オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt |
62pt
GOOD!
<快適さ>
前作以上に快適にプレイできました。
クエスト達成後に町に即座に戻れるようになったり、フィールドでショートカットできたり。
わざわざ広い平原を行き来する必要もありませんでした。
ロードも早く、特にストレスは感じませんでした。
<戦闘>
戦闘自体は、一昔前のターン制。
ですが、敵の攻撃中にSクラフト(必殺技)で順番を割り込ませたり、オーバーライズ(仲間と協力しての連続攻撃)もできるようになったりと、戦略の幅は広くなっています。
<音楽>
やはりファルコムと言えば音楽。今作も名曲が多く、ノリのいい曲からしんみりするものまでバリエーション豊富です。
個人的には、騎神戦のBGMが好きでした。
<個性豊かなキャラクター>
前作同様、今作も「トールズ士官学院Ⅶ組」の面々が中心となっています。
立場は違えど絆は強く、戦乱の帝国で”学生として”できることは何か?を皆で考え、前を見てひたすらに突き進んでいます。
また、彼等をフォロー、バックアップするキャラも魅力的です。
プレイアブルキャラも大幅に増え、メンバー選定に迷います。
BAD/REQUEST
<ボス敵のインフレ化>
学生を主役においているせいか、大人の世界に子供が首を突っ込んでいるようにしか見えません。
彼等にできるのは子供のお使いレベルの程度のものばかり。
対峙するボス格の敵キャラがどれも強すぎるため、展開がパターン化しています。
①Ⅶ組でなんとかするぞ!→なんとかできない→来い!ヴァリマール!→何とかなった
②Ⅶ組で撃破するぞ!→はあはあ、何とかなったか→敵「なかなかやるな、ではそろそろ本気で」→助太刀参上!→何とかなった
まさにこの2パターン。
これをほとんどのボスイベントで繰り返し行うため、敵ボスからすればⅦ組などハナから相手にしていないようにしか見えません。
<最終盤の意味>
メインストーリーが終わった後に「外伝」と「後日譚」があるのですが、外伝はともかく後日譚の意味がもはやわからない。
「Ⅶ組としての総仕上げ」はわかりますが、とってつけたようなイベントをぶち込んで「やりきった感」を出すのもどうなのかなと。
ボスキャラ自らが「これに意味はない」と言いだしてますし。
<せっかく仲間が多いのだから>
難しいかもしれませんが、学生仲間に主眼を置いてある以上、群像劇っぽくしてほしかったですね。
例えば、Ⅶ組面々と協力者を三班に分け、三方同時展開とか・・・
一応それらしいことは数回あったのですが、もうちょっと広げて欲しかったなあと。
主人公は「リィン」という男子学生なのですが、前作では、彼は「中心」ではなく「重心」と評されていました。要は、「リーダー」ではなく「バランサー」であると。
ですが、今作では立派な「中心」に・・・
女子生徒は皆「リィン♪」や「リィン君たち」なんて。主人公だから仕方ないとは思いますが、優遇され過ぎかなと。
<謎>
伏線ばかり広げて回収する気が今作にも見受けられませんでした。
続編ありきなのかな?と。
騎神の謎、鬼の力、幻焔計画、オルフェウス最終計画、結社などなど・・・次作ありきなのはわかりますが、回収する気がそもそもあるのだろうか・・・?
COMMENT
前作クリア済
おもしろいと思った部分が多い反面、こうだったらもっとおもしろかったのかも?と思えるようなこともありました。
前作以上に主人公補正がかかりすぎて、もはや中心人物たるまでに成長した主人公リィン。
閃の軌跡Ⅲが出るなら、主人公続投だと思います。
今作の”最後”は、次作のプレイアブルキャラを一新するための「布石」なのかな、とも思えるほど。
仲間との友情、絆を焦点に当てながら、戦乱の帝国内で「学生としてできること」を求めているなら、もうちょっと他のキャラにスポットライトをあてて欲しかったですね。
前作よりはマシとはいえ、やはり置いてけぼりキャラが何人かいたり、他の仲間同志のイベントや掛け合いが少ないのは残念でした。
皆が「リィン!リィン!」となっており、もはや教祖レベル。さすがに食傷気味。
リィンがいないと何もまとまらない、何もできない感がより鮮明に見えてしまったおかげで、「Ⅶ組の絆」ではなく「リィンと〇〇の絆」でしかないように思えてしまいました。
他のレビュアーさんが「ギャルゲー」と揶揄されておりますが、まさにその通りです。
とはいうものの、前作含め面白かったですよ。
戦闘やシステムは親切になり、前作よりも効率的にプレイできます。
自分の場合はのんびりやったこともあり、クリアまで80時間程度。
今は補完作業のために2周目をプレイ中です。
早い人はもっと早くクリアできると思いますし、前作含めてプレイされてみてはいかがでしょうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
63pt
GOOD!
前作以上に快適で戦闘もストーリーもサクサク進むため、迷うこと無くクリアできました。
戦闘に関して言えば、戦闘に時間をかけるのが苦手で一撃必殺と速攻が好きな自分は最後まで楽しめました。何回かゲームオーバーしましたが…
使用できるキャラも多く、特にシャロンがお気に入りだったのでよく使ってました。
音楽も前作同様に良かったし、グラフィックも特に気になるような所は無かったように感じました。軌跡シリーズの中ででは全体的に1番出来がイイと思います。
BAD/REQUEST
またそのパターンかい…と言いたくなるような演出。
「来い!ヴァリマール」と 絶妙なタイミングで助っ人に来る猛者達。
最初から最後までそんな感じなので他のレビューに書いてある通り、周りの大人達が強すぎる故に主人公達が雑魚に見えます。
続編前提で作っているのかは分かりませんが前作以上に伏線を多く残して終わっていたり、ワンパターン化している演出等ストーリーに関しては不満が残りました。
絆イベントも要らないと思います。正直鬱陶しいだけでした。前作も今作も3周しましたが、絆イベント無しでストーリーを進めた場合、恋愛部分はアリサ一強、絆イベント有りでも恋愛的な部分はアリサが1番多い為個別ルートがあっても他の女性キャラが当て馬程度にしか感じませんでした。まあメインヒロインなので当然なんでしょうが。 あと何処ぞの義妹が色々気持ち悪い…
戦闘システムには不満がありませんが使うキャラが偏る事が多く、1周目でロクに使わなかったキャラを2周目、3周目で強化しまくって使っても自分のプレイスタイルの所為なのか、クラフト・Sクラフトが微妙な所為なのか首を捻りたくなるような性能のキャラが多いように感じました。後日談含めて基本リィン・アリサ・ミリアム・シャロンorサラで進めてました。マキアスは1番使ってないでしょうね…恐らく…
後はヴァリマールでの戦闘は蛇足ですね。テンポ悪いしパートナーはサラ以外使う気になれないですし…
COMMENT
なんだかんだで3周したので面白いほうだと思います。
ですが次回作に対する不安も多くあります。発売されるかどうかは勿論ですがメインキャラにリストラ組が出るかもしれませんね。マキアスとかマキアスとか…うーんマキアスとか
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
67pt
GOOD!
・ロード時間が改善した
・簡易マップ移動可能
・難易度選択可能
・戦闘演出省略可能
・周回時に各種引継ぎ可能
BAD/REQUEST
・イベントスキップ機能がない
・勝利不可能なイベント戦闘が多い
・グラフィックの出来
・ドラマCDは不要、もしくは本編に組み込むべき。
COMMENT
所々で多少のロードが発生するものの、前作における最大の問題点であったロード時間が改善され、広大なマップでの簡易マップ移動機能追加や、フィールド上でパーティ編成が可能になったことで、かなり快適なプレイが可能になった。
難易度選択が可能なことや、戦闘システムに新要素が追加されたり、戦闘演出省略が可能であることもあって、テンポの良いバトルを楽しめる点も評価できる。
また、前作では周回時の引継ぎ機能は存在したものの、追加ダンジョンやボスなどの二週目以降限定の要素がなかったが、今作では多少の追加要素があったのも良かった。
ただし、周回前提のゲームであるならば既読イベントのスキップ機能を追加したり、戦闘演出省略はボタン操作ではなく、オプションで自動設定できるようにしたほうが良いのではないか。
また、ストーリー上の敗北確定イベントであっても戦闘自体は勝利できるようにして、完璧な戦闘記録を狙えるようなやり込み要素があってもよかったと思う。
3Dキャラや背景などのグラフィックは前作同様、あまり出来の良いものとは言えない。
ただ、それよりも気になったのは、やたらに頭を撫でたり、抱擁したりといった恋愛ゲームのような雰囲気であり、もう少し硬派な作風にしても良かったのではないかと思う。
前作プレイ済み。
1週目(ハード)は70時間程度、2週目(ナイトメア)は30時間程度でクリア。
100時間程度でプラチナ取得。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-09-08
マップは使い回しが多く、キャラのぎこちないモーションや表情はそのまま、チープな演出も変わらずと良いところがありません。
ストーリーに至っては謎が残りすぎてもやもやがMAXです。
謎を残しておくのはこのシリーズの特徴のひとつだと思いますが今回は多すぎませんか?
ちょっとひどいレベルだと思います。
GOOD!
【サウンド】(5p)
シリーズらしいクオリティで良かったです。
一回目のED曲は、軌跡らしいEDで聞き入りました。
オペラ入りのダンジョンBGMも神秘的な雰囲気で気に入りました。
【快適さ】(3p)
乗り物が多く、繰り返しのクエストでの移動の苦痛は減りました。
アプデでPTメンバ変更も楽になったので、宝箱回収はやりやすいです。
ロードは前作よりは短くなったとはいえ、PS3ゲームとしては長い方です。
イベントスキップボタンが欲しいです。
早送りボタンを押し続けていると、指が痛いです。
戦闘時の演出スキップも、オプション設定で自動スキップ機能が欲しいです。
【グラフィックス】(2p)
他のPS3ゲームと比べるとショボイです。
過去作品の2Dキャラは好きだったので、残念です。
アップになると女性キャラの胸がやたら動いていて、気持ち悪かったです。
無料DLCで衣装やら入手できるので、周回プレイで少し気分が変わるのは良かったです。
【熱中度】(4p)
戦闘システムは、爽快感が高くなっているように思います。
使用可能キャラクターが多く、好みの戦術にカスタマイズしやすいです。
オーバーライズ、ロストアーツ、バースト、カウンター、覚醒、騎神、クラフト....と
一発逆転が出来る選択肢が多いので、戦闘スタイルの自由度が高いのが良かったです。
やりこみ要素も豊富です。書物集めがさらに増えて面倒でしたが・・・。
ほぼネタバレ前提の隠し要素は少なくして欲しいです。
あとは、負け必須イベントでも、HPは0に出来るようにして欲しいです。
周回プレイの楽しみが減ります。
BAD/REQUEST
【オリジナリティー】(3p)
今作は期待していた帝国内戦編だけに失望が大きかったです。
ストーリーに起承転結を感じられませんでした。
一言でいうなら、「ロボットアニメを真似て失敗したゲーム」。
王道ながらも丁寧な作りこみにプロ魂を感じたファルコムの作品とは思えません。
ゼムリア大陸全体の世界観は評価しています。
【満足感】(2p)
ストーリーにははまれなかったので、満足出来ませんでした。
メインクエやサブクエをこなしつつ、
イベントをやり過ごすJRPGとしてはそんなに悪くはない作品だと思います。
【ストーリー】
ストーリーの内容が薄いです。
空&零等での、よくまとまった王道RPGの魅力がほとんどありませんでした。
感動することもなく、終始冷めたまま作業のようにゲームを進めていました。
前作の閃1では、どうせ続き物だから伏線放置でも目を瞑ろうと我慢しましたが
二作品続けて、構成にまとまりが無いのは、納得がいきません。
何か一つでも、分かりやすい形での起承転結が欲しいです。
特に不満な点は下記でしょうか。
○騎神(ロボット)戦
不要です。ロボットもののゲームはスパロボとか他にも沢山ありますし
軌跡ユーザーが求めるものは王道RPGとしての剣と魔法の生身バトルだと思います。
主人公だけ明らかに高スペックな大量破壊兵器に乗り込んで、
俺TUEEEEって戦場無双されても、なんか違うと、感じてしまいました。
弱いものイジメをしているようで気分が悪いです。
○ギャルゲー要素
気持ち悪いです。いちいち抱きつかなくていい。温泉イベントも不要。
内戦中という世界観に合っていない。
リィンが20人程の人間にモテモテで非現実感が強くなります。
絆イベントも不要派ですが、売るために必要なら、せめて2,3キャラに絞って欲しかったです。
ティータとアガットとか、オリビエとシェラの様な主人公以外のキャラクターの交流をみたい。
そうじゃないと、世界観全体が薄く感じる。
○演出
3Dの6頭身キャラでの、非現実なオーバーアクションに感情移入がしにくいです。
グラフィックの頭身が高めになり、
表現出来ること出来ないことを確認していないように感じました。
開発途中にちょっとしたテキスト修正を加えるだけで、
もう少しはマシなイベントに出来たのではと思うともったいないです。
○学生という立場
ボンボン学生が性能の良いオモチャを手にいれたので(騎神や赤い翼)
お遊び感覚で内戦に干渉しているように感じます。
正規軍や領邦軍だと都合が悪かったから、どっちでもない立場で、
という理由なのかもしれませんが
ひと工夫あればもっと物語に入り込めたのではと思うと残念でした。
○五分五分の地域を争う、ドロドロの内戦(笑)
戦争中なのに、ほのぼのとしすぎです。
登場人物の半分が死者となってもおかしくないような状況で、主人公たちは修学旅行的なノリ。
ハーメル・楽園・塩の杭...といった悲劇と同一世界での出来事なんですから
ケルディック程度だと、トラウマにもならないように感じました。
ユーザーの感情を揺さぶることによって人間ドラマを魅せてきた過去作と
製作陣が同じとは思えませんでした。
COMMENT
過去作品のように感動することもなく、考えされられることもなく、
感情移入も出来ずに淡々と2週クリアしてしまいました。
3rd,碧,閃1とほぼ同じ帝国内戦ネタで膨らませてきた設定を活かしきれていません。
もっと盛り上げる方法があったと思います。
消化できてない舞台や設定から想定すると、スタッフ的には内戦なんて
今後の作品への布石でしかなかったのでしょう。
熱意とこだわりを持って、丁寧に作り上げられた作品でなかったことが残念でした。
結社とか至宝とか鬼の力とか、謎を残しておけば買ってもらえる、と
甘く見ているのではないでしょうか。
前作はほぼプレイ必須です。
ストーリー目的での購入はオススメ致しません。
もし前作の閃1で、絆イベントを気に入ったのであれば、今作は楽しめると思います。
また、和製のターン式RPGが好きであれば、戦闘は気に入るのではないでしょうか。
私はイースのようにアクションRPGの方が、ゲームシステムとしては好きな人間で、
軌跡シリーズには物語の完成度を期待していたので、不満が残ってしまいました。