オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 1pt |
85pt
GOOD!
なんといってもキャラの可愛さに尽きます。つなこ氏のデザインするキャラは万人が可愛いと思えるんじゃないでしょうか。キャラクターは最初から最後まで可愛いのでキャラ目的で買っても十分満足出来ると思います。
しかし一見キャラゲー、萌えゲーな感じがする本作ですがシステムやユーザインタフェースの気合の入れっぷりもかなり凄かったです。丁寧過ぎるくらい徹底されたチュートリアルに見やすい画面レイアウトや構成で、プレイしやすい配慮にはかなり好感が持てました。戦闘も同社のネプテューヌシリーズをより洗練したものとなり、テンポ良く快適な物となりかなり楽しめました。
戦闘以外のシステムもオリジナリティが高く、やりこみも充実した内容となっておりクリア後も楽しめると思います。
ストーリーの方も分かりやすい内容で、ボリュームも20時間ちょっとと人によっては少なく感じる量かもしれませんが自分にはちょうどいい量でした。無駄に長いRPGよりよっぽどマシだと思います。
BAD/REQUEST
なんといっても難易度が低すぎます。特定のお客様用としてゲーマー向けにリリースしたタイトルのはずなのにボスがものすごく弱く、拍子抜けな感じがしました。ライトユーザーを意識したのかもしれませんがそれでも弱かったです。四天王と言う大層な設定を持つボスたちがあっさり倒されて死んでいくのはちょっと味気なかったです。
後、フェアライズをするとBGMが変更されるのですが、通常戦闘なら盛り上がっていいのですがボス戦でも変わってしまうため、せっかくのボス戦BGMをほとんど聞く機会がないままバトルが終わってしまいます。ボス戦BGMも中々いい曲が多かっただけにかなり残念でした。他にもイベントBGMでかなり盛り上がるBGMがかかってたのに戦闘入ったら通常のBGMになって盛り上がりにかけるシーンも多かったのでBGMの使い方が全体的にもったいなかったの一言に尽きます。
またターゲッティングが少しわかりにくかった気もします。ターゲッティングしてる敵は赤く点滅するのですが移動範囲のサークルと被るため見難くよく攻撃する敵を間違えることが起きました。
後、ネプテューヌシリーズからそうなのですが全体的にフレームレートが低い気がします。
多分処理落ちなんでしょうけどこれのせいでせっかくの戦闘シーンがカクカクになったりするので魅力が半減してしまうのが非常に残念でした。
COMMENT
ガラパゴスRPGと銘打って初めからユーザーを限定して販売した姿勢は正解だったと思います。少なくとも「特定のお客様」の方は満足出来ると思いますw
しかしそれでも万人が気軽にプレイ出来るくらいシステムやユーザビリティが徹底されていたので一般層のユーザーにも受けられる作品だと思います。
とりあえずグラフィックは萌えRPGの頂点と言ってもいいくらい素晴らしい出来なのでパッケージ絵に釣られて買っても十分満足できると思います。
可愛いキャラが出るゲームがやりたい人や手軽なRPGを楽しみたい人には是非オススメしたい作品でした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt |
82pt
GOOD!
