オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 1pt | 4pt | 1pt |
63pt
GOOD!
シリーズはロロナのアトリエ以降、PS3版のみクリア済み
・調合
アトリエの醍醐味であり、シリーズを通して最も中毒になる要素。基本的にはエスカロジーと変わらず、錬金Lvが上がるにつれて良いアイテムを調合できるようになるので後半になるにつれて面白くなっていく。
・戦闘
システムは過去作「マナケミア」を元にしていると思われます。エスカロジーと同じく6人戦闘で、交代を多用し、臨機応変に前後衛を入れ替えるシステムは、他のRPGよりもより多くのキャラクターを戦闘に使用できるという点で評価したいです。
また、調合ゲームだけにアイテムや装備による戦闘力の底上げが非常に重要となるのもアトリエらしいポイント。敵が強くて行き詰ったら、レベルを上げるのではなく調合を行う事で活路を見出せる…どころか、アイテム一つで強敵が雑魚と化すようなバランス調整はこのゲームならでは。
今回は戦闘難易度が設定可能となったことにより、難易度に関して、幅広い層に対応できていると思います。
・BGM
その場その場の雰囲気にあった曲ばかりで非常に高評価。黄昏シリーズはその世界観故にやや暗い曲が多いですが、それもシリーズのテーマに沿っているからこそ。キャラクター達の掛け合いに合ったコミカルな曲や、緊張感漂う激しい戦闘曲、枯れ果てていく大地を表現するシリアスな曲など、どれもすばらしいものばかりです。
・グラフィック
イラストレーターの直筆イラストそっくりな3Dモデルや、遠景も含め細部まで作りこまれたアニメ風の世界は文句なしのグラフィックです。3Dキャラクターは作品を重ねるごとに進化しており、どの角度から見てもまるで違和感を感じさせませんし、そのキャラクターを動かして黄昏の大地を歩くのはとても楽しいです。
BAD/REQUEST
・グラフィックは文句なし。しかしキャラクターの動作には文句しか出てこない
予想ですがモデルを作るチームと動かすチームは別なのでしょう。立ち絵によるイベント構成を廃止し、3Dモデルのみによってイベントを表現する手法に変えた黄昏シリーズ。その一作目のアーシャからずっと抱いている不満点ですが、キャラクターの動きの幅が非常に狭いです。
というのもイベントはほぼすべて、喜ぶ・考える・悲しむといった数パターンの汎用モーションの連続によって構成されており、一例なのですが「溺れている」「飛び込んで助ける」というような、今のご時世どの3Dゲームにも少なからずある「一つのイベントのみに使われる専用モーション」は皆無です。この構成だと立ち絵によるイベント構成とほとんど変わりません。というか変わらない。
モーションのパターンを数えていったら1キャラクターあたりのパターンはほんとに少ないでしょう。戦闘面の動きがいいだけに勿体ない。
一番驚いたのがキャラクターを地面から少し浮かせて水平に配置し、「歩く」モーションを行わせつつ頭の向いている方向へ動かすことで「泳ぐ」動作に見せた部分です。そうまでしてモーションを作りたくないのでしょうか。
・ストーリ-はとても中途半端。これで黄昏シリーズが終わりといわれても納得できない
最も不満な部分です。シリーズの核となるテーマ「黄昏」について、あまりにもノータッチすぎます。
二人の主人公の目的は、村を・街を水涸れから救う事です。その問題は世界全体が「黄昏」に呑まれている事と少なからず関係があり、黄昏の解明が村や街の救済につながると信じ、行動していきます。
のはずが、肝心の黄昏については放りっぱなし。解明などせず終了。アーシャの時点から謎のままだった部分も触れられますが、それらも含め、シリーズ経験プレイヤーが知りたかった部分は軽く触れた後にさっさと流され、ゲーム終了を迎えることになります。
終了したときには怒りが沸いてきました。結局、シリーズ・ストーリーを通して何を伝えたかったのでしょう。黄昏という重く、儚くもありながら美しい世界を舞台にした理由とは一体何だったのでしょうか。あまりにも不完全燃焼過ぎて次回作があるのではと現実逃避するくらいです。残念でしょうがない
・戦闘
戦闘での攻撃力があがり、行動の幅が広がる「バースト」というシステム。コレ自体には不満はありません。バーストの多用が前提の難易度であることも面白い部分の一つです。しかし、終盤のボスクラスの敵は、このバースト値を下げてくる者が多く一度押されているような状況をつくってしまうと、その戦闘ではバーストを発動するのが非常に難しくなります。こうなるとバーストなしの攻撃力でちまちまと敵のHPを削っていく事でしか勝ちを取れず、かなりテンポが悪い。製作社自ら戦闘システムのウリにしているポイントをつぶしてしまっています。
COMMENT
「黄昏シリーズ」ファンの多くをがっかりさせた事でしょう。それほどストーリーの作りはお粗末です。
それ以外の点を見れば、日数制廃止を含め、前作から改善されている部分もちらほらあり、ユーザーの意見をしっかり聞くというガストの意気込みはしっかり活かされているように思えます。
シリーズ未経験者は、前作プレイを前提としたすこし分からないイベントがありますが、システム面では正当な進化を遂げている作品ですので、十分楽しめる事でしょう。
今作の不満点の多くは間違いなくシリーズ経験者が抱くものです。メルルのアトリエであったとある出来事を思い出して、DLC等で補完されないかなぁと期待しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
66pt
GOOD!
