オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 1pt | 3pt | 5pt | 2pt |
58pt
GOOD!
●快適さ
ロード時間はほとんどなく、ストレスを感じずに遊べる。
マップ移動はカーソルを合わせるだけなので迷うことがない。
新しいイベントがあると、「!」マークが表示されるので、すんなり進める。
その他メニュー画面の操作とか、無駄なラグがなくサクサク感がある。
●世界観
ファンタジー好きな方は楽しめると思います。
ダンジョンの細かい作りも、探検してる感がでておもしろい。
●戦闘・ダンジョン
ネプテューヌと同じテイスト…といったら伝わるだろうかw
マップが表示されるので、取りこぼしがないような作りになっている。
敵シンボルが表示される。シンボルアタックで戦闘が有利にすすめられる、らしいが、
戦闘有利のメリットがあまり感じられない。
ただ、戦闘中の敵の攻撃中にカット操作ができるので、急ぎたいときは便利。
●カスタマイズ
キャラの強さ(攻撃力・防御力)のステータス振り分けができるので、
好みの戦闘タイプに育てられる。
覚える技も、ポイント振り分け次第で、自由に覚えられる。
●ボイス
サブシナリオやモブキャラとの会話はボイスはないが、
メインシナリオはほぼボイス入りなので、声優好きにも満足できるかと思われる。
●チュートリアル、説明
所々に説明が入るので、全体的にも初心者にやさしい作りとなっている。
BAD/REQUEST
●キャラクター
え…っと、上のGOOD欄で散々良い点を述べたが、
それを払拭できるほどの汚点がこのキャラクター性であるww
主人公含め、始めにでてくるキャラ3人がいるが、
これがマジでムカつくキャラにできあがっている。
まず、主人公のキャラがぶれすぎて、つかみにくい。
みなさんまず、ゲームをするうえでモチベーションが必要になってくると思うが、
操作するキャラが共感持てるかとか、先入観がもてるかが重要だと、自分は思っている。
これを言うと、「こいつゲームにのめり込みすぎだろww」と思われるかもしれないが、
俺、操作キャラと一緒に冒険しているんだー! という感を抱きながらやれるゲームが一番。
最初の登場キャラの3人が会話ごとにイラッときて、モチベーションが下がる。
自分は、途中から会話をすっとばしてましたw
その3人が「本当になんで一緒に冒険してんの?」と思うくらい仲が悪い。仲間意識がない。
●演出
細かい点だが、会話中の演出がおろそか。ネタバレにならない程度の所を指定すると…
飲み物をピアノにこぼしてパーティが台無しになる、というシーンがあるのだが、
演出がお粗末なため、自分はその時プレイしていて「え、何が起こったの?」って
状況をつかむのに数分かかった。
●ダンジョン
ダンジョンに入る前に剣をぶっさすという謎の行動が必要になる。
初回に入るだけで、2回目以降は普通に入れるが、
新しいダンジョンが出てくるたびに、その行為をしないといけないので、めんどくさい。
COMMENT
FFみたいなアクティブタイムバトルではないので、
ゆっくり落ち着きながらプレイできるRPG。初心者にも熱中できると思う。
戦闘の攻撃モーションが丁寧に作られているので、バトルに迫力がある。
操作全体でみると、サクサクできて効率的。
やっぱり最大の問題点は「BAD」欄で書いた通り、キャラクターが共感できないので、
「こういうキャラもいるんだな」と寛容な気持ちを持てる人はスルーできるかもw
おそらく、イラストもネプテューヌと同じ人だと思われる。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt | 4pt | 0pt |
56pt
GOOD!
