オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt |
63pt
GOOD!
PS3版 インフェルノクリア済 混沌の迷宮30層走破 ソーサレスでのプレイ感想です。
■絵画世界のようなグラフィック
独特なタッチの絵はまさに圧観。2Dでこれほどの質感と繊細さを表現できたのは素晴らしい
個性的なキャラクターや美しい背景、書き下ろされたアートギャラリーを堪能できる
■昔懐かしベルトスクロールアクション
ジャンル自体がほぼ死滅に近い状態だが、心待ちにしていたファンも多いだろう。知っている世代なら誰もが心動いたであろう懐かしのベルトスクロールアクションを現行機で開発してくれたことを評価したい。貴方がその世代ならばノスタルジックな気分に浸れること請け合いだ。
■オンラインプレイ
ここは賛否がある部分だが、個人的にGOODに分類したい。プレイヤー間の意思疎通手段を極力排除したことで気軽なオンラインプレイが可能になっている。つまり好きな時に参加して好きな時に辞めることが可能であり、それによる他プレイヤーが被るデメリットは誤差程度に収まっている。これくらいの気軽さがあるお陰でオンラインでもライトユーザが十分楽しめる内容になっていると思う。
BAD/REQUEST
■操作性
※まず始めにVita版は知人から聞いた程度なので実際に体験してないことを明言しておきます。
明らかに空いてるボタンがあるのに、ダッシュなど→+□や→→だったりと随所に「なんで?」と思えるようなキー配置になっています。憶測ではありますがVitaに合わせたみたいなキー配置です。遊んでるボタンがあるのにそこに割り当てが出来ないのは非常にもどかしい。
カーソル操作は劣悪と言っていいほど操作性が悪い。感度が高すぎるのかアナログスティックがミリ単位以下で動くのに反応するので細かな操作が要求される。Vitaではタッチで解決できるのでこの点は非常にスムーズだそうです。
■スクロールアクションとシステムの不一致
上記の操作性が邪魔をして、せっかくのアクションが犠牲になっています。
スコアアイテムは百歩譲ってスルーでいいかもしれませんが、扉など先へ進む為には絶対にしなければならない要素もこれになっている為、よほど慣れてなくては一旦手を止めて扉をカーソルで選ぶ作業が発生します。これがせっかくのスピーディで爽快なアクションを阻害してしまいます。宝箱や謎解き、ルーン文字といった部分もスルーするには勿体無い要素が多いためどうしても戦闘の手が止まってしまいがち。
■視認性
戦闘中は画面がごちゃごちゃし過ぎて自キャラを見失うこともしばしば。エフェクトも派手なのはいいのですが、ライン取りして攻撃するゲームで自キャラを見失うレベルでは致命的です。
また同じ職のプレイヤーは外見の色が違う程度でそれも混戦の中では非常に見分けづらい。自キャラだと思って操作してたら違うプレイヤーで自分は反対に居たなんてことも。
■ストーリーとステージ
王道展開の物語で話もいいと思うのですが、いかんせんボリューム不足。ルート分岐も正直もっとあると思ったら肩透かしを食らったというのが感想です。
アーケードで出すなら十分過ぎる内容だったと思います…が据え置き機や携帯機などパッケージ購入で時間の許す限りできる環境でこのボリュームは少ないと言わざるを得ない。
■NPCの使い捨て
アイディアが素晴らしいだけに非常に惜しい部分です。用意されたNPCやオンラインで遊んでいるプレイヤーをNPCとしてPTに参加させられるのですが、NPCにも武器防具の耐久度が設定されているのとLvが一切上がらない事で使い捨てる意外に道がない。育成要素があるとか武器防具が修理できるといった救済措置があればNPCに愛着も沸くのですが。言い方は悪いですが現状ではただの消耗する駒としてしか見られません。
■トレハン要素とLv制限
宝箱から出る武器防具にランダムで能力が付与され、それに一喜一憂するという無限の遊び要素がLv制限で台無しになっています。基礎能力+付与能力になってますがガンガンLvが上がってしまうため、少し前にゲットしたいい武器よりも今手に入れた微妙武器の方が強いなんてのもザラです。Lv99から本当のトレハンがスタートしますがそこまではそれなりの時間を要するため、お腹いっぱいになってしまう人も居るんじゃないでしょうか。
COMMENT
待望のベルトスクロールアクションRPG
完成度としては高めであると思うが、痒いところに手が届いていない作品。
次回作が「あれば」非常に期待の持てる作品に仕上がっていると思う。
何だかんだ言いましたが一通り楽しんでプレイ出来ました。
バグといったバグにも遭遇せず(オンライン周りは多少ゴタゴタしたみたいですが)
昨今の後でパッチで直せばいい的な企業スタイルとは一線を画した「本来の」ゲーム開発を魅せてくれた作品だと思います。
まとめると…続編出るの期待してもいいですかねぇ(チラッ
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
63pt
GOOD!
