オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt |
82pt
GOOD!
まず上げられるのはやっぱりキャラの可愛さだと思います。女の子キャラがとりあえず可愛いので衣装変更や小物を変えることで自分の好きなキャラを好きな格好に出来るのはいいかと思います。
ゲームの方は他の方も言ってますがロード時間が短いので快適にプレイできます。またストーリーの方はメインの方はファンタジー色が強いかとおもいきや現実的な部分が多く、面白いと思います。ここは個人的にはとても好きな部分です。
バトルの方は派手な必殺技があり、通常技の方もカッコイイものが揃っていると思います。また、ターン制のバトルなので焦らずに選択肢を選んで攻撃できるのでまったりとした雰囲気で出来るのではないでしょうか。
一方で難易度が低いと言われていますが、現在だとDLCで高難易度のダンジョンレベルの上限の引き上げをやっているので今後の配信状況によってはとても長い時間、遊べるのではないでしょうか。さらにDLCのほうではキャラクターの衣装なども配信するそうなのでキャラの見た目を気にする人も楽しめると思います。
音楽の方はキャラ変身中のBGMがストーリーの進行によって2パターンあるのですが、単純にカッコイイのと世界観にあっているのとあるのでいいと思います。変身シーンも盛り上がりますしね。
BAD/REQUEST
まず、ストーリーの方はスチルが結構少なめだと思うのでたまに状況がつかめないことがあると思います。
ダンジョンのほうはたまに使い回しが目立ちます。
DLCなしだと難易度が低いです。ある程度レベルが上がると必殺技より通常技を連打したほうが単体のボスなんかは早く終わります。
たとえ、ボスに圧勝してもストーリーではギリギリだったぜ…………みたいな雰囲気で進むのでちょっと残念。周回ごとに敵が強くなっていればよかったなと思います。
やりこみ要素が単純にダレてしまうようなものが多くある。
COMMENT
完全に個人的な意見ですがキャラクターがパートナーの妖聖と共に戦うのですが、必殺技のたびに技名を喋ったり、さらにキャラクターと一緒に喋るので仮面ライダーみたい平成仮面ライダー好きの自分にとってとても面白いです。イメージとしては龍騎の召喚機のように機械のように喋ったりとキバットのように軽快に喋ったりします。
ゲーム自体はコツコツとプレイできる人にはオススメなのではないでしょか。
ハマれる人はとことんハマり、無理な人は無理!と言った感じだと思います。自分はまだまだ遊べそうなので楽しいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 1pt |
62pt
GOOD!
◆快適度
とにかくレスポンスが良く、ロードも短い。暗転画面がほぼ無い。
また技とかもスキップ出来るため、LV上げやお金稼ぎ等に重宝します。
◆戦闘演出
アニメ的な格好良さとスピード感を備えた技演出の数々はこの手ゲームではトップクラスでしょう。
それどころか、大手のRPGとも張り合えるレベルです。
自分にとっては、このゲームの最大の魅力です。
ターン制というシンプルな戦闘ながら、盛り上げてくれます。
ただ一点、技になるとすべての画面表示が消えるのですが、全部の技でこれをやられると、特別感が無くなるので、これは最強技のみで良いと思いました。
◆キャラクターイラスト
綺麗ですし、可愛いですね。好みにもよると思いますが、一役買っていると感じました。
ちなみに、キャラ絵に反してストーリーは割りと普通です。良い意味で。
◆音楽
特に、久々に戦闘曲(後半)で植松節が聴けて嬉しかったです。
全曲植松氏ではないですが、戦闘やメインテーマを担当していて、印象に残っています。
◆キャラクターグラフィック
キャラ絵を再現したポリゴンキャラは良かったです。ただ・・(以下BADへ
◆PS3で出した
何それ?と思われそうですが、これ重要です。