プレイ時間は26時間だが、稼ぎプレイをしなければ必要な時間は20時間前後。
アイディアファクトリー製としては良質だが、一般的な良作と比べると物足りなさばかりが残るので注意。
■快適性・ロード
戦闘のモーションをスキップ可能なおかげで、雑魚戦が1戦10秒で終わる。
インストールすればロードも一瞬で、稼ぎプレイは捗る。
■キャラクターのモデリング
女キャラは総じて可愛い。本当に可愛い。
アクセサリを変えては眺め、変えては眺め。
■シナリオ
個人的に前半部分は苦痛だったが、中盤からは話が盛り上がり終盤まで惹きつけられる。
主人公の熱い成長を感じる内容で中盤からはお薦めできる。
■音楽
FFの植松さん作曲という触れ込みだが、実際に作曲したのは1曲。
しかし、それでも全体的に雰囲気のある曲が多く、フェアライズ(変身)など歌付きの音楽以外にも熱さを感じる良曲は多いと思う。
■自由に配分できる自由度の高い成長要素
レベルが上がればステータスも上がるが、レベルとは別にWPを消費してステータスやスキルを習得できる。
ステ関連では物理攻撃、物理防御、魔法攻撃、魔法防御、攻撃範囲、変身強化、コンボなど、スキル関連は必殺技、魔法、アビリティ、各種武器コンボがあり、限られたポイントで成長させる楽しさがある。
コンボを増やすと剣、大剣、銃、弓、鎌、拳、ランチャーなど攻撃の種類と攻撃回数が増える(フューリーが変化するので武器が増えるわけではない)。
■ゴッドリプロダクト
多数のフューリー(魔法武器)が刺さった女神(もしくは邪神も可能)の封印を解く為に別のフューリーが必要となる。
入手したフューリーに封印のフューリーの力を移す事で封印を解いていく。
『元のフューリーの力』と『封印されていた力』を組み合わせる事でパワーアップするが、一度決めた組み合わせは変える事が出来ないので、組み合わせを考える楽しさがある。
戦闘関連とは別に後述のワールドインフルエンス用の能力もあり、選定が毎回悩ましい。
■ワールドインフルエンス
各ダンジョンの周辺に入手したフューリーを刺す事でボーナス効果を得られる。
経験値アップ、WP取得アップ、ドロップ率アップ、ダメージ2倍などのプラス効果から、SP回復禁止、HP回復禁止などのマイナス効果もある。
基本的にプラスとマイナスのセットなので組み合わせをどうするのかもこれまた楽しい。
ワールドインフルエンスで大地に刺したフューリーは装備する事もレベルを上げる事もできないので、前述のゴッドリプロダクトで大いに悩むことになる。
例えば主人公は火属性のキャラだが、火属性のフューリーにWP取得アップを付けると戦闘で使うか大地に刺すかで……。
■クエスト
討伐クエとアイテムクエスト。
雑魚を討伐していれば勝手に達成していくものも多く、基本サクサク終わるが、特定の敵が落とす(盗める)ものなど調べて狙って行かないといけないものもある。
一つ一つが面白いというよりは、手軽に数をこなしていく楽しさで、レベル上げとWP稼ぎと並行すると止め時を見失う時もあった。
■シュケスーの塔
スペクトラルタワーではないが、大地に剣を刺す毎に階層が伸びていく不思議な塔。
要は景品のある闘技場で、フューリーを一つ入手する事でまた一つ階層が、と地味に楽しみだった。
BAD/REQUEST
■難易度、満足感が低い理由
敵が弱い。このゲーム最大の欠点がこれに尽きる。
雑魚もボスも非常に弱く、苦戦する事は数える程。
基本的に敵の攻撃力が低く全体攻撃も少ないので歯ごたえのある敵というのも居ない。
特に物語の要となる四天王はもっとしっかりして欲しい。
本気を出す発言をされても実際の攻撃はただの弱い単体攻撃で、しかも雑魚敵と同じ姿というのは辞めて欲しい。
戦闘はスキップのおかげで快適だが、RPGとしての楽しさは少ない。
一応状態異常魔法とかもあるが、必要となる敵が居ない。
一回の戦闘を楽しむよりは、サクサク雑魚を倒す事を重視している作りだが、
上を目指す理由がないのでシステム関連の良さを完全に殺してしまう程の欠点。
■キャラクター
序盤はテンプレートな会話ばかりで面白みがなく、中盤の流れの為に前半は完全に話もキャラも捨てている印象。
最終的に主人公とメインヒロイン二人とイロモノ、ラスボスは愛着が沸くが、上記以外の仲間や敵が殆ど無個性。
少なくともあのキャラはどうだったかと何か語れる程個性がない。
■グラフィック
つなこ絵は可愛いが、モヤがかかっているような薄さが気になった。
コンセプトアートがFFの天野喜孝さんだが、特にゲーム中に反映されている気はせず……。
■会話・イベント・フィールドのない作り
街やダンジョンを選択してフィールドがないシステム。
基本立ち絵進行で表情もそこまでパターンがないので、立ち絵が左右に動いたりとかエフェクトがかかったりとか、ADVみたいなイベントばかり。
何よりも最低なのが、戦闘を強制終了→会話→敵のHPが回復して戦闘再開という黄金パターンが何回もある事。
戦闘で楽勝で勝っても驚愕しながら敵に敗北しているのは今どき古臭すぎて脱力する。
■クエスト
大体のはサクサク終わって問題ないが、クエストランクを上げる重要クエが鬼畜。
特定の石を探してこいというが、隠し宝箱の探索や敵から盗む必要があるが、完全に運ゲー。
敵から盗むにも超低確率だったり、何回もエリアに入りなおして隠し宝箱を探しては入りなおして探しては入りなおして。
IFらしいマゾ仕様。
■メニューの操作性
R1L1でキャラ変更、R2L2で必殺技と魔法の切り替えだが、R2L2の操作が不便。
装備画面でも△を押さないとステータスが変化しないのが見えなかったり、全体的にユーザーインターフェースにB級っぽさを感じる。
■シナリオやキャラの粗
色々と突っ込みどころが多い。
基本的に四天王などの敵キャラは個性が死んでいるし、ラスボスが何故ああなったとか、危険な洞窟の最奥に子供がいきなりやってきたり、仲間が一時離脱する理由が最期まで不明だったり、キャラの変貌とか強さとかもなんか全部○○○で解決していたり。
剣の道に生きるキャラが実は○○○の為に働いていたのに、何故か武人として○○したり。
■エンディング数
メインヒロイン二人のエンドとノーマルエンドの三種類はちょっと……。
しかも(現状の暫定)条件が『両方のイベント会話を見ること、片方だけ会話イベントを見る事、両方みない事』のはRPGとしてどうなのかと。
もっと選択肢を積み重ねてとか、終盤に分岐ポイントがあるとか、そういうのが一般的だと思うのだが。
■着せ替え要素。衣装DLCが『無い』事
せっかくのキャラモデルが素晴らしいのに何故か衣装が少ないし衣装DLCがない。
ゲーム中では通常服以外に水着しかないので、非常に物足りなかった。
衣装などのカスタマイズ要素が多ければもう少しやり込みを長く遊んでも良かったと思うのだが……。
COMMENT
ボリュームも少なく、粗のある完成度の作品。
サクサク稼ぎをするのは楽しいし、キャラを成長させる時は良ゲーだなと思ったが、最終的には安っぽさを感じる残念な出来だったと思う。
会話もキャラも薄い、敵が弱いので少し鍛えると面白くなくなる。
せめて敵が強いなら話にも重みを感じられたのだが。
ただIFゲーの中ではシナリオもシステムも一般向けで、息抜きにお手軽快適なゲームをプレイしたいという人にはお薦めできる。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 2pt | 3pt | 4pt | 1pt |
55pt
GOOD!
・セーブ&ロード時間が短い
・会話スキップや戦闘演出短縮などの機能が整っており非常に快適
・キャラクターデザインが可愛い
BAD/REQUEST
・ストーリーが薄く、本編の敵が弱い
・ダンジョン&モンスターの作りが雑・使い回しが多い
・全体的なゲームバランス・構成が雑
・有料DLCが多い
COMMENT
コンパイルハートのガラパゴスRPG第一弾。
基本的にネプテューヌシリーズと同じく、
・セーブ&ロード時間が短い
・会話スキップや戦闘演出短縮などの機能が整っているため、非常に快適
・キャラクターデザインが可愛い
といった長所が挙げられる一方で、
・ストーリー構成が雑で薄く、敵が弱い
・ダンジョン&モンスターの作りが雑で使い回しが多い
などの点は相変わらずの欠点であるといえる。
また本編の敵よりも強いモンスターと戦えるステージ(無料DLC)や、幾つかのトロフィーがやり込み要素として用意されてはいるものの、実質的に有料DLC購入が前提であることに加え、結局はステータスを高くしただけの使い回しモンスター討伐や単なる作業トロフィーである点が残念。
ロード時間やショートカット機能などの点は素晴らしいが、従来のネプテューヌシリーズとの差別化がなされておらず、全体的には雑な出来栄えという印象を受けた。
1週目は30時間程度、2週目は10時間程度でクリア。
60時間程度(有料DLC使用)でプラチナ取得。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-05-16
良かった点は、ネプシリーズの戦闘システムが酷かったのであまり期待してなかったのですが、今作は大進化していました。とにかく、ストレスなく快適にゲームを進められます。コンボや必殺技の演出も派手で、敵をたおした!という爽快感が十分に味わえます。
良くない点は、ゲームが進むにつれ、敵(ボス)が弱体化してること。相対的には強くなっているのでしょうが、こちら側のほうがその上を行ってしまい、いわゆる「俺つえー!」になってしまい、やり込めないです。せっかくの派手な必殺技も、強力なコンボの前では魅力なしです。
また、井上敏樹さん起用ということでシナリオにも期待したのですが、井上さんをどこで使ってるのでしょうか?井上さんのメンツを潰してるのでは?と思うほどの内容。
ソーシャルゲームのように、薄っぺらい内容でもゲームがサクサク進むのなら問題ない、という向きには良いと思いますが、コンシューマー機でRPGと名乗ってる以上、それなりにやり込み要素を期待をするじゃないですか。
残念ながら今作はイマイチでした。ただし、戦闘システムは良かったので、シナリオを練り込んだ続編があれば買ってもいいと思います。
GOOD!
◆快適度
とにかくレスポンスが良く、ロードも短い。暗転画面がほぼ無い。
また技とかもスキップ出来るため、LV上げやお金稼ぎ等に重宝します。
◆戦闘演出
アニメ的な格好良さとスピード感を備えた技演出の数々はこの手ゲームではトップクラスでしょう。
それどころか、大手のRPGとも張り合えるレベルです。
自分にとっては、このゲームの最大の魅力です。
ターン制というシンプルな戦闘ながら、盛り上げてくれます。
ただ一点、技になるとすべての画面表示が消えるのですが、全部の技でこれをやられると、特別感が無くなるので、これは最強技のみで良いと思いました。
◆キャラクターイラスト
綺麗ですし、可愛いですね。好みにもよると思いますが、一役買っていると感じました。
ちなみに、キャラ絵に反してストーリーは割りと普通です。良い意味で。
◆音楽
特に、久々に戦闘曲(後半)で植松節が聴けて嬉しかったです。
全曲植松氏ではないですが、戦闘やメインテーマを担当していて、印象に残っています。
◆キャラクターグラフィック
キャラ絵を再現したポリゴンキャラは良かったです。ただ・・(以下BADへ
◆PS3で出した
何それ?と思われそうですが、これ重要です。
多分他のメーカーなら(大人の事情で?)PSPとか携帯機で出したがるでしょう。
でもPS3で出した。しっかりとじっくり楽しんでほしいという現れでは無いかと思っています。
BAD/REQUEST
◆グラフィック
キャラ絵を再現したポリゴンは良いのですが、背景がかなり荒いです。レベル的にはPS2クラス。
それなのに、全編15fpsというカクカク動作に加え、720pでの解像度。
グラフィックスタッフもさることながら、プログラム技術の浅さを感じます。
この映像でPS3なら、1080p、60fpsが出せるレベルですよ・・
◆音楽演出
音楽がよくても使いどころを間違っては元も子もない・・
戦闘中のフェアライズと呼ばれる強化変身、変身時のみ使える必殺技、この度に音楽が変わるという落ち着きの無さ。
最悪なのはイベントボスや、ラストで良い音楽で盛り上がってるのに、変身すると専用の歌が掛かるという残念仕様。
雰囲気ぶち壊しです。
仕方ないので変身しないで戦う事もありました。
某アト◯エでも同じような状況ですが、最近の流行りなんでしょうか・・
◆効果音
続いて音関連でもう一つ、効果音。
5.1chに対応しているので、とりあえずリアチャンネルから音出しました(後ろのスピーカーからは音は聞こえる)、にはなってるんですが、あまり効果的とは言えず・・
さらに軽い・・悪くはないけど、薄っぺらい。
特に技は格好いいのに効果音が軽いと、非常にもったいない。
◆ストーリー展開が強引
ほとんど、謎かけがないまま、何故か途中から伏線っぽものを回収して最後にとりあえず収めました感満載のストーリー。元々あまり期待はしてなかったですが、うーんなんというか残念。
◆イベントシーンの殆どが立ち絵
全編を通して、ムーピーシーンは皆無、ポリゴンで展開するリアルタイムイベントシーンは数シーンほど、もうちょっとがんばってほしい。
◆世界が狭い
うーんとにかく狭い。あと世界観も狭い・・
COMMENT
まず、すごい個人的意見なんですが、完全新作のRPGとしてPS3で出したことを評価したいです。
最近はとにかく保守的で据置機は軒並み、移植やHDリマスターのオンパレード、新作は携帯機に走る業界傾向がありますが、PS3で完全新作を出したということはしっかりと遊んでほしいという現れかと。
しかも恐らく据え置き機としてはかなりの低予算だと思われますが、その中で頑張った感をヒシヒシと感じます。
ゲーマー層よりはアニメ・キャラクターが好きな層に特にお勧め。ライトノベルのファンタジーモノの雰囲気が味わえます。
快適度も高いので、ストレス無く遊べると思います。
長さも30時間程度と最近のRPGとしては短めです。
プレイ環境:55inchプラズマTV、音声は5.1chスピーカーへ接続