まず上げられるのはやっぱりキャラの可愛さだと思います。女の子キャラがとりあえず可愛いので衣装変更や小物を変えることで自分の好きなキャラを好きな格好に出来るのはいいかと思います。
ゲームの方は他の方も言ってますがロード時間が短いので快適にプレイできます。またストーリーの方はメインの方はファンタジー色が強いかとおもいきや現実的な部分が多く、面白いと思います。ここは個人的にはとても好きな部分です。
バトルの方は派手な必殺技があり、通常技の方もカッコイイものが揃っていると思います。また、ターン制のバトルなので焦らずに選択肢を選んで攻撃できるのでまったりとした雰囲気で出来るのではないでしょうか。
一方で難易度が低いと言われていますが、現在だとDLCで高難易度のダンジョンレベルの上限の引き上げをやっているので今後の配信状況によってはとても長い時間、遊べるのではないでしょうか。さらにDLCのほうではキャラクターの衣装なども配信するそうなのでキャラの見た目を気にする人も楽しめると思います。
音楽の方はキャラ変身中のBGMがストーリーの進行によって2パターンあるのですが、単純にカッコイイのと世界観にあっているのとあるのでいいと思います。変身シーンも盛り上がりますしね。
BAD/REQUEST
まず、ストーリーの方はスチルが結構少なめだと思うのでたまに状況がつかめないことがあると思います。
ダンジョンのほうはたまに使い回しが目立ちます。
DLCなしだと難易度が低いです。ある程度レベルが上がると必殺技より通常技を連打したほうが単体のボスなんかは早く終わります。
たとえ、ボスに圧勝してもストーリーではギリギリだったぜ…………みたいな雰囲気で進むのでちょっと残念。周回ごとに敵が強くなっていればよかったなと思います。
やりこみ要素が単純にダレてしまうようなものが多くある。
COMMENT
完全に個人的な意見ですがキャラクターがパートナーの妖聖と共に戦うのですが、必殺技のたびに技名を喋ったり、さらにキャラクターと一緒に喋るので仮面ライダーみたい平成仮面ライダー好きの自分にとってとても面白いです。イメージとしては龍騎の召喚機のように機械のように喋ったりとキバットのように軽快に喋ったりします。
ゲーム自体はコツコツとプレイできる人にはオススメなのではないでしょか。
ハマれる人はとことんハマり、無理な人は無理!と言った感じだと思います。自分はまだまだ遊べそうなので楽しいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 4pt | 5pt | 1pt |
72pt
GOOD!
◆キャラクター
本作一番(唯一、ではないよ?)の見所にして、購買者の殆どがこれを目当てに買っているといっても過言ではないであろう最大のセールスポイント。ぶっちゃけRPGとしては駄s…努力点だらけなアイディアファクトリー及びコンパイルハートの作品の売り上げを一手に支えるつなこ氏の手腕が大炸裂した反則的な可愛さを有するキャライラストは、間違いなく他者他作品には無い強み。それに負けじとキャラに相応しい声優を充てたことで十二分以上にキャラクターが活き活きとしています(声優は全く詳しくはありませんけど)。
しかもこやつら、よく見ると会話シーン中に微妙に動いている!しゃべっている最中の口元だけではなく呼吸に合わせた小さな肩の動きや髪の毛の揺らぎまで、ささやかですが動いています。表情だってころころ変わるしとってもアクティヴです。『如何にしてキャラクターを前面に押し出すか』というその意気込みには思わず涙で大拍手。
更に個人的に好きなキャラクターに対する感想を以下につらつらと。あくまでも"個人的"な意見です。
<主人公くん>
最近のゲームはどれもCVが優れているようで、正しく彼も例外ではありません。メインヒロイン二人に次いで一番がんばっている感じがグッドでした。
<メインヒロイン二人>
さすがはパッケージを飾る看板娘だけあってイラストの書き込み、ボイスの量、イベントシーンも全キャラ中随一で言うこと無し。唯一と言える欠点はあまりに目立ちすぎて他のキャラが霞んで見えることくらいですが、そこは主役の特権か。
<ガルドくん>
個人的に満点をあげたいのは彼の存在。個性の違うメインヒロイン二人の狭間でうろうろゆらゆらする主人公君のせいでただのギャルゲー一歩手前に見える物語において、彼が合間合間でワンクッション入れるよりいい具合に『ギャルゲー寄りRPG』として踏みとどまっています。いわゆるエロゲーの主人公の悪友Aなポジション。バハスと並んで良いサブキャラです。
<エフォールちゃん>
月末で寂しいサイフの紐を緩ませた張本人。告白しますとこの子が見たいがために買ったようなものです。どんなキャラクターなのかは買ってプレイしてみてください。この子のおかげで自分は大変満足してます。コンパイルハートさん、次回もよろしくお願いします。
他、キャラクターについて気になった部分がありますがそこはBAD/REQUESTにて。
◆ストーリー
ガラパゴスを謳っているだけあるせいか王道中の王道。下手をすればただのチンピラ紛いな存在でしかなかった主人公が二転三転する周囲の環境に四苦八苦しながらもそれを乗り越えて段々と成長していく過程、初めはどこかちぐはぐだった仲間達の関係が物語の進行によって少しずつ親密に綿密になっていく様子がちゃんと描かれラストに一致団結円満解決、めでたしちゃんちゃん。
…と胸を張っては言えないものの、それを成そうと努力したのは大きく評価したいところ。ここは資金と人材と時間の不足による練り込みや作りこみの甘さが非常に悔やまれる。
◆音楽
某大作ファンタジーRPGで名を挙げた名氏がほんのわずかに参加しておられます。それを目当てにしている人はあまりいないでしょうけど、聴けばすぐに彼とわかる作曲はさすがです。それが無くとも十分に及第点に達している品質だと思いますが、特筆すべきところではないかな。
<賛否ある戦闘曲の変化について>
プレイすればわかると思いますがBGMが結構頻繁に変わります。バトルの売りの一つである変身システム時のBGMは人によっては雰囲気が崩れると敬遠する人もいますが、自分は大いに賛成です。なんか、こう、アツくなれるじゃないですか!
例えばストーリー上の難敵(とされてるボス)に苦戦しながら
「クソッ、ここまでか…!」
「…いえ、まだよ!まだ諦めちゃダメ!」
「よし、行くぜ!うおおおぉぉぉぉー!!!」
っていう展開でフェアライズした後ロック調のBGM→超必殺技専用のBGM→撃破!!
ありがち、王道、コテコテ好きな人にはたまらない激アツモノですよ!!
◆スキップ
快適さ満点の理由その1というか、9割はコレ。イベントシーン、戦闘中のあらゆるエフェクト(敵/味方の攻撃行動、変身シーン等)、その他細かな場面でこの機能が大いに活かされます。ゲームシステムの影の主役かも?
BAD/REQUEST
ここに書いてあるものはBADというよりも殆どRequestです。買ってプレイして満足した者としては敢えてBADについてペンを入れるのも忍びないですし、結果や評価はどうあれど他者の努力した形跡は甘めに見る性格ですので。
◆背景その他、キャラクター以外のグラフィック
これはもっとがんばってほしかった。会話シーンの背景がマップにあわせた1枚だけで、イベントの際の光景はそのたった1枚の背景をバックにキャラクターの立ち絵と会話"のみ"で描かれるため、その場の雰囲気や情景は想像で補完するしかありません(多少の効果音やそれっぽいエフェクトはあるけれど)。
他、特に致命的なダンジョンのテクスチャはPS2でも出来そうな品質…。キャラクター造型に手間と時間をかけ過ぎたしわ寄せが来てしまったのだろうかと考えれば致し方なし、か?
◆戦闘バランス
せっかくたくさんある属性も攻防共に殆ど意味を成さず…。某レベルを挙げて物理で云々とまではいきませんが、回復以外の魔法は使わなくたって十分クリアできるのが勿体無い。あまり頭を使わない手軽なプレイスタイルとしては申し分ないかも知れませんけど…あくまでゲームは"戦う事"がメインなんだからもうちょっと作りこんでほしかった。
◆ピピンとアポローネス
プレイヤーキャラとして使える二人について、めちゃくちゃ個人的な意見ですが…。
序盤からちょくちょく姿を見せてストーリーにも大きく関わりその進行上重要な役割を果たすアポローネス。加入条件が少々特殊なためか隠しキャラ扱いで一週目ではまず仲間に出来ない方がほとんどだと思いますが、これは非常にもったいない気がします。仮に仲間に出来ると知らないまま1週目で満足してしまった方は…。しかもあのイベントの後に仲間にならないとなると余計に後味が悪い。プレイヤーに2週目を遊ばせる意図があったにせよ、出来れば1週目で強制加入させてほしかった。
対して見た目や言動、存在感がどう考えても隠しキャラなピピンはサブイベントくさい強制メインイベに突如として現れその流れのまま加入。正体も仲間になる理由も伏線も一切描かれず。
…こいつら、仲間にする手順逆の方がよかったんじゃ?
COMMENT
ここまで書いてきましたが、実は相当にめっちゃくちゃに激烈に甘い評価をしています。ハッキリ言えばこんなゲームに限りある自身の資金と時間をつぎ込んだのは少々痛手だったのではないかと、冷静に考えれば思えてきます。これより安くて面白いゲームなんていくらでもあると思います。
ですが
FF、サガ、聖剣…在りし日のスクウェアRPG信者の自分としては、このガラパゴスRPGプロジェクトがいずれ大成する事を願った故の新品ソフトに6000円とDLCに1000円も投資。今後の楽しみを思えば全く苦ではありません。他の方も書かれていますが、携帯ゲーム機群雄割拠のこの時代、しかもわざわざ"ガラパゴスRPGシリーズ"とドデカく銘打ってPS3でリリースしたのはもっと評価されてしかるべき。
続編や他シリーズが出るならば少々の高値でも喜んで買いましょう。今後も大いに期待します。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-05-16
良かった点は、ネプシリーズの戦闘システムが酷かったのであまり期待してなかったのですが、今作は大進化していました。とにかく、ストレスなく快適にゲームを進められます。コンボや必殺技の演出も派手で、敵をたおした!という爽快感が十分に味わえます。
良くない点は、ゲームが進むにつれ、敵(ボス)が弱体化してること。相対的には強くなっているのでしょうが、こちら側のほうがその上を行ってしまい、いわゆる「俺つえー!」になってしまい、やり込めないです。せっかくの派手な必殺技も、強力なコンボの前では魅力なしです。
また、井上敏樹さん起用ということでシナリオにも期待したのですが、井上さんをどこで使ってるのでしょうか?井上さんのメンツを潰してるのでは?と思うほどの内容。
ソーシャルゲームのように、薄っぺらい内容でもゲームがサクサク進むのなら問題ない、という向きには良いと思いますが、コンシューマー機でRPGと名乗ってる以上、それなりにやり込み要素を期待をするじゃないですか。
残念ながら今作はイマイチでした。ただし、戦闘システムは良かったので、シナリオを練り込んだ続編があれば買ってもいいと思います。
GOOD!
■キャラクター
まず特筆すべき点を。
このゲームを購入するきっかけになると思える、つなこさんの手がけるとても可愛いキャラデザイン。
昨今の正統派3Dグラフィックスと比べても、とても良いと思います。
ただし、人を選ぶと言えば人を選びますので、店頭購入が恥ずかしい方はDL版で買いましょう。笑
また、エンディングまで遊べば、明確な捨てキャラは居なかった事に気付きます。
確かにピピン等、登場が謎過ぎるキャラクターは存在していますが、旅を終えたメンバーがその後どうするかという部分が簡潔にですが描かれていますし、続編を作ろうと思えば作れるような結末となっています。
■ストーリー
単純なのですが、最初はのらりくらりとしてた主人公くんが、どんどん成長して最終的にはイケメンくんになるという感じ。
世界に組織がいくつもあって、勢力図がどーたらで戦争がどーたらで…等という複雑な設定など皆無ですが、逆にそれが清々しい。
特に後半のストーリーはシンプル故に引き込まれました。
■BGM
熱い!の一言。
勝ちパターンのBGMもありつつ、バトル中のBGM変更も盛り込まれ飽きさせません。
ただ、これはBADの点にもなってしまいますので、後述にて。
BAD/REQUEST
■BGM
GOODでも書いたのですが、色々とあって熱いは熱いです。
ただ、そのせいでせっかくのボスの音楽やラスボスの音楽まで変わってしまうのはいかがなものかと…。
過剰な演出は好みの分かれる部分かもしれません。
■グラフィックス
もう少し頑張れなかったのかと…
ここの改善が見られれば、それだけで数段上のゲームになると思います。
バトルは特に気にならなかったのですが、問題はダンジョン。
使い回しが多い上、カクカクします。
■難易度
はっきり言って、ヌルゲーです。
適当にレベル上げて叩いてるだけで勝ててしまう。
ラスボスも例外ではありません。
その後のやりこみの為に難易度低めになっているのかもしれませんが、それでもちょっと…
という感じです。
周回プレー前提なのかもしれませんが、もう少し何とかならなかったのか?と思います。
また、どう考えても楽勝なボス戦でいちいち戦闘を中断させて「こいつ、強いぞ…!うわあああああ!!」みたいな演出を挟むのもどうかな、と…。
だったら、イベント戦にして負け確定パターンにしてくれた方が説得力があります。
このパターンが続くので、正直「またか…」と思ってしまいます。
COMMENT
とにかく、単純にRPGを楽しみたい方向けなのかな?と。
色々と書きましたが、そんな私もこのゲームを楽しめた一人です。
これから2週目、やり込みとまだプレーを続けようと思います。
昨今のリアル指向から少し離れて、可愛い絵や適度な難易度で楽しみたい方にはうってつけのタイトルかと思います。