多分他のメーカーなら(大人の事情で?)PSPとか携帯機で出したがるでしょう。
でもPS3で出した。しっかりとじっくり楽しんでほしいという現れでは無いかと思っています。
BAD/REQUEST
◆グラフィック
キャラ絵を再現したポリゴンは良いのですが、背景がかなり荒いです。レベル的にはPS2クラス。
それなのに、全編15fpsというカクカク動作に加え、720pでの解像度。
グラフィックスタッフもさることながら、プログラム技術の浅さを感じます。
この映像でPS3なら、1080p、60fpsが出せるレベルですよ・・
◆音楽演出
音楽がよくても使いどころを間違っては元も子もない・・
戦闘中のフェアライズと呼ばれる強化変身、変身時のみ使える必殺技、この度に音楽が変わるという落ち着きの無さ。
最悪なのはイベントボスや、ラストで良い音楽で盛り上がってるのに、変身すると専用の歌が掛かるという残念仕様。
雰囲気ぶち壊しです。
仕方ないので変身しないで戦う事もありました。
某アト◯エでも同じような状況ですが、最近の流行りなんでしょうか・・
◆効果音
続いて音関連でもう一つ、効果音。
5.1chに対応しているので、とりあえずリアチャンネルから音出しました(後ろのスピーカーからは音は聞こえる)、にはなってるんですが、あまり効果的とは言えず・・
さらに軽い・・悪くはないけど、薄っぺらい。
特に技は格好いいのに効果音が軽いと、非常にもったいない。
◆ストーリー展開が強引
ほとんど、謎かけがないまま、何故か途中から伏線っぽものを回収して最後にとりあえず収めました感満載のストーリー。元々あまり期待はしてなかったですが、うーんなんというか残念。
◆イベントシーンの殆どが立ち絵
全編を通して、ムーピーシーンは皆無、ポリゴンで展開するリアルタイムイベントシーンは数シーンほど、もうちょっとがんばってほしい。
◆世界が狭い
うーんとにかく狭い。あと世界観も狭い・・
COMMENT
まず、すごい個人的意見なんですが、完全新作のRPGとしてPS3で出したことを評価したいです。
最近はとにかく保守的で据置機は軒並み、移植やHDリマスターのオンパレード、新作は携帯機に走る業界傾向がありますが、PS3で完全新作を出したということはしっかりと遊んでほしいという現れかと。
しかも恐らく据え置き機としてはかなりの低予算だと思われますが、その中で頑張った感をヒシヒシと感じます。
ゲーマー層よりはアニメ・キャラクターが好きな層に特にお勧め。ライトノベルのファンタジーモノの雰囲気が味わえます。
快適度も高いので、ストレス無く遊べると思います。
長さも30時間程度と最近のRPGとしては短めです。
プレイ環境:55inchプラズマTV、音声は5.1chスピーカーへ接続
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 1pt |
45pt
GOOD!
発売当初に購入していたにもかかわらず放置していたのですが、PS4などでリニューアル版が出ているのを見て思い出し、取り敢えず2周クリア、ヒロイン二人のエンディングとイベントスチル等コンプリートしての感想です。
良かった点は、まずキャラ絵の可愛さ、カッコよさ。自分は絵師さんにまでは興味がないので誰が描いてても良いのですが、完成された綺麗な絵にはやはり引き付けられます。ただ、ぱっと見ギャルゲー一歩手前なので、当然好みは分かれるでしょうし、開き直ってる人以外、店頭購入にはそれなりの根性が必要でしょう。少なくとも万人向けでは・・・ないですね。(ちなみに自分は開き直ってるタイプです)
ゲーム内のイベントシーンもほぼ全て立ち絵で進行していくので、絵が好きでないと辛いです。ただ、その絵が全くの静止画ではなく、微妙に動いているのは良かった。呼吸に合わせて肩が上下したり、髪が揺れたり、巨乳さんの胸が弾んだり・・・わずかな動きですが少し心意気を感じる部分ではありました。
次にスキップ機能の充実。イベントもバトル中の演出もほぼすべての場面をL2ボタンでスキップ出来るので、2周目なんかは2、3時間もあればラストダンジョンまで到達できます。
