAD/REQUEST
× 爽快感
皆無です。
お家芸に近いかもしれませんが、ひたすら重い。
本作の敵は、この重さに耐えきれるかどうかにあると思います。
オブジェクト破壊は、爽快な方に入るのかもしれませんが、一個壊せば重くなり、また壊せば重くなりとオブジェクト一つで左右されます。
更に、敵もストレスを感じます。
敵の量に絶望するよりも、敵の攻撃で絶望を感じます。
アリ→噛みつき攻撃をするのは良いとして、吹き飛ばされた後、地面にワンバンしてまたパクリ。
他にも、地面にたたきつけられた後、複雑骨折した人みたいな状態から復帰するのに時間がかかります。
クモ→蜘蛛の巣が固すぎて壊れません。
挙句の果てには、ビルまで強固になっていて、壊れません。
巨神兵ロボ→銃撃が激しすぎて脱出不可能です。製作者はソロの時で抜け出せたか教えてほしい限りです。
飛行ドローン→壊れるごとに、ゲームを重くしていきます。
など、挙げればキリがないほどの敵の攻撃にストレスを感じます。
難易度が上がれば上がるほど、固くなり活性化を越えた3倍速には、作った人の頭を疑います。
× 武器
大量にあるのはいいのですが、使う武器が半ば固定されます。
というか、こんなに多く作る必要性はあったのかと思うほどです。
お遊び程度に使ってもいいのですが、挙句の果てには使いにくいという、どうしようもなさ。
強化システムでもつけたほうが賢明なのではと思います。
× CPU
はっきり言えば、無能です。
強いステージでは圧倒的なのに、ステージによっては、武器が軟弱武器のCPUが一掃されて、孤立無援の中、必死に戦うというパターンが多いです。
その癖、一匹残してアイテム回収してる間に倒すというお節介な具合が苛立ちを加速させます。
× 武器・体力アイテム
敵を倒すと出てくる武器や体力増加アイテムのドロップ率の悪さにはストレスを感じます。
出たとしても、例えば、空を飛ぶ敵を倒せば、サイコロのように、すごい勢いで転がって行き、取り行くのにも一苦労といった形です。
ましてや、上記通り、うっかり、最後の一匹を倒したものならば、回収する前に終了。
歩行速度の遅いキャラには、無理です。
× 移動
ウィングダイバー以外の移動は苦行です。
せいぜい、エアレイダーで要請して乗り物に乗って移動しますが、それ以外は徒歩です。
ローリングやちょいダッシュを使って移動します。
ただでさえ、すごく広いマップの中をゴロゴロ転がるのは疲れます。
× ステージ
これは一言、似たようなマップでダラダラと同じことさせられても飽きます。
COMMENT
HDMI・42インチ
前作プレイ済み
一言で表すなら、ガッカリといった作品です。
長く待って、久しぶりに出た作品が、PS3なのにも関わらず、何の成長もない。
それどころか劣化してるという具合です。
おそらく、長く・たくさんの人とで遊べるようにしてるのでしょうが、これでは、強制的に長く・たくさんの人で遊ばせてるようにしか感じません。
元々は一人でプレイするゲームであり、それを求めて買う人のことを頭に入れてるのか問いただしたくなります。
最近の傾向に多くは感じますが、オンラインはあるのはいいのですが、オフラインプレイのことをないがしろにする設定は、正直ナンセンスです。
オンラインするためのサーバーがなくなったら、結果、一人でプレイせざる終えないということを考えるべきなのではと、改めて思う作品でした。
ファンでしたので、新品で買いましたが、次回、もし出る時は、様子を見てから判断したいと思いました。