Amazonレビュー
レビュー者: シーリング剤
レビュー日: 2013-09-28
レビュー日: 2013-09-28
このゲームの肝である戦闘について
説明書、チュートリアルでは理解できない要素が多く、多くのプレイヤーがガードを固め、ターン制の戦闘のように相手の攻撃を防ぎきるのを待って攻撃するような単調な戦闘になってしまっています。
敵から吹き飛ばし攻撃を、飛ばされている間ならジャンプボタンで受け身ができる。
そんな基本的な事さえ説明書にはありません。
また、
・ジャンプからのコンボ>地上コンボ(打ち上げ)>ハイジャンプ>空中コンボ>空中投げ>追い打ち
・相手のコンボをガード>ステップ回避>反撃
・相手のガードを固めて投げハメ
・特定のコンボをジャンプボタンでキャンセル
など、アクションゲームとして出来ることは少なくないのですが、それを全く手探りの状態で見つけないといけないので、非常に不親切です。
しかも、そういったアクションができると最初から想定して調整しているためか、慣れないうちはスムーズな動きができずキャラクターの動きは単調でモッサリ。ストレスがたまります。
慣れてしまえば爽快なアクションゲームになり得るため、説明不足な点が非常に勿体ないです。
試行錯誤しながら各キャラの性能を引き出す事は楽しいのですが、もう少し丁寧にアクションパートの説明を入れるべきではなかったのでしょうか。
ストーリーやキャラクター、世界観について文句はありません。
ロードはインストルーすればあまり気になりません。
:クリア後追記
ストーリーやキャラクターの会話は楽しかったのですが、短く、とにかく消化不良でした。
続編に繋げたいためか、根本の解決や真相の究明が甘く、まるで打ち切り漫画のような最後で辛いです。
武器は敵からドロップした武器を適当に強化していけばラスボスはおろか、エクストラダンジョンでも問題なく使えます。
属性の追加による効果はあるのですが、雑魚敵は追加効果が出る前に即死、ボスは一部を除き効果が出ないなど有用性に欠けます。
アクションパートは、終始主人公が圧倒的な強さを発揮し、中盤以降は姫戦闘はもちろん激乱戦、超乱戦も交代不要の無双になります。
ラスボスは固く攻撃力があるだけで、アクションを必要とする要素が乏しく「ガードを固めて殴ればいい」という結論に、それまで培ってきたコンビネーションやテクニックを真っ向から否定されました。
エクストラダンジョンは、回復と毒消しなどの状態回復薬を主人公に持たせておけば問題なくクリアできます。
敵の種類の少なさも問題ですが、戦闘エリアのギミックの少なさは致命的で、最初の森で落ちてくる木の実、火山地帯の熱気が出ていくる穴くらいのもの。雪山や砂漠、森林や遺跡、幽霊船などのエリアの違いは背景だけです。
結論
面白い。でも、精々2500円で販売するレベル。
全てにおいて中途半端で説明不足、作り込みが甘くてやり込む意欲が湧かない。
ストーリー、キャラクター、システムの潜在的なポテンシャルは有るので惜しい作品。
続編が出るとしたらぜひ作り込んで出して欲しい。
説明書、チュートリアルでは理解できない要素が多く、多くのプレイヤーがガードを固め、ターン制の戦闘のように相手の攻撃を防ぎきるのを待って攻撃するような単調な戦闘になってしまっています。
敵から吹き飛ばし攻撃を、飛ばされている間ならジャンプボタンで受け身ができる。
そんな基本的な事さえ説明書にはありません。
また、
・ジャンプからのコンボ>地上コンボ(打ち上げ)>ハイジャンプ>空中コンボ>空中投げ>追い打ち
・相手のコンボをガード>ステップ回避>反撃
・相手のガードを固めて投げハメ
・特定のコンボをジャンプボタンでキャンセル
など、アクションゲームとして出来ることは少なくないのですが、それを全く手探りの状態で見つけないといけないので、非常に不親切です。
しかも、そういったアクションができると最初から想定して調整しているためか、慣れないうちはスムーズな動きができずキャラクターの動きは単調でモッサリ。ストレスがたまります。
慣れてしまえば爽快なアクションゲームになり得るため、説明不足な点が非常に勿体ないです。
試行錯誤しながら各キャラの性能を引き出す事は楽しいのですが、もう少し丁寧にアクションパートの説明を入れるべきではなかったのでしょうか。
ストーリーやキャラクター、世界観について文句はありません。
ロードはインストルーすればあまり気になりません。
:クリア後追記
ストーリーやキャラクターの会話は楽しかったのですが、短く、とにかく消化不良でした。
続編に繋げたいためか、根本の解決や真相の究明が甘く、まるで打ち切り漫画のような最後で辛いです。
武器は敵からドロップした武器を適当に強化していけばラスボスはおろか、エクストラダンジョンでも問題なく使えます。
属性の追加による効果はあるのですが、雑魚敵は追加効果が出る前に即死、ボスは一部を除き効果が出ないなど有用性に欠けます。
アクションパートは、終始主人公が圧倒的な強さを発揮し、中盤以降は姫戦闘はもちろん激乱戦、超乱戦も交代不要の無双になります。
ラスボスは固く攻撃力があるだけで、アクションを必要とする要素が乏しく「ガードを固めて殴ればいい」という結論に、それまで培ってきたコンビネーションやテクニックを真っ向から否定されました。
エクストラダンジョンは、回復と毒消しなどの状態回復薬を主人公に持たせておけば問題なくクリアできます。
敵の種類の少なさも問題ですが、戦闘エリアのギミックの少なさは致命的で、最初の森で落ちてくる木の実、火山地帯の熱気が出ていくる穴くらいのもの。雪山や砂漠、森林や遺跡、幽霊船などのエリアの違いは背景だけです。
結論
面白い。でも、精々2500円で販売するレベル。
全てにおいて中途半端で説明不足、作り込みが甘くてやり込む意欲が湧かない。
ストーリー、キャラクター、システムの潜在的なポテンシャルは有るので惜しい作品。
続編が出るとしたらぜひ作り込んで出して欲しい。
GOOD!
●オリジナリティー
基本は横スクロールのアクションゲームですが、敵味方双方が部隊を率いて戦う「激乱戦」、部隊を率いて大型モンスターと戦う「超乱戦」という独自ルールの戦闘があります。レベルが上がってしまうとレベル差でどうにでもなってしまうのですが最初の内はうまく状況見て戦う必要があるので単調な作業にならないあたりが良かったです。
プレイアブルキャラは10人、戦闘には3人まで連れていくことが可能です。一緒に戦闘に参加することでキャラ同士の好感度が上がり追い打ちなどのサポート攻撃が発生するなどの要素もあります。自分の扱いやすいキャラで固めるか、あえて1人固定で追い打ち目当てで選ぶかなどプレイヤーのスタイルが表れるようなシステムも好印象です。
●グラフィックス
キャラもよく動くし背景もしっかり作られてる。2Dグラのゲームではかなり出来が良いと思います。
●サウンド
BGMは世界観やそれぞれの場面に合っていて特に違和感は無かったです。超乱戦のBGMがテクノポップ調のボーカル曲なのですが結構イイ感じだったと思います。イベントはフルボイス、早見沙織さんがアホの子を演じるのが新鮮な感じがしました。
●熱中度
ミッション一つ一つの長さはそれほどでもなく、キャラのレベルも上がりやすいのでレベル上げなどの作業をしなくてもサクサク進みます。全キャラ平均的にレベルを上げようとか考えだした場合はその限りではありませんが。
BAD/REQUEST
●快適さ
終盤になってくると戦闘中にフリーズが起きやすくなります。特に激乱戦と超乱戦が頻度が高いです。どちらも画面内で多くのキャラが動くので処理が追いつかないんだと思います。
○素材集め
素材を集めて武器を進化させるなどの狩りゲー的な要素もあるのですが、仕様がそれを前提とした作りになっていません。同じ敵キャラでも戦闘の難易度によって別の素材をドロップするのですが、戦闘には難易度の表記はありませんし戦闘で得られる固定報酬などの表記もありません。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
全キャラLV99と全キャラ好感度MAXがかなり作業になります。全ての戦闘でSランククリアするのは1種目よりも2週目を推奨。オントロは無し、プラチナ獲得に要した時間は25~30時間程度でした。
◆総評・感想など◆
PSnowでプレイ。
日本一ソフトウェアのゲームは好きなのですが自社開発ではないという理由でスルーしてた作品です。過去の外注作品は大概クソゲー扱いなのでこのゲームも同じ道を辿るかと思っていたのですが予想に反して割と出来の良いゲームでした。フリーズの問題こそあるもののもっと評価されてもいいゲームだと思います。