(まあ、裏を返せばボリューム不足ということですが)
なので雑魚戦なども繰り返しサクサクこなすことが可能ですし、ロード等も早いので、その辺りでストレスを感じることはほぼないでしょう。ただ、あまりスキップしすぎると「ゲームをプレイしている」という感覚までスキップされてしまうので、そこは塩梅を考えて。
最後に、フリーズ等のバグがなかった事。当たり前の事のようですが大事です。スムーズさに関しては優秀だったと思います。
ただバグっつーか、ミスや調整の甘さは多々見受けられるので、後述のBAD欄で遠慮なく記述します。
BAD/REQUEST
悪かった点 ハッキリ言って多いです。低予算なのは分かります。すごく分かります。ただ、同じ値段で売ってる以上、「どうせ〇〇社の作品だから」と妥協や色眼鏡で評価したくはないので、指摘したい事は指摘します。
まず、RPGで最も重要なストーリー。
駄目です。糞です。情状酌量の余地もありません。いや、もう・・ね・・・。世界観自体はベタながら悪くはないです。入り込みやすいというか、万人向けのシンプルなファンタジー設定。ただ、展開、オチ、台詞、キャラ各々の背景など…全てにおいて稚拙と言うか、B級にもならないというか・・・。特にラスボスの支離滅裂振りにはもう・・・全く付いていけません。理解不能。
書き込みたいところですがネタバレになるので。ならない程度で別の部分での一例を挙げるなら・・・
邪神復活には邪神の血を引く「女」の血が必要、と散々引っ張る⇒そして儀式中。いや、邪神腹減ってんで男でもノープロブレムみたい。 おい。
奴にも何か事情があるのだろう。ラストまで行けばスッキリするだろう、と思っていたが、説明も何も一切無く、ただただ訳の分からなさが残るだけ。
そもそも戦争や貧困に窮している世界という訳でもないのに、世界平和の為に女神(ラスボスにとっては何故か邪神)の復活が必要と言われても、この世界で誰が困ってんのかがいまいち伝わらない。(記憶のないヒロインくらい?)街の人々も平和そのもの。
邪神の血を引く一族が悪巧みをしている的な話はあったが、おそらくヒトが誕生する以前の、はるか昔に封印された邪神の「血を引く」って、そもどういう事?邪神に息子でもいたのか?じゃあそいつはどうなった?はるか昔からこの一族は延々どこで何してきたの?
やや突っ込みすぎかもしれないが、世界観の背景的設定も正直穴だらけ。ただそこに「ある」というだけ。つまり「点」があるだけで「線」になってない。
女神を封印している剣を全て抜いてもまったく何もない。ストーリーにもエンディングにも一切影響無し。
そしてそのストーリーを彩る(?)キャラクターたち。個性的なのはいいが、主人公がいまいち掴みづらい。怠惰なのか熱血なのか、ガキっぽいのか悟ってんのか。瞬間的に熱くなったかと思えば、語彙が小学生レベルの暴言を平気で味方にはくので好みが分かれやすい。日常シーンはコメディにしたいのだろうが、声を出して笑うほどのものはなく、ライターのセンスが窺える。
メイン以外は空気になりがちで、仲間になる理由も浅い。終盤〇〇〇死んでも名前叫ぶだけでドライ。
ナルシストが多いのも気になるところ。「俺はカッコいい」「俺は強い」「私は可愛い、美しい」とメイン三人がそれなのでゲンナリする。
進め方も単調の一言。情報屋に妖聖のありかを「金を払って」聞く⇒ダンジョン攻略⇒ボス戦の繰り返し。ほぼそれ。
「お前ら発信機でも付けてんのか!?」と思うほど、毎回都合よくダンジョン奥に現れる敵幹部。
展開も急すぎて付いていけない。
てか、ただダンジョンに行くだけなのに、毎回拝金主義の糞餓鬼に金をふんだくられるって何なんだ。最初は額も可愛いものだが、終盤には万単位で要求され、いい加減このキャラにイラついてきたところに、ラスト寸前でまさかのパーティイン。お金を集めるのに何か深い理由があるのかと思いきや、それも一切無し。ただホントに金が好きなだけ。んなのに愛着なぞ湧くか!
そして、後半に仲間になるキャラのレベル差がひどい。補正なども一切無し。特にWPという、いわゆるキャラ強化の為のポイントが少なすぎる。増えていくキャラ毎にいちいちポイント稼ぎをするのは面倒極まりない。(自分は最後の三人くらいはもう育成断念)
ただ育成などしなくてもクリアは出来ます。他の方も書いてますが難易度が低い。てか低すぎてやり応えがない。ボスにもまったく苦戦せず、戦略性の欠片もない。どの敵が出てもほぼ一緒、通常技のコンボ連打で勝ててしまう。属性魔法や状態異常魔法の使い所も皆無で、範囲技をザコ掃除に使うくらい。
一応「シュケスーの塔」という場所で強い敵と戦う事は出来るが、ステータスいじっただけの同じ敵なので楽しくは無く、勝利報酬もしょぼいので意欲が湧かない。DLCでも同じ。勝つにはこちらのレベルを只管に上げるしかない。けど普通そこまでしない。
ボス戦がちょくちょく中断されるのにも腹が立った。こっちが圧倒してんのにイベントシーンでは劣勢状態。流れ的にも気持ち的にも著しくテンポを崩す。
3Dのモデルは可愛いが、アクションの滑らかさは無い。攻撃モーションも同じものが多くすぐ飽きる。最後に覚える技ですらエフェクトが違うだけでモーションは同じ。武器変化は複数あるが全キャラ同じなので個性がない。せめて得意武器にはキャラ固有の技があるべき。リニューアル版では追加されてたりするんでしょうか。
あとフェアライズ(バトル中の変身)はワンボタンで出来るべき。R2空いてるだろ。
ダンジョングラはPS2レベル。使い回しも多い。
妖聖を無理に喋らせようとして、見た目と全く合っていない不自然なものが何体かいる。
クエストランクを上げるためのアイテム収集がめんどくさいの一言。やってられるか。
合成もひどい。
例えば、最も初歩的なアイテム「毒消し」を合成するのに必要な素材は、「万病草の新芽」と「綺麗な花」というのがそれぞれ3つずつ。で、クリア直前にその素材の所持数を確認してみると(一回も合成には消費していない) 万病草の新芽7つ、綺麗な花が8つ・・・誰がそんな希少なアイテム使って毒消しなぞ作るか! 100円で買えるわ!
そして、全ての状態異常を回復する「万能薬」というアイテム。合成するにはさぞ珍重な素材が必要なのだろうと思いきや、要する素材は、「毒消し」「しびれ消し」「のど飴」が各一つずつ・・・・・・店で買えんじゃねーか!! バランスがめちゃくちゃ。誰かおかしいと思わなかったのか。この合成というシステムを活用することはほとんど無かった。てかアイテム自体活用する機会がほとんどないけど・・・。
声優には興味がないので個人的にはどうでもいい。ただ、キャラと声は合ってたし、棒読みとかもないのでその辺は安心。
バトル中にBGMがころころ変わるのは・・・自分はあんまりどうでもよかったが気になる人は気になると思う。特にボス戦専用の曲が聴きたい人は、わざと変身しない等の縛りが必要。ア〇リエのように自由に設定できれば問題なかったのに。それは求めすぎか・・・。
UIにも微妙に不便さが目立つ。例えば、キャラ切り替えはL1,R1なのに、妖聖の切り替えはスティック(方向キー)左右、アイテム欄の切り替えはL2,R2とばらばらで、慣れるまで混乱する。
あと、キャラによっては絶対覚えられない技があったり、攻撃時のSEが微妙だったりetc.etc・・・きりがない。
COMMENT
BADをさんざん書きましたが、一応2周クリアはしてるし、RPGとして、ゲームとして破綻しているという程ではありません。ストーリーや細かい部分が気にならない心の寛容な人が気軽にプレイする分には全く問題ないと思います。
ただ、同じ値段を払うのなら(今はもう新品でも安くなってるかもしれませんが)もっとしっかりした作りのものは他にもあるので、多くの人に胸を張ってお勧め出来るとは言い難いところです。リニューアル版も出ているので、そちらでいくらか修正や改善がされていれば化けている可能性もありますが、自分はそっちまで買ってもう一回プレイしようとは思いません。不満点はどうしても記憶に残ってしまいますね。
でももし続編をまた据え置きで出してくれるなら、期待半分、次も買おうかなと思ってしまっているのが不思議なところです。
長々と失礼しました。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-05-16
良かった点は、ネプシリーズの戦闘システムが酷かったのであまり期待してなかったのですが、今作は大進化していました。とにかく、ストレスなく快適にゲームを進められます。コンボや必殺技の演出も派手で、敵をたおした!という爽快感が十分に味わえます。
良くない点は、ゲームが進むにつれ、敵(ボス)が弱体化してること。相対的には強くなっているのでしょうが、こちら側のほうがその上を行ってしまい、いわゆる「俺つえー!」になってしまい、やり込めないです。せっかくの派手な必殺技も、強力なコンボの前では魅力なしです。
また、井上敏樹さん起用ということでシナリオにも期待したのですが、井上さんをどこで使ってるのでしょうか?井上さんのメンツを潰してるのでは?と思うほどの内容。
ソーシャルゲームのように、薄っぺらい内容でもゲームがサクサク進むのなら問題ない、という向きには良いと思いますが、コンシューマー機でRPGと名乗ってる以上、それなりにやり込み要素を期待をするじゃないですか。
残念ながら今作はイマイチでした。ただし、戦闘システムは良かったので、シナリオを練り込んだ続編があれば買ってもいいと思います。
GOOD!
なんといってもキャラの可愛さに尽きます。つなこ氏のデザインするキャラは万人が可愛いと思えるんじゃないでしょうか。キャラクターは最初から最後まで可愛いのでキャラ目的で買っても十分満足出来ると思います。
しかし一見キャラゲー、萌えゲーな感じがする本作ですがシステムやユーザインタフェースの気合の入れっぷりもかなり凄かったです。丁寧過ぎるくらい徹底されたチュートリアルに見やすい画面レイアウトや構成で、プレイしやすい配慮にはかなり好感が持てました。戦闘も同社のネプテューヌシリーズをより洗練したものとなり、テンポ良く快適な物となりかなり楽しめました。
戦闘以外のシステムもオリジナリティが高く、やりこみも充実した内容となっておりクリア後も楽しめると思います。
ストーリーの方も分かりやすい内容で、ボリュームも20時間ちょっとと人によっては少なく感じる量かもしれませんが自分にはちょうどいい量でした。無駄に長いRPGよりよっぽどマシだと思います。
BAD/REQUEST
なんといっても難易度が低すぎます。特定のお客様用としてゲーマー向けにリリースしたタイトルのはずなのにボスがものすごく弱く、拍子抜けな感じがしました。ライトユーザーを意識したのかもしれませんがそれでも弱かったです。四天王と言う大層な設定を持つボスたちがあっさり倒されて死んでいくのはちょっと味気なかったです。
後、フェアライズをするとBGMが変更されるのですが、通常戦闘なら盛り上がっていいのですがボス戦でも変わってしまうため、せっかくのボス戦BGMをほとんど聞く機会がないままバトルが終わってしまいます。ボス戦BGMも中々いい曲が多かっただけにかなり残念でした。他にもイベントBGMでかなり盛り上がるBGMがかかってたのに戦闘入ったら通常のBGMになって盛り上がりにかけるシーンも多かったのでBGMの使い方が全体的にもったいなかったの一言に尽きます。
またターゲッティングが少しわかりにくかった気もします。ターゲッティングしてる敵は赤く点滅するのですが移動範囲のサークルと被るため見難くよく攻撃する敵を間違えることが起きました。
後、ネプテューヌシリーズからそうなのですが全体的にフレームレートが低い気がします。
多分処理落ちなんでしょうけどこれのせいでせっかくの戦闘シーンがカクカクになったりするので魅力が半減してしまうのが非常に残念でした。
COMMENT
ガラパゴスRPGと銘打って初めからユーザーを限定して販売した姿勢は正解だったと思います。少なくとも「特定のお客様」の方は満足出来ると思いますw
しかしそれでも万人が気軽にプレイ出来るくらいシステムやユーザビリティが徹底されていたので一般層のユーザーにも受けられる作品だと思います。
とりあえずグラフィックは萌えRPGの頂点と言ってもいいくらい素晴らしい出来なのでパッケージ絵に釣られて買っても十分満足できると思います。
可愛いキャラが出るゲームがやりたい人や手軽なRPGを楽しみたい人には是非オススメしたい作品でした。