ソーサレスでストーリーのノーマルを17時間でクリア。
ギルドの依頼は全部クリアしての時間です。
この作品のためにVITAを発売日に買ったので、長いこと待たされました…。
美しい2Dグラフィックは当然ですが、世界観が最高ですね。
巨乳、ガチムチなど、尖ったビジュアルのイラストも好感が持てます。
この時代にベルトスクロール風のゲームを出してくれたのは素直に嬉しい。
BAD/REQUEST
グラフィックが一番で、シナリオとアクションは二の次。システムもあと少し改善すればよくなる点がいっぱいあるのに残念感。ダルい周回(別キャラ)プレイも健在。
他の方がおっしゃってましたが、ベルトスクロールアクションと考えればボリュームはあるのですが、ノーマルでは難易度が低すぎてアクションゲームをやっている気になれません。(ファイナルファイトの2面でコンティニューする人間が、ノーコンティニューでクリアできました)
世界観的にはRPG寄りなのですが、薄くて盛り上がらないシナリオ、使い捨てのNPC、次探索でゴミ化するSレアなど、RPGとしてみると残念な出来。
その辺りを改善したパッチ、バージョンアップ版、あるいは続編を熱望したいですが、続編を作るような会社じゃないので望みは薄そう。
COMMENT
出来を一言でいうと、「良くも悪くもヴァニラウェア」でしょうか。
プリンセスクラウンのころから、あまり進化を感じられません。
正直、フルプライスでは厳しいけど一度は手にとって欲しい作品。
そんな一本です。
ソニーが拾って続編つくってIPとして育ててくれたらと、開発者の意に反した夢を見てしまいます。
このまま終わって欲しくないなあ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 1pt |
56pt
GOOD!
・グラフィック
さすがはヴァニラウェアのお家芸、非常に美麗なグラフィックに魅了されます。
ゲーム内のクエスト終了後にも様々な絵師によるグラフィックが観れるのですが、そちらも各々に魅力があり感心しました。
・熱中度&爽快感
ベルトスクロールアクション+RPGと非常にとっつき易いジャンルであり、1ステージがだれない程度の長さで次に次にと進めたくなる、その気持ちの煽り方はゲームデザインの面からもさすがだと思いました。
キャラクターのスキルを育て、苦戦していたモンスターの集団や巨大ボスを蹴散らせるようになったときにはなんともいえぬ爽快感がありました。
・オールド向け要素
テーブルトークRPGやWizardryといったコンピューターRPGなどなど、昔からのゲーマーにはニヤリとできる要素もあり、その点も楽しめる要素だと思います。
BAD/REQUEST
・オリジナリティ
ストーリーもさることながら、ゲーム全体を通してキャラクター、モンスター、システム等々どこかで見たようなものが多く、ドラゴンズクラウンならでは、といった要素は非常に少なかったように感じます。
・グラフィック
非常に美麗ではあるのですがそれが災いしてか、プレイ中に乱戦状態になると自キャラを見失ってしまいます。同キャラが多いとその傾向が顕著です。
敵との軸が合っているか判別しづらいのもベルトスクロールアクションとしてはBADだと思います。
・オンライン要素
基本的にランダムに選択したステージでたまたまそこにいた人と共闘するという内容であることに加え、簡易チャットやルームといったものも無く、如何せんCPUとプレイすることとの違いが私には見出せませんでした。
・ハック&スラッシュ要素
数多の敵をなぎ倒し、数多のアイテムの中から一握りのレアアイテムを手に入れることがハック&スラッシュゲームの醍醐味だと思っています。
しかしながらこのゲームにおいてはレア度よりもPCの現レベルに依存したアイテムのレベルが非常に重要であるため、「ハック&スラッシュとしての熱中度」は低いと言わざるを得ません。
(アイテムレベルを撤廃し、ノーマルではレアBまで、ハードでレアAまで、インフェルノでようやくレアSが入手できるようになるといったデザインであれば個人的には納得だったと思います。)
・右スティック
アイテム捜索から魔法の発動、イベントの発生に至る様々な要素に関わってくる右スティック操作ですが、煩わしさが募り、最後にはあまり使用していなかったように思います。
・ナレーション
町の施設の出入りのたびに同じことを何度も言わせる必要は無いのでは?
単純に不愉快でした。
COMMENT
プレイ当初の熱中度は大変なものがあり、手放しにお勧めできる名作と感じていたのですが、プレイ時間が延びるにつれ全体的な粗が目立つようになり、正直あまり薦められないかな・・・という印象です。
熱中するにはボリュームが少なすぎた!というのが最終的な私の感想です。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-10-06
でも、レビューにもある通り何周もおんなじマップだったり、色違いキャラが入り乱れると、どれが自分かわからなくなります。
でも一人でやれば楽しいよ。
GOOD!
・グラフィックの点においては細かいところまで作られており、ファンタジーな世界観を大切にした絵画のようなデザインと演出は素晴らしいものでした。2Dグラフィックを売りにしているだけのことはあります。
・インストール機能があり、快適にプレイできました。特にロードが長すぎるといったことはありませんでした。
・オンライン時も手軽で簡単。接続する時間もさほど長くはないです。
BAD/REQUEST
・ボリュームの少なさとバリエーションの少なさが目立ちます。ステージ数も少ないため同じステージを何回もまわることになり飽きは早そうです。敵の種類も少ないです。
キャラクターにおいてはスキルも多いとは言えないので育成の楽しみも少ないかもしれません。
なので熱中度は低めだと思います。
・奥行きがあるが遠近感がないため敵とプレイヤーの軸がわかりにくいです。
・ゲームマスターのナレーション演出は正直微妙でした。ナレーションにより独特の世界観はでているのですが、本編ストーリーでは淡々とナレーションが進むため共感や感動などもなく、店など出入りするたび同じセリフを繰り返すので不快に思う人は少なくはないと思います。
COMMENT
絵画的なグラフィックに惹かれて購入。グラフィックの良さが光った作品でした。十分楽しめるゲームですが、物足りなさも残るゲームでした。実に惜しいゲーム。
作業的になりやすいので作業要素が苦手な人は要注意。