アトリエシリーズは、PSP版のマナケミアをやって途中で断念した程度です。
・日数制限なし
日数制限がないということで、日数を気にせずに調合や戦闘を
自分のペースでできるので、とてもよかったです。
・難易度
難易度を選べるのがよかったですね。難易度による戦闘バランスも
ちょうどよかったですね。
・調合
自分が最もハマったのがこれ。アトリエシリーズでは調合はおなじみだが、
いろんな材料を組み合わせて調合するのがとても楽しくて、
ついつい時間を忘れてしまいます。効果とか潜力(?)は
どんなのがあるかワクワクしまくります。そのため、調合にハマってしまいます。
BAD/REQUEST
・やる気ゲージ
これは必要あるのだろうか?採取や調合などをするとやる気ゲージが
減っていくっていうのが気に入らなかった。
・スキップできない
イベントやムービーなどをスキップさせてほしかった。なぜ、スキップ機能を
つけないんだと思いましたね。イベントは○ボタン連打ばかりなのが面倒くさいです。
・「次の章へ進みますか?」と出ること。
何回かイベントなどをこなすとアトリエに戻るたび、「次の章へ進みますか?」が出て、
いちいち選択するのが面倒くさかったです。
COMMENT
まだクリアはしていませんが、面白いです。自分は今シャリステラルートを
やっていますが、クリアしたらシャルロッテルートもやってみたいと思います。
他のアトリエシリーズも気が向いたらやってみたいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
67pt
GOOD!
アトリエシリーズは最後にEDまでやったのはロロナからになります。
サウンド
良いです。
最近の実写系のRPGでは使えないJRPGの良さを感じられる耳に残るサウンドが多いです。
ボーカル曲が何曲も入ってるいるのでこれだけでも値段ぶんの価値は十分にあります。
システム
さすがにもう何作も出しているシリーズものなので洗練されていて、最初に選べる難易度によって敵が強くなり戦闘も長引く傾向にあるのですがそれでもストレスはほぼ感じられませんでした。
調合もしばらくアトリエシリーズをやってなかった僕も少しずつやれることが増えていく感じなので問題ありませんでした。
BAD/REQUEST
一部処理落ちするMAPがありあからさまに動きがスローになります。
イベントフラグの管理が甘いのかキャライベントで話が繋がらないことがあります。
過去作のキャラが何人か出てくるのですが説明を省略されていて、初見だと最後までやってもどういうキャラなのかいまいち分からなかったりします。
これはBADというか、2014年7月時点で特定条件化で必ず発生するゲーム終了時に異常終了してしまうバグあります。
最悪本体にダメージを与えるかもしれないので注意が必要です。
COMMENT
高水準でまとまっている良いゲームだと思います。(バグがなければ)
これが直るかどうかにより評価が変わってくると思いますが、データを壊しかねないちょっとひどい感じなので直らないならゲームとしてはあまりオススメはできません。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-08-16
戦闘や調合に関してはマナケミアやアルトネリコをプレイ済みなので、違和感なく楽しめました。久しぶりのRPGでしたが改めてシナリオって重要なんだなと感じました。
GOOD!
・戦闘では、どのタイミングでどの行動をとればよいのか、という一種の駆け引きが他のアトリエシリーズと比べても楽しいものとなっています。
・過去のアトリエシリーズで使われたBGMパックを比較的安価で購入することが出来るので、好きにBGMを組み合わせられます!この作品に限ったことではないですが…
BAD/REQUEST
・これまでのアトリエシリーズでは当然のようにあった日数制限が無くなったことで、ヌルゲー化した感があります。難易度を選択することは出来るものの、あくまでそれは戦闘の難易度なのでそれだけでは歯ごたえがないように思われるかもしれません。
・個人的な感想ですが、ヒロインのやかましいほうにキャラとしての魅力がないように感じられました、すいません…
COMMENT
黄昏シリーズの3作目ということでしたが、クリアしてみて率直に、あまり完結!という感がしませんでした。まだまだやり込めていないということでしょうか…
他のアトリエ作品と比べると、特に際立った点を持つ作品ではなかったように